「ウィークエンドパスで電車旅」 ~『高崎から「北越急行ほくほく線」経由で長野まで』~ プロローグ

今回のプチ電車旅行、事の発端は本日開催された栃木県小山市内での仕事の打ち合わせ&歓迎会の計画が持ち上がったのが全ての始まり。この話を聞いた瞬間は…「あのなぁ…この梅雨前の天気のいい週末に… 中略 …そんな事やりたい奴でやってりゃいいんだよっ!」

…と実際に言ってしまったんだが…落ち着いて考えると一つの旅行プランが頭の中に浮かんだ。

「あれっ?上手く使えば「あの」飲み会に参加出来る気がするんだが…」

打ち合わせその他の予定が本当に実施される事を何度も確認した後で飲み会に予約を入れまして…

今日の歓迎会の終了後、栃木県小山市から何故か日立方面の東ではなく、一人だけ西に電車で揺られる事1時間少々で群馬県高崎のビジネスホテルへ到着。

さっきまで着ていたスーツを無理矢理ドンケのバッグに押し込んで、持ってきたジーパンその他に着替えてと…酒を追加で少々飲んで…お休みなさ~い。

いい週末になりますように。

「大甕駅」で切符11枚を払い戻し ~いつの日かまた~

震災の影響で駅が閉鎖されていたので払い戻し手続きが出来なかったが、我らが常磐線の最寄り駅「大甕駅」も4/7から復旧したので払い戻し手続きをしてきた。

乗車券が往復分の2枚に各種特急券類が9種類と、およそ出張とは思えない遠大な電車の旅になるはずだった。

ジョルダンの乗り換え案内を印刷した物を持参して、この切符を作ってもらった時にも窓口の駅員さんが一苦労されていたんだが、今回の払い戻しでは機械に読ませれば手続き終わり(企画切符の指定席発券みたいに)なのかと思いきや、切符に記載された予約列車の内容を端末に入力する必要があるらしく、買った時と同じ位手間を掛けてしまったのには正直申し訳ない気がした。

個人的な旅行であれば「北海道&東日本パス」がドンピシャな展開であるが、さすがに「交通費を安く上げたので宿泊費が3倍掛かりました!」などと言ったりしたらどこか遠くへ左遷されそう…ん?

どうせ左遷されるなら、行った事があんまりない場所が嬉しいなぁ(爆)

ま、冗談はともかくとして往復で3000キロ越えのこの切符、何と有効期間が18日間。のんびり巡る事が出来たなら、この切符2枚だけでも幸せだったろうなぁ。それからこの切符、左下を見てもらうと分かるんだが、実は震災当日の午前中に買ったんだよなぁ…

来年から「いわき駅」以北は別の特急になる事を新特急の名称募集で知っていたので、仙台までの「スーパーひたち」に乗ろうと思ってました。

それから「いわき~仙台」間の新特急の名称募集に自分も応募しようと、個人的にこの区間の有名な人物やお土産品やら風習やらお祭りなどを2月末までちょくちょく調べてまして、「特急 そうま」か「特急 あぶくま」になるのかなぁ?…と思っていた矢先のこの震災。誰も望まない形で常磐線自体が南北に分断されてしまっている事がとっても切ない。

青森←→札幌間の寝台急行「はまなす」の、人気のカーペット席も「行き」は取れたんだよなぁ。何やらこの列車の予約に詳しくないと発券出来ない切符らしく、大甕駅の窓口の駅員さんに「こういう操作をすると出てくるらしいので、一応調べて頂けますか?」と、これまたネットで仕入れた 手順を渡して待つ事1分程…「あっ…ありますよ!一席だけっ!取っちゃいますね!」との駅員さんとのやり取りが思い出されるなぁ。こんな形ではなく、実際に乗った感想を書きたかった。。。

 帰路では新幹線の「はやぶさ」にも乗るつもりだった。

すぐに元通りにはならないけれど、この切符で行こうとしていた道程をいつかきっと旅したいと思ってます!

さらば大井川鐵道 また会う日まで!

「南アルプスあぷとライン」を堪能した後は、再び大井川鐵道の「SL南アルプス号」に乗車。なるほど…このバックで走る機関車のヘッドマークが今日限りって事な訳ですな。初めて見た時にはこれが列車の先頭と言う事に違和感を感じましたが…真っ黒なSLを撮る為にマイナス側に露出補正(-1段)をしている間に慣れました(笑)

それに見慣れてくると、なんかこっちが正面でもいいような気がしてくるなぁ。ヘッドライトも付いてるし。

ちなみにこちらが先頭の客車の窓から見える蒸気機関車。観光客的には窓をキレイに掃除しておいて欲しい所だが、煤煙をあげて走る蒸気機関車が目の前にいるんで「あっという間」に汚れるんだろうなぁ…

こちらは客車内の様子。床だけでなく壁や座席も木製でして、旅情をかき立ててくれます。

こちらは桜のトンネルで有名な、家山駅をSLが出発する際の一枚。一度蒸気を吐き出してから走り出す様は、やはり蒸気機関車には命が宿っている印象ですなぁ。

こちらは終点「金谷駅」での一枚。金谷駅到着後、記念撮影をのんびり出来るようなイメージを勝手に抱いていたんだが…ダイヤに余裕が無いのかあっという間に回送列車になってしまいます…(汗)

実はこの写真、離れていく列車をかなり焦って撮ってます…(爆)

まぁ細かい事はともかくとして、素敵な時間を過ごす事が出来ました。大井川鐵道の皆さん、寸又峡温泉の皆さん、南アルプスあぷとライン沿線の皆さん、今回は大変お世話になりました。是非次回も、「ゆるい雰囲気」で迎えて下さる事を期待してます!