「はじまりはいつも二日酔い」 ~『Make: Tokyo Meeting』編~

「根津の自転車屋の朝」 (G1 NFD50mm)

昨日の夜、「代引き基板を受け取って」…「酒飲んで」…「担々麺喰って」………結果的に、かなり酔いが残った状態(酔ってる状態?)で特急の始発へ乗車。

今回の目的は六厘舎TOKYOの「朝つけ」ではなくて「根津とうふ工房 須田」の「豆腐&厚揚げの朝食セット?」だったんだが…まだ開店時間前だったので少々根津を散策しながら過ごしたものの…何となく今の俺が入るべきお店では無いような気がしたので結局そのまま地下鉄へ。。。そんな訳で…

毎度ながら今回も…「はじまりはいつも二日酔い」…(汗)

『日立市郷土博物館』 「写真家ユージン・スミス」

『日立市郷土博物館』 「写真家ユージン・スミス」パンフレットとポスター

日立市産業祭の次は写真展をやっている「日立市郷土博物館」へ。「かみね公園」自体にまともに行った事が無く、そのふもとに「日立市郷土博物館」なる施設がある事を知るはずも無いってのが正直な所。

『日立市郷土博物館』 「写真家ユージン・スミス」

建物の入り口に身障者用駐車場と少々のスペースがあったので、そこにバイクを駐めて入り口へ。そうそう、この「写真家ユージン・スミス」ってのを見に来たんです。

受付で500円を払いまして、まずは写真展の会場である2Fへ。さすがに写真展やら絵画展やらで展示されている作品を撮影する訳にはいかないので、今回の写真は冒頭のパンフレットとA4のポスターだけです。

1961年に日立製作所を題材としたフォト・エッセイ制作を依頼された際に撮影され、ユージン・スミス自身によるオリジナル・プリントが90枚展示されてました。久慈浜で撮影された、子供を背負ったおばぁちゃんの写真から始まる展示では日立製作所の各工場を中心に日立近郊の地名が次から次へと出て来ますので、写真自体にあんまり興味が無い方でも、日立近郊に在住の方なら楽しめる内容なんではないかなぁと思います。

写真の感想としては、撮る時の技術(構図・タイミング・目の付け所等々)が尋常では無いだけでなく、プリントする時の技術もこれまた凄いんだろうなぁと言う事。日立製作所側はもちろん撮影自体に協力的だったとは思うんだが、今まさに製品を製造している現場での撮影と言う事で、撮影用のライティングとかは殆どしてないんだろうな。

作品の写真の中にあったんだが、どこぞの発電所に納品する大きな部品に対しても几帳面に一つ一つ「荷札」を付けている方々が、良い意味で「写真撮影なんぞの為に環境を変える」事を良しとしなかったであろう事は想像に難くない。これまた想像でしか無いけれど、露出的に無茶苦茶なバランスのネガを普通のプリントに仕上げるだけで物凄く手が入っているんだろうな。もちろん普通に仕上げて終わりな訳ではないからこそここまで凄い訳でして。

それから受付で頂いたリーフレットの1つ「市民と博物館」96号に、天野行造さんと言う当時日立製作所側の一員として撮影に参加(手伝い?)された方の手記が載っているんですがこれがまた秀逸でして、写真展で最後のクライマックスとなる超大型トレーラーで発電機を日立港へ運ぶ場面の撮影状況の説明と「休憩するスミス(日立)」という写真は「ユージン・スミス」好きにはたまらない内容だと思います。

いやぁ…これはホントに観に来て良かったです。唯一気になったのは…

こんなに凄い写真展なのに、なんで客が俺以外に2人だけなのだぁ~~っ!(涙)

もうちょっと何とかうまく宣伝して欲しいなぁ…でないと、これからも「凄いものを紹介」しているのにあんまり伝わらないという状況になると思うので。。。

~ここからは常設展~

『日立市郷土博物館』 「潜水具一式」

初めて来た博物館なので、当然の事ながら常設展も見学。海沿いの土地柄&郷土博物館と言う事から、身近な展示品に面白い物が多いですね。ちなみにこちらはアワビ等の貝採りで使われた潜水具。頭に被る鋳物?の部分は「グッドデザイン大賞」間違い無さそうな感じですな。

『日立市郷土博物館』 「5馬力誘導電動機」

こちらは日立製作所の原点とも言うべき「5馬力誘導電動機」。

現物を見たのはこれが初めてですが、存在自体は知ってました。日立市に越してきた当初、この近辺でお土産になりそうな物として調べた時に「モーター最中」なる物を知り、実際にお土産に使った実績があります。そうですか…これが本物かぁ…

「最中」が先で実物が後かぁ…我ながら順序がおかしくないか?(笑)

2010年 磐梯山走り納めツーリング ~初日編~

『磐梯吾妻スカイライン』  「不動沢橋レストハウスからの眺望」 (G1 NFD24mm)

「快活クラブ 会津若松店」を朝5:50に出発し、まずは「磐梯山ゴールドライン」を目指しま~す。実を言うと昨日の夜の時点では北西方向に位置する「喜多方」で朝飯代わりのラーメンを食べてから行こうかと思ったんだが…ラーメン食べて移動してってやっていると、3本の有料道路に辿り着くのが結構遅い時間になってしまい、何の為に前日移動したのか分からない事態になりそうだったので今回は見送る事に。あぁ…喜多方ラーメンは来年の春までお別れっぽいなぁ…(涙)

『磐梯山ゴールドライン』 「こがね平付近の朝」 (G1 NFD24mm)

「磐梯山ゴールドライン」は朝の早い時間帯という事もあり、透き通った空気感がたまりません。ただ、ホワイトバランスが崩れたような写真が大量に出来上がってしまったのはちと残念。デジカメのホワイトバランスの重要性を帰宅後に思い知らされた(汗)ま、何事も練習あるのみと言う事で。

『磐梯吾妻レークライン』 「朝靄に沈む秋本湖」 (G1 NFD24mm)

「磐梯山ゴールドライン」と「磐梯吾妻レークライン」の中間に位置する「五色沼」付近の標高の低い場所は、完全に朝靄につつまれてました。右の写真は「磐梯吾妻レークライン」を登っていって、朝靄の上に出て撮った一枚。紅葉もいいですが、こう言う風景もいいもんです。

『磐梯吾妻スカイライン』 「相ノ峰付近」 (G1 NFD24mm)

いよいよ、3本の有料道路の中で一番紅葉が映える「磐梯吾妻スカイライン」へ突入。標高の高い場所では見頃を過ぎてしまっていましたが、全体的な迫力はやはりこの道路が一番でした。バイク&軽で1150円(普通車1570円)と料金お高めではありますが、気分の良さはそれ以上です。

『磐梯吾妻スカイライン』 「相ノ峰付近の相棒」 (G1 NFD24mm)

徐々にリア廻りから異音がし始めた我が愛車。良く見ると、リアのスプロケが寿命間近です(汗)いい加減な野郎だと思われるかもしれませんが、こんな乗り方で無事に16万7千キロ走ってます(爆)

『磐梯吾妻スカイライン』 「吾妻小富士」 (G1 NFD24mm)

浄土平では、朝飯代わりにちと色々つまんだ後、吾妻小富士の火口をぐるっと一周。30分程で一周出来ます。昼間日影になる側の火口はかなり殺伐としてますが…

『磐梯吾妻スカイライン』 「吾妻小富士」 (G1 NFD24mm)

日が当たる側には背の低い草木が生えていて、色とりどりに紅葉してます。この木(草?)は何て名前なんだろうか。

『磐梯吾妻スカイライン』 「吾妻小富士から望む一切経山」 (G1 NFD24mm)

吾妻小富士から眺める、今日もモクモクと噴煙を上げる「一切経山」。写真の通り、この時間帯は最高の天気でした。それから冒頭の写真は「不動沢橋レストハウス」から見える「不動沢橋」です。場所の良さだけがすべての写真となっております(笑)

今日のGPSログはこちら。写真的に不発なので記事にはしませんが、山形県側から「蔵王エコーライン」を駆け抜けて最終的に伊達市の健康ランド「カッパ王国」に辿り着くという「濃い」一日となりました。前泊して大正解だったなぁ(喜)

2010_10_23_ルート