この一年を振り返って…(酔った勢いなので多分…前編)

この一年を振り返って…ただ一つ言えるのは「我々はわがままだ」…と言う事かな。

今になって振り返ってみると、たまたま震災の頃に出張が多かったんだが…日本全国各地で目にする募金箱に涙した。これは掛け値のない正直な気持ち。そしてこれはその当時の気持ち。

その後、技術立国であるはずのこの国で、その象徴であると勝手に信じていた「茨城県つくば市」で、被災地からやって来た避難住民へ「スクリーニング検査をしろ」などと言う事が短期間であったにせよ起きたことに心底頭にきていたりする。

「震災瓦礫は放射能が不安だから受け入れられない」

「電気って元々足りてたよね」

「原子力村」

あぁそうかい。だったらお前らの一番近くにある東海原発の再稼働に近所に住んでいる一員として再稼働に賛成してやるよ。農産物も含め地産地消が今の流行だ。お前らが使う電力をお前らの一番近くで供給してやるよ。

1000年に一度ではなく2000年に一度の津波が来たらどうするかだぁ?

そんなこと知らねぇよ。そもそも1000年前ってお前らいつ頃なのか分かっているのか?平安時代 だぞ?

そんなリスクを俺達は計算に入れるのか?笑わせないでくれ「クソ野郎」

水戸偕楽園の「夜・梅・祭」

水戸偕楽園「夜・梅・祭 キャンドルディスプレイ」 (G1 M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6)

宇都宮で餃子を食べたあとは、バイクに乗って水戸にとんぼ返り。偕楽園に到着した時には日も暮れてまして、結構な寒さに。ただ、防寒対策した格好をしていると言う事もあり、バイクに乗っている時は結構寒かったりもするんだが偕楽園を散歩している時には寒くなかったりするので丁度いい。

梅の開花時期と言う事で、ここ偕楽園は梅まつり真っ最中。普段は昼間見物するのが基本なんだが、この日ばかりは夜が主役。大勢のお客さんで賑わっている偕楽園ですが、夕方到着した時にはすでに駐車場はアップアップ状態。最終的に偕楽園臨時駅前の駐車場の隅っこに警備員さんの誘導の元、バイクをねじ込ませて頂きました。クルマで時間的に遅く着く時間帯になってしまいそうな時は、思い切って路線バスか徒歩で偕楽園を目指した方が幸せそうですな。

冒頭の写真は「夜・梅・祭」のキャンドルディスプレイ。広大な梅園の芝生部分に並べられたキャンドルはボランティアの手によって一つ一つ点灯・管理されてまして、このエリアを担当していたのは小学生の低学年とおぼしきお二人。消えてしまったキャンドルを見つけては火を灯していた姿が印象的。

水戸偕楽園「夜・梅・祭 キャンドルディスプレイ」 (G1 M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6)梅園に入って真っ先に見える一番大きなキャンドルディスプレイの今年のデザインは日本地図。高い所から全体を俯瞰できれば話は別なんでしょうが、最初は正直言って何のデザインなのか良く分からない。ただ、自分も含めてキャンドルの周りを歩いていると…「あっ…これは日本地図なのかっ!」と皆さんふと気がつくようでして、気が付いた後は自分の郷里、行った事のある場所の地域の話…そして東北の震災の話に会話が変わっていくのが印象的でした。

上の写真は日本地図のキャンドルディスプレイ。岩手・宮城・福島三県を北東の海上の位置相当から撮った一枚。最初の震源地辺りと言うと分かってもらえるかな?

消えてしまいそうな灯りを消さないよう、一つ一つのキャンドルに火を灯し続けるボランティアの皆さん

実を言うとこの水戸という地域は今回の震災の「地震」の影響を相当に受けた地域でして、ここ偕楽園も例外ではありませんでした。偕楽園自体色々な施設が地震によって損傷を受け、全面復旧を2月7日に向かえたばかり。

その一月後のイベントと言う事で皆さんヤキモキされていたのでは?と思ったりしますが、それ以上にヤキモキしていそうなのが梅の咲き具合。

水戸偕楽園「夜・梅・祭 梅開花状況」 (G1 M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6)

正直言って満開どころか2分咲きと言っていいのか?ってな咲き具合。こちらはまだ咲いている方ですが、他の梅は思いっ切り蕾のまんま。ま、こればっかりはお天気次第なので御勘弁の程を。近年希に見る開花の遅さだそうです。 水戸偕楽園「夜・梅・祭 お囃子」 (G1 M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6)

この後はお囃子を聴いたり…

水戸偕楽園「夜・梅・祭 お好み焼き」 (G1 M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6)

とっても大きな「お好み焼き」を食べたり(普通の2倍はあった気が)、牛串焼きを食べたり、甘酒を飲んだり、イカ焼きを食べたりなんかしまして…最後にチョコバナナを囓りつつ偕楽園からさようなら。

会場を後にする15分後の20時から「夜・梅・祭」にちなんだ花火大会が千波胡で始まることは分かっていたんだけれど…ちょっと色々考えたくなったんだよね。

色々思いを巡らせるのは電車の車内の方が良さそうに思えるのかもしれないが…俺の場合はバイクで走っている最中なんだよな。

あれからもうすぐ一年か…

【栃木県宇都宮市】 宇都宮みんみん 駅東口店 「焼餃子二人前&水餃子一人前」

【栃木県宇都宮市】 宇都宮みんみん 駅東口店 「水餃子一人前」【栃木県宇都宮市】 宇都宮みんみん 駅東口店 「焼餃子二人前」

【栃木県宇都宮市】 宇都宮みんみん 駅東口店 店構え

このブログ、「ツーリング日記を目指すつもりが、何故かラーメン日記に」などというサブタイトルを付けているのに「もはやそのどちらでも無い」状況だったりする訳であるが、3月に突入したのでそろそろ本来の姿に戻し始める事に…。

ま、記事の内容を戻すんではなくて、リアルな過ごし方自体を矯正する訳だが(笑)

一週間程前に物理的に「寝ていた」バイクだったりするのでセンタースタンドを立ててちと点検。流れ出てしまっている気がしたバッテリー液は取りあえず下限よりは上。チェーンラインもズレてはいないみたいだし、手でリアホイールを廻してみても特におかしい感じはしない。

フロント周りも見た感じおかしくないし、ちとホイールを廻してみたがぶつかっているところも無さそうなので、エンジンオイルを継ぎ足して、左側の泥を軽く水で流して出発する事に。

服装はと言いますと…下はゴアウインドストッパー股引に革パン、上はフリース&いつものジャケットにフェイスガードを鼻から首に巻きまして準備万端。エンジンの掛かりは今イチではあるが、まぁこの時期はこんなもんでしょう。暖気(とは言っても1分間程エンストしない程度になるまで)をして走り出したところ、オイル下がりしている関係で物凄い量の白煙がマフラーから。。。

ふっ…俺もついに「ブルーインパルス」と呼ばれる日が来たな…(爆)

(注)ブルーインパルスとは、航空自衛隊松島基地所属のアクロバット飛行チームです。白煙をたなびかせながら大空を舞う姿は最高に格好いいのであります。その一員に俺もなれる日が来ようとは…

(注)注釈には冗談を入れないように…

5分程走った頃には白煙も何とか収まりまして、ガソリンを満タンにして…何となく国道293号経由で宇都宮方面へ。それにしてもガソリン高くなってきたよなぁ。良くガソリンを入れる安いスタンドですらレギュラーリッター141円で、値上がりが反映されたばかりっぽいスタンドではレギュラー150円だったりしたよ…(涙)

バイクがぶっ壊れていていきなりジャックナイフとかしちまうと大変困るので…ちと様子を見ながら走りつつ、常陸大宮を過ぎた辺りからは絶好の空き空き一般道に。実際に走ってみても特にバイクに問題は無さそうなので…ツインリンク茂木の入り口を過ぎてからはペースアップ!

芳賀を過ぎて宇都宮が近づくにつれ沿道に雪が少々残っていたりしますが、車道自体に雪が残っていたりはしないので道路も特に問題ないですな。風はまだ冷たいが、時折差し込む太陽の日差しが暖かい。確実に春が近づいている事をイヤと言う程身近に感じられる辺りがバイクの良いところでもあり…悪いところでもあるよなぁ(笑)

多少混み合ってきた宇都宮市内を走り抜けまして、今回は宇都宮駅東口の「みんみん」へ。昔から感じてるんですが宇都宮という街はバイク乗りにとっては優しい街なんです。駅前周辺の駐輪場に大型バイクも駐める事が出来まして(もちろん全部かどうかは分からないけども…)、しかも4時間までは無料だったりします。だから結構宇都宮には何度も行きたくなるんだよね。ある程度大きな地方都市で一番困るのは「駐車場はあるけど駐輪場は無い。バイクは自動車と同じ駐車料金払うと言ってもお断り。」な街なんだよなぁ…別にどことは言わないが、茨城にもありますよ…(涙)

実は今回も無料駐輪場を利用して餃子の食べ歩きってな線も走りながら考えたんだが…今日は俺様のお膝元(は?)水戸の偕楽園で「夜・梅・祭」が開催されるので、夜には水戸に戻りたい。と言う事で、宇都宮駅東口すぐの場所というロケーションながら、1時間までは駐車料金無料(もちろん食べればですよ)の駐車場を擁する「みんみん」へ。こちらはもちろんバイクも同じ条件です。言い方変えると乗用車も同じ条件という事です。

駅からも近いし(青春18きっぷ利用者にももちろんお薦めですっ!)、自家用車でも来やすいと言う事で15時過ぎでも10名程が待っているという人気ぶり。とは言え餃子屋さんなので、お客さんの回転も速いのでそんなに待たずに無事入店。

少々待って、水餃子&焼餃子が到着。2択でどっち?と言われれば「正嗣」の方が好みと言い続けて来た俺ではあるが、水餃子については「みんみん」の「ふっくら」している餃子の方が合うように思えてきた。もちろん焼餃子も旨いんですよ!物凄くハイレベルな「個人的嗜好」に応えてくれてくれているお店なのです。

焼餃子はもちろん完食。水餃子にも最初っからラー油・お酢・醤油を当然ぶち込んでスープ的に頂きまして…これまた完食。むは~っ!旨かったっ!

「俺は…帰ってきたっ!」 ←餃子の旨さとバイク乗り復帰の感情が同時にやって来たらしい。

この後は水戸へ向かって新4号&50号経由の下道で水戸方面へとんぼ返り。見慣れた道中ではあったが…やっぱり久々にバイクで走ると新鮮な光景だったな。

ニンニク臭とともに、ついに2012年のツーリングシーズンが開幕だっ!待ってろ東北、待ってろ北陸、待ってろ四…

…待ってろ日本!(今年3連休少ないけど…大丈夫?)