キャンプツーリングの大物を小型化中…

左 新型マット&シュラフ 右 旧型マット&シュラフ

CB750からNC700Xに乗り換える時に気になっていたのが荷物の大きさ。何でも大きなリアバッグにぶち込めば良かった十数年?を過ごしてきた関係で装備の小型化とかを全く気にしてこなかった俺ではあるが、パニアケースだとサイズ的な無理が利かなさそうなので実はこの冬の間にチョコチョコ買い増ししてきた。

キャンプツーリングで大物と言えば「テント・シュラフ・マット」の3点セット。で…最新型のシュラフ&マットを買ってみた結果がこちら。

左が最新型のマット&シュラフで右が今まで愛用のマット&シュラフ。シュラフは安い化繊→羽毛に替えただけで対応温度アップ!(言葉的に難しいが、7℃→0℃対応へ進化)。マットも作りがいいのに小型化が。これは嬉しい!

左…兄貴に借りたテント 右…愛用のコールマンツーリングテント

お次は最後の大物テントなんだが…ツイッターその他でお世話になっている山屋の兄貴がテントを貸して下さるという事になりお借りした所…

全然違うよっ!(驚)

左が今回お借りしたテント。右が愛用のコールマンツーリングテント。コールマンツーリングテントは収納ケースがボロボロになってしまったので剥き出しという事もあり大きく見えるのは確かだが…こんなにコンパクトにまとまったテントを目にした事が無いので驚いた。これならトップケースに問題無く収納できそうだ。

う~ん。広げる前から欲しくなってきたよ兄貴!

ヘプコのサイドパニアケースに取っ手&マグネット式タンクバッグを吸盤式に

ヘプコのサイドパニアケースに取っ手

NC700Xを受け取って気になった部分を少々自作でカバー開始。今回は車体廻りの話では無いんだけれども。

ヘプコのパニアケースなんだが、トップケースはともかくサイドケースに取っ手が無かったので週末にジョイフル本田で買ってきた平ベルト&コキというベルトの長さ調整のプラスチック製の金具みたいなので取っ手を自作。程良い大きさのバッグ用肩当てパッドみたいなのがダイソーに売っていたのでくっつけてみたらそれっぽい仕上がりに(笑)これでキャンプ場やら何やらで左右2つ一緒に運べるよ。

一応サイドケースに立派な持ち手自体はあるんだが、1個を両手で持ち運ばないとならないのはさすがに不便そうだったので。ただ…蓋の部分を引っ張る形になるんであんまり重いとヤバイのかもしれないが。

壊れないでね。高いんだからさ。。。(願)

マグネット式タンクバッグを吸盤式に

お次はマグネット式タンクバッグを吸盤式にコンバート編。

パニアケースを付けた事で積載量的には文句なしのNC700Xなんだが、ガソリンタンクに相当する部分が樹脂製になった事で愛用のマグネット式タンクバッグがまともに使えなくなる事が事前に判明していた悩みの種だった。容量的な面では巨大なメットインスペースが増えたので全く問題ないのだが、ツーリングマップルやらNexus7でナビをさせるのにタンクの上に透明なスペースが欲しかったんだよな。

で…吸盤を簡単に取り付ける方法を以前から考えていたんだが、今回肩当てパッドをダイソーで発見した時、同時にキッチンコーナーでおあつらえの一品を見つけたのであった。

何と!吸盤にプラスチックのU字アングル付きで4個100円!(喜)

幸い愛用のマグネット式タンクバッグは傷防止用の起毛生地がバッグ本体に予め付いている関係で何もせずにベルトが通るのでありました。そんな訳でこちらも平ベルトで治具を作成。多分これで何とかなるんではないでしょうか(笑)

そんなこんなで…「エネルギー充填80%位っ!」(そう言えば目的地は決めたのか?)

新たな旅の相棒NC700X納車! ~本当にプロローグ~

新しい相棒NC700X(ヘプコ&ベッカーパニア付き)

注文していたNC700Xが遂にやってきた。ヘプコ&ベッカーのサイドパニアがハンドル幅よりも出っ張っている&車も含めて人生で二度目の新車で慣らし運転開始(一台目はモンキー)という事もあり、非常に大人しい走りっぷりで何となく磯崎海岸へやって来た。

結構売れているバイクなのですでに沢山の方々がインプレッションをブログ等で書かれていますが、俺自身は試乗とかした事は全く無かったのでCB750(RC42)との比較という意味でのファーストインプレッションなどを。

1・足付き性

CB750のシートが中古で購入した時にアンコ抜きされていた事を考えるとほぼ同等ってところかな?身長170センチで世間一般並みの足の長さと信じている俺が乗ると、停まっても不安無くつま先立ち出来るギリギリのライン。ただ、CB750自体が古い設計という事もあってそもそも足付き性が悪い部類だったのも確かなので、心配な方は実際に試乗してみて確認した方がいいかも。LD(ローダウン)モデルも価格は変わらないとの事だしね。

2・エンジンのフィーリングなど

フィーリング自体は並列4気筒のCB750とは大違いなのは確か。CB750のエンジンが良い意味でモーター的にスムーズに廻るのに対してNC700Xはドコドコドコ…って廻る感じ。ただ振動自体が大きい訳では無く、あくまでも味付けってな雰囲気かな?ちとこれは長距離走らないと実際の所は分からないかも。

それからギア比自体はCB750とあんまり変わらないみたいで特に違和感なし。待望の6速は時速60キロ位だとノッキングしてまともに使えない。高速道路でのオーバードライブ専用・燃料の残量がヤバイ時に無理矢理使う位かな?(笑)

停止している時のアイドリング状態からの発進はCB750の方が楽かも。信号待ちであれこれ試してみたんだが…アイドリングのまま半クラでスタート(ディーゼルのトラックみたいに)するのはちと不安がある。渋滞時のノロノロ運転では結構便利だったんだけど、これはさすがに2気筒だと無理かもなぁ…。とは言え極低速以外でのトルクの出方は全く神経質になる必要を感じないのも確か。これなら自動車学校の大型バイクの教習車として採用されても問題無さそうだね。

そうそう、特筆すべきはエンジン音の静かさ。エンジン音よりもタイヤからのロードノイズの方が耳に飛び込んでくる程。これはいいっ!マフラー交換はバイクカスタムの定番だったりするけれど、俺は今回もノーマルのまんまでいいや。あと、アクセルがキャブ車のCB750より重い気がする。何でだ?調整できるのかな?

3・ライディングポジションなど

マルチパーパスっぽい雰囲気の車体ではあるが、CB750と比べてちょっとハンドルが遠い感じがする位でこれまた大した違和感なし。ただクラッチのミートポイントが個人的に遠い気がするので調整したいかも。それからこれは慣れの範疇だけれども、サイドスタンドの蹴り出し位置?が今までステップとシフトペダルの間だったのがステップの後方に移動。ちと慣れるまでは探すのが大変そうだなこりゃ(笑)

ウインカーとクラクションの操作ボタンの位置関係が逆になっている件もウインカーのボタン自体の絶対位置が変わっていないからなのか特に違和感なし。…とは言え、これはとっさにクラクションを鳴らせない可能性をはらんでいるので実は大きな問題なのかも…とも思うなぁ。コストダウンの狙いがあるにせよ、クリティカルな操作系の変更は正直賛成出来ないなぁ。

4・外装やら燃料タンクやら何やら

外装はもちろん新品ホヤホヤなのでとにかく綺麗。ただ何となく…フロントフォーク廻りの造りが安っぽい気がする。それから購入前から分かっていた事ではあるけれど、ガソリン給油の仕方が何やら原チャリみたいで懐かしいな(笑)自動車と同じ仕組みなので、給油の際に燃料キャップを付け忘れないようにしないといけないな。

NC700X 純正シガープラグの取り付け位置 別体型ETCの場所はあらかじめ聞いていたんだが、正直意外だったのは純正の増設シガーソケットってメットインスペース内に設置されるって事。う~ん…これだとちと使い方的に困るなぁ…個人的に再増設決定だな。

4・ヘプコ&ベッカーのパニアケース&専用キャリア

実際に乗ってみると、思った以上にサイドパニアが左右にはみ出している事を実感。そして生まれて初めて買った気がするMade in Germanyな工業製品。さすがドイツのマイスター達が精魂込めて作った一品だけに最高な…あっ…あれれっ?…

…作りが荒いぞゴルァっ!(2ちゃんねる風味)

ケース自体の剛性とかは恐らく問題ないと思うんだけれども、専用キャリア自体が歪んでいてセットしにくかったり、パニアの蓋の勘合も何やらしっくりこなくて開け閉めに一苦労。おまけにアルミパネルに小さなネジを取り付ける際に出たと思われる沢山の切削クズもそのまんま入ってるし…(汗)ま…馴染む過程をも楽しめるのがドイツの品質としておきましょうかね(笑)

 

NC700X パニア&メットイン&給油口全部OPENファーストインプレッションの最後はこちら。パニア&給油口&メットイン全開放の写真などを。とにかく上方に開く蓋だらけのバイクになってます。ここだけの話…有事の際には自衛隊のレーダー網とリンクして…

…垂直発射ミサイルがここから…(出ません)

ま、冗談はともかくこれから宜しく相棒よ!走る為に生まれてきたお前をガッカリさせるような展開にするつもりはさらさら無いのでご心配無く。先代のCB750は沖縄以外の全ての県を走りまくって…結果ガタガタになった。

お前もガタガタにしてやるよ(笑)