【稚内市】 らーめん伽拉屋 「みそラーメン」

当初は「稚内副港市場」という観光客向けのフードコートで刺身定食的な何かを食べようと思っていたんだが…同施設の展望露天風呂が整備の都合上休業(何と俺の稚内滞在期間を見透かしたかのような3/23~3/24)という事もあってか人影もまばら。施設を軽く見物しただけでそのまま稚内駅近辺まで歩いて戻ってきた。

ピンと来る海鮮系のお店が見あたらなかったのでラーメン屋を「超らーめんナビ」で探してみると…「ラーメン たからや」がHit。店まで行ってみると…稚内駅から徒歩30秒位の場所にお店を発見したものの閉店中。仕方が無いので再度商店街の方へ目を向けると…郵便局のすぐそばにラーメン屋らしき看板を発見。

今回、雪国の歩道の状況を知らなかった為コンバースの布製の靴を履いてきてしまったこともあり、実はこの時点で靴の中まで浸水しまくっていた。あまりにも足元が冷たい(稚内の本日の最高気温0度)ので即断でこちらのお店に訪問決定。

保温用の2重扉を開けまして、店頭に置いてあった朝刊の北海道新聞を手にカウンター席へ。手元のメニューの「吹き出し」によると「みそラーメン」が一番人気という事なので「みそラーメン」を注文です。

昨日のホテルへチェックインした時にサービスの一環として渡された夕刊も1面は福島原発(まるで号外のような紙面構成)だった。今見ている今日の朝刊も福島原発関連が1面。

2面には…『「会社はコスト優先」 原発の元技術者らネットで自己批判』という記事があった。今は事態の収束を切に願うばかりではあるが、いずれこの「コストと安全」に関しては、我々自身が一度考え直さなければならないとは思う。

この地震が起きる寸前までは…我々の住む地球という星は、このまま化石燃料を消費し続けると人類が住めない星になるはずだったんだろう?ところが今はどうだ?火力発電所の再起動に必死だ。二酸化炭素の問題は地震で消えたのか?今の暮らしを維持する為なら温暖化やむなしなのか?子供達の未来の世界を守ると言いながら、結局は今の生活を守らずには自分自身が生きてはゆけない…それにしても俺達人間は、あまりにも日和見主義なんではなかろうか。。。

足が冷たい事もあり、少々愚痴っぽくなりながら待つ事5分程で注文の一杯が到着です。結構大きめなドンブリですな。それではスープから頂きま~す!

ん!?これは適当に作った味噌ラーメンなんかでは無いですぞっ!旨いっ!

スープ表面の脂の多さは「すみれの味噌ラーメン」に迫るものがありますが、脂のしつこさは特に感じません。味噌スープ自体をドロドロに感じるような流動的な面での濃さは無いですが、味の深さがかなり濃いです。麺はやや透き通った黄色味の強い中太縮れ麺で、表面がツルツルしているタイプです。具はモヤシに刻みネギにメンマにチャーシューと言葉にすると少なめではありますが、ドンブリ自体が大きめなので量はタップリです。チャーシューは程良い固さが残るタイプですな。こんな感じに旨いスープをレンゲで飲みながら食べ進めまして…文句なしに完食です。

そうそう、ドンブリの底には味噌の麹が残ってました。味噌ラーメンを食べた!ってな気分になりますね。

ご馳走様でした!機会があったら是非また宜しくお願いします。

【札幌市】 よし乃 アピア店 「バターコーンラーメン」

北海道の新千歳空港まで特に問題なく到着しまして、やたらと重い荷物を押したり引いたりしながら何とか札幌まで電車に乗ってやって来た。

結果的に朝から何にも食べずにここまでやって来てしまったので、一番でかい荷物はコインロッカーにぶち込んでアピアという地下街で一杯頂くことに。

特に下調べをした訳ではないので、目にとまった「よし乃」というお店へ入店。バターコーンラーメンが安くなっているらしいのでバターコーンラーメン(味噌)を注文です。遠路はるばる北海道までやって来た感慨深さよりも、荷物のあまりの重さにグッタリしていると言うのが正直なところ(汗)

水を飲みながらしばらく待つと、注文の一杯が到着です。バターが載った味噌ラーメンはかなり久々な気がするなぁ。それではスープから頂きま~す!

おっ!ピリ辛でいい感じなんではないでしょうか(喜)

メニューに旭川ラーメンと書いてあったんですが、確かに一般的な味噌ラーメンとはちと違う感じです。何というか、味噌の種類自体が違う印象とでも言いましょうか。麺はやや細めの縮れ麺で結構黄色味が強いです。久々の「バター」を溶かしつつ食べ進めますと、うんうんこれこれ!と言いたくなる状態に。具はコーンにバターに茹でたモヤシとメンマにチャーシュー、それと刻みネギに肉そぼろと白ごまが少々と言ったところでしょうか。

お腹が減っていたこともあり、たっぷりな具にも大満足して完食です。いやぁ…ようやく北海道にやって来た気分になったよ(笑)ご馳走様でしたっ!機会があったら是非また。

【水戸市】 麺屋 荒井 「荒井らーめん(中盛・ニンニク)」

南海部品でミラーを買ったあとは、久々に「麺屋 荒井」へ。確か一年ぶり位かな。

食券の販売機に一番人気と書いてある「荒井らーめん」をポチッとな。店内はお昼にしては遅めの時間帯にも関わらず8割方の入り具合。そう言えば水戸周辺は今回の地震の影響はどうだったんでしょうか。TVを見たりしても茨城県内は細かい事が報じられないのでさっぱり分かりません。まぁ影響が少なくて伝えられない分には問題無いですが。

前回同様、最初に野菜の量を聞かれるので中盛を、ニンニクの有り無しを聞かれるので「有り」で注文して待つ事7分程で到着です。ほほう、相変わらずのモヤシタワーっぷりですな。それでは無理矢理スープから頂きま~す!

ちょっと塩味の強いトンコツ醤油ってのは前回から変わっていない印象。とは言うものの、前回の味を正確に覚えているとはとても言えない駄目っぷり。石神秀幸の売り文句を真似て、ブログのサブタイトル変えちまうかぁ?

「外道の舌を持つ男」とかどうだろう?(爆)

何はともあれ少しはモヤシを片付けないと麺に辿り着けないので攻略開始。野菜の山は、ほぼ100パーセントの純度を誇る「ピュアモヤシ」なのはこれまた変わらずですが、あらかじめ最上部からスープをかけてあるらしく、思ったほど味の単調さを感じる事無く麺へのルートを確保。

麺は平打ちのややウエーブしている太麺でして、色合い的にはパスタのような見た目。麺の表面が非常に滑らかだったりと、全体の見た目のワイルドさとは違った一面を見せてくれるのも確か。これはもしかして、つけ麺が一番旨いのかもしれないなぁ等と考えながら、程良いとろけ具合のチャーシュー2枚に味玉半分も含めて完食です。塩辛いスープは個人的に苦手なのでさすがに全部は飲まなかったけど。

水戸周辺は未だにまわりきれていないんで、またしばらく間隔が開きそうですが、次はさらに旨そうな予感のするつけ麺を頂きたいと思います。ご馳走様でした!