行くぜ九州! 2016年GWツーリング 「上陸そして佐賀・長崎編」

フェリーきたきゅうしゅうⅡの朝

朝、名門大洋フェリーの「きたきゅうしゅうⅡ」の船内レストランが開店する前にお目覚め。

スカッと爽やか、いい天気だよ!(喜)

フェリーきたきゅうしゅうⅡ 「朝食バイキング」新門司港に入港中

朝飯もバイキングスタイルなのでがっつり盛って、頂きま~す!食後は九州の高速道路の状況をチェックしたりして、特に問題無さそうな事を確認。そしていよいよ新門司港に入港中。確か一年振りだったな九州。

バイク野郎、九州上陸準備中

新門司港には予定通りの8:30に接岸。車両甲板が開放され、バイク乗りのお仲間達も出撃準備開始。

何処に行くかは知らないが皆さんお元気で。いい旅を!

今回の相棒、あひる隊長俺はというと、新門司港近くのコンビニで今回の相棒「あひる隊長」にこれからの行き先を聞く。ちなみにあひる隊長の生まれ故郷は秋葉原の千石電商。何故あの店で「あひる隊長」が売られていたのかについては国家機密とされているため、残念ながら公表する事は出来ない。それでは隊長、何処に向かいましょうか?

(あ)「武雄温泉に向かいたまえ」 (俺)「はい!喜んで!」

庄やかよっ!(アホ)

金立SAにて

当初、地震の復旧作業のクルマとかで渋滞しているようだったら福岡市街側に大きく迂回しようかとも思っていたが、特に問題無いようなので新門司ICから九州自動車道で長崎道の金立SAまで一気乗り。途中、鳥栖JCT付近の道路が多少波打っている位で、交通量的にも普通の連休中ってな感じだな。ここで佐賀県在住の元同業者(会社は違うけど南武線沿線組)というか艦これ提督の方と連絡を取って、武雄温泉近くで昼飯を食いに行く事に。

【佐賀県】 中華屋の定食(佐賀の提督ご馳走様でした)

中華屋で佐賀の提督と会食(通算3回目)。やはりまさか九州でここまでの地震が起きるとは当初思っていなかったそうで、関東在住時代よりも揺れているとの事。ただこの辺りの連休の観光スポットの人出的には、佐賀県周辺からのお客さんで何だかんだ言って廻っていそうとの事だった。確かに地震の影響とか微塵も感じないもんな。どうやら九州でパナママネーを使うという目論見自体に間違いは無さそうだ。そんな訳でこの会食の代金は私のパナママネーで…

佐賀の提督、またしてもご馳走様でした!(結局また奢ってもらったんかいっ!)

前回は手土産を頂いてしまったので、今回は大洗のガルパン関連の手土産を用意してあるのだ。完全に趣味がかぶっている佐賀の提督と俺なのであった(笑)

ガルパンはいいぞ(アヒルさんチーム)

今日は最終的に長崎市内に行けばいいので、国道34号の下道経由でノンビリ行きますか。

嬉野温泉近くの長崎新幹線高架橋建設現場【佐賀県嬉野市】 シーボルトの湯

色々な場所にタケノコのように生えてきている九州新幹線の高架橋の建築現場を横目に、やって来たのは嬉野温泉シーボルトの湯。それでは一っ風呂頂いていきま~す。

【佐賀県嬉野市】轟の滝

嬉野温泉をのんびり楽しんだ後は、通り掛かりに標識で存在を知った轟の滝へ。滝自体もいいが、滝壺から広がる洗濯板みたいな部分もいいなここ。

お茶の産地としても名高い嬉野の茶畑を抜けると大村湾へ出た。右手に大村湾と大村線を眺めながら進んでいくと千綿駅の標識が。海沿いの駅と言う事で良さげな気がするので、一旦通り過ぎてしまったがUターン。

【長崎県】 大村線 千綿駅舎

おぉ!いい感じの駅舎ではないですかここ。

【長崎県】 大村線 千綿駅ホーム

駅舎には小さなカフェ的な店があり、ホームのベンチで飲んでいるお客さんがいた。ホームに入っても問題無さそうなのでホームへGo!千綿駅、海沿いにある曲がったホームという画になる組合せ。ただ、写真を撮るのはちと難しい。海側から撮りたくなるよな。

諫早湾干拓地の堤防諫早湾干拓堤防道路

まだまだ時間には余裕があるので、ちと遠回りして諫早湾干拓地の潮受堤防へ。ここに来ると毎回思うのは、この堤防の影響で有明海の水質悪化が起きているので試験開門せよという司法判断と開門する必要は無いという司法判断の両方が成立してしまい、どうにも落とし所が見つからなくなってしまっている現状。どうすんだこの問題…と折りにつけ思い始めて早五年。

どうにかなんないのこの問題。

…と、社会派っぽく見せかけてはいるが、単に諫早湾の真っ直ぐな堤防道路を走りたかっただけだったりして(笑)そして国道251号経由でいよいよ長崎市内へ。

【長崎県長崎市】 尾上町駐輪場長崎ゲストハウスCasaNodaにて

長崎は坂の多い街という事で結構中心部にバイクの駐輪場があるので、実はバイク乗りには優しい街。今回は宿近くの尾上町駐輪場を利用。24時間で200円というのもかなり嬉しいよ。

右の写真は二晩お世話になる長崎ゲストハウスCasaNodaの俺の陣地。無料~格安キャンプ場や安いゲストハウス情報が豊富で、いつもお世話になっているサイト「はちのす」には俺が泊まった時には情報が無かったが、俺が行った後に偶然にも情報が増えていた。はちのすの「長崎ゲストハウスCasaNodaのレビュー一発目」が非常に素晴らしいので一応リンクしておこう。

一時期流行ったステマじゃねぇかっ!(悪意は無いし、実入りも無い)

長崎駅前

明日の野望を叶える下準備に、長崎駅に歩いてやって来た。路面電車が走る長崎駅前。いやぁ…何だか懐かしいな。基本野宿ツーリング野郎なので(そりゃこのblog読んでりゃ分かる)、街中を知っている地方都市ってのは出張絡みで来た事のある街である事が多い。ここ長崎もその一つ。

駅の観光案内所に下準備にやって来たところ、俺の前に若い女性二人組が案内所の方と色々相談中。待っていた最中、別に盗み聞きしていた訳では無いがどうしても耳に入ってしまった超魅力的な観光情報。

俺の下準備の用件を済ませた後、「先程のお二人に渡していたパンフレットを私にも一枚下さい。」と言う俺。別にあの二人を追いかける訳じゃないのでお間違いなきよう。

ま、片方の方は俺に一目惚れしたのは間違い無いが(お前…一回捕まれよ)

文明堂総本店のカステラ色の営業車【長崎市】 場末の飲み屋 「地鶏のたたき」

そんなこんなで下準備は無事終了したので長崎市内をお散歩開始。たまたま前を通り掛かった「三時のおやつは文明堂♪」のCMで昭和を生き抜いた方々にはお馴染みの文明堂総本店にはカステラ色のダイハツ・ハイゼットカーゴがっ!

俺のマシンもこの色にオールペンすっか?(多分関東だと誰も分かってくれない恐れ)

路面電車などという文明の利器なんぞには頼らずにこのまま長崎中華街を散歩しまして飲み屋を物色。昼間の会食で佐賀の提督に教えて頂いたお店も気になったが、今宵は何となく寂れた飲み屋のカウンターでマスターだか女将だかとのんびり会話でもしながら飲みたい気分。

そんな訳で、明らかにハズレな店と地元民が足繁く通う店とのギリギリラインに位置していそうな店構えの赤提灯の暖簾をくぐる俺。

結果、メインの料理が「地鶏のたたきと地鶏の塩焼き」の二品しか無いおばぁちゃんが一人で切り盛りしているお店だった。客も俺一人。大丈夫かなこの店(笑)手酌で瓶ビールをグラスへ注ぎまして…

それでは我が生まれ故郷の九州に乾杯!

でも地元民のキープボトルがずらっと棚に並んでいるからあんまり心配要らなそうだなこの店。地鶏のたたきをつまみつつ、おばぁちゃんから色々とお話を伺った俺なのであった。観光地として大変なのは確からしいが、毎年GWとかの連休中はこの店そもそもお客さんが少ないとの事。

なるほどね。どおりで旨い訳だよおばぁちゃん!(地元密着型の当たり店だな)

長崎ゲストハウスCasaNoda屋上にて「佐賀の提督からの贈り物」

散歩をしつつ長崎ゲストハウスCasaNodaに戻ってからは、屋上のベンチで佐賀の提督から頂いた手土産で再び乾杯。洗濯をしている日本語が堪能なフランス人観光客やら、この時期だからこそとやって来たという大阪からの二人組と楽しい夜を過ごしたのでありました。

2016_05_01_GPSログこちらは今回のGPSログ。走行距離は285キロと少なめ。そりゃそうとついに九州入りだ。明日からガンガン走っちゃうよ!

2013夏ツーリング ~さらば九州…こんにちは長門の「金子みすゞ記念館」編~

道の駅「生月大橋」の朝

九州での最後の朝になるであろう生月大橋の道の駅も晴れ。どうやら今年の夏ツーリングは一度もフライシート張らないで済みそうだ。

…その分確実に暑いけど…(汗)

歯を磨いて顔を洗ってテントを撤収。ここまで来て生月島の北端にある大バエ断崖を素通りする理由は何も無いので島を北上開始。程良く走った所で大バエ鼻に到着。

大碆(大バエ)灯台自動波浪観測機

左は大バエ灯台。100メートル程の崖に立つ灯台なので、本体はとってもコンパクト。右は灯台の近くに立つ自動波浪観測機なるもの。波打ち際に向けて小さな窓がぐるっと180度開いているんだが、普通のカメラで水平線を監視しているんだろうか?

大碆(大バエ)断崖こちらは大バエ断崖。昔は近くまで歩いて行ったのだが、疲れそうなので上から眺めるだけ(老)

最西端の駅「たびら平戸口駅」再び

大バエ断崖の後は生月大橋と平戸大橋を渡って東進開始。長崎県と佐賀県北部を繋ぐ国道204号線に入ってすぐに懐かしい駅の名前の標識が目に留まったのでちと寄り道。

ここは最西端の松浦鉄道「たびら平戸口駅」。列車で来た時にも感じたが、最西端の碑の前が思いっ切りタクシーの待機場になっているのがちと勿体ないな。

海辺に建つ唐津城この後は佐賀県の伊万里を抜け、唐津で一息。相変わらずギンギンの夏の日差しにやられっぱなしなので唐津城の見学は断念。珍しい海辺のお城という事で興味はとってもあったんだが、今日は山口県の真ん中辺まで行きたいので次回だな。唐津城の東に広がる日本三大松原である「虹の松原」を日除け代わりに駆け抜けて、左手に美しい玄界灘を眺めながら進むんだが…

お日様…もう勘弁して下さい…(ワープ準備)

実際福岡の市街地が迫ってきていた事も有り、今宿バイパス経由で高速道路へ。考えたら今回フェリーに乗る必要のあった鹿児島市街以外、全部大都市無視してるな(笑)まぁいいんじゃないのか。

関門トンネル(門司側入り口)福岡に博多に北九州を高速経由で何とかやり過ごし、九州上陸の時に降りた門司で再び一般道へ。高速の繋がっていない山口県の北部を進むので、帰り道は関門トンネル経由。

それじゃぁ九州また来るからなっ!

ちなみに関門トンネルの中は排気ガスでもの凄い熱気…あぁ…

…クーラー入れとけよっ!(無理)

山口県へモグラのごとく出てきた後は、残念ながら味気なくなってしまった下関駅と煉瓦造りの建物が建て並ぶ街に軽く挨拶をして、山口県の日本海側を進む国道191号を北上開始。

九州も暑かったが山口県も変わらず暑い…

特牛まで30キロ特牛という地名に無意味にニヤけたりなんかしながら(暑さでおかしくなってます…)目的地の長門方面へ。たかが60キロが遠いんだよこれが…

角島からの角島大橋で…ようやく辿り着いた角島大橋。前回来た時はスカッと爽やかな青空が広がっていたんだが…残念ながらやっぱりPM2.5の影響なのかちと霞気味。。。ま、冬場の空気が透き通った時期が一番いいのかも。

実は今回の目的地はこの橋の近くだと思っていたら、まだ10キロ程先の場所の模様。あれっ?もう16:30なんだけど…嫌な予感がする…急げ~っ!

「金子みすゞ記念館」入り口

17時僅か数分前に長門市の仙崎にある「金子みすゞ記念館」に何とか辿り着くも…右側の金子文英堂の入り口に手を掛けると…すでに鍵が掛かっていた。。。

あぁ…(涙)

すると中にいた職員?の方がやって来て、いかにもバイク乗りな格好なのに何故か泣きそうな顔をしている俺にこう語りかけて来たのであった。

職員の方 「遠くからいらっしゃったんですか?明日はこちらには…そうですか。あんまり時間はありませんが左の出口からどうぞ…」

俺 「…有り難うございます…(涙)」

お言葉に甘えて閉館間際(というかもう閉館時間)の館内を早足で見学させて頂いたのであった。何故ここの存在を知ったかというと、仙台を散歩していた時にたまたまデパートでやっていた「金子みすゞ展」だったんだよな。その時に角島大橋の写真も確か一緒にあって、一ヶ所にあるもんだと混同していたっぽい…(汗)

そしてまた、ここ「金子みすゞ記念館」で新たな事実を知る。どうやら九州への玄関口「下関」は「金子みすゞ」ゆかりの地(そして最期の地)だったのであった…あれっ…俺確か昼は下関に。。。ふっ…また来りゃいいのさ。それが男の生きる道。

「バイクでしょうか?いいえ、ひかりで」(やめろっ!)

「金子みすゞな壁」左から「金子みすゞな壁」右から

長門市仙崎を軽くぶらぶらした後は、長門市のすぐ北に位置する青海島の夏蜜柑原樹を見物。

「青海島の夏蜜柑原樹」入り口青海島の夏蜜柑原樹

何故目に留まったのかはさっぱり謎だが、ツーリングマップルをみていたら小さな記述に気が付いたのでやって来たのである。左が入り口の案内板。バス停の待合室の壁にある案内も地味だが…右の夏蜜柑原樹も地味である。が!何と正真正銘の「夏みかん」の原樹だそうでして、国の天然記念物。ありがたやありがたや。

この実を食ったら俺も人間国宝あたりに…(アホ)

「黄波戸温泉交流センター」「道の駅おふく(美祢)」にて

この後は、ちと長門市から西に戻って「黄波戸温泉交流センター」で汗を流して、今回のツーリングで初めてな気がする標高高めな道の駅「おふく(美祢)」で野営。久しぶりに涼しいよ。それにしても「金子みすゞ記念館」に間に合った?のは嬉しかったな。職員の方有り難うございます!

自動販売機とアマガエルそう言えば道の駅の自販機にアマガエルが何匹もいて可愛らしかったよ。

2013_08_16ルートこちらは今回のGPSログ。2日残してここまで来てれば一安心だな。

 

2013夏ツーリング ~噂の現場「諫早干拓地」&「武雄市図書館」そして鹿島に最西端編~

諫早の野球場脇にて

諫早干拓地の真ん中にある野球場脇にてお目覚め。さて、今日はどうしようかな…と思っていたら、九州入りしてから色々と地元情報を教えて頂いている方から入電。何と近くを通るのでしたら案内しますよ!との事だった。もちろん御厚意に甘えさせて頂く事にして本日のルート検討開始。そうだなぁ…取りあえず風呂入りたいんだよね。

今の俺、確実に汗臭いし…(汗)

ツーリングマップルで温泉の営業時間を確認した所、武雄温泉に朝から営業している温泉がある模様。まずは武雄温泉だな。そんな訳で国道207号経由で有明海を右手に眺めながら北上開始。

諫早湾 潮受け堤防水門 ここは諫早湾の潮受け堤防水門。有明海をこの堤防でせき止めて、今回お世話になった諫早干拓地が有るわけだが、有明海の水産業に大きな影響が出ているとして問題になっている堤防でもある。今年12月までにこの堤防を試験開門し、影響の度合いを調査せよとの判決が確定(国側は当時の最高責任者が上告しなかった事により高裁判決が確定)している。

細かくあれこれ言える程の知識も何も無い俺ではあるが、かつて諫早に出張でやって来た時(諫早駅近くに滞在)に「試験開門反対!」の横断幕を見かけて以来気になっていた存在でもある。

同じ市内に干拓地を守りたい人々と有明海を守りたい人々がいる状況は複雑なんではないかなと思うんだよな。何と言うか…八ッ場ダムの問題とどこか似たようなやるせなさを感じてる。

潮受け堤防水門を過ぎると右手には文字通り有明海が広がっていく。名産の有明海苔の養殖場が広がる中…

諫早市 イチゴのバス停国道沿いにやたらと作り込みの細かいフルーツを模したバス停が立ち並ぶ地域に突入。このイチゴも素晴らしい!

武雄温泉(元湯・蓬莱湯)IMG_20130815_094946

そんなこんなで鹿島市を一旦バイパス経由で抜け、武雄温泉に到着。ほうほう…何かいい感じだぞ。朝6:30~24:00まで営業しているってのも有り難い。それでは今回は「元湯」に入湯。あつ湯の方は44℃とな。

~入湯中~

むは~っ!気持ちよかったぜっ!下着やらTシャツやらも着替えたし…いよいよ行ってみっか?賛否両論吹き荒れる武雄市図書館に。実を言うと目的地という意味では今回の九州ツーリングで竹田・諫早の堤防、佐賀の鹿島と共に事前に行こうと思っていた珍しい場所でもある。

武雄市図書館(外観)こちらが噂の武雄市図書館。温泉街からもすぐ近く。何が気になっているかと言えば業務委託した民間業者であるTUTAYAの個人情報の取り扱いがどうのこうのと言う小難しい話は正直どうでも良くって…そもそも本を借りやすい、読みやすい環境なのかと言う事なんだよな。

~図書館に入館。写真撮影禁止なので写真は無し~

率直に感想を言ってしまえば…「俺の町にはいらねぇな…」ってな感じかな。開館時間が増えたとか良い面も色々あるらしいけれども、入ってすぐ左手にあるTUTAYAのCD&DVDレンタル&販売コーナーがあるからなのか視聴覚資料は無いも同然。これまた図書館に入ってすぐ右手にあるTUTAYA(思いっ切り書店)の関係なのか雑誌のバックナンバーも無いみたいだし、個人的な最大の疑問は小学校の中学年~高学年向けのちょっと大人な児童書ですら俺にも手の届かない本棚の上の方に並んでいるという事。「手の届かない本はスタッフにお申し付け下さい」なんていう小さな張り紙があったりもするが、彼らにとっては背表紙すら見えないと思うよ。

図書館が基本的に何でも手にとってみて立ち読みできる施設である事に意味が無いと考えているのであれば、それこそ受付に端末だけ用意しておいて地下の倉庫から自動で配膳させる物流倉庫みたいな施設にしちまえばいい。そういうノウハウなら羽田あたりに大量にあるだろうよ。

それに何でコーヒー屋がドトールじゃなくってスタバなんだよっ!(←実はスタバが苦手)

まぁスタバかドトールかってのはともかくとして、館内の飲食スペース付近に限ってとはいえBGMが流れているのは正直違和感があるな。多少距離のある吹き抜けの2Fの閲覧スペースでも聞こえてくるし。

すぐ近くにある you me town (ゆめタウン)に図書館の出張所とTUTAYAとスタバを作ればそれで良かったんじゃね?と感じてしまった俺なのでありました。ただ…

「図書館戦争」のロケ地としては最高な見栄えだから是非登場して欲しいかも(若干…悪)

「噂の現場」訪問の後は佐賀県の鹿島市へ。何でここへ来てみたかったかと言うと、「茨城県鹿嶋市に住民票を移した時の納税課のおじさんとの話」に舞い戻るんだが…改めて書くには長すぎるので今回は軽く。要するに鹿島神宮を擁する茨城の鹿島が鹿島市になりたかった時、以前からある九州の鹿島市がOKを出さなかった事もあって「鹿嶋市」になった訳だ。同じく「府中市」は東京と広島にあったりもするので「ハテ?その違いは?」というのが素朴な疑問。

【長崎県鹿島市】 祐徳稲荷神社九州上陸以来色々と地元情報を頂いていた電子工作系の知り合いの艦これ提督と、鹿島市の祐徳稲荷神社にて合流。実際に合うのは初めてだったりしてます(笑)

日本三大稲荷の一つである祐徳稲荷神社はご覧の通り立派な神社。京都の伏見稲荷大社がある程度平面的な空間に鳥居がずらっと並んでいるのとは違って随分と立体的。何だか清水寺みたいですな。

【長崎県鹿島市】 寿し政 「肉うどん」【長崎県鹿島市】 寿し政 店構え

上の本殿へお参りした後は二人で昼飯。寿し政というお寿司屋さんなんだが肉うどんが有名だそうでして、お盆の時期は仕入れの関係も有り肉うどんだけの提供と言う事で当然肉うどんセットを。お茶を啜りながらしばし歓談していると肉うどんセットが到着。それでは頂きま~す!

おぉ!なかなかどうして寿司屋のうどんが旨い!肉の甘みを感じる出汁もいいんだが、きしめんのような平打ち麺のモチモチ感がたまりません。唯一寿司屋である事を思い出させる巻き寿司をパクつきながらもちろん完食。こりゃいいや!

食事の後は引き続き歓談タイム。実はこの方と俺、かつて同じ頃に互いに神奈川に住んでいた事があって尚かつ同じ職業だったというんだから世の中狭い狭い(笑)

今回昼飯をご馳走して頂いたりと至れり尽くせりな時間を過ごさせて頂いた事に感謝です。ありがとうございました!とにかく連日暑いんでお体にはお気を付けて!

佐世保重工業の修繕用ドッグ佐世保港

この後は高速経由で一気に佐世保へ。佐世保といったら横須賀と並ぶ軍港だよな。ただ、横須賀の方が海沿いの公園すぐ近くから船が見えたりするので、佐世保で船を見物するには双眼鏡があった方が楽しかったかも。

佐世保市内からは長崎県の西側の海をトレースする県道18号で九州最西端へ。

九州最西端 神崎鼻こちらは九州最西端の神崎鼻にある碑。最南端の佐多岬にも増して静かな場所だったな。

長崎県平戸市「宮ノ浦漁港」(橋で結ばれた日本最西端の港)

そしてこちらは平戸島の南端にある橋で結ばれた日本最西端の港「宮ノ浦漁港」。

はっきり言ってあまりの暑さに端っこなんてもうどうでも良くなっている俺…(汗)

平戸風力発電所の夕景最西端の宮ノ浦漁港から北上する途中でようやく日が沈み、大分過ごしやすくなってきたのであった。写真は平戸風力発電所での夕景。九州で眺める夕日は今回これで最後になりそうだ。

道の駅「生月大橋」にて (福島産の桃 あかつき付き)道の駅「生月大橋」 花火

最終的に平戸島の北西に位置する生月島の入り口にある道の駅「生月大橋」にて野営。ちょうど花火大会だったようで、間近に大玉の花火が夜空を彩ったのでありました。

2013_08_15ルートこちらは今日のGPSログ。明日からはそろそろ帰り道モードに突入だな。