朝の築地市場周辺は相変わらずのカオス状態

初日の夜は「浅草スマイル」という8人男女同部屋ドミトリーに泊まったんだが、2段ベッドのそばにある窓からは朝靄に先っぽが隠れた東京スカイツリーが見えていた。それからこちらの宿、こういうご時世だから一時的にではあるが…宿泊費が何と「980円」だった。。。もはやライダーハウス並み。

今日は朝9:30までに秋葉原の会場入り出来ればいいので、久々に朝の築地市場へ繰り出す事に。

 市場はセリが終わって買い付けた魚を出荷するトラックが走り出している時間帯。マグロの競り場でのマナー問題等で一時観光客の立ち入りが制限されていたが、今回の震災(特に余震)の関係で安全面の確保の為、正面入り口に「一般の方の入場はご遠慮下さい」との小さな張り紙があった。日本語で小さな張り紙ってのがミソなんだと思うが、何度でも来られる方はしばらくの間は市場の中をウロウロするのはやめといた方が良さそうだ。あんまり好き放題見物していると、本当に見学出来なくなっちゃうからなぁ。

そんな訳で今回は、一般客大歓迎の「築地場外市場」へ。こちらも仕入れた魚を店に運び入れるターレと呼ばれる荷物を運ぶ小さな乗り物やらカブに自転車が縦横無尽に走り回ってます。そして店先にはまだ並べ切れていない仕入れ品が山積み状態。

とにかく朝の築地市場周辺は無秩序な状態ではあるんですが、活気という意味では皆同じ方向を向いている感じですね。洗練とは程遠い空間ではありますが、こういう泥臭さのある場所がやっぱり好きだなぁ。

散歩がてら一通り巡った後は、もちろん朝飯で~す(笑)

【千代田区】 麺処 ほん田 「鶏と魚介の豊潤醤油ラーメン」

金谷からは静岡経由の新幹線で東京まで戻ってきた。日立までは20:30発の高速バスで帰る事もあり、時間の余裕が少々ある。そんな訳で「東京ラーメンストリート」で何か一杯食べて帰ろうと行ってみると…何だか様子がおかしい。何でこんなに人だらけなんだろうと改めて見てみると…

あ゛~っ!店が増えてんじゃん!(喜)

どうやら4/8(金)に「東京駅 斑鳩」・「麺処 ほん田」・「ジャンクガレッジ」・「麺や 七彩/TOKYO味噌らーめん 江戸甘」という4店舗を追加してグランドオープンしたばかりらしく、およそ東京駅の地下街とは思えない人出の状態になっている(汗)

せっかくなので新しい4店舗のどれかに行ってみたい。「ジャンクガレッジ」は昔から気になっているんだが…生ニンニクをトッピングで追加してしまったりすると高速バスで「乗車拒否」されそうなので今回は回避(汗)

てか…東京駅で生ニンニク食べても大丈夫なシチュエーションてあんのか?(爆)

そうだなぁ…今回は最後尾のお客さんの脇に30分待ちの札がある「麺処 ほん田」ってなお店にしますかね。待ってる間に「東京ラーメンストリート クリアファイル」なんていうノベルティグッズを頂いたりして待つ事30分…

あのぉ…お店の入り口まで辿り着けてないんですが…(涙)

今回高速バスの時間が決まっているので、一口も食べずに離脱という最悪な展開も見えてきたりしたんだが、何とか高速バス出発時間の15分前に注文の一杯がやってきた!それでは急いで頂きま~す!

おぉ!この醤油スープは旨いっ!(喜)

昔、横浜ラーメン博物館で食べた「支那そばや 醤油らぁ麺」は旨み成分がグイグイ前面に出てくるタイプのスープでしたが、こちらのスープは意外とあっさり系。ただ、あっさり系ではあるものの全体のまとめ方が上手いので十分満足感が得られます。麺は細麺ストレートでスープとバッチリ合っている印象。具はノリが3枚に刻みネギにチャーシュー3枚にメンマにチンゲンサイと味玉。チャーシューも味玉も文句なしの旨さ。時間の関係でもの凄い勢いで完食してしまったが、ほんとはもう少し味わって食べ進めたかったなぁ…(汗)

まぁ間違い無く何度も来る機会はあると思いますので、次回はもう少し時間的余裕をもって食べに来たいと思います。ご馳走様でしたっ!また今度!

さらば大井川鐵道 また会う日まで!

「南アルプスあぷとライン」を堪能した後は、再び大井川鐵道の「SL南アルプス号」に乗車。なるほど…このバックで走る機関車のヘッドマークが今日限りって事な訳ですな。初めて見た時にはこれが列車の先頭と言う事に違和感を感じましたが…真っ黒なSLを撮る為にマイナス側に露出補正(-1段)をしている間に慣れました(笑)

それに見慣れてくると、なんかこっちが正面でもいいような気がしてくるなぁ。ヘッドライトも付いてるし。

ちなみにこちらが先頭の客車の窓から見える蒸気機関車。観光客的には窓をキレイに掃除しておいて欲しい所だが、煤煙をあげて走る蒸気機関車が目の前にいるんで「あっという間」に汚れるんだろうなぁ…

こちらは客車内の様子。床だけでなく壁や座席も木製でして、旅情をかき立ててくれます。

こちらは桜のトンネルで有名な、家山駅をSLが出発する際の一枚。一度蒸気を吐き出してから走り出す様は、やはり蒸気機関車には命が宿っている印象ですなぁ。

こちらは終点「金谷駅」での一枚。金谷駅到着後、記念撮影をのんびり出来るようなイメージを勝手に抱いていたんだが…ダイヤに余裕が無いのかあっという間に回送列車になってしまいます…(汗)

実はこの写真、離れていく列車をかなり焦って撮ってます…(爆)

まぁ細かい事はともかくとして、素敵な時間を過ごす事が出来ました。大井川鐵道の皆さん、寸又峡温泉の皆さん、南アルプスあぷとライン沿線の皆さん、今回は大変お世話になりました。是非次回も、「ゆるい雰囲気」で迎えて下さる事を期待してます!