何故かのんびり過ごしたくなる街「浅草」

晩飯?を食べた後は散歩がてらに浅草寺の雷門へ。人出はやや少なめな気がしないでもない…

仲見世通りも程ほどの人出。そして秋葉原でも感じたんだがいつもの「外国人観光客」の姿が無い。中国語らしき会話も聞こえてこない…。要するにここにいるのは殆どが日本人。だったらいっその事、皆で慣れない和服を着て観光がてらこの仲見世通りを散歩してみるってのはどうだ?ちょっと歪んだ情報発信にはなるが、何やら面白そうな場所があると言う事であっという間に外国人観光客が戻ってくるだろう…多分(汗)

ま、俺自身、和服で歩いてみたいしね(笑)

浅草寺の本堂へはいつもより長いお参りの行列が。そう言えばトラブル続発のはやぶさプロジェクトに携わった川口氏が今朝の講演で、最後は正直言って「神頼みだった」と言っていた事を思い出したりした。でもなぁ…個人的には、ここ浅草寺と鹿島神宮と善光寺では毎度毎度ちゃんと世界平和を祈ったんだぜ?それでこれかよ?と文句の一つも言いたくなるよ。さすがに文句を言うのは怖いからもう一度祈っておいたけど。

この後は銭湯へ向かった訳だが、出来る事なら風呂に入る前に伸びてしまった髪を切りたいなぁ…と散髪屋を求めて街を彷徨うものの発見出来ず。観光地で散髪屋を探すのは無謀だったかなぁ…と諦めて銭湯に向かったら…銭湯のすぐそばに散髪屋発見!(爆)そりゃそうだわな。まず探すべきはこのエリアだよなぁ(笑)

そんなこんなでAMラジオの流れる店内で伸びすぎた髪を切ってもらった後は「蛇骨湯」と言う、何やらおどろおどろしい名称の銭湯へ。

「蛇骨湯(じゃこつゆ)」なんて名前だったりしてますが、一般的な銭湯料金で露天風呂まで楽しめたりするいい場所です。お湯自体も蒲田の黒湯を薄めた色合いの天然温泉(成分温泉なのでもちろん加温はしてます)ですので申し分ないでしょう。

話が少々脱線しますが、男湯で目にする地元のお年寄りの方々の引き締まった体格には惚れ惚れするものがありますなぁ。今年は残念ながら中止となってしまった「三社祭」の存在がこの肉体を作っているのかな。それから、こちらの「電気風呂」の痺れ具合は個人的な経験から言って最強なのではないかと思います。

*詳しい住所、営業情報については「蛇骨湯」のHPをご参照下さい。

    

のんびりと銭湯を楽しんだ後は、いつもの赤提灯街で反省会…(笑)

「エレキジャック・フォーラム in Akihabara 2011」 開幕

ガンダムカフェでのんびりした後は、いよいよお目当ての「エレキジャック・フォーラム」の会場へ。稚内から帰ってきた夜に気が付き、奇跡的に入場券をGetした、探査機はやぶさのプロジェクトマネージャー「川口 淳一郎」氏の基調講演からイベントスタート。

技術者としての福島原発問題に関する考えを織り交ぜながら講演は進み、予算対効果に関する近視眼的な昨今の風潮に対してチクリとやったりしつつ講演終了。目新しさは無かったものの、色々考えさせられる講演でした。

技術立国日本としての喜ばしい成果に湧いた2010年、そして自信を失いかけている2011年。物事の捉え方には各自それぞれの環境や立場があるので一括りにしてしまう事は出来ないとは思うが、技術屋の端くれとしては正確な状況把握に基づいた反省を今後に活かす他は無いのではないかと思っている。

「想定外」という言葉は使ってはいけないような風潮になってきているが、これだけの命が奪われる事態を招いている事自体、我々は今もなお自然の力の大きさの前には無力であり、今後の全てを見通せるような神のような存在とは程遠い存在である事実を再認識するべきなのではなかろうか。我々が今現在持ちうる全ての「想定」を経済合理性を伴わない形で振り回すとすれば、そもそも地震だらけの日本という国自体に住み続ける事自体がナンセンスという事になりはしないのか…

…最近ちょっと愚痴っぽいので…この辺で強制終了…(汗)

こちらは「エレキジャック」のブログで見掛けて以来気になっていた、家庭菜園向け「自動水やりシステム」。時計と温度センサだけでなく、土中湿度センサとかの状況を判定材料に使いながら散水する凄い奴。

こちらは電気自動車に改造した車両。印象としては「電気自動車」制作の敷居は更に下がっているってことかな。昔々、トヨタのMR2のEFIユニットのプログラムを書き換える本がCQ出版社から出ていて…MR2に乗っていた先輩に「これやりましょうよっ!先輩っ!」と言ったところ…真顔で「お前…殺す。。。」と言われた事を思い出した(汗)あの頃よりは確実に敷居が下がってますなぁ。

ちと秋月で買い物をする用事があったので電気街へ。「秋葉原ラジオ会館」は建て直しとの事らしいが、こちら「ラジオデパート」はこれからどうなんだろう?代わりが利かない小さなお店が多いのでちと不安です。

    

千葉県が誇る観光農場「マザー牧場」のソフトクリームを秋葉原で頂いたりしつつ、再度会場へ。

今回は「基調講演・ニキシー管・フリーCAD・FPGAカフェ」の講演を軸に色々見学させて頂きました。どれも得難い経験だったんですが…ニキシー管の講演をされていた方の初っぱなのスライドの「作業机」の美しさに言葉を失い…フリーCADの「基板上部品の3D表示」にぶっ飛びつつ…つくばのFPGAカフェの創設時のお話に笑わせて頂いたりと、本当に有難うございました!

そうそう、「つくばのFPGAカフェ」は今週末から営業再開との事ですので、近々伺いたいと思ってます!

そう言えば講演の無い時間帯に秋葉原の街中へ繰り出したんですが、人出自体はそこそこあるものの…全くと言っていい程外国人観光客の姿を見掛けませんでした。お客さんの来ない免税店は辛いだろうなぁ…

久々の朝の秋葉原にて ~電子工作オタクの街を奪還せよ!~

江戸っ子の支配する築地で一杯頂いた後は秋葉原へ移動です。

ここ数年(というかすでに10年位かなぁ…)我ら「電子工作オタク」の聖地「秋葉原」は、すっかり「アニメオタク」の街へと変貌してしまった。

「Laoxコンピューター館」が出来た頃から「お食事事情」&「おトイレ事情」が急速に改善し始め、外国人も含めた一般的な観光コースの一つになり始めた頃からおかしな事が起き始めた。

『アニメオタクの街秋葉原には、こんなディープな「電子工作オタク」もいる!』という報道だ。

どう言う事かというと…フィギュアやコスプレ、同人誌の販売を秋葉原の表の顔としてとらえ、秋月電子の部品棚に群がる我が同胞達を「オタク」と言い放つ報道が増えてきているのだっ!

我々はこの屈辱的な状況を受け入れる訳にはいかないのである。この街は終戦後の「組み立てラヂオ」ブームに端を発し、白黒のTV放送開始と共に訪れる「白物家電ブーム」と共に発展し、自作ラジオを起点とする我々のような「電子工作オタク」と共に生きてきたはずである。我々は過酷な今日を生活の場としながらも共に苦悩し、錬磨して今日の文化を築き上げてきた…

「立てよ!国民よ!」 (C) ギレン・ザビ

おっと…危うく「アニメおたく」の雰囲気に呑まれる所だったよ…(爆)

 

そんなこんなで秋葉原に着いて、まだ時間があったので駅前の喫茶店で暇つぶしを。行列が出来ている印象のこちらのお店、開店直後は当然の事ながらガラガラです。

電子工作オタクの「アムロ」が作った「ハロ」。こんな店に俺がやって来る日が来ようとは…

こちらは本日頂いた「ハロいちごラテ」。期間限定の一品でして、抹茶仕立ての緑色のラテが通年販売みたいです。

ま、それはそうと…言わせて頂きますっ!

「認めたくないものだな、自分自身の若さ故の過ちと言うものを…」 (C) シャア・アズナブル