【小山市】 天下一品 小山店 「天一らーめん(こってり)」

【小山市】 天下一品 小山店 「天一らーめん(こってり)」

【小山市】 天下一品 小山店 店構え

お盆休み中は鹿嶋のベースキャンプで3日間連続で悪ガキ3人組と格闘する事となり、十数年ぶりに遠出をしない夏休みとなった。ま、それはそれで楽しかったので一向に構わないのだが、落ち着いて考えると青春18切符がまだ3回分も残っているではないか…(汗)
そんな訳で盆休み最終日の今日は、朝早めに起きて青春18切符を一回分使って「磐越東線経由で郡山」→「水郡線経由で水戸」とぐるっと巡ってみようかと思いつつ布団に入ったところ…

目覚めたら、すでに昼だった…俺の夏休みを返せっ!(涙)

もうどうでも良くなってきたのでこのまま寝ていようかとも思ったりもしたが、やっぱり休みがもったいないのでお出かけを。青春18切符の利用は先送りする事にして、バッテリー交換した関係でエンジンの掛かりがすこぶる良くなったバイクでGo!

とにかくクソ暑いので矢祭方面へ涼みに行こうかとも思ったんだが…この前山形から戻ってきた道を、またしても暗くなってから走る羽目になりそうなのでパス。今日はどう走ろうか考えながら国道293号を北西へ進んで行き…常陸太田を越え…常陸大宮を越え…那珂川町を越え…氏家を超え…徳次郎の交差点で国道119号へ右折。。。

あぁそうですか…また日光ですか…(爆)

中禅寺湖方面からの行楽帰りの車が渋滞しているのを横目に、またしても真逆の方向へ進みまして…いろは坂経由で中禅寺湖へ向かうか、毎度の事ながら足尾のほうへ抜けてしまうかの交差点で本日の方針を決定。いつも同じ道だとつまらないので…「このまま直進っ!中禅寺湖にタッチして戻って来るなんて軟弱な事は言わずに、ナイト・ランを覚悟の上で群馬県の沼田経由で戻ってくるのだっ!」

この時すでに16時30分…(爆)

ほとんど交通量の無い「いろは坂」をグリグリ登り、人影まばらな中禅寺湖の湖畔を抜けて戦場ヶ原へ。戦場ヶ原一帯は周辺のホテルや旅館の泊まり客なのか、まだ結構な賑わいを見せてますな。そう言えば今年の夏は天気が良くって暑いから、今年の中禅寺湖周辺の紅葉は期待できそうだなこりゃ。今回は時間の関係もあって通過だが次は寄ってみたい「奥日光湯本温泉」をかすめ、金精峠のトンネルを更に西へ向かって群馬県の片品村へこんにちは。

群馬県側へ入ってからは、緩めな下り坂をひたすら下ること約50㎞。避暑を兼ねたツーリングとしては申し分のない道のりを走り抜けまして、沼田市街までもう少しの所で目に入った道路標識の「←赤城山」の文字。一瞬どうしようか迷ったが、確か方角的には赤城山を通過すると桐生方面へショートカット出来る位置関係なはずなので、ちと色気を出して県道251号で赤城山攻め開始。山頂の大沼までは頭文字Dチックに楽しめたんだが…下り側で選んだ県道16号、道は狭いし日暮れ間際で前がよく見えないし…正直ちとビビッたよ(笑)
国道353号に出た後は、真っ暗ながらも道はいいので調子良く走り抜け、桐生の先で毎度毎度の国道50号へ合流完了。結局今回も、何も喰わずにココまで来てしまった(爆)この後は、夜でも営業している佐野ラーメンの店に寄って帰るのも手だとは思うが…他に何かないかなぁ。。。

あっそうだ!困った時のチェーン店頼みな訳だが、何故か日立に越してから見掛ける機会が物凄く少なくなった「天下一品」にでも行ってみっか?それに小山の「天下一品」に「あっさり」が有るのか無いのかちゃんと確認するいい機会だし。

そんなこんなで目的地が決まった事もあり、信号機付きの高速道路を順調に走り続け、小山駅東口方面へ左折したところで右方向に「麺屋 大和」を発見。ここは確か「二郎系」な一杯を出す店じゃ無かったっけか?むっ…この店でもいいなぁと思いつつ、片側2車線のUターンしにくい街中だった為、少々後ろ髪を引かれつつこのまま直進。

程なく天下一品に辿り着きまして店内へ。お盆休みの関係かほとんど満席状態でして、カウンター席が全部埋まっている事もあり2人掛けのテーブル席へ。何も疑うことなく人気一番の「天一らーめん」の餃子セットを注文。ちなみにこちらの餃子「宇都宮で作られた餃子」だそうで、「宇都宮餃子」とは呼ばないあたりに「NASAが開発した○○」とかの商品と同じ香りを感じます(爆)

待っているお客さんが多かったこともあり、結構な時間お冷やを飲みながら出来上がりを待ちまして…やってきました「こってり」な一杯がっ!しかしまぁ、京都の本店で食べて以来一度も食べてないので、天下一品とは相当縁遠くなってますな(汗)それではお馴染みの味だとは思いますが、スープから頂きま~す!

うん!これだよこれこれ!(喜)

どうやったらこのスープが出来上がるのかは不明だが、スープと言うよりはドロッとしたポタージュのような個性の固まりのようなスープ?です。そう言えば「天下一品の社長」に、このスープの原材料を聞いていたTV番組があったんだが、普通の八百屋で手に入る野菜って話だったよなぁ。確かに「ラーメンのスープ」として考えると、材料が野菜ばかりと聞くと「ええっ!?」て感じるが、ポタージュが「肉類では無くて野菜」で出来ていると聞かされても「ふ~ん」てな感じだもんなぁ。

お次に麺はやや細めのストレート麺。スープが絡むと言うよりは、スープが一緒に付いてくると言うべきですかね(笑)具はシンプルに、刻みネギにメンマにチャーシューで、今回はニンニク入りです。久々だったので机上の「辛子味噌」は加えずに食べましたが、何も加えなくても旨いですね。昔良く食べていた蒲田店には、確か「辛子ニンニク?」もあったと思うんですが、こちらのお店は壺が一つだけですね。それから「宇都宮で作られた餃子」も薄皮で餡がたっぷりといい感じでした。これ「宇都宮餃子」って呼んじゃってもいいんじゃないのかなぁ?駄目なのかな?

ま、チャーシューの出来具合にどことなくチェーン店ぽさを感じてしまうものの、相変わらず旨いスープを堪能してもちろん完食です。いやぁ…久々の天下一品、やっぱ旨いなぁ…と余韻に浸りながらの帰り道、ふと思い出した些細な事が一点。

小山店のメニューに「あっさり」があるのか、また確かめ忘れた気がするんだが…(爆)

そんなこんなで本日のGPSログはこちら

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【岩舟町】 共栄ラーメン 「共ちゃんラーメン」

【岩舟町】 共栄ラーメン 「共ちゃんラーメン」

【岩舟町】 共栄ラーメン 店構え

宇都宮でかなり遅めの昼飯の後は、かつて神奈川在住時代の週末に良くやった「寝坊したから仕方なく箱根」に有る意味匹敵する贅沢さの「仕方ないから日光」をまたしても実行する事に。

時間的にガラガラな国道119号(もちろん逆車線側は行楽帰りの車で埋まってます)を北西に進みまして、日光市内を横目で見ながら更に前へ。「いろは坂」へは登らずに毎度毎度の渋滞回避策の国道122号へ逸れまして…足尾~桐生へと避暑目的のツーリング。山を下って国道50号へ合流後は、これまたひたすら帰宅モードな訳なのだが…せっかくなので一杯頂きたいところ。そうだなぁ…どこか気になってるお店はこの沿線に有ったかなぁ…
あっ、「秘密のケンミンSHOW」でラーメンとモツ煮を一緒に出す店として紹介されていた国道50号沿いの「共栄ラーメン」が有るではないかっ!

このお店、仕事の移動中に何度も店の前を車で通りがかったり週末バイクで通りがかったにも関わらず、時間的なタイミングやら何やらで未訪問だったんだよな。「栃木のおいしいラーメン2008」にも載ってるし、今日こそ訪問するべきだろう。

感覚的には佐野藤岡IC間近だった気がしたのだが、佐野藤岡ICから更に5kmほど小山市寄りに「共栄ラーメン」を発見。水戸方面に向かって走ってる分には電飾が結構目立つから見落とすことは無さそうだ。結構広めな駐車場の端っこにバイクを駐めて、やたらとでかい招き猫2匹に招き入れられて店内へ。入り口すぐに広がるL字型のカウンター席(15席位かな?)だけでなく、奥の小上がりの席も家族連れでほぼ満席。TVで取り上げられたから混んでいるのか、混んでいるからTVで取り上げられたのかは以前を知らないので何とも言えないが、店内に「TVで紹介されました!」というポスターが張られているのは確かです。
平日だとお得感のある「ランチBセット(モツ煮付き)」は、今回当然の事ながら曜日的にも時間的にも提供されていないので、メニューを見ながらどれを注文するか検討します。ふむふむ…メニューの写真を見ると「共ちゃんラーメン」てのがライトな?「チャーシューメン」ぽいですな。人気急上昇中とのコメント付きなので(笑)「共ちゃんラーメン」を注文です。出来上がりを水を飲み飲み待っていると、店内の客入りを感じさせない意外な早さで出来上がり。どうやら注文待ちのお客さんはさほどいなかったみたいですな。それでは早速スープから頂きま~すっ!

おっ!名前から感じた予想と違ってあっさり系な旨みたっぷりスープです!

そっか…場所的に「佐野ラーメン」の重力圏内だもんなぁ…このスープにはもちろん納得です。結構透明感のある、鶏ガラの甘みを強めに感じるスープですね。そして麺はと言いますと…今まで食べた佐野ラーメンの中で、良い意味で最高の不揃いさを誇る「いかにも手打ちな不揃い縮れ中細麺」です。ここまで不揃いだと食べ進めながら食感的に色々と感じられて面白いですな。具はと言いますと、表面に振られた白ゴマに煮たまごと大振りなチャーシュー3枚にメンマにナルトに刻みネギと添えられたノリでして、チャーシューのトロトロ具合は箸でつまむとそのまま切れてしまう仕上がりです。多めに入っているメンマのコリコリ感を堪能しつつ食べ進め、大満足で完食です。

いやぁ…こりゃTVの影響で混んでるんじゃなくって、混んでるからTVで取り上げられたんだろうってな一杯でした。これなら無理してでももっと早めに立ち寄るべきだったなぁ(汗)しっかしこの近隣の佐野ラーメンの懐の深さは半端じゃないな。伊達にラーメン屋が大量にある訳では無さそうだよ。

国道50号沿いは結構走る機会が多いので、是非また伺いたいと思います。今度は平日に「ランチのBセット」を頂いてみたいですね。ごちそうさまでしたっ!

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2010_08_08_ルート

【宇都宮市】 山本さん家 「辛!麻辣麺」

【宇都宮市】 山本さん家 「辛!麻辣麺」

【宇都宮市】 山本さん家 店構え

ジョイフルホンダの青空PITでバッテリーの交換をした後は、試運転も兼ねて?軽く西の方へ。笠間の隣の稲田から真岡に抜ける県道を開拓したりしながら、何だかんだで宇都宮までやってきた。今日も結構暑いので、このまま標高の高い日光まで一気に向かって涼もうかとも思ったんだが…またバイクに何か問題が起こって、飲まず食わずで家まで戻る自分が見えた気がしたので昼飯をば(笑)

宇都宮駅から真西に5キロほどの場所で「担々麺」を看板に大きく掲げたこちら「山本さん家」が目にとまったので入店です。辛いものが苦手なくせに、最近「担々麺」を度々食べている気がするなぁ(笑)お店に入ってメニューを見ると、当然の事ながら「担々麺」が有るんですが、テーブルに張られたメニュー『夏限定!「麻辣麺」』ってのが更に気になります。。。なるほど…「夏限定」ですか…

それ下さいっ!(爆)

正直言って「担々麺」と「麻辣麺」、何が違うのかさっぱり分かりませんが(汗)…まぁ食べてみれば分かるんでしょう(笑)そんなこんなで少々待ちまして、麻辣麺が到着です。なるほど…見た目はラー油の赤味ではなくって茶色が強い印象ですね。それではスープから頂きま~す。

むほっ!辛いのは確かですが…これは個人的に得意な辛さですな!(喜)

このスープ、見た目同様に「ラー油」の辛さでは無く「麻婆豆腐」的な辛さが前面に出てます。ビリビリ来るのは山椒由来ってな所でしょうか。確かにドンブリの中心は餡かけ挽肉と豆腐なので、この部分はまんま「麻婆豆腐」ですな。それからスープの表面にはラー油ではない油が張ってますが、油自体に辛さは無いようです。この前食べた「勝浦式担々麺」の原色そのまんま系な辛さと違い、混沌とした組み合わせの辛さとでも言いましょうか。う~ん…オルフとブラームスの暗さの違いと同じ感じと言うか何というか…以下省略…

う~ん。。。辛さの表現はやっぱ俺には無理だなぁ…(爆)

お次は麺ですが、角の全く無い中細の縮れ麺です。感覚的にはパスタみたいに押し出して作ったか、手延べ麺的に延ばして作ってるのかな?ってな気がしますが、実際の所は…分かりません(爆)具はモヤシにカイワレ、刻みネギと中心部の豆腐に肉そぼろと煮玉子半分ってな感じで、辛い一杯に何故か必ず入っている肉そぼろの量は必要十分。穴あきレンゲで肉そぼろを救出する作業を楽しみたい方にも御満足いただける一杯ではないでしょうか(笑)
個人的に辛いものは苦手なこともあって、まともな感想になってない気もしますが(汗)旨辛な一杯なのは確かですので、皆さんも是非一度。ごちそうさまでしたっ!