千葉県鋸南町の道の駅 きょなんにてお目覚め。夜は雨風共に強かったけど今日は回復基調の模様。テントが濡れていたりするけれど、家に帰ってから干せば良いので構わず撤収。
まぁ後は帰るだけなので、海岸線をのんびり行きますか。
房総半島の南端にある野島崎灯台に辿り着いた頃には日も差してきて絶好のツーリング日和に。いつもこうだと嬉しいんだけどなぁ…
野島崎の名物だと勝手に決めている「わかめうどん」を食っていこうかとも思ったが、和田町のくじら家が閉店してしまったらしいので代わりのクジラ料理の店を新規開拓すべく北上を開始して和田町へ。
まずやって来たのは道の駅 和田浦。一日限定10食という「くじら竜田揚げ給食」なるものがあるらしいのでまだあるか聞いてみたところ…あるそうなので注文。
しばらくしてアルマイトの食器に盛られたガチで給食風味な一品が到着。あ~確かにこんな感じだったよねぇ…そこで一句。
私の口は貝の口 昭和の味を懐かしむ(まさかのジャン・コクトー風味)
正直な所味は良いんだけれどもいかんせん量が少ないので腹減りライダーには「くじら食べ比べ定食」とかの方がいいのかも。この後は道の駅と同じ敷地内にある「くじら資料館」を見学開始。
くじら資料館の入り口前にはミンククジラ骨格標本。やっぱりデカいよなぁ。
くじら資料館、流石に和歌山県のくじら博物館には及ばないがクジラに関する資料が多数。その中でも気になった一つが新品未開封状態の捕鯨船のプラモ。是非「なんでも鑑定団」に出してみて欲しい。
「箱さえあれば…」とは言わせない(笑)
そしてお隣は和歌山県太地町のクジラの民芸品。一度行っただけとは言え知っている場所が増えるってのはやっぱり嬉しいもんだよな。
そして今回のクジラ料理の店新規開拓ツアー本命「くじら料理の店ぴーまん」へ。ざっとメニューを見たところ、御膳メニューの黒滝ってのが良さげなのでこちらを注文。
しばらく待っていると注文の品が到着。御膳というだけあって色々なクジラ料理がずらり。ツチクジラが地物(クジラカツになってます)だそうでして、それ以外は他の地域のクジラ。まぁそうは言っても馬肉も似たようなもんだったりするのでそういう細かい事は気にしない気にしない。
そんでもって味なんですが…旨いです!若干氷温の香りの漂っていた刺身は配膳と同時に器の縁に貼り付けて解凍完了後に食べましたけど(笑)
くじら家の代わり(というかこちらの方がそもそも老舗)になる十分なポテンシャルはあるんですが、駐車場の立地的にバイクのSS勢にはちと辛いかもだなぁ…。
無事にくじら家の後釜を見つけた後は、海沿いをのんびりと北上。九十九里有料道路の一宮PAでは更に青空度がアップ!いや~この時期はやっぱりこうでないとね!
銚子電鉄の犬吠駅でちと買い物を。駅前に「貧乏がイヌ」ってな桃鉄の貧乏神みたいなのがいるんだが、そう言えば佐世保駅にもいたような気が…ありゃ親戚か?
犬吠埼灯台は晴れ。近くに住んでいるから有り難みが薄いけど、こうして見るとなかなかどうして素敵な灯台だよな。
犬吠埼からは個人的に毎度お馴染み状態の国道124号を突っ走って鹿嶋へ帰還。こちらは鹿島宇宙技術センター。前回の東京オリンピックの国際衛星TV中継基地として活躍したらしい。
…こんな感じに旅の終わりの夕暮れ時を楽しんでいた俺ではあるが…なんか真っ黒な雲が急速に近づいてくるんですが…えっ…ありゃ積乱雲だよっ!
「竜の巣だ~っ!」(C)天空の城のラピュタの盗賊のばぁちゃん
無理矢理ジーコ像に今回の旅の報告をしたりなんかして速攻で帰宅。
危なかった…あともう少しでデスラー魚雷の雲に飲み込まれるところだった…(汗)
今宵はふかふかベッドの上で乾杯!いや~長かったな今回は。えっ?15日間のツーリングなんて大して長くないだろうって?あのなぁ…
今回の旅のBlogを書くのがクソ長かったって話だよっ!(お疲れ)
こちらは今回のGPSログ。千葉の内陸側には電車で行きたいな。
こちらは今回の旅のGPSログ。何故か最終日のLogが秋月製のロガーで取れていなかったのでポータブルナビのデータをマージしてあれこれしていたんだが…日毎に色を変えられる手段を探していたらGoogle Earthしか見つからなかったんで取り敢えずこいつで。