【米沢駅】 立ちそば処 鷹 「牛肉うどん」

【米沢駅】 立ちそば処 鷹 「牛肉うどん」

【米沢駅】 立ちそば処 鷹 店構え  【米沢駅】 立ちそば処 鷹 「牛肉うどん」の値段

米沢駅に辿り着いたら、いつものように改札外の立ち食いそば屋へ(笑)

米沢グルメと言えばやっぱり「米沢牛」だと思うんですが…A級?グルメとほど遠い人生を送っている俺みたいなのとは、中々交わる機会がありません。そんな中、最初はバイクで来た時に出会ったんだと思う「俺的米沢牛の老舗」がこちら「立ちそば処 鷹」。

この店と出会ったきっかけは、バイクのツーリングで「○○」という場所に来た事を自分自身で納得するには「○○駅前」に行かねばならない!という「桃太郎電鉄」由来のクセが「たまたま米沢」で発動したからだと思うんだが(笑)何度も来たくなる理由はもちろんその旨さにあります。

こちらの立ち食いそば屋、見た目的には一般的な立ち食いそば屋な訳なんですが…「牛」のつくメニューに関しては、立ち食いそば屋とはとても思えない「超高級」な一品に変貌します。

牛丼        1000円(これ位だったような…)
ミニ牛丼       450円(これ位だったような…)
牛肉そば(うどん)  660円
月見そば(うどん)  340円(参考)

牛丼・ミニ牛丼・牛肉そばはすでに攻略済みなので、今回は最後の砦「牛肉うどん」を注文です!米沢駅の立ち食いそばのフラッグシップをこれで全攻略出来るとは…感涙に耐えませんな(爆)

普通のうどんを茹でる時間と、冷蔵庫から取り出して少々茹でる特別扱いの肉を合体させて、駅そば界のフラッグシップが到着です。それでは「麺&肉」を一緒に頂きますと…

「うっ………旨~~~~いっ!」(喜)

牛丼のミニ(バイクで来た時に、こいつを初めて食べました)を食べた時の衝撃と、牛肉そばを食べた時の衝撃に負けるとも劣らずマジで旨いですっ!小さな肉片ではありますが、口に含んだ時の上品な甘みはまさに「A5クラスの国産牛」に間違いなし!

注)A5クラスの国産牛…食べた事は一度も有りませんが…(爆)

肉とうどんとネギしかない「駅そば」ではありますが、ちょっとした贅沢で物凄いインパクトの一杯が頂けます。米沢にお立ち寄りの際には、是非このお店の「牛」を試してみて下さい!ご馳走様でしたっ!

山形市内を散策など

山形市内の観光水路 (G1 NFD50mm)

冷やしラーメンで体温を下げたあとは、軽く市内の散策開始。市内にどんな名所があるのか実は何にも知らないので適当に歩いていると…茶屋とちょっとした水路が出現。いやぁ…俺も水浴びしたくなる暑さだよこりゃ(汗)

この後は山形市役所前を通って、何やらちょっとした歴史を感じさせる建物が見えてきた。現在は文翔館と呼ばれている「旧山形県庁舎」だそうでして、中を見学させて頂きました。展示物は山形のローカル色タップリな物が多いので、山形県民でない俺にはちと厳しかったりしましたが、建物の外観は白いレンガの東京駅といった趣で味わいがありました。

文翔館と芸術作品 (G1 NFD17mm)

期間限定だとは思うんですが、文翔館の前にはスネークキューブを思わせる巨大オブジェが展示されてました。この写真はこの前ヤフオクで仕入れた「NFD 17mm F4」とG1の組み合わせで撮ったんですが、コントラストが激しかったり、逆光気味だったりすると盛大にハレーションが発生するので、未だに屋外ではまともな一枚が撮れません…(涙)

今回も強烈な直射日光の下、光を反射する素材で出来上がっている巨大オブジェを撮影しているという最悪な条件という事もあり「何じゃこりゃ」写真になってしまってますが…これしかないので出しちゃいます(汗)

文翔館と公園 (G1 NFD17mm)

こちらは同じ敷地内の公園の花壇から。やっぱり建物のハイライト部分を中心に盛大にハレーションが発生中。このレンズ、夏場の屋外で使うのは無理なのかもです(涙)公園自体は日影にベンチがあったりするので昼寝には最高な場所だとは思うんですが…今日の気温ではいかんせん暑すぎますな(汗)

文翔館を後にして、あまりの暑さに当初はもう一度行こうと思っていた線路の向こう側の「山形城跡」へ行くのは断念しまして…目にとまったスーパー?の地下一階にあった「ドムドムバーガー」で、飲み放題のアイスコーヒーを一気に3杯程頂きました(爆)

日本の武将とかには全く疎い自分ですが、山形城跡の最上義光の像は「ナポレオン」を思わせるダイナミックな像(あんな銅像他にも有るのかな?)だったのでもう一回見たかったんですが…次の機会と言う事で。ドムドムバーガーでアイスコーヒーを飲みながら「ハンディ時刻表」で今後の予定を再検討すると…予定よりも一本早い奥羽本線の福島行きに乗れば、乗り継ぎの関係で米沢で1時間40分程の時間が出来ますな。

まぁ米沢で上杉神社に行くかはともかくとして…山形市内でこれ以上時間を使うのはちと無理そうな状況だったので目論見よりも1時間半早い、奥羽本線「米沢行き」15:16発に乗り込みました。

いやぁ…電車は涼しくって最高ですなぁ…(爆)

電車の窓際でロギング中

ちなみに今回、GT-730F/Lはこんな感じで車窓でロギングしてます。電池はエネループ4本を、秋月のおまけの電池ボックスに入れてま~す。

そんなこんなで、約50分程で米沢駅へ定刻通り16:03に到着。バイクも含めると米沢駅訪問は10回目位なので…「あの店」へまずは伺います(笑)

【山形市】 栄屋本店 「冷やしらーめん」

【山形市】 栄屋本店 「冷やしらーめん」

【山形市】 栄屋本店 店構え

朝飯代わりとしてちょうど良かった一品を頂いた後は、仙台10:50発の仙山線快速「山形」行きに乗り込みます。去年だったか一昨年の春にも青春18切符で仙山線に乗った事があるんだが、この路線はほのぼのとしてていい感じだよなぁ。電車で越える県境近辺には併走する道が無い事もあり、この一帯にはバイクで来た事も全然無いしね。

宮城県側から山岳地帯を進み、県境を越えて山形入りしてから山寺の手前までは両側を山に囲まれた状態でトコトコ進んで行きます。そう言えば自分の母親とそのお友達が秋口に山寺へ行こうと計画しているらしいんだが…ちゃんと上まで登れんのかなぁ…一応「結構大変だよ?」と言っておいたんだがどうなる事やら。

そんなこんなで山寺を過ぎたあたりから徐々に平野が広がってきまして…定刻の11:57に山形駅へ到着です。

「山形よ!私は帰ってきたっ!」(C)ガンダム

いやぁ…2週間前も暑かったが、今日も洒落にならない暑さだなこりゃ。おまけに今回はクーラーの効いている電車内でずっと過ごしてきた事もあって、この暑さに耐えられない。。。お目当てのラーメン屋までは1キロ少々の道程なので、当初は歩いて行くつもりだったのだが…山形駅前から「100円巡回バス」に乗って向かいま~す。

あぁ…クーラー無しでは生きていけない軟弱な俺(爆)

本町バス停で降りまして、少々迷子になりつつも「栄屋本店」へ無事到着。ちょうどお昼時という事もあってか、店の前には15人位の行列が。ま、土地勘0なこの地で他のお店に行くつもりはさらさら無いので最後尾にドッキングです。どうやら4人&8人位の家族連れ&親戚の軍団?が行列の主成分の模様で、私の前には地元のカップルらしき二人組。4人組の家族が店内に飲み込まれ…8人の親戚軍団が店内へ飲み込まれていきます。結構店内は広そうで、思った以上に客の回転は良さそうですな。

そんなこんなで思ったよりも早く店内へ入店は出来たんですが…混雑の関係で4人掛けのテーブルの「座敷席」で「地元のカップル二人組」と合い席する事になりました。俺自身は相席でも別に構わないんですが…お二人の楽しい時間を邪魔する事になっていないかがちと不安でしたな(汗)ま、程良い距離感を保ちつつカップル二人組と俺が注文するのは…もちろん「冷やしらーめん」ですっ!

こちら山形では「冷やしらーめん」が夏場のご当地麺として有名でして、見た目は普通のラーメンのまんま「氷が浮かぶスープ」を提供した最初のお店がこちら「栄屋本店」らしいです。

そんでもって、席に着いてから約10分程で「冷やしらーめん」がやって来ました。なるほど…ドンブリを眺める限り「普通な」ラーメンですな。あまりに普通である事に、逆に驚きを感じてますが…(汗)それではスープから頂きま~すっ!

おっ…醤油ベースな奥行きを感じさせるスープで…冷たいっ!!(驚)

ま、冷たい事は知ってて飲んでいる訳ですが、このスープは新食感で…なおかつ旨いです!写真では具の下に埋まってしまっている氷がスープを冷やし続けてまして、表面に浮いている油がほとんど固まっていない事を考えると…植物系の油&昆布系で出来たスープでしょうな。

麺は中細ストレート麺で冷えて締まっている事も手伝って、具のモヤシと最高のマッチング!モヤシ以外の具はノリにメンマ、ネギにカマボコにチャーシュー一切れとキュウリです。冷えても固まっていないチャーシューは…正直言ってあんまり美味しく無かったりしましたが(汗)およそ「ラーメンの具」とは思えない「キュウリ」が最高の存在感を放ってましたっ!この冷たい一杯の具として、このキュウリのシャキシャキ感は最高です!

そんなこんなで、単なる観光客相手のお店では無さそうな盛りの良さを堪能しつつ…スープをずるずる頂いて…完食です!

合い席させて頂いた「カップル」に軽く会釈をして、お代を払って店の外に出ると…入店時と変わらぬ夏の日差しとお客さんの列がありました。

うん!山形名物の「冷やしラーメン」、想像以上に普通に旨い一杯でしたっ!(喜)

この味わい(料理の温度も味わいの一部なんだと再認識しました)は、ここでしか味わえないので機会があったら皆さんも是非!ご馳走様でした、また来ますっ!