『Make: Tokyo Meeting』 ~自分で作る事に意味があるっ!編~

『Make: Tokyo Meeting』 試乗できます

『Make: Tokyo Meeting』という催し物、潜在的に「作る」と言う事がテーマですんで「電子工作」に限らず面白い出展?が多数ありました。

『Make: Tokyo Meeting』 ガスタービン動車

こちらはガスタービン動車。多分、写真だと伝わらないですが…各種イベントで子供が後ろに乗れる大きさの電車?です。

『Make: Tokyo Meeting』 ガスタービン動車エンジン部分

こちらは「ガワ」を外したガスタービン動車。説明を伺って理解したのは、要するにこれ…「ジェットエンジン」らしいです。すげぇっ!…造れるんだ…(汗)

燃費的には、最大負荷時の効率はガソリン自動車にひけをとらないそうですが、アイドリング時の燃費の悪さはハンパないそうです(汗)

『Make: Tokyo Meeting』 CADで設計して作るペーパークラフト

こちらは設計に専用CADを導入して作っているペーパークラフト。ほとんどの部分が廃材のボール紙で出来ているそうな。誰もが足を留める展示でして、結構人だかりが出来てました。

『Make: Tokyo Meeting』 個人向け3Dプリンタ

こちらは個人でも購入可能な「3Dプリンタ」。値段は157,500円。ヘッドから噴出するABS樹脂を積み上げていく事で3Dパーツ?というか3D製品を製造できる。

金型を作って量産する世界とは真逆のアプローチ(製作自体は結構時間がかかる)ではあるが、多品種少量生産がメインになる世の中を想定すると、こんなに素敵なマシーンは無いだろうな。もの凄く興味を惹かれましたっ!

宝くじはもとより、株で一儲けしたら発注します(マジ)

『Make: Tokyo Meeting』 ウィルバー・マシン本体

こちらは連立方程式を解く「ウィルバー・マシン」。

最初の説明の「これを引っ張ると他が…」の下りは理解できましたが、実物を見ても正直言って仕組みが良く分からない…(汗)

でも何となく分かるのは、これって多分「ハード屋さん」目線で具現化されている一品?であろう事。各種「エンコーダ&デコーダ」の回路の仕様書ってこんな見た目だわな(笑)使う手順その他は何故か書かれていないんだよねぇ(笑)

『Make: Tokyo Meeting』 透明標本

こちらは「透明標本」という、標本のイメージを完全に飛び出した一品。

とにかく美しい。。。

今回のイベントで「具現化する」という意味では、デザインからアプローチする方々のスピード感に感化されました。俺も負けずに頑張りま~すっ!

ま、そんな訳で、今回一番「感じた」展示がこちらです。魔女の宅急便で海沿いを疾走していた気がするプロペラ付き自転車!プロペラの風切り音が本気度を現してました!

『Make: Tokyo Meeting』 魔女の宅急便の自転車

『Make: Tokyo Meeting』 ~電子工作関連編~

『Make: Tokyo Meeting』 FPGA技術

グダグダな午前中を過ごして、ようやく本来の目的である『Make: Tokyo Meeting』の会場、東工大大岡山キャンパスへ到着。いやぁ、大学の敷地内ってのは何となく若さを感じられていいもんですね。

イベント全体の感想を先に書いてしまうと、電子関連の内容だけでなく色々な方面の内容に感化されました。学生・社会人・企業がごっちゃになった展示会等とは全く異なる荒削りなイベントでしたが、来て良かったなぁと思います。まぁ何と言っても、個人的に会場にいる人達全員と話が合いそうな雰囲気でしたから(笑)

最初の写真はつくばにあるFPGAカフェの出展。トラ技の読者なら思わず笑ってしまう情報誌が目をひきます。以前から気になっていたんですがお店はつくばにありまして、制作物をオープンソースにすると言う条件でリフロー炉等を借りられるとの事なので、まずはコーヒーでも飲みに行ってみたいと思ってます。

~ここからは色々なブースの気になった物など~

『Make: Tokyo Meeting』 個人向けチップ部品マウンター

こちらは個人向けのチップ部品マウンター。FPGAカフェの隣のブースだったので、実はFPGAカフェの展示品なのかもしれないけれど、今イチ仕切りが良く分からないユルさを誇るイベントだったので良く分からないです(笑)これは興味ありますね。位置決めとかはうまくいくのかな?

『Make: Tokyo Meeting』 ニキシー管のバーグラフ

こちらは「ニキシー管」という放電管で組み上げられたオーディオ用スペアナ表示器(だと思う)。FFTで周波数成分の演算をするあたりは最近の技術で、表示はレトロなデバイスを使っている事がキモですね。

古い技術のデバイスってのは自然な暖かみを感じますね。電圧駆動で表示の長さが変わるそうなので、個人的に一度使ってみたくなりました。

『Make: Tokyo Meeting』 ハンダ付け祭り

こちらは会場で行われていたワークショップの模様。今まさに「熱いハンダ付け祭り」が開催されている訳だが、興味の無い人には分からないだろうなぁ(笑)ま、派手さの裏側は、地味な作業の積み重ねだったりするのはどんな分野も同じだったりしますが。

『Make: Tokyo Meeting』 マルツパーツブース

こちらはマルツパーツのブース。ミズホのキットを彷彿とさせるSSB/CW受信機と「ジャンク箱」(笑)が気になりました。

今回の会場、「Arduino(AVR)」系のアプローチでハードは買ってきた物をベースにしてソフトで色々工夫する展示がかなり多く、こんなに盛り上がっているとは正直思っていませんでした。次世代?は「mbed」というARMの載ったシリーズらしい。職業柄、AHBやらAXIやらのARMコアのローカルバス廻りをはじめ全体の構成に関しては詳しいから俺も参戦してみっかな?

『Make: Tokyo Meeting』 電子工作系同人誌

電子工作系同人誌?

AVRマイコン入門やら、「2進数おしえます。」なる一冊も。読んでみたいような気もしますが…こちらの世界には今さら入れないなぁというのが個人的には正直な所(笑)

『Make: Tokyo Meeting』 オセロ・マシン

こちらは本物のオセロ盤を使ってコンピューターと対戦出来るオセロマシーン。そうそう、この手の発想こそが新しい。

ちょっとマシーンの調子が悪そうでしたが、その後うまく調整できたのかな?

『Make: Tokyo Meeting』 電動「でんじろう砲」

最後はこちら「電動式でんじろう砲」

理屈はともかく、発想力に完全にやられました(笑)

『Make: Tokyo Meeting』の「電子工作関連編」てなタイトルで紹介しましたが、実際の会場は剥き出しの基板が多数展示されている会場でして、個人的にピンと来たものでも写真では「ぱっと見」何だか分からないものが多い為紹介できませんでした(汗)展示されていた方々スミマセン。

【大田区蒲田】 ゆ~シティー蒲田 ~いったい何しに来たんだっけか?編~

【大田区蒲田】 ゆ~シティー蒲田

フルーツたっぷりな朝食を平らげた結果、かなり二日酔いから回復してはきたが…何となくシャワーを浴びてさっぱりしないと気が済まなくなってきた(爆)

目黒の駅ビルの中の本屋で都内の銭湯情報本をちと立ち読みしてみたが…今日の目的地の大岡山や目黒近辺に銭湯はあるものの、昼間から営業している銭湯は無いらしい。。。あぁ…銭湯天国の大田区だったら、いくらでも昼間っからやっている銭湯なんてあるんだが…

ん?待てよ?「大岡山」って目黒線か。だったら昔、目蒲線を分断して出来上がったのが目黒線な訳だから…

蒲田で一っ風呂浴びてから行けばいいじゃん!(喜)

開場が12:00~とは言うものの、もはや『Make: Tokyo Meeting』に来ている事を完全に忘れているかのような展開に…(爆)

そんなこんなで電車に乗ってやって来たのは蒲田駅。かつて近所に住んでいた事があるので個人的にこの一帯はお手の物でして、駅近の昼間からやっている、黒湯の小さな露天風呂付きの銭湯「ゆ~シティー蒲田」を選択で~す。いやぁ…3年ぶり位かな?こんな形で再会するとは思いも寄らなかった。

しっかしまぁ…外観も受付も脱衣所も風呂場も全て昔と変わってないですな。真っ昼間なのに結構なお客さんが居るのも昔と変わらず。歯を磨いてヒゲまで剃って、この地域の名物「黒湯」にのんびり浸かると…

「エネルギー充填100%!」(C)宇宙戦艦ヤマトの機関長

あぁ…ようやく復活しました。そして風呂上がりはお決まりの「栄養ドリンク」を、これまた昔と変わらない休憩所でゴクリ。

お約束の「コーヒー牛乳」

「エネルギー充填120%!」(爆)

さてと、完全復活した所で、ようやく『Make: Tokyo Meeting』へ向かいま~す。髪の毛濡れてるけど電車でGo!(笑)