「ジョイフルホンダ」ひたちなか店の駐輪場でバッテリー交換

「ジョイフルホンダ」ひたちなか店の駐輪場でバッテリー交換

昨日の「ヤマガタの悲劇」から一夜明け、さすがに疲れていた事もあり10時頃に起床。実はこのまま寝て過ごそうかとも思ったりしたんだが、盆休み中にバイクのトラブルを抱えるとコアな部品の入手的に解決不能な事態に追い込まれそうな気がするので解決策を実行に移す事に。

昨日山形で起きた一件は、要するにバッテリーの寿命が来ているって事だろう。劣化した鉛バッテリーは自己放電が急激に増えると聞いた事があるが、この前の京都出張で一週間放っぽっておいただけで始動不能になったのはその前兆だったんだろうなぁ…気が付くべきだったよ…(涙)梅雨明け後はとにかく暑かった&炎天下に青空駐車なんで、バッテリー的には化学反応進みまくりなんだろうしね(汗)

まぁ丸4年間、液枯れを何度も経験させながら計8万キロも持ったんだから良しとしよう!(謝)

んでもって、多分在庫を用意しているであろう巨大ホームセンター「ジョイフルホンダ ひたちなか店」へ、昨日涼しい中を走りながら充電した関係で絶好調なバッテリーを積んでいるボロバイク自身で向かいますと…おっ!さすがは「ジョイホン」だっ!在庫が有りますなっ!値段はどれどれ…

1万4千500円!?…高けぇよっ!(涙)

ま、各種資源が高騰した折に値上がりしたまんまの値付けなんだが、FB14-A2と言う開放型バッテリーがこの値段って言うのはクルマ用のバッテリーと比べるとアホらしくなる値付けだよ…(涙)ま、2千円台で売っているクルマ用の特価品の40AHのバッテリーをバイクに乗せる訳にも行かないので…セゾンカードの一括払いで購入(爆)こうなる事が分かってれば、ヤフオクで海外製を買ってたよ。。。

開放式バッテリーの最初の儀式、希硫酸をバッテリーの各セルに注入する作業を「ジョイフルホンダ」の駐輪場で行ないつつ、お隣の海浜公園の夏フェスから聞こえてくるエレキのアドリブを聞いたりしながらバッテリーを換装完了。あっちは盛り上がってるんだろうなぁ…こっちは地味だけど(汗)

ま、バッテリーの初期の補充電をする為に軽く走りますかっ!(笑)

【日立市】 山岡屋 日立東金沢店 「醤油チャーシュー麺(中盛り)」

【日立市】 山岡屋 日立東金沢店 「醤油チャーシュー麺」

~耐久レースの疲れの為、店構え写真取り忘れ~

山形まで行って飲まず喰わずで帰ってくると言う涙の展開の後、原チャリに乗り換えてやって来たのはこちら山岡屋。こちらのお店へは出来たばかりの頃一度会社の同僚と昼飯を喰いに来たんですが、その時に食べた醤油ラーメンの「油普通」の油の量がとんでもなく「油ギッシュ」だったのは、ブレなのかこちらの店の方針なのか、はたまた慣れていないが故に多めと間違えたのかを確認する為に疲れた体を引きずって夜中にやって来た。ちなみに、この時の俺の肉体的状況はと言いますと、

振動するハンドルを握り続けていた為、手の震えが止まらない…(爆)

前回と比較するという意味では醤油ラーメンを食べるべきなんでしょうが、それではお腹も心も満たされない状況なので…醤油チャーシュー麺の中盛りをポチッとな。そうそう、このお店のタッチパネル式自販機を使って今回も感じたんだが、階層構造を持ってしまっている自販機ってのは人間に優しくない気がするなぁ。直感的に操作出来ないのが非常~にまどろっこしい。ま、最後に勧められる「サイドメニューは如何ですか?」の音声に…

思わずライスのボタンを押してしまった自分もいたりするんだが…(爆)

カウンター席に座りまして、今日一日を振り返りつつ出来上がりを待ちます。今日に限っては、あんまり楽しい事無かったなぁ…(涙)そんな禅問答みたいな事を頭の中で思い巡らせていると、注文の一杯が到着です。さて、個人的な注目点の「油」の量は如何ほどでしょう。それではスープから頂きま~す!

そうだよっ!「油普通」って言ったら、やっぱこれ位だよねっ!どうやら前回の油の量は何かの間違いだったっぽいなぁ…(汗)ま、これでもちと多めな気はするんだが、レンゲでスープをすすった瞬間に油だらけな前回とは大違いなので、こちらのお店で注文する時個人的には「油普通」で良さそうだ。噛み応えのあるチャーシューにかぶりつき、気持ち固めな仕上がりのやや太麺をズルズルやりながらライスをパクつきます。うん!旨いですね!

チェーン店なのでラーメン好きには敬遠されるかもしれないが、24時間営業で普通に旨い一杯を各所で頂ける存在は有り難い限り。特に寒い冬の夜にバイクで走ってる時に食べたりすると感激ものだったりするんだよな。ただ、天下一品とかよりも各店毎の味の差が大きいんでは?ってな気もするので、かつて何度も食べた事のある桜川筑西の山岡屋でもう一度食べてみようかなぁと思ってます。ご馳走様でした。多分夜中になるかと思いますが、また来ま~す!

まさかの結末…山形ツーリング顛末記

小名浜で満腹な朝食を頂いた後は内陸方面に移動開始。天気もいいし国道49号は空いてるみたいだし、帰省ラッシュに巻き込まれるのも何なのでこのまま下道経由で山形まで行ってみますかね。

若干渋滞気味な郡山をすり抜けでやり過ごし、ちょうど12時頃に辿り着いた猪苗代湖畔近くのセブンイレブンで小休止。熱中症対策と称して冷たい物を補給しま~す。品薄気味な事がニュースになっていた「ガリガリ君」を食べ、ポカリの500mlを一気飲みし、生まれて初めて「凍結ボトル」なる500mlの冷凍ドリンク(C1000タケダ)を買って、愛用のTANAXのシートバッグのドリンクホルダーへポン。はて、このクソ暑い日中に屋外に出しておく事で、どれ位で飲み頃になるんでしょう。

そんなこんなで冷たい物を補給した後は、颯爽と出発と行きたい所なんだが…セルを廻すと妙に弱々しい。。。

「またバッテリー液減ってんだろ…まったくボロバイクめっ。。。」(悪)

夏場は空冷エンジンの後ろにバッテリーが位置している事もあって、長距離を一気に走ると減りが早いんだよなぁ…次の休憩で調子が悪かったら補給だな…等と考えつつ先へ先へ。会津若松からは毎度毎度の国道121号へ乗り換えて北上し、時間的に暑いピークの午後1時過ぎに道の駅「喜多の郷」へピットイン。先週浅草でまさかの「ラーメンバーガー」を頂いたので、今回はトイレだけの利用です。

シートバッグから冷凍ドリンクを取り出すと…おぉ!冷たいですなっ!キャップを開けて飲みますと…いやぁ!こりゃ冷たくて旨いなぁ!冷凍ドリンクなら氷の部分が残るからツーリング中の水分補給には便利かも…と思ったりしたんですが…

あれっ!?…全部飲めちゃったんだけど…(爆)

溶け具合のコントロールは難しいだろうから、飲み物はその場その場で普通のを買うのが現実的なのかもしれないな。それからあまりの暑さにフルメッシュジャケットで風を受けても全く涼しくない状態なので、ジャケットをトイレの水道でビシャビシャにして着込みまして…「水も滴るアホなライダー」となってさらに北上開始。

午後2時過ぎに上杉一族と米沢牛で有名な米沢へ辿り着いたんだが、かつて青春18切符で来た事がある&ここまで来たら山形で「冷やしラーメン」を食べてみたい事もあって、街中にある「冷やしラーメン」&「米沢牛」ののぼりは見なかった事にして国道13号で更に北上。

山形駅東口の見覚えのある飲み屋街を横目に眺めつつ、(そうそう!この近くの安宿に青春18切符旅行で泊まったんだよな。)山形駅東口交通センターと言う名の駐車場のそばで小休止。休憩を兼ねて、近くの自販機で飲み物を買って飲んだり、超らーめんナビで近隣のラーメン屋情報を検索するも何やら今イチ…

んん?何だかよく分からないから、ちと市内を流してみっか?となりまして…ヘルメットかぶってグローブして、セルボタンを押しますと…

「ギュル…」(沈黙)

あぁこれだよ…何で「これから」って時にこうなるんだよっ!このボロバイクめっ!(怒)

暑さ&一気乗りでバッテリー液が減っている事は明白なので、リアのシートバッグを下ろし、リアシートを外し、バッテリーの留め金を外して「バッテリー補充液」を右手にバッテリーと対峙すると…ん?…あれれっ…

「バッテリー液」減ってないんだけど…えっ!これはヤバイだろっ!(涙)

どうやら違う理由で始動出来ないらしい。。。正直やるだけ無駄な予感はするんだが、一応バッテリーにちょびっと蒸留水を足して。。。荷物を載せて…ヘルメットをかぶって…これで始動出来ないと物凄く面倒な事態になりそうな。。。

祈りを込めてスターターのボタンを押すと…

「ギュル…」(沈黙)

くっ…これは駄目かもしれない…もう一回押すと…

「ギュル…ボ…」(沈黙)

…ん?掛かるかもって事か?頼むぜ「ボロバイクちゃん!」

そんな訳で3回目。。。   「ギュル…ボッ…ギュルルル…ブ…ォォン~」  …よっしゃ!掛かったっ!

どうやらエンジン自体に何かが起きた訳では無いようなので一安心。軽くレーシングした後、走りながら考えます。。。原因は?対策は?この後どうする?

…山形と言えば豪雪地帯。この地域にバイク屋はまず無いと思うのでとにかく脱出したい。。。近隣のホームセンターにバッテリーがあるなら買い換えてしまうのも手だが、ジェネレーターが壊れているのなら今後どのみち動けなくなるし、そもそもバイク用のバッテリーの在庫がまともにあるとは思えない。。。

くっ…今回のキャンプは中止だっ!自走出来るうちにお家へ帰ろう(涙)

ガソリンは一回満タンにすれば家まで一気に帰れそうなので、山形県上山市の国道13号沿いのガソリンスタンドで満タン給油。エンジン掛けっぱなしで給油する訳にもいかず、いったん止めたエンジンを祈る気持ちで再始動。やっぱりセルがまともに廻らないものの、5~6回騙し騙し試していると何とか始動。まぁ要するに、エンジン切らずに家まで帰りゃぁいい訳だ。

山形側の蔵王エコーラインの入り口に辿り着いたのが午後4時過ぎ。男の意地で蔵王エコーラインを無理矢理駆け抜け、宮城県の白石市からは、夜に走ると相当寂しい国道349号をひたすら南下して、家に着いたのが午後11時…

エンジンを切れないという縛りの関係から、途中で飯も喰えずに帰ってきた。GPSのログによると…今日は結局15時間程バイクで走り続け、下道だけで720キロを走った事になっている。これじゃぁほとんど「耐久レース」じゃねぇかっ!(爆)

パトラッシュ…さすがに今日は疲れたよ…(涙)

今日のGPSログはこちら

2010_08_07_ルート