2011秋の三連休・最終戦 ~日光方面紅葉狩り キャンプツーリング編~

9月から断続的にやって来ている3連休、ついに最後の一発の日がやってきた。今回は紅葉見物を兼ねたキャンプツーリングなので、朝早くに出発したと言いたいところだが…

目覚めたら何と9時過ぎ…(汗)

急いでシャワーを浴びたり着替えたり、キャンプ用具一式をバイクに積み込んで出発したのがちょうど10時。

とりあえず中禅寺湖の少々西にある戦場ヶ原周辺では紅葉が始まっているらしいので、手始めに日光を目指します。3連休と言う事で交通量多めな常磐道~北関東道~東北道~日光宇都宮道路と乗り継いで、いろは坂手前の清滝ICに到着。

中禅寺湖に向かう国道120号が大渋滞していたらどうしようかとちと心配していたが…中禅寺湖周辺の紅葉がまだ始まっていないので特に混んでいなかった。いろは坂自体も特に渋滞することなく順調に明智平まで到着。ただ、明智平の駐車場はキャパ一杯一杯の状態だったんで、駐車場入り待ちの車列が出来上がってしまうとあっという間に渋滞が出来上がるのかもしれないなぁ。

【栃木県日光市】 明智平 「海老の湯波巻」   「明智平ロープウェイ」 (G1 M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6)

「海老の湯波巻」なんてのをパク付きながら、ちと休憩。そう言えば明智平ロープウェイは結構な乗車率だったな。いろは坂が染まってくる頃には、ロープウェイに乗るための行列が出来上がってしまうのだろうか?秋はいつも明智平自体の混雑が酷いから、中禅寺湖まで一気に登っちゃうんで実は良く分からない。

「戦場ヶ原」 (G1 M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6)

軽く休憩した後は中禅寺湖の湖畔へ。紅葉はまだ時期的にもうちょっと先だが、天気が良いので気分がいいね。そして中禅寺湖から10キロ程奥に位置する戦場ヶ原へ到着です。

「戦場ヶ原」 (G1 M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6)  【栃木県日光市】 戦場ヶ原 「餃子コロッケ」

今年最初の紅葉見物をしつつ、ふと目にとまった「餃子コロッケ」なるものを。一体どういうコロッケなのかと思ったら、一般的なコロッケの真ん中に、ニラとニンニクが利いた餃子が丸ごと埋まっているではないですかっ(笑)コロッケの大きさも結構大きく、普通に美味しく食べられるのでこれはお勧めです。

「竜頭の滝の上流」 (G1 M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6)

この後は再び中禅寺湖方面へ戻りまして、途中の「竜頭の滝」を見物。竜頭の滝の上流部はかなり色づいている状態でした。もう少しでピークでしょうな。

「竜頭の滝」 (G1 M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6)

竜頭の滝の滝本体側周辺は来週あたりに染まるのかなぁ…。ただ、竜頭の滝見物は上流側も下流側も駐車場が狭いから、朝早くに辿り着かないと渋滞が酷そうな予感がするな。

この後は日光の市街まで戻って、国道121号で北上開始。日塩もみじラインが染まっていれば素晴らしいんだが…さすがにまだ早いと思うので…鬼怒川温泉を抜け…気分良く走れる国道121号をガンガン走って南会津入り。東北地方の入り口に位置する「道の駅 たじま」にやって来た。

【福島県南会津町】 道の駅 たじま 「けんちん汁」  【福島県南会津町】 道の駅 たじま 店構え

けんちん汁を頂きました。走っていると結構寒いけど、今晩どれくらい冷えるんだろう。テントで寒さで目が覚めると、その後寝られないからなぁ…今から楽しみだっ!(アホ)

この後は、この前「秘密の県民ショウ」でやっていた「カレー焼きそば」なるB級グルメっぽい一品でも食べようかと更に北上を続け、会津若松市街地へ到着。それにしても、今年何回目の会津若松入りなんだろうか。結構な回数来たな。

市街地の近くに「せせらぎ公園オートキャンプ場」なるキャンプ場があり、その隣に大きな駐車場とだだっ広い広場があった。そんな訳で今日は湯冷めの心配をしなくても住みそうだと言う事で、まずは風呂。夏場に電車で来たときにも利用した富士の湯へ。前回は平日の昼間だったのであんまりお客さんがいなかったが、今回は結構な人数のお客さんが入浴中。湯船の種類がやたらと多く、大きめのスーパー銭湯並の施設なんだが、料金が何故か390円とお得な場所です。

【福島県会津若松市】 富士の湯 「サンマ塩焼き定食」
風呂にのんびり浸かった後、施設の3Fの食堂でサンマの塩焼き定食が500円だったので食べてしまうことにした。カレー焼きそばは、また今度だ。

最初は夕方にチェックした公園に泊まろうかと思っていたが、晩飯を食べてしまったので後は酒を飲むだけ…。どうせ明日の朝も喜多方ラーメンだろうから喜多方の道の駅でいいや…という事で、酒とつまみをスーパーで買って「道の駅 喜多方」へ移動。

「花泉・花春・原蔵にごり酒」  「串でんがく&ウオッカ」

そんな訳で道の駅の隅っこにテントを張りまして…今夜も福島に乾杯!

「一澤信三郎帆布 ウエストポーチ」

そうそう、今回のツーリングから新しいウエストバッグを使い始めた。何故か母が買ってくれた「一澤信三郎帆布 ウエストポーチ」なんだが、ツーリング中にはまくらとしても活躍してもらう事になる。寝心地は結構良かったな。使ってもう少しヤレてくるとさらに良くなるかも。

今日のGPSログはこちら。

2011_10_08_ルート

「土日は高速1000円」狂想曲 ~finale~

今年の3/19(土)、北関東自動車道の全線開通のタイミングで企んでいた「茨城」「栃木」「群馬」「長野」を高速で一気乗り計画。かなり早い頃から長野の宿へ予約を入れていたんだが、当時週末が絡む出張が多くなっていた関係で断念。仮に出張が無かったとしても、前週に発生した震災でどのみちそれどころでは無かったわけではあるんだが。

2009年の春、当時の麻生政権により制定されたこの制度。バイクのツーリングの高速代だけで年間30万円近く払っていた俺としてはまさに現金を支給されたのと同じようなもんでして、北へ南へと存分に利用させて頂いた。高速道路の利用者が急激に増えた為に渋滞までもがもの凄く増えたりしたんだが、そこはバイクな訳でして「すり抜け」で何とかやり過ごした2年数ヶ月。そんな自分にとっては都合の良い制度…ついにこの週末でさよならだ。

そんな訳で、3月にやり損なった高速一気乗り計画をこの週末にやっておく事にした。茨城の人間にしてみれば餃子に焼きまんじゅうが身近になるであろうし、栃木・群馬の人間にしてみれば憧れの海のある「阿字ヶ浦」やら「大洗」あたりがきっと身近になる事だろう。

朝7:30に日立市のアパートを出発。最寄りのICは「日立南太田」ICなんだが、今回は「栃木・群馬県民憧れ」の海の近く「ひたち海浜公園」ICをスタート地点にしますかねぇ。

そんな訳で「ひたち海浜公園」ICから高速を走り出したのが朝8:10。友部JCTからは急激に交通量が増えまして、右も左も最後の1000円の想い出づくりに向かうであろう自動車だらけに。9:20に都賀JCTで東北道へ一時的に合流すると、これまた何じゃこりゃぁ?な交通量に。岩舟JCTから再度北関東道単独の区間に入っても交通量は減るどころか各インター毎に流入過多になりまして、10:00頃通過した一区間だけの関越道では、上信越道方面への分岐でまさかの渋滞が発生。

「お前らどこまで行く気なんだぁ~っ!」と連なる自動車を横目にすり抜けしまくって、渋滞こそ解消したもののアップアップ状態の上信越道を走り続けて更埴JCTへ到達したのが11:20。須坂長野東に到着したのが11:30過ぎ。異常な渋滞が無ければ330キロを3時間という感じだろうか。しかもこれだけ走って高速代が一台あたり1000円(もちろん明日までではあるけれども)。

これは北関東道の開通で、栃木と群馬だけでなく長野も確実に近くなったという印象だなぁ。日立から東名で静岡方面へ向かうと「牧ノ原」SAまでがおよそ350キロ。途中首都高を抜けて行かねばならない関係で連休等では深夜・早朝に都内を抜けてしまわないとアホみたいに時間が掛かるのは走った事のある方であればご存知の通り。

ただ…正直言ってこれは手放しでは喜べない。今回の北関東自動車道の全線開通はあんまり世の中に浸透していなかったからまだいいとは思うんだが、2年数ヶ月という時間は一時的と呼ぶにはあまりにも長すぎ、十分な効果を発揮したと呼ぶにはあまりにも短すぎた。

俺が原チャリで四国を一周した時にもお世話になった明石から四国へ渡る「たこフェリー」はぶっ潰れ、急激に立地条件の良くなった高速上のリニューアルされたSAは大賑わい。そして来週末からは…SAの出店がピンチだろうよ。そんなに簡単に、そこに住み、そこに暮らす人々の生活が変えられるとでも思っているのか俺達は?

まさに国をあげての狂想曲…ま、この曲に関しては、もうすぐ終わりがやってくるんだけれどもさ。

俺も含めて…世の中あまりにも日和見主義過ぎるんではなかろうか…等と思いつつ、前回キャンセルしたからには今回もちろんお世話になる宿「1166 バックパッカーズ」の前にバイクを駐めさせてもらったり(ギリギリ1台分しか有りません。期待する場合は宿へ事前連絡を!)して、行くと言ったからには行こうと思っていた「Book&Cafe ひふみよ」へ向かいます…

【小山市】 すご打らーめん 金龍 「チャーシューメン(普通盛)」

新国道4号ではなく普通の国道4号を走っていて、間々田駅近くに「栃木のおいしいラーメン」に載っていたお店があったのを思いだした。店名まで覚えていなかったので「ラーメン 一心」は、ここかなぁ…と思いつつ通過(本に載っていたお店はこちらだった)。金龍というお店が駐車場一杯に車が駐まっていたのでここかなぁ?という感じにやってきた。

カウンター席に座って目にしたものは、チェーン店とかで良く見る「各メニューを写真で紹介した紙をパウチ」した一枚だったので、若干「やっちまった」感を感じつつも「チャーシューメン」を注文。普通盛り・大盛りがあるのは普通の光景だが、「小盛り」を用意しているお店は珍しいですな。なるほど…子供連れの方が多いのも理解出来ます。

水を飲みながら待つ事数分で注文の一杯が到着です。チャーシューがはみ出るビジュアルは個人的に好感を持てます(笑)それではスープから頂きま~す!

あ…全然外れじゃないよ…こりゃ旨いっ!(喜)

メニューを見た時に感じた不安を一掃するあっさり系の醤油スープでして、どことなく佐野ラーメン的。ただ後味がちと変わってまして、ワンタンスープを食べた時に感じるようなこの後味は何だろう…あ、「生姜」か。意外と合うもんですな。お次は麺ですが、見た瞬間に手打ちと分かる太目の平麺でして、表面がツルツルでのど越しが最高です。佐野ラーメンの一般的な麺を厚めにしたような感じで旨いです。

具はと言いますと、大ぶりなチャーシューが5枚に刻みネギ、ワカメにメンマにゆで玉子半分とボリューム感抜群。チャーシューはとろける系のチャーシューでして、このボリュームがありながらも飽きずに食べられる旨さ。これにはスープの生姜が上手く効いてるのかもしれませんな。やるなぁ…なんて思いながら食べ進めましてもちろん完食です。

いやぁ旨かった!何人かのお客さんが頼んでいた「野菜炒め」も旨そうだったんで、今度は一緒に頼もうかな。ご馳走様でしたっ!また来ます!