ついに北海道にも夏が来た ~さよならオホーツク海編~

ホテルニューおはるにて北見のビジネスホテル「ニューおはる」にてお目覚め。眺望は良くない(笑)そしてどうやらサッカー日本代表は負けてしまったようだ。

ホテルでのんびり過ごしていざ出発。今回バイクを停めるのにホテルのガレージを使わせて頂いたんだが、バイクをガレージから出していたら近所のおばちゃんが話し掛けてきた。どうやら水戸ってのは暑いのかが気になるらしい。内陸なので暑いですよと答えたら北見も暑いんですよとの事。しかも風が吹かないそうな。

確かに今、朝なのにすでに暑いです…(汗)

快走路の道道103号経由で再びサロマ湖方面へ。途中休憩がてら佐呂間町のコンビニでジュースを飲んでいたら、地元のお爺ちゃんに「こんなに暑くなるのは珍しい。まるで異国に居るみたいだ」と言われる。ただ今の気温26℃位。何故かは不明だがやたらと知らない人から声を掛けられる俺。

そりゃそうとこの一帯、温度調節機能がぶっ壊れている気がしてならないな(暑)

サロマ湖からオホーツク海沿岸部に出た途端にまたしても気温が急降下。ま、これ位の気温が丁度いいかもなぁ…なんて思いながら道の駅オホーツク紋別へやって来たところ…

Googleマップストリートビュー撮影車何とGoogleマップストリートビュー撮影車が。

俺とバイク、ストリートビュー載せてもらって構わないんで(…てか載せといて)

この先どうしようか地図を眺めていたら、花壇の手入れをしているおじさんが色々見所を教えて下さった。でも花の時期が終わってしまって今はあんまり見る場所無いなぁ…との事。やっぱり紋別は冬の流氷がいいらしい。そんな訳で内陸へ向かう事にして、だぶらない道という事で国道273号を選択。それではさよならオホーツク海、次に会うのは早くても来年だろうなぁ…次はもう少し水温上げといてね。

道の駅 香りの里たきのうえ内陸側はやっぱり暑く、途中の道の駅 香りの里たきのうえでちと休憩。なんだか洒落た建物だ。それから蝉がそこいら中で鳴いていたりと完全に夏だなここ。それから雨雲レーダーを確認してみると南側に位置する大雪山上空には発達した積乱雲が。全方位晴天だと思い込んでいた状態で南の空を見上げてみると…

うげっ!あの下だけには入りたくないなぁ…(汗)

【北海道旭川市】 つるや 「醤油チャーシューメン」【北海道旭川市】 つるや 店構え

もたもたしていると雷雲に捕まりそうだったので浮島ICからは旭川紋別自動車道へ。層雲峡はまた今度って事で旭川市内へ。「つるや」というラーメン屋が旨そうな気がしたので入店。旭川ラーメンといえば醤油なはずなので醤油チャーシューメンを注文したんだが、そもそも旭川で旭川ラーメンを食べるのは初めてな気がするな。旭川ラーメンというと水戸のひでまるというイメージが(笑)

旭川ラーメン、思ったよりもシンプルで旨い。本来はこういう感じな訳か…なるほど(旨)

神楽岡公園少年キャンプ村旭川市内のスーパーで買い出しをして神楽岡公園少年キャンプ村へ。いい感じのキャンプ場なんだがワルな感じのカラスが数十羽たむろしているので屋根付きの安全そうな場所にテントを設営。

カラスだらけなので安全な場所に避難ここなら安全。屋根があるのでワルなカラスの急降下爆撃の心配は無い。そんな訳で…

夕張メロンとビール

まずは夕張メロンとビール(旨いっ!)

今宵の食材その後は毎度のプチ宴会になだれ込むのでありました。

2014_06_25ルート

本日のGPSログはこちら。遂に梅雨の無い北海道に戻ったってな感じだが、一気に夏になってしまって夕立が気になる今日この頃。

君は北見の焼肉屋を知っているか? ~ホタテはサロマ湖だよね編~

砂湯キャンプ場にて砂湯キャンプ場でお目覚め。天気は曇りだけれども天然床暖房が効いていて寒さも苦にならず。それから今日の天気はこの後一気に回復基調&今宵は北見のホテルに泊まると言う事がすでに決まっているので気分的にもかなり楽。

硫黄山そんな訳で一発目は硫黄山へ。名前の通り硫黄がバリバリに取れそうな山でして、ちょっと火口?に登れば幾らでも硫黄が取れそう。そう言えばゴムを作る時に使うんだったっけ?硫黄って。

霧じゃない摩周湖お次は摩周湖へ。摩周湖と言えば布施明の「霧の摩周湖」なんだか…霧ねぇじゃん!(喜)ちなみにこんなお話が…「摩周湖の湖面を未婚者が見てしまうと婚期が遅れる…」

信じるか信じないかはあなた次第です!(またそれかよ…)

道の駅はなやか小清水この後は再び国道391号でオホーツク海沿岸へ。毎度の事ながら気温が一気に下がる訳だが今回はちと様子が違う。オホーツク海沿岸にある道の駅 はなやか小清水でちと休憩するんだが…

…温かい…(喜)

道の駅はなやか小清水にてお仲間とお日様談義防寒用のカッパを脱いだりゴアのインナーを脱いだりして地図を眺めていたら…お仲間のおじさまも到着。

しばし太陽光の有り難みについて語り合う二人なのでありました…(喜)

いやほんと、冗談抜きに洒落にならない寒さ続きだったもんな。この調子で温かくなってくれるのはいいんだが…

気温30℃とかはまじ勘弁。倒れると思うよ俺…(汗)

国道沿いを走れば網走湿原な訳だが、今回は濤沸湖の南側にある広域農道を選択。結果…

うっひょ~~~っ!網走の農道最高っ!(あまりにも気分良すぎで写真無し)

網走駅前そんなこんなで網走駅のロータリーに到着。網走駅前の写真を撮っていたりしたら地元のダンディーなおじさんに声を掛けられ「網走に来たなら能取岬だっ!」と念を押され…行ってみる。

ちなみにこのおじさんには「腰痛そうだな…」とも言われたり…(涙)

能取岬確かにこのだだっ広い何も無い感じの岬は他に無いかもなぁ…

何と言うか…ハウルの動く城の1シーンみたいな場所だよなここ。ハウルとカルシファーが契約を交わした場所みたいな雰囲気。

能取岬にて白いNC700Xと能取岬方面、海上の霧が凄い

…そんな事を思っていたら白いNC700Xのお仲間が登場。DCTモデルと言う事なんだが…それよりもみんなスクリーンを交換してるんだなと意識し始めたのがこの頃かな?俺ってネイキッドのスクリーン無しに今までずっと乗ってきたからなのか、全然風防自体の必要性自体を感じないんだよね(笑)

別に高速で150宇宙キロ位出しても大した風じゃ無いだろう?(シ~っ!)

ま、そりゃそうと…とってもいいお天気ではあるがオホーツク海の海上にもの凄く黒い霧が立ちこめ始めているので離脱開始。ありゃヤバそうだ(汗)

網走刑務所そんなこんなで再び網走市内へ。こちらは網走刑務所。実際に刑務所として存在している網走の観光スポットである。

網走刑務所刑務作業品各地の刑務所では刑務作業品と呼ばれる製品が生産されている。個人的にはこの刑務作業品との付き合いは結構古く、東京の府中刑務所の高い壁の脇を自転車でスイミングスクールに通っていた頃にまで遡る。

…ホントはもう少し凝ったものが欲しかったけれども…ツーリング途中なので。

【北海道北見市】 レストハウスところ 「帆立づくし定食」【北海道北見市】 レストハウスところ 店構え

…微妙に湿った気分ではあるがサロマ湖湖畔で昼飯を。通算3回目位な気がする「レストハウスところ」にて「帆立づくし定食」!珍しく値段を書いてしまうと1800円なので高いと思う方もいらっしゃるかもですが…料理として出てくるホタテの数を数えたらそうでもないと思えるかも。ホタテ20個位出てきますよ。

あっ…間違いなくお薦めですのでっ!(笑)

【北海道佐呂間町】 北勝水産 「帆立バーガー」【北海道佐呂間町】 北勝水産 店構え

 レストハウスところで帆立づくし定食を食った後は、北勝水産の帆立バーガーで駄目押し(笑)

ちょっと遠回りして北見市街に向かう訳だが…途中のライダーハウスの魅力的な事といったらホントに素晴らしい。

【北海道湧別町】 ライダーハウス計呂地交通公園SLの宿

ライダーハウス計呂地交通公園SL(ここ泊まりてぇ…)

北見駅そんなこんなで北見駅前に到着。なんなんだよこの真夏の日差しはっ!と思いつつ予約していたビジネスホテルへ。

久々の文化的生活札幌の安宿で教えて頂いた北見の方の仰る北見の焼肉屋の見分け方、「①七輪の店を選べっ!②煙たい店を選べっ!」を気にしながら探し始めたら…何とビジネスホテルの隣にイイ感じのお店がっ!(爆)

【北海道北見市】 焼肉道食 色々【北海道北見市】 焼肉道食 店構え

…確かに雀荘か何かの階段か?ってな入り口から階段を上がってお店の中へ。既に飲み&焼き始めているお姉さんの隣のカウンター席にご案内。まずはビールとあれこれを頼んだところ、使い込まれた七輪が到着。ビールをグビグビやっていたら肉が到着っ!焼きますよ~っ!

旨いっ!(喜)

焼肉道食 焼酎頼んだら問答無用でボトルが出て来た…この後ももちろん旨かったんだけれども、最初の一本のビールの次に問答無用で焼酎のボトルを入れてきたお店のおばちゃんの観察眼に惚れた俺。

…写真で見るからに…ほとんど飲んじゃってるね…(アホ)

明日はサッカー日本代表の試合らしく、TVを付ければ観戦出来る環境ではあるんだけれども…寝る。

2014_06_24ルート

今回のGPSログはこちら。北見の焼き肉は旨かった!ホントに来て良かったよ。

知床峠を抜けるとそこは冬だった ~オホーツク海またお前か…編~

緑ヶ丘森林公園キャンプ場にて

緑ヶ丘森林公園キャンプ場にてお目覚め。久々に朝っぱらから良い天気。この一帯は気分良く走れる場所が多いんで、顔を洗って歯を磨いてとっとと出発!

開陽台にて

まずは近場の開陽台へ。景色もいいけど天気も素晴らしい。この調子で頼むよ北海道ちゃん。

開陽台北十九号道路開陽台と言えば開陽台北十九号道路。天気が良い時に来られて嬉しい限り(喜)

八分音符の道路標識こちらは八分音符飛び出し注意の道。ちなみに標識は片側にしか有りません。

標津町のいわゆる農道を堪能して知床方面を目指して国道335号を北上開始。日が差しているのでそれなりに温かくは感じるが、気温は10℃あるかどうかという毎度お馴染みオホーツク海沿岸仕様。

羅臼にて知床峠への東からの入り口羅臼にある道の駅 知床らうすにてちと休憩。知床峠の向こう側は気温が軒並み一桁台らしい…ので、

【北海道羅臼町】 道の駅 知床らうす 「うに丼」「うに丼」食った勢いで乗り切るのですっ!(高くつくなぁ…)

知床峠へ向かって走り始めるとあっという間に濃霧の中へ。そういえば昔、この道沿いにクマが座ってたよなぁ…なんて思いながら走っていたら知床峠へ到着。

知床峠標高の高い場所だからガスっててもしょうがねぇなぁ…などと思いつつ休憩していたら、反対方向からやってきたバイク乗りに声を掛けられ羅臼側の天気を聞かれる。「あっちは晴れてますよ!」と言ったら滅茶苦茶嬉しそうだった。

えっ…(嫌な予感)

知床峠から西側へ下り始めると霧が晴れるどころか更に濃くなりまして…何にも見えない状態で道の駅 うとろに到着。

道の駅 うとろ シリエトクにて

あまりの濃霧で実質的に雨と変わらず、ついでに気温一桁でクソ寒いという…

「オホーツク海てめぇぶっ飛ば~すっ!」(C)ジャイアン風味

当初網走に向けてオホーツク海の海岸線を進むつもりだったがそんな気分は速攻で消え去りまして次善策検討開始。海岸線は駄目だから内陸側というと…川湯温泉方面か?屈斜路湖のまわりにはキャンプ場結構あるんだよな。砂湯もあるし…

砂湯…あっ!(ひらめいた)

このクソ寒い北海道め、今宵はぬくぬくに過ごしてやっからな!

川湯温泉駅駅前そうと決まれば話は早い。斜里町から国道391号で内陸側に向かって川湯温泉駅へ。

【北海道弟子屈町】 喫茶オーチャードグラス 「ビーフシチュー」【北海道弟子屈町】 喫茶オーチャードグラス 店構え

川湯温泉駅の駅舎にある喫茶オーチャードグラスにてビーフシチューを頂く俺。こんなお洒落なお店を俺が知っている訳は無く、これまたTwitterで教えて頂いた場所なのであります。

この店はいいね。飯も旨いしお洒落な俺のイメージにもぴったりだ。(無理すんなよ…)

砂湯キャンプ場屈斜路湖の湖畔にある砂湯キャンプ場にテントを設営。実はここのすぐ隣に砂湯と呼ばれる温泉の湧き出し場所がありまして…

砂湯砂を掘ると温泉が出てくるという場所柄。つまり天然の床暖房付きキャンプ場って事(喜)

今宵の食材屈斜路湖の夕暮れ

近くのスーパー(と言っても片道25㎞位あるけれど)で買い出しをして、屈斜路湖の夕暮れを眺めながらプチ宴会開始。

ホタテを焼く(その1)ホタテを焼く(その2)

ホタテに…

ホッケを焼く羅臼のホッケと何気に素材の旨さが光る今宵の食材なのでありました。天然の床暖房も暖かいしね。

2014_06_23ルート本日のGPSログはこちら。しっかしオホーツク海側に出る度にろくな目に遭ってないよな今回。