何故か中古レンズを買い、駅の近くの「ブックオフ」で長野のラーメン本やら蕎麦の本を買いまして…毎度毎度の「超らーめんナビ」で見つけたのがこちら「権堂アーケード」と言う商店街にある「らーめん てんてん」。素材に徹底的にこだわったという、「違いのわからない男」的には最も危険な系統のお店です(汗)
お店の正面にもある通り、「塩かつお」という一杯がお薦めのようなのでこちらを注文です。久々にラーメン屋で生ビールを飲みながら待っている間、新聞を読みながら待っていたんですが…ニュージーランドの地震、リビアの傭兵で反体制派側に捕まった16歳の少年の話…何だか最近切ない話ばっかりだ…
そんなこんなで長野の地方欄を読んでいる頃にお店自慢の一杯が到着です。おっ…見た目的にとってもシンプルな一杯ですな。それとクルッと曲げられたノリは初めて見た気がするな。それではスープから頂きま~す!
ほうほう…確かにカツオが香る塩ですな。旨いですっ!(喜)
かつて静岡県は三島にある「毎度」で頂いた「潮らーめん」と、スープの色こそ違えど同じ方向性を感じます。カツオの旨みと香りを最初に感じた後で、ミネラルたっぷりな上品な塩を感じるといったところかな。塩系ではあるものの塩自体は前面に出てこないあたりがやっぱり似てますな。
レンゲで3杯ほどスープを堪能した後は麺へ。結構太めで腰のある黄色味の強い縮れ麺でして、細麺よりも太麺が好きな自分的には申し分ない仕上がり。こういった透明感のあるスープで細麺だと麺を一方向へ撫で付ける演出でさらに旨そうに見せられるんでしょうが…この太さだとその手の技は不可能ですなぁ。ま、そんな小細工は要らないか(笑)
シンプルな具はと言いますと、冒頭で紹介した逆U字型にしなったノリに白髪ネギ?にチャーシューといたってシンプル。チャーシューは「ホロホロ過ぎず…固すぎず」…という個人的な「チャーシューの理想」に沿った一品で旨かった!
う~ん…これからの季節はバイクで長野へ来る時はテント暮らしが基本になると思うんで中々立ち寄りにくいんですが…「青春18きっぷの時期」に電車で長野へ伺った際にはまた伺える&伺いたいと思います。ご馳走様でしたっ!