冬来たりなば春遠からじ ~次の旅の相棒を物色中~

最近めっきりブログの更新が滞っているのだが、ここだけの話これには深い理由がある。

仕事が忙しかったりとか…風邪引いて寝ていたりとか…休みの日に起きたらすでに夜だったりとか…

…要するに典型的な駄目人間生活を送っているんだろ?…(アホ)

モンベルの寝袋やら6インチダッジオーブンに焚き火台を買ったりとネタになりそうな話自体はあるんだが、劇的な展開を狙うべく画策していたら…何と1ヶ月程のブランクが…(汗)

お昼休みのひとときにこのブログの更新を楽しみに待って下さっている方々に、恨まれている間はいいけれど…忘れられたら生きては行けない…

…中島みゆきの歌そのまんまだろっ!…(爆)

そんな訳で、今回は次の旅の相棒捜しをしている件を無理矢理ネタにしてみようかと。

先に言ってしまうと、HONDAのNC700Xというバイクにしようと内心ではほぼ決めている。ただ今のバイクの車検が切れるのが4/30という事もあり、3/22~24に東京ビッグサイトで行われる「東京モーターサイクルショー」を見てから決めようかな?とは思っているんだが。

何でNC700Xというバイクに惹かれているかというと、HONDAのバイクだからと言うのがまずは理由の1つ。今乗っているHONDAのCB-750(RC42)は92年式&走行距離20万キロオーバーのオンボロだが、過去にあれこれトラブルはあったにせよ走行距離&自らのメンテの悪さを差し引くととにかく壊れないメーカーという印象が完全に刷り込まれている。もう一台の相棒HONDAのモンキー(95年式)もスーパーカブとミッション以外は同じエンジンと言うことで、既に7万キロ程乗っているんだが…壊れる気が全くしない。そんな訳でHONDAがいいのだ。

もう一つはこのNC700Xというバイクに搭載されているエンジン自体に魅力を感じていたからというのも大きな理由の1つ。2011年9月頃に発表された新開発のバイク向け700ccエンジン、売り文句の1つが「燃費性能40%以上アップ」という刺激的な一言でして…「何と!HONDAはツーリング野郎向けのエンジン」開発してたのかっ!と思っていたら、このエンジン搭載のNC700シリーズが登場となった訳である。

まぁバイクというのは基本的に趣味の乗り物なのでスペックやら何やらをあれこれ言いだしたらキリが無いのも確か…今乗っているCB-750(RC42)からNC700Xに乗り替えた時に俺個人としてどんなインパクトがやって来そうかを妄想がてらにまとめておきたい。

 

①夢の「水冷エンジン」到来!

実はバイクに関しては原チャリ含めて空冷エンジンしか乗ったことが無い俺。「空冷エンジンはエンジン・フィンの美しさが…」と言う御意見もあるだろうが、CB-750で冬の京都市街地の渋滞にハマってオーバーヒートした(エンジンのカムチェーンから「ガーーーーッ!ってな音がしたよ…」)。俺的には、夏場に熱風が襲ってくるという悪評よりもオーバーヒート耐性の方が魅力的。(実はこれで格好いいCB1100が候補から脱落。デザイン的に俺みたいなのが乗ると車体とアンマッチな気がするのはともかくとして、エレガントに走れる場所を選んでばかりはいられない乗り方なので…)

②夢の「6速ミッション」到来!

これはまぁCB-750のコストカット具合が如実に表れている(同型式のエンジンを積んでいる更に古いCBX750は6速ミッション搭載だった…)だけの話で技術的な話とかは全く無いんだが…俺個人としては6速ミッション搭載は物凄く嬉しい。移動手段として高速道路を突っ走る時には九州方面であれば一日1000キロとか走るタイプなので、時速100キロでパワーバンド入りってのはやっぱり燃費的に勿体ない。

③夢の「PGM-FI」到来!

自動車ではキャブレターなんてものはとうの昔に消え去った訳だが…俺のCB-750はキャブレター式。今やスーパーカブですら「FI化」されているのである。乗り替えて最初の一週間位の間は「俺の右手の操作にインジェクターの反応がついてこないっ!」的な事をボヤいてみたい(笑)

④初めての「V2エンジン…では無く…直列2気筒でした(爆)」

単気筒と並列4発しか乗ったこと無いので良く分からないが…多分HONDAらしく扱いやすいようにまとめている(ハズ)。ハーレーとかのV型エンジンとは考え方が違うので、270°位相クランクを採用してV型エンジンぽくしているらしい。

⑤初めての「ABS」

これは実際どうなんだろう?リアとフロントのコンビブレーキになるとかってな話は聞いたことがあるがバイクに乗って実際に味わったことが無いので良く分からない。でも「ABS付き」を買うつもり。鹿島サッカースタジアムのでっかい駐車場でリア&フロントフルロックのブレーキ入力を試してからコメントだな(汗)

 

バイクの根本的な構造としての差異はこれくらいかな?新車種のレポーターとかではないので相当時代遅れな人間の戯れ言かもしれないけれど。

次は操作系&キャンプツーリング系にフォーカスしてあれこれまとめてみたい。

…落ち着いて考えると…今までに無いまともな内容の記事だな…(爆)

2012年夏キャンプツーリング開幕! ~CB750(RC42) 「いい旅チャレンジ200,000km達成!」編~

「2012年夏キャンプツーリング フル装備のボロバイク」

昨日、無理矢理あれこれ整備をしたバイクにいつものキャンプ道具を積み込んで、ちと遅い朝10時頃に出発。

そうそう、珍しい事に今日はこのボロバイクが主役です!(笑)

実は出発直前まで東北に行こうかどうしようかと思ったんだが…久々に西日本方面に向かう事にした。西日本と言えば東名高速なんだが…お盆という事もあり渋滞が酷そうな気がしたので日本海経由を狙って西進開始。そして今日はGPSログを先に御紹介。

2012_08_12ルート最寄りの日立南太田ICから常磐道~北関東道を通って関越道を…ってな場面だが、途中、前橋南ICで一旦下道に。その後はスピードメーターをちらちらチラ見。何故なら…

「199999キロ」「200000キロ」

ちと見にくいかもしれないが…群馬県渋沢市にてついにボロバイクが走行距離20万キロを達成!アナログ式のメーターなので、ちとずれてしまっているのはご愛敬。

いやぁ…走行距離20万キロか。長かったような…そうでもないような。地球の円周は約4万キロ。要するにこれで地球を5周した計算になる訳なんだが…

そんな例え、凡人には理解できねぇよっ!(笑)

 20万キロの道程…もちろんそんなに優しいものでは無かったのは確かだが、それほど辛いものでも無かったなぁ…というのが正直な所。道中色々と思い出はあるんだが、それは何かの機会にしますかね。

20万キロでふと思い出したのが…旧国鉄時代に行われていた「いい旅チャレンジ20,000km(2万キロ)」。各路線の始発駅と終着駅の駅のプレートと一緒に写真を撮って応募するものだったんだが、まだ小学生だったあの当時、俺には無理だと正直感じたキャンペーンでもあった。金銭的にも…そして何よりも「2万キロ」なんてまるで想像もつかない夢のような別の世界のお話…そんな少年時代だった。

~そんなこんなで月日は流れ ~

かつて少年だったあの頃の俺とは比較にならない程の機動力と少なからずの金をを手にしている今、「いい旅チャレンジ20,000km」の世界はやはり憧れだ。だから意味も無く時折遠くに行きたくなる。そんな事を考えながら、志賀草津道路を抜け、国道292号で日本海側へ。

20120812_182032日本海では「日本海サンセットライン」の夕日を眺めたりなんかしつつ、富山県黒部市の無料キャンプ場「グリーンパークおおしま」が今夜のお宿。

20120812_202241ズワイガニの足の身のほぐしにかぶりついたりなんかして、今日の所はお休みなさい。

明日から一週間ほど旅立ちま~す (CB750 F2 RC42 祝20万キロ!前夜祭編)

今日(8/11)から(8/19)の日曜日まで夏休みなので、ちと旅立ってきます。

そんな訳で一週間程更新しないのでボロバイクの様子を少々。何だかんだで只今総走行距離19万9千800㎞あたりでして、早々に壊れなければ明日早々に20万キロ突破の見込みです。

バイクというのは基本的に趣味の乗り物という事もあって、こんなに長い付き合いになるとは思っていなかったってのは正直な所ではありますが、一番重要なエンジン部分に大きなトラブルを抱える事なく乗ってこられたってのが大きいのかなって気がしてます。

CB750 F2というバイクなんですが、別名「スーパーカブ750」などと言われる程頑丈な事で有名で、全国各地の大型自動二輪の教習所で毎日ひっくり返りながらもしぶとく走っているバイクだったりしてます。こいつと出会ったのは何とYahoo!オークション。現車を見もせずに入札(その時の走行距離はバイクとしてありがちな2万5千キロ程)して、三郷の中古バイク屋で20万少々で買ったんだったよな。その後はとにかくあちらこちらへ走りまくって、たま~に立ちゴケをカマしたりなんかして今日に至っている。

今さらながらってな気もするが…「俺の乗ってる」CB750 F2(RC42)で起きたトラブルを御紹介。

①走行距離5万㎞ほどの頃、真夏にスラロームの練習をバリバリやっていたら、煙を噴くようになった。(多分熱でバルブステムシールがイカレた模様。交換すれば直るんだろうが…2stみたいなエンジンオイル継ぎ足し法(もちろん交換もするが)で今でも乗っている)

②走行距離10万㎞ほどの頃、5速からシフトダウンできなくなった。(チェンジペダルの小さいバネが破損。数百円の部品を取り寄せて交換したら直った。)

③19万㎞ほどの頃、スターターモーター作動不能による始動不能。(事前に前兆はあったが…騙し騙し4年間程乗っていたら何と岩手県大船渡市で始動不能に。中古スターターモータと交換してその後絶好調。)

ま、その場でも何とか対処できるトラブルだけなのでやっぱり頑丈で良いバイクだと思うよ。

マイナートラブルとしてはバッテリー液干上がりが多いかな。今となっては珍しい開放型のバッテリーだからある意味仕方無いけれど、暑い中高速道路を長距離突っ走ったりすると減るの早いです。それからキャブのジェットに異物が噛んだのか、出先で1気筒だけ死んだような状態になった時はキャブをドライバーでぶっ叩いたら直ったりもしたなぁ。サイドカバーの爪があっという間に折れるのは…多分仕様です。

 

そんなこんなで最近のメンテ具合などを。今回はほとんど全て南海部品水戸店の方々にお願いしたのではありますが…

「GT-501交換前(フロント)」「GT-501交換後(フロント)」

フロントタイヤがこちら。スリックタイヤかっ!

「GT-501交換前(リア)」「GT-501交換後(リア)」

リアタイヤも丸坊主。はっきり言って台形に変形しちゃっててここの所まともにバンク出来なかったよな…(汗)

F・Rのタイヤとリアブレーキパッドを交換。この状態で青森まで行って帰ってきたんだが…

昨日出発前に確認したらチェーンが限界…あぁ…(涙)

リアから異音がするので確認した所、以前交換した安物シールチェーンのジョイント部分の伸びが半端無く、スプロケの歯に当たって音がしていた模様…(汗)横方向へのブレ具合も大きく、さすがにこれでは旅立てないので今日の午前中にまたしても南海部品水戸店へ。俺は今後もうDIDかRKのチェーンしか使わないと誓うよ。さすがに酷すぎる…

PITで再び色々と御指摘を頂きつつ(度々ボロバイクで伺ってスミマセン…)、フロントブレーキの固着してしまったピンプラグを緩めて頂いたりなんかして、自宅でフロントブレーキパッドを交換。

ウォーターポンププライヤーバラしたはいいが、ブレーキのピストンが戻せなかったりしたので…再度組み直してウォーターポンププライヤーを買いにホームセンターへ再度行ったりなんかして…交換完了。

結局、フロント&リアのタイヤとブレーキパッド、チェーンにブレーキフルードの交換にフロントウインカーのワイヤ補強し直し(実はステーが折れてる…)をやっていたら夕方に。足回りの消耗品全取っ替えした気もするなぁ…このバイクで交換するのは皆これで最後だとは思う部品ばかりだけども。

そう言えばバイク乗り同士で時折話題になる「バイクが好き」なのか「バイクで何処かに行くのが好き」なのかどっちなんだって話を思い出した。俺は間違いなく後者だな。今となってはボロいだけのバイクだが、お互い出会えて良かったんじゃ無いのか?20万キロなんて普通あんまり走らせてもらえないんだぜ?

それから今回のツーリングのテーマソングはゴダイゴの「銀河鉄道999」にしておくよ。出会いと別れ。それをテーマに行こうじゃあ~りませんかっ!

ま、色々褒めておいたからさぁ…帰ってくるまで今回は壊れないでねボロバイクちゃん!(祈)