【秋田県横手市】 出端屋(秋田ふるさと村店) 「横手やきそば」

【秋田県横手市】 出端屋(秋田ふるさと村店) 横手やきそば  【秋田県横手市】 出端屋(秋田ふるさと村店) 店構え

「庄内夕日の丘オートキャンプ場」を朝7時に出発し、国道7号線で北上開始。まずは右手前方にポッカリ浮かぶ鳥海山を目指します。しっかしまぁ、今日の強烈な日差しは本物の夏到来ですなぁ。

砂防林の脇に位置するガラガラな国道を気分良くかっ飛んで、鳥海山ブルーラインを気分良く駆け抜けます。本当は鳥海山ブルーラインから望む日本海側の風景を、写真の1枚と一緒に別記事で紹介したかったんだが…ヤフオクで手に入れたばかりの「NFD17mm F4.0」を無理矢理使ってみた所、ファインダー越しに感じた通り「もや」だらけで自己満足すら出来ない写真しか撮れなかったのでありますです。

そんな訳で「ツーリング日記」を目指しているブログとはとても思えない、さらっとした流れで鳥海山をあとにしまして(爆)由利本荘市からは国道107号で東へ向かいます。目指すは「横手焼きそば」で有名な横手市なんですが、正直言うと昨日の夜テントの中で地図を眺めていた時は「3連休で立ち寄るにはちょっと遠いかなぁ…」と思ったりしてたんですが、最近無料化されたらしい「高速道路」が予想以上にハイペースだった為、時間的不安はここに来て無くなりました。

あれっ?高速道路なんて俺走ってねぇけど…(爆)

程良いカーブが続く国道107号を走り抜け、横手市が迫ってきました。はて、B級グルメの老舗的な雰囲気を感じる横手ってのはどんな街なんでしょうか。毎度の事ながら行き当たりばったり的にやって来た事もあり、まずは情報収集を兼ねて横手駅を目指すんですが…頭の中での方向感覚と実体がずれていたのか、結果的に横手駅に辿り着くまでに横手の街を一周してしまいました。そして感じた正直な印象は…これは確かに今もなお「街おこし」が必要なんだろうなぁという事かな。かつては賑わっていた「シャッター商店街」が有る訳でもなく、これと言ってランドマーク的な何かが有る訳でもなく。何となく、このままだと何かに埋没していきそうな漠然とした不安を感じる街並みでした。

ま、通りがかりの「旅人モドキ」が感じただけの話でして、実際に地元で生活してみると全く違うのかもしれませんので念の為。何かに埋没していきそうな漠然とした不安という意味では、日立市中心部も何となく不安を感じたりもしますから…

そんなこんなで時間的にちと早い事も有ってか、街中には「横手やきそば」ののぼりがあんまり見あたらなかったので、国道を走ってる時に看板が気になった「秋田ふるさと村」なる場所に向かいま~す。…来た道を少々戻って「秋田ふるさと村」へ到着です。正直言って、寂れたお土産売り場?を予想してたんですが…

目の前に広がるは…「巨大アミューズメントパーク」がっ!(驚)

うわっ!良い意味で完全に予想を裏切られてますっ!数あるエリアの中から、横手焼きそばがありそうな気がする「物産館」へ入りますと、当然の事ながら秋田名物を売っている物産店が広がります。「スナックコーナー」の矢印に導かれ、たどり着いた先に「出端屋」というお店を発見。「第一回横手焼きそばグランプリ受賞」らしいこちらで、待望の「横手焼きそば」を頂きますっ!

幸いお昼時とはちょっとずれた時間だったこともあってかフードコートのテーブルには余裕があり、注文の一皿も3分ほどで出来上がりました。自分の席へセルフで持ってきて、ついに御対面で~すっ(喜)混ぜる事を最初から想定した「ゆるめな仕上がりの目玉焼き」に、彩り鮮やかな焼きそばのつけ合わせとしては珍しい福神漬けが目を引きます。それでは目玉焼きを少々崩しまして、焼きそばの定番キャベツも少々一緒に麺やら何やらを頂きま~すっ!

おっ!これは一般的な焼きそばとは全く別物ですなっ!(驚)

ソース焼きそばとは一線を画す麺の滑らかさ。店先の鉄板で確かに焼き上げていたハズなんですが、いわゆる焦げ目の類が全く無いだけでなく、まるで蒸し上げたような滑らかな舌触りの太麺です。味付けのベースになっているソースも「くどさ」が全く無く、庶民の焼きそば的なイメージとは違う味に仕上がってます。

ところがです。ここからがいかにもB級グルメっぽいから面白い(笑)目玉焼きの黄身を全体にまぶして麺に絡めて頂くと…まさにB級な味わいに変化します!(喜)そして添えられた「福神漬け」を一口頂いた瞬間に、期待は確信へと昇華するのです。。。

おめでとうございますっ!第一回 横手焼きそば「ドラえめん杯」グランプリ受賞決定ですっ!(爆)

いやぁ…B級グルメも含めて食べ物ってのは、活字で読んでも分からないもんですなぁ。今回改めて感じました。そんな訳で、私の記事なんぞでは伝わらない事が多々有ると思いますので、この記事を読まれましたら是非実際の一皿(一杯)を食べに出掛けてみて下さいませませ。

ご馳走様でしたっ!いつの日かまた頂きに伺いますっ!

【山形県酒田市】 庄内夕日の丘オートキャンプ場

【山形県酒田市】 庄内夕日の丘オートキャンプ場

3連休の最初の宿?はこちら、山形県酒田市の庄内空港に隣接するような立地の「庄内夕日の丘オートキャンプ場」。

このキャンプ場、バイクか自動車で5分程の距離に「ジャスコ酒田店」があるだけでなく、10分程の場所には「庄内みかわ」という道の駅が有りまして、併設施設の「なの花温泉」で400円でゆったりと汗を流せる便利なキャンプ場。もちろん俺もひとっ風呂頂きましたが、最高な気分でしたヨ。

風呂の後はバイク乗り入れ自由な場所に陣取りまして(ってか、バイク野郎は場所を決められてます)、400円の場所代を払うとこんなに素晴らしいキャンプ場に泊まれるんだっ!と感激しながらビールをグビグビ。

このキャンプ場、野性的な体験を期待していない限りは文句の付けようの無いキャンプ場です。バイクは乗り入れられる(と言うか、駐車時のトラブルが面倒なので自分のテント近くに乗り入れてくれ)と言われます)しねぇ。

それにすぐそばの庄内空港の滑走路では、目の前でジェット機の離発着が眺められます。滑走路が1本なので風向きによって、着陸シーンが拝めるか、離陸前のタキシング&エンジン全開の滑空開始が拝めます。今回は後者でした。

ジェット機の出発前は、自然とキャンプ場の老若男女が滑走路側に集まってきまして、飛行機の離陸に熱い視線を送ります。もちろん俺もその中の一人。滑走路の端っこに並んだ後は、ブレーキを掛けたまんまでエンジン全開。エンジン音が上がりきった後、ブレーキを解除して怒濤の加速&空へと旅だって行きました。

「庄内夕日の丘オートキャンプ場」から見える庄内空港滑走路

 

GOOD LUCK!!

【新潟市中央区】 ラーメン東横 「特製みそラーメン」

【新潟市中央区】 ラーメン東横 特製みそラーメン  【新潟市中央区】 ラーメン東横 店構え

梅雨明けの雰囲気漂う3連休が始まりましたっ!ホントは昨日の夜に出発してしまおうかと思ったのだが…「ハウルの動く城」を見たくなってしまい、結局軽く寝てから朝5時に日立の自宅を出発。シガーライターソケットの配線も引き直したので今日は大丈夫だろうとETCをつなぐと…

ポーン…「ETCカードを確認しました。」

むほほほ。やっぱ接触抵抗で電圧が落ちてたんだろうなぁ(喜)そんじゃぁまずは「朝ラー」でもしに会津若松まで高速使って行っちゃうかっ!?と思ってグローブをはめたりしていたらETCの機械がまた一言。

「エラー04です。」

あらら…やっぱマジで壊れたみたい(涙)まぁ入り口でチケットもらって、出口で事情を話すと1000円割引にしてくれるので高速に乗れない訳では無いんだが…う~ん、これはもしかすると「高速は使うなぁ…」という神のお告げなのではないかと直感し、この連休中は高速道路は使わない事を心に決めて、国道6号を北上開始。勿来から国道289号へ乗り換えて、郡山から国道49号経由で西へ西へ。猪苗代湖の北側を通り抜けると「喜多方」を示す標識が出てくるが、朝と呼ぶには少し遅い時間になってしまっている&天気が無茶苦茶いいのでこのまま峠を越えて新潟まで行っちゃいますか。

国道49号経由での県境越えは平和そのもので、ちょっとあっけない位。新潟県の南側に位置する魚沼市や長岡市経由になるけれど、先を急がない春~秋のツーリングなら国道252号経由の方がダイナミックでいいかもね。

そんなこんなでやってきました新潟駅前。まともに立ち寄る目的で新潟市内にやって来たのは、去年の春の佐渡島ツーリング以来な気がするなぁ。旨いラーメン屋が多いと聞く事の多い新潟ではあるんだが…行き当たりばったりツーリングの為、事前情報がゼロ(汗)。そんなこんなで、またしても携帯サイトの「超らーめんナビ」で検索しまして…「ラーメン東横」なるお店がHit!。ただなぁ…何となく「東横」って単語って、色んな分野で濫用されてる気がするんだが…まぁいいか。ふむふむ…ドン・キホーテの裏手あたりにある訳ですな。信号待ちの停車だらけでクソ暑くって街中をバイクで走るのは辛いんだが、駅から歩いて行ける距離に無事お店を発見。ヘルメットを脱いで、メッシュのジャケットを脱いで、グローブ外して店内へ。ドアを開けるとそこには…

エアコンが効いた空間がっ!(喜)

はぁ…渋滞にはめっぽう強いバイクだが、これから秋になるまでは暑さと折り合いをうまくつけないと干からびちまうよ(汗)

テーブル席に座ると、壁に貼られた「薄めスープのおかわり自由」と書かれたポスターがまず目に入ります。メニューを眺めると「みそラーメン」が主力な訳ですな。そんじゃぁ「特製みそラーメン」を頼みますか。「特製」が「チャーシュー」を意味するあたりは和歌山ラーメンと似てますね。

注文の品が出来上がる前に「命の水」を2杯ほど飲み干しまして、ホッと一息つきながら「味噌ラーメンと薄めスープ」の事を落ち着いて思い出すと…あれっ?何処かで聞いた事があるような気がするんだが。。。お店の具体的なイメージが無いから、多分冬場のツーリングで何度も世話になった「快活クラブ」で読んでいた「ラーメン発見伝」に出てくるのかもしれないな。

垢抜けない雰囲気の店内にもかかわらず、良く見ると有名人のサイン色紙が沢山飾ってありますね。あら?もしかしてこのお店って超有名店?等と思い始めた頃に注文の一杯(薄めスープが有るので二杯?)が到着です。ほぉ~っ、結構具沢山な一杯ですね。それにすり鉢でラーメンが出てくるのは…珍しいですな。それではスープから頂きま~す!

確かに…このスープは「濃い」ですね(驚)

ただ、味噌で濃い味というと当然の事ながら「塩味」もきつくなると思うんですが、塩味はさほど強くないように感じます。この一杯は麺と具とスープを一緒に頂いてナンボの一杯だと思うので麺を頂きますと…太麺で申し訳程度に縮れた麺は食べ応え十分。押しの強いスープに負ける事無く「小麦粉で出来てます!」と主張しているのを感じられます。具のモヤシ&キャベツも、麺と一緒に食べていると「このスープの濃さ」は有りかもと思えたりしました。大ぶりで厚めなチャーシューは程良い噛み応えで、これまた存在感十分。

具と麺を一緒に頂いていると、このスープの濃さは「有り」と思えます。感覚的には「つけ麺」のスープの味付けがやたらと濃いのに、広く一般に受け入れられてるのと同じような感覚な気がしますね。

とは言うものの、麺と具を食べ終わった後に残ったスープだけを飲むと…やっぱり「濃い」ですなぁ(汗)そんな訳で「薄めスープ」を投入。どれ位加えればいいのか分からなかったので全部入れて飲みますと…

…旨いっ!(驚)

濃い味を味わい続けた後なだけに客観的な感想にはならないと思いますが、このまろやかな味噌の味わいは味噌ラーメンの中でも秀逸だと思います。なるほど…味噌ラーメンにはこういう切り口もある訳ですね。

ご馳走様でした。気軽に来れる距離では無いですが…是非もう一度伺いたいと思いますっ!