鹿嶋の母の家にやって来ている事もあって、もはやツーリングっぽい雰囲気はあんまり感じていないってのが正直な朝がやって来た。平和に朝飯を頂いたりなんかして、盆休み最後の締めくくりに出発。天気がいいのが嬉しいな。
一足お先に冒頭の画像は今回のツーリングのGPSログの御紹介。泊まった場所は無料のキャンプ場やら道の駅のベンチだったりとかなり適当だったが、最終的に走った軌跡を眺めると…何だかそれっぽくまとまっている辺りは経験値相応ってなところだな(笑)
ツーリング最終日の今日は、まだ見に行っていない水戸芸術館の「水戸岡鋭治の鉄道デザイン展 駅弁から新幹線まで」と、ひたちなかの巨大ホームセンター「ジョイフルHONDA」で絵手紙用の絵の具?の買い出し(母上殿発注品)と、北茨城の五浦美術館で始まったばかりの「震災復興支援展覧会 生誕110周年記念 ウォルト・ディズニー展」見学で行きますか。
そんな訳で道順的にまずは水戸芸術館へ。水戸岡鋭治と言う方はJR九州の車両デザインを手掛けられている方として有名でして、九州の車両がやたらと個性的なのはこの方の存在に拠る所が大です。もちろんそれを真正面から受け止めているJR九州の経営陣の存在も忘れてはいけないと思いますが。
館内の展示は「デザインの盗撮」的な撮り方でなければ撮影OKという事だったので、会場の雰囲気が伝わりそうな写真を中心に御紹介。
こちらは車両のデザインのパネル展示コーナー。正直俺は車両のデザインとか性能とかにあんまり詳しくは無いんだが、こういうのを見るといかにも九州だっ!ってな気分になるよ。とにかく独特な雰囲気を持っているんだよね。
こちらは座席の実物の展示。もちろん実際に座れます。板張りの座席には「なのはなDX号」で実際に乗った事があるんだが…やっぱりあんまり座り心地は良くなかったな(笑)
こちらは九州では無いけれど、和歌山のネコ駅長「たま駅長」関連グッズ。デザイナーってのは変幻自在だな…と一度書いてはみたんだが、俺達設計屋の変幻自在っぷりも相当なもんだったりするんだよね。色々あってブログでは御紹介出来ないんだけれども(笑)
こちらは秋の湯布院をイメージしたタペストリー。俺の生まれ故郷の大分県竹田もそうだが、九州ってのは北海道とはちと違う、いかにも日本らしい大自然の風景を存分に楽しめる場所だったりする。まだ行った事の無い方には、是非一度足を運んでみて欲しい場所だよな。
この後、大分駅や長野県の小布施駅のデザインを手掛けている事を知り、今度長野に行った時に見に行こうと思った「水戸岡鋭治の鉄道デザイン展 駅弁から新幹線まで」なのでありました。ちなみに開催は2012年9月30日(日)までですので興味のある方は是非!
この後は大洗の「かぁちゃんの店」で昼飯を…と思ったんだが、何やら長い行列が…(汗)今回のところは家族連れに「かぁちゃんの店」は譲る事にして回転寿司へ。
お隣の那珂湊ほど回転寿司が有名では無いのでノンビリ頂けます。寿司は一皿150円(黄色)から。
もちろんリッチな俺様は「黄色い皿」ばかりを頂いたのでありました…(爆)
渋い列車が現役で走る阿字ヶ浦駅にバイクで伺ったりなんかして、ジョイフルホンダで絵の具の買い物の後、北茨城へ向かいま~す。
天心記念五浦美術館、こんな俺ですら名前は何となく知っている「岡倉天心・横山大観」の作品を展示している事で有名な美術館でして、昔母親を観光で連れてきた時には…
俺には魅力の良く分からない日本画の数々に…「正直げんなり」したもんだ…(実話)
で、今回久々にやってきた天心記念五浦美術館の様子はと言いますと…
何だかやたらとフレンドリー(驚)
展示会自体は撮影禁止なので写真は全く無いのだが、ウォルト・ディズニー展の様子を俺なりの言葉で御紹介。
ウォルト・ディズニーが生み出したキャラクターの数々の解説やら、ディズニーアニメのセル画の展示、ディズニーランドのイメージスケッチなどが各種展示されている会場ではあるものの…あくまでも展示の主役は「ウォルト・ディズニーという一人の人間の生い立ちから最後まで」という位置づけだったように思うな。素敵な展覧会だったよ。
「なんじゃこりゃ~~~っ!」(C)太陽に吠えろのジーパン刑事風味
この後は、近くの大津岬灯台を見学など。かの震災で被害を受け建て直したとの事なんだが、灯台の光源にLEDを使っていて、電力は太陽電池で全て賄っているとの事だった。
う~ん…LEDとは言え、この程度の太陽電池パネルで灯台の灯りに必要な電力を維持できるものなのだろうか?ちと興味があるので今後を追いかけてみたい所だな。この後は真っ直ぐ日立の高級木造アパートへ無事帰宅。
そんなこんなで2012年の夏ツーリングが無事終了。今年もいい夏だったよ!(喜)