【日立市】 らーめん千歳 「チャーシューメン」

【日立市】 らーめん千歳 「チャーシューメン」

【日立市】 らーめん千歳 店構え

藤岡で満足な一杯を頂いた後は、太田方面へ向かって適当に東へ進みます。太田からは毎度の事ながら国道50号でさらに東に進み…最近国道50号ばかりで飽きてきていることもあり、筑西からは国道294号を使って北上し、真岡を通って茂木→常陸大宮→常陸太田→日立へ帰ってきました。藤岡を走り出したのが夕方4時近くだったこともあり、日立に戻ってきたのは夜8時過ぎ。晩飯をどうしようかとちと考えたりもしたんだが…まぁこういう日は、

家で缶ビールでいきなり〆てもいいかなと…(笑)

日曜日は休みのラーメン屋が多い事もあり、家でビールでも飲んで終了にするつもりで自宅に向かっていたところ、久慈浜のカインズホーム近くの、気にはなっていたがまだ行ったことのないラーメン屋に暖簾&電気が灯っていたのが目に入った。ちょうどいいのでUターンをかましてお店に入店。駐車場は2台分+α有るけど、車道と歩道の段差が小さくなってる部分が狭いからこれだと車が入れにくいんじゃないかなぁ?等と感じつつ、自分はバイクなので何の問題もなく入店。国道に段差解消ブロック?とかって勝手に置いたら怒られるのかなぁ?すぐそばのカインズホームで各種取り扱ってる気がするんだが。

カウンター席に座ってメニューを見ると、ラーメンとチャーシューメンにつけ麺と結構シンプルな品揃え。個人的には右手に置いてあった焼酎サーバ?の中身を頂きたいところではあるが、もう少しの間は我慢我慢。そうだなぁ…チャーシューメンを頼んでみようと言う事でこちらを注文。待っている間は新聞を読んだり、店内TVの世界柔道を見たりと結構忙しい。ちなみに俺のチャーシューメンを調理中のマスターも、麺の茹で上がり時間と同じくらい世界柔道の試合の残り時間が気になるようだった(笑)

そんなアットホームな店内の雰囲気の中、誰かは忘れたが無事に決勝戦進出が決まるのとほぼ同時にチャーシューメンが到着です。う~ん、何となく表面のアブラがテカっている気もしますが、毎度の事ながらスープから頂きま~す!

う~む…スープ本体はともかくとして、このアブラは何なんだろう?

何というか…本来バターを使うべき所にマーガリンを使っちゃったような違和感を感じるんですが。。。このアブラさえ無ければ、個人的な印象として持っている白河ラーメン(甘めの醤油スープに表面を覆う油)的で旨いと思うんだけどなぁ。お次は麺に行きますと、やや細麺の縮れ麺ですな。柔道の絞め技でやられたかのような固まりになったりはしておりませんで(笑)美味しく頂けます。具はと言いますとメンマにナルトに刻みネギにワカメ、そしてチャーシューです。このチャーシューなんですが、どことなく「ハム」的な味わいと一緒に香ばしさを感じるちょっと変わった味わいです。以前、筑西市の香月で食べた「塩チャーシューメン」のチャーシューも確かこんな感じだった記憶がありますな。

表面のアブラにはずっと違和感を感じるものの、それ以外は普通に頂けるので完食しました。自分以外にお客さんがいなかったタイミングだったこともあり、食後に少々マスターと女将さんとお話させて頂きました。「私自己流なんですよ。自分で美味しいと思うものを作ってます。」との事ですので、あのアブラも美味しいと言うことなのかなぁ。。。味に関しては自分が正しいと言い切れる訳では無いので、正直自信を失います(汗)アブラの正体を聞いてみれば良かったかなぁ…

お昼もやっているとの事ですので、今度はお昼休みに来てみますかね。ご馳走様でしたっ!

【藤岡市】 宮口軒 「おまかせ羅阿麺」

【藤岡市】 宮口軒 「おまかせ羅阿麺」

【藤岡市】 宮口軒 店構え

小鹿野町の安田屋に見事にふられた後は、長瀞の渋滞を嫌って県道経由で真北の方角へ。皆野町→神川町と高校時代の先輩やら後輩が住んでいた地域を駆け抜けて再び群馬県入り。どの道使って帰るかを考えようとツーリングマップルを眺めていると、なにやら「極太麺が特徴・宮口軒」なる情報が。現在地近くの藤岡市内にあるようなので向かってみますと…住宅街の奥深くに「宮口軒」を何とか発見。お店は迷路の中心部にあるようなイメージです。まわりの住宅の新しさから考えるに、ちょっと昔までは畑の中にポツンとお店があったんでしょうなぁ。

お店に入って壁に貼ってあるメニューを見ながらどれにしようか考えていると…女将さんが

「モツ煮は大丈夫?ちょっと辛いけど。うちは「おまかせ羅阿麺」がオススメよ。」

との事なのでなんだか良く分からないが…「おまかせ羅阿麺」を注文。さっき何やら女将さんが指さしていた方向を良く見ると、相当古びた「おまかせ羅阿麺」の写真(プリンター出力)が壁に貼られていた。この退色具合はいったい何年前に印刷したんだろう?などと考えていたら程なく「おまかせ羅阿麺」が到着です。商品名と実際の一杯の相関が全くもってとれないんですが、要するにラーメンとしては結構珍しい存在の「モツ煮ラーメン」な訳ですな。見た目の第一印象としてはモツ煮が凄く多い気がします。モツ煮にコンニャクとワカメに刻みネギが載っかってまして、麺が全く見えないこともあり、何も説明を受けずにこの一杯を受け取ったらドンブリ一杯分のモツ煮を出されたと思うでしょうな(笑)それではいつものようにスープから頂きま~す。

おっ…このピリ辛スープ旨いぞっ!(喜)

一風変わった見た目とは裏腹に、多分このモツ煮ラーメン(おまかせ羅阿麺)だけに加えられているであろう七味のピリ辛感が程良く感じられる塩味弱めな醤油スープです。この味は個人的に好きな部類ですが、人によってはコレはもうラーメンでは無くてモツ煮なんでは?と思うかもしれませんな。

そしてツーリングマップルで紹介されていたキャッチコピーの「極太麺」を頂きますと…確かにこいつは独特な存在感を放ってます!ただ、どこかで感じた味わいなんだが…そうだなぁ…麺の太さはもちろん別物ですが、全体的な麺の作りは佐野ラーメンの麺を太くしたような印象を受けます。それにどことなくご当地名産の「うどん」テイストな一面も感じます。この麺確かに太いんですが、噛み切るのに力が必要無いから「うどん」っぽく感じるんでしょうか。それから「粉っぽい」という意味では無いんですが、食べているといかにも「小麦粉」食べてるっ!てな気分になるのは何故なんだろう?どことなく「すいとん」的な印象も受けるんですが…それは上に載ったモツ煮との合わせ技でそんな気がするのかな。

そして具のモツ煮なんですが、これは文句なしに旨い&量的にも申し分ありません。ぱっと見では気がつかなかったニンジンやらピーマンにモヤシと何故かキュウリが少々。この「おまかせ羅阿麺」は700円で単品のモツ煮は400円との事ですが、単品のモツ煮はどれくらいの量なんだろう?

豊富な具に特徴的な麺、そしてピリッと辛いスープに腹ぺこ(笑)と言う事もあって何なく完食ですっ!実は食べ終わった後、多分一番シンプルであろう「純手打中華そば」なるものを追加で食べようかと思ってみたりもしましたが…

あまりに大人げないのでやめておきました(爆)

この地域には結構来る機会が多いので、また伺う機会もあるかと思います。その時は…やっぱり「おまかせ羅阿麺」頼みそうな気もするなぁ(笑)ご馳走様でした!また伺います。

【小山市】 麺屋大和 「らあめん(大和麺)並盛+野菜増し」

【小山市】 麺屋大和 「らあめん(大和麺)+野菜増し」

【小山市】 麺屋大和 店構え

鹿嶋に金曜の夜に戻って野暮用を済ませた後、日立に戻ってきたのが土曜の昼過ぎ。このまま家で調べ物&読書でもしようかと思ったのだが、よくよく考えると夏の一番美味しい時期が今週~来週で終わってしまうではないかっ!

そんなこんなで行き先を無理矢理考える訳なのだが…う~ん。。。

北の方面(南東北)には電車も含め結構いったなぁ…北関東は、日光方面に相当行ったなぁ…何だかんだで新潟方面も数回行ってるし…伊豆方面は今からだと都内を抜けるのがクソ面倒&冬でも行けるしなぁ………あっ!長野方面には梅雨明け前に行ったっきり行ってないではないかっ!

…こんな感じに、毎度毎度のいい加減さで行き先が「長野方面」に決まりましたっ!(爆)

いくら「いい加減」とは言っても、テントを持って行くかどうかは最初に決めておかないと駄目な訳でして…まぁもう夜を楽しめる時間じゃないし宿泊は健康ランドか漫画喫茶でいいか。

あっそうだっ!会社のラーメン同好会のブログをちゃんと更新しないと何かとマズイから、今回はネットカフェ的な場所に泊まって同好会のブログを更新しつつ寝ますかね。そんな訳で、いつもの「快活クラブ」の店舗情報を見てみると…「長野上田バイパス店」てのがありますな。上田かぁ…確か軽井沢から国道18号で真っ直ぐだったよな?まぁ違ったらその時に考えましょっ!(笑)

何だかんだで長野へ向けて出発したのは、夕方の4時…(汗)

最近は高速を使わなくても十分遠出が出来ているので今回も下道でLet’s go。いつものように国道50号で西へ進む訳ですが、小山市近辺で晩飯の時間帯に。この前天下一品に向かう時に通りかかった麺屋大和へ行ってみますか。国道50号から小山駅東口方面へ少々進んで右側にある、どことなくファミレスを思わせるお店が麺屋大和です。お店に入りますと…やっぱり和風なファミレスみたいな雰囲気ですね。

メニューを見ながら何にするか考える訳ですが、二郎っぽくなる野菜増しが出来るのは「らあめん」か「辛らあめん」だけとの事なので「らあめん」を選択。当然野菜増し(このお店は+100円)ですが、無料の麺大盛りは普通のまんまで注文です。何故なら…

高崎あたりで腹が減ったら、もう一杯喰おうかなぁと…(爆)

メニューの裏のお店のこだわりを読んだりしながら10分程待ちますと、思わずにやけてしまうビジュアルの一杯が到着です。見た目の旨さは十分なんではないでしょうか(笑)それでは野菜を無理矢理沈めまして…スープから頂きま~すっ!

ほぉ…醤油と言うよりは脂由来?の甘さを最初に感じるスープですなぁ(驚)

この甘さは、「本家の二郎」「近所の二郎」「神栖の二郎」「潮来の二郎」「水戸の二郎」「いまさら二郎」、インスパイア系も含めてどのお店にも無かった味わいですね。そんでもって、旨いかどうかという一番大事な点という意味では…

旨~~~~いっ!(喜)

これは完全に自分好みです。メニューに別途「味噌ラーメン」もあるんですが、この一杯にも多少入ってるんじゃないかなぁ?麹由来の甘さみたいな気もするもんで。ま、スープの分析はレンゲ一杯で終わりにしまして登頂開始。茶色がかった背脂が天頂部から掛けられていますので、まずはてっぺん部分を箸でつまんでパクリ。うん!スープの甘みに脂が関わってるのは間違いないですな。この後は麺の脱出口を確保する為に少々食べ進めます。食べてみて判明したのはこちらのヤサイ増し、モヤシがほぼすべてでキャベツは貴重品。とは言うものの、上から背脂とニンニクのタレ?をかけてある関係なのか味の単調さはさほど感じません。

お次?と言うかメインの麺をほじくり出せる用意が出来ましたので麺を引っ張り出して頂きますと…こっ、この食感と香りは…

国内産、それも「栃木県産」の小麦を使っているに 違いありません!(叫)

小麦の銘柄はおそらく…「イワノダイチ」「タマイズミ」「農林61号」あたりをブレンドしたんではないでしょうか。それにこのモチモチ感は自家製麺でこだわったからこそ出来上がった麺に違いありません。

内容にもしも嘘があったなら…「お店のメニューの解説」に文句を言って下さいませ…(爆)

冗談はともかく、この麺は小麦感が強めなやや太麺でして「ズルズル」頂くと言うよりは「モグモグ」頂く感じですな。とは言え強烈な存在感はあるものの腰が強烈に強い訳では無いので、食べていてアゴが疲れるような事態にはなりませんです。大ぶりなチャーシューは良く言えば素材の味ですが…正直言い方を変えれば味が付いてないような印象ですね(汗)細かい事はともかくとして旨い一杯ですので、箸とレンゲをフル稼働させ続けて完食です。うん!旨かった!

チャーシューの味付けには正直疑問を感じましたが、麺&スープ共に好きな路線の一杯でした。「また伺います!」と言いたい所ではありますが、この一帯は絶対的なラーメン屋の数と未訪問店の数が半端なく多いので…「ガッツリ」行きたい時にまた伺いますっ!