先週末、見事にLOGが飛んでいたGT-730F/Lの分解写真を遅ればせながら私も御紹介。平日に自宅で色々調べて判明したのは、どうやらこのボタン電池、リチウム2次電池だと言う事(先達の皆様方、情報を有難うございます)と、熱によって一時的に容量が落ちていたのでは?と思っていたこの電池、しばらく充電したあとの電圧が0.72VとRTCのバックアップ電圧にすら満たない電圧に落ちている事実。
シリアルからのストリームデータの時刻が毎回初期値になってしまっているので、はてどうしようかなぁ?と考えて、安直に思いついたのは新品の同じ部品に付け替えるってな事だが、まず手に入らないだろうなぁ…
お次に思いついたのは、似たようなリチウム2次電池をつなぐってな事なんだが…結構値段が高い&サイズと容量がでかい(付け替えただけでまともに充電出来るのか不明)。金がかかる割には元通りにならなそうな事を考えると気が進まない。
そんで思いついたのは…どうせ大した充電電流じゃないんだろうから、ちと乱暴だが普通のリチウム電池をくっつけちまうって事。これならタブ付きのリチウム電池か、ソケット外付けにすれば安上がりだし。
そんな訳で、ちょっとだけ気になった リチウム一次電池に充電してしまった場合にどうなるかなのだが…パナソニックの工業用電池の仕様書を読んだ所、なんと種類によって電流値に違いは有るものの逆流電流の許容値の定義が有るではないか。どうやらCR2025で2mAらしい。もとの電池の容量が5.5mAhだから2mAも充電電流流れないんでは?との楽観的な想定で一次電池化決定。そんな訳でまずは使えない電池を外しま~す。外した後が以下の写真。
(整備兵)「容量の抜けた2次電池なんて飾りです。偉い人にはそれが…」(以下省略)
いかれた電池を外してふと気が付いたんだが、そもそも見晴らしのいい屋外で使う事がほぼ決まっている俺にRTCやら衛星情報やらのバックアップデータは無くてもいいんでは?ってな事。コールドスタートだったとしても30秒ほど待ってりゃいいだけの話だし。ただMax Speedの設定が初期値に戻ると、ちと困るんだけどね。
そんな訳でバックアップ電池は外しっぱなしのまんま週末に実戦投入で~す。そうそう、タンクバッグの黒い部分が日中に何度位になるのか気になったので、何かに使えそうだと思って買って以来ほったらかしてあったセンサー部分が別体式の温度計で今回は温度も測ってみましたっ(笑)
多少日差しが弱まった今日の昼間で最高65度位でした。
ま、電子機器の動作環境的にはちと高めではありますが。。。どうせなら70度位の方がちょうどいいんだけどなぁ…
何故なら…タンクバッグで「温泉卵」が作れるかも知れねぇし(爆)
ちなみにLogは問題無く取れました。赤が土曜日で青が日曜日。動作電源を何度かOFFにした後に感じたのは、予想外の測位の早さ。完全にコールドスタートするんだと思ってましたが…どうやらRTCの時刻データだけがバックアップ電池でのバックアップ対象らしく、Max Speedの設定等が消える訳でもなく8秒程度のウォームスタートで測位開始と「すこぶる順調」でした。現在時刻以外はフラッシュに書き込んでるんでしょうかね。
まぁ細かい事はともかくとして、こりゃバックアップ電池なんて要らねぇよ(笑)