【小山市】 すご打らーめん 金龍 「チャーシューメン(普通盛)」

新国道4号ではなく普通の国道4号を走っていて、間々田駅近くに「栃木のおいしいラーメン」に載っていたお店があったのを思いだした。店名まで覚えていなかったので「ラーメン 一心」は、ここかなぁ…と思いつつ通過(本に載っていたお店はこちらだった)。金龍というお店が駐車場一杯に車が駐まっていたのでここかなぁ?という感じにやってきた。

カウンター席に座って目にしたものは、チェーン店とかで良く見る「各メニューを写真で紹介した紙をパウチ」した一枚だったので、若干「やっちまった」感を感じつつも「チャーシューメン」を注文。普通盛り・大盛りがあるのは普通の光景だが、「小盛り」を用意しているお店は珍しいですな。なるほど…子供連れの方が多いのも理解出来ます。

水を飲みながら待つ事数分で注文の一杯が到着です。チャーシューがはみ出るビジュアルは個人的に好感を持てます(笑)それではスープから頂きま~す!

あ…全然外れじゃないよ…こりゃ旨いっ!(喜)

メニューを見た時に感じた不安を一掃するあっさり系の醤油スープでして、どことなく佐野ラーメン的。ただ後味がちと変わってまして、ワンタンスープを食べた時に感じるようなこの後味は何だろう…あ、「生姜」か。意外と合うもんですな。お次は麺ですが、見た瞬間に手打ちと分かる太目の平麺でして、表面がツルツルでのど越しが最高です。佐野ラーメンの一般的な麺を厚めにしたような感じで旨いです。

具はと言いますと、大ぶりなチャーシューが5枚に刻みネギ、ワカメにメンマにゆで玉子半分とボリューム感抜群。チャーシューはとろける系のチャーシューでして、このボリュームがありながらも飽きずに食べられる旨さ。これにはスープの生姜が上手く効いてるのかもしれませんな。やるなぁ…なんて思いながら食べ進めましてもちろん完食です。

いやぁ旨かった!何人かのお客さんが頼んでいた「野菜炒め」も旨そうだったんで、今度は一緒に頼もうかな。ご馳走様でしたっ!また来ます!

【韮崎市】 大衆食堂 なかよし 「磯ラーメン&モツ煮」

  

結局、朝飯らしきものを食べずに長野県から山梨県までやってきてしまった(汗)

こちらのお店は「ツーリングマップル関東2009」によると…「すりばちラーメン(ゴマ入り味噌味)うまい」との事。サントリーの白州蒸留所から南東へ15キロ程甲府方面の甲州街道沿いにお店はあります。

そうそう、ツーリングで立ち寄って一杯という訳にはもちろんいきませんが「サントリーの白州蒸留所」見学は最後に高級ウイスキー飲み放題だったりするので大人のあなたにオススメです。ちなみに俺(達)は、「酒が飲めない」会社の同僚をおだてて「専属運転手」に仕立て上げまして…

「専属運転手」運転の会社の慰安旅行で「無理矢理」行きました…(悪)

それはそうと、いかにも大衆食堂的なお店に入りますと…お店のおばちゃんから「うちは焼き魚定食がお薦めよっ!」という、予想だにしなかった一言が。3回程見直した壁のメニューにも「すりばちラーメン」は無かったので、直感的に何か変わったんだろうなと言う事を感じ取りまして…今回は定食にしようかとも思ったが…ラーメンを回避して定食を選んで「やっちまった」日にはどうにもならなくなるので…「磯ラーメン&モツ煮」を注文。

やってきた一杯は、いわゆる昔ながらの醤油ラーメン。味的に特に工夫はなく、我々でも手に入る一品と同じ雰囲気を感じます。麺は最近の生麺の進化をそのまま反映している麺でして、具はナルトにメンマにチャーシューにワカメにノリに刻みネギに「磯」を感じさせる「トロロ」。「モツ煮」は「レンジでチン」する時間が長すぎたらしく…おばちゃん自身も持てない温度でやってきた…(爆)

ご馳走様でしたっ!「ツーリングマップル関東」を、最新版に買い換える決心がつきましたっ!

【長野市】 らーめん てんてん 「塩かつお」

何故か中古レンズを買い、駅の近くの「ブックオフ」で長野のラーメン本やら蕎麦の本を買いまして…毎度毎度の「超らーめんナビ」で見つけたのがこちら「権堂アーケード」と言う商店街にある「らーめん てんてん」。素材に徹底的にこだわったという、「違いのわからない男」的には最も危険な系統のお店です(汗)

お店の正面にもある通り、「塩かつお」という一杯がお薦めのようなのでこちらを注文です。久々にラーメン屋で生ビールを飲みながら待っている間、新聞を読みながら待っていたんですが…ニュージーランドの地震、リビアの傭兵で反体制派側に捕まった16歳の少年の話…何だか最近切ない話ばっかりだ…

そんなこんなで長野の地方欄を読んでいる頃にお店自慢の一杯が到着です。おっ…見た目的にとってもシンプルな一杯ですな。それとクルッと曲げられたノリは初めて見た気がするな。それではスープから頂きま~す!

ほうほう…確かにカツオが香る塩ですな。旨いですっ!(喜)

かつて静岡県は三島にある「毎度」で頂いた「潮らーめん」と、スープの色こそ違えど同じ方向性を感じます。カツオの旨みと香りを最初に感じた後で、ミネラルたっぷりな上品な塩を感じるといったところかな。塩系ではあるものの塩自体は前面に出てこないあたりがやっぱり似てますな。

レンゲで3杯ほどスープを堪能した後は麺へ。結構太めで腰のある黄色味の強い縮れ麺でして、細麺よりも太麺が好きな自分的には申し分ない仕上がり。こういった透明感のあるスープで細麺だと麺を一方向へ撫で付ける演出でさらに旨そうに見せられるんでしょうが…この太さだとその手の技は不可能ですなぁ。ま、そんな小細工は要らないか(笑)

シンプルな具はと言いますと、冒頭で紹介した逆U字型にしなったノリに白髪ネギ?にチャーシューといたってシンプル。チャーシューは「ホロホロ過ぎず…固すぎず」…という個人的な「チャーシューの理想」に沿った一品で旨かった!

う~ん…これからの季節はバイクで長野へ来る時はテント暮らしが基本になると思うんで中々立ち寄りにくいんですが…「青春18きっぷの時期」に電車で長野へ伺った際にはまた伺える&伺いたいと思います。ご馳走様でしたっ!