「道の駅 花かげの郷まきおか」で目覚めた朝はいい天気。あんまり褒められる場所では無いので速攻でテントを撤収した後で、歯を磨いたりなんなりして出発!
今日取れるルートは結構種類がある。奥多摩経由・上野原経由・道志村経由・箱根を抜けて国道246号か西湘バイパスで湘南入りってなところ。まぁ幸い朝早くに出発なので時間的に余裕があるのと、学生時代に散々走りまくって結構土地勘のある場所だったりするので、走ってみて様子を見ながら決めますか。
そんな訳で手始めに勝沼方面に南下開始。ぶどう畑だらけの気分のいい県道を駆け抜けて、見覚えのある「ぶどうの丘」にやって来た。
360度ぶどう畑が広がる素晴らしい景色なのですが…朝靄&撮影技術の未熟さ故、あんまり魅力が伝わる気がしない写真に仕上がっております…(涙)
ここはお洒落なホテル?とワイナリー、そして天空の湯という温泉がありまして、ホテルは正直泊まったことが無いんですが、ワイナリーにはお土産に手頃な値段のワインも色々とあったり、温泉はその抜群の立地で景色が抜群なのでとってもいい所。
今回は時間的に早すぎて、まだみんな準備中でしたが…(汗)
奥多摩経由だとあっという間に都内に突入してしまうこともあり、この時点で奥多摩経由は無し。大月抜けて高尾山ってのも甲州街道が渋滞しそうなのでこれまたパス。取りあえず富士五湖の一つ河口湖めがけて進みますか。
これまた久しぶりに河口湖湖畔に到着。行楽日和と言う事もあって釣りを楽しむ家族連れの皆さんが多数。東京・横浜方面から高速使えば程良い距離にあるいい場所だよな。
実は河口湖と富士山を同時に眺められる絶好の場所を通ったのだが、目で見ただけで満足してしまい写真が無い。この記事のネタとして撮っておけば良かったな。
ま、そんなもんだよ人生なんて…あぁ…(涙)
この後どう走るかなんだが…河口湖の賑わいぶりを考えると、山中湖には近づかない方が無難な気がするなぁ。下手に渋滞にはまるとすり抜け出来ないんだよね。
てな訳で今回は、富士山を南側にぐるっと廻るコースに決定。河口湖から西湖・精進湖・本栖湖方面へ向かう国道139号は派手に渋滞してましたが何とかすり抜けでやり過ごしまして、途中富士山をぐるっと廻るルートとなる県道71号に逸れてからは、ガラガラの快走路!いやぁやっぱこうでないとね!
青木ヶ原樹海の東部分をひたすら駆け抜けまして、樹海を抜けた場所にある富士ミルクランドで小休止。名前からして牛乳系の美味しいデザート類が頂けます。ここで食べたソフトクリームの濃厚さといったら北海道にも負けず劣らず。冒頭の写真がそのソフトクリームなんですが…
今回一番富士山を富士山らしく撮れているのがこの写真という衝撃の展開…(爆)
しかもツイッター投稿用にパチもんスマートフォンで撮った一枚だったりする。自分でも何だかなぁ…と思いつつ、結果は素直に受け入れざるを得ないのでありました。。。
この後は富士山の南側を抜けていく県道180号、通称「富士山スカイライン」へ。この道も最高なんだよね。純粋に走ることを楽しみに来ているお仲間やら、リアにキャンプ道具を載っけて走っているお仲間が対向車線を駆け抜けていく。ここまで来たなら当然新五合目は外せない訳でして、およそ1000mの標高を一気に稼ぐ登山区間をグリグリ登っていきます。で…
富士山新五合目(標高2400M)に到着。まだ山開きしていないので、最上部の駐車場がちょうど埋まる程度。でも富士山を見上げてみると…スキーなのかスノーボードを楽しんでいる方が沢山いましたな。米粒みたいな大きさにしか見えないけれども。
駐車場の誘導をやっている方が結構おしゃべりでして、たまたま一緒の場所にいた家族連れの方からの「山開きしてなくっても登ってもいいんでしょ?」という質問には「我々が止めることは出来ませんが…遭難して民間のヘリが飛んだりするとレクサスの新車が買える位お金が掛かりますよ。この前のGWにもありましたよっ!」
「ぎょえ~っ!山怖えぇ~~っ!」 (多分俺は…恐がる部分を間違っている…)
この後は強風が吹いたりしていない至って平和な新五合目をあとにして、御殿場から箱根方面へ。いやぁ…久々だなぁ。学生時代は箱根に昼寝にやってくるという、今考えればもの凄く贅沢なことを暇つぶしにやっていたもんだよな(笑)
写真は箱根スカイラインの御殿場方面入り口から眺める富士山。結構離れてきたな。
この後はもちろん気分のいい箱根スカイライン~芦ノ湖スカイラインを駆け抜けて、箱根関所前へ。ここいら辺は駐車場に入る自動車が多いんでどうしても渋滞しちゃうよね。
実はこの後箱根ターンパイク(確か名前変わったんだよね?)を通って西湘バイパス入りするつもりで走っていたら、間違えて熱海市街へ抜けてしまうのであった。途中下り坂になり始めた時点でおかしいなぁ?こりゃ間違えたな…と思ったりもしたが、まぁ時間はあるのでそのまま相模湾へ。ただ、大観山で缶コーヒーを飲みたかったってのはあるんだけれどもね(笑)ここいら辺の気分っていうのは「ちと古めの」バイク乗りには分かってもらえるんじゃないのかな?なんて思うなぁ。缶コーヒーなんだよね俺達。
値上がりして「100円玉で買えるぬくもり」ではなくなって久しいですが…やっぱり…ね。
結果的に「熱海・真鶴有料道路」を楽しんで西湘バイパスへ。そうそう、西湘バイパスと小田厚は制限速度が恐怖の70kmだったりするので、法律を厳に守る生活を全うしたい方は後方及び前方の走行車線を走っている白系統の高級セダン(警察の営業車)には十分な注意が必要である…(悪)
西湘バイパスを降りると…毎度毎度の渋滞開始。平塚はまだ4車線化してないから相変わらずの渋滞模様。ま、左折専用レーンで取り締まりをやっている以外はすり抜けしまくっても怒られない土地柄なのは知っているので隅っこ使って前へ前へ。
実は俺が車に全く興味を抱かなくなったのは、ここ平塚&茅ヶ崎周辺の渋滞のあまりの酷さに端を発している。学生時代にお世話になった平塚の内陸側の学生アパートから海岸沿いの茅ヶ崎のアパートに社会人になってGWに引っ越した時(キリのいい4月で無い理由は至極簡単だ。敷金やら礼金やら、引っ越しで使うレンタカーを借りるまとまった金が俺には無かった。)
その時、僅か700mの湘南大橋を抜けるのにどれだけの時間が掛かったと思う?何とレンタカーのトラックのラジオから流れていた曲、俺のオケのデビュー曲「ドボルザークの交響曲第8番」を全部聴いても渡れなかったんだぜっ!こんなのやってられっかよっ!人生を渋滞で無駄に過ごすなんてのは俺はまっぴら御免なのだっ!コイツがレンタカーで無ければ、このまま相模川に沈…
~以下省略~
(注)どうやら湘南大橋通過に50分以上掛かったと言いたいらしいです。
そんな思い出の湘南大橋も無理矢理すり抜けでやり過ごして茅ヶ崎市へ。
茅ヶ崎に入ってからは4車線化工事が完了していて快適な国道134号。このまま駆け抜けてしまうのもいいんだが、まだ昼飯を食っていないので昼飯を。かつて住んでいた街に観光客の一員として訪れるのは…ちと「小っ恥ずかしい」けれどもね(笑)
平塚から茅ヶ崎に入って少々の国道沿いにある「快飛」というお店で 「しらす御膳」を頂きま~す。
相模湾は細かめの目地の地引き網を入れると山の様に「しらす」が捕れる土地柄でして「しらす」そのもの(特に生)ってのは珍しい存在では無いんですが、非常に足が速いことも有り「生しらす」が名物です。そんな訳で、生しらすが食べたかったら相模湾に来るのが一番です。
しらす御膳の内容はといいますと…しらすのかき揚げ・生しらす・釜揚げしらす・小さな蕎麦・茶碗蒸し・味噌汁&漬け物ってな感じですかね。
これは個人的な感想ですが… 「しらすのかき揚げ&生しらす」だけでどんぶり飯無くなりますっ!これは旨いっ!ご飯をお代わりしようと思ったりしたが、もうすぐ健康診断がやってくるので何故かセーブ。残り少ないご飯に無理矢理「釜揚げしらす」をぶち込んで…完食。
しまった…茅ヶ崎は「しらす」の旨い街だった…馴染みの焼鳥屋で焼き鳥ばっかり食ってたよ。。。ご馳走様でした!赤い魚も有名ですが、この地域全般に対して…また来ます!
この後はあんまり面白くないのでさらっと。
千秋楽を迎えていたことを帰宅後に知った両国国技館前と、すでに開業しているような気がしていた東京スカイツリー。
何とか首都高エリアは下道でやり過ごし、八潮から常磐道に乗って帰ったのでありました。
本日のGPSログはこちら。伊豆を丸々バイパスしているあたりが心残りだな…(笑)