お祭りとしては昨日の土曜日(7日)から始まった「日立さくらまつり」にやってきた。実はこの日立さくらまつり、純粋にお客の一人としてノンビリ参加するのは今年が初めてだったりするんだよね。去年は震災の影響で中止になってしまったこのお祭りだが、その前までは出店者?として日立市に引っ越してきた当初から参加していたので、このノンビリとした気分自体が新鮮だ。あまりに新鮮な光景だったので…
日立駅で電車を降り、最初に目に入った屋台で生ビールなどを…(笑)
桜の名所は日本全国多々有れど、何故か意外と桜以外の目玉商品?を持っていない中でここ日立さくらまつりの名物の一つがこの「日立風流物」。
お祭りの山車ってのは色々種類がある訳でして…山車同士をぶつけてその勇壮さを競ったり、奉納する寺社仏閣への一番乗りを競ったりするダイナミックなものが多い中、この「日立風流物」のデカさ&地味さと言ったら半端無い(笑)
冒頭の写真を見て頂くと分かるかと思うんだが、とにかく山車自体がやたらとデカイ。
山車の重量は何と5トン。実は国の重要有形民俗文化財&重要無形民俗文化財だったりもしてまして、珍しさ的にはお墨付きだったりもするらしい。
単にデカイだけならそれまでなんだが…この巨大な山車何と「からくり仕立て」でして、江戸時代の人形劇が山車の上で繰り広げられます。山車の図体がアホみたいにデカイので見逃されがちではあるんだが、江戸時代の衣装をまとった人形達が山車の中に入った「30人」!程の人形操者によって無音劇を舞台上で繰り広げます。もちろん全てが人力です。
日立製作所のモーター駆動ではありません(笑)
劇の進行に伴って、外に向けて人形が弓矢を放つあたりが最大の見せ場…おいっ!そこのガキンチョ!
「ショボイと言うなっ!繊細と言えっ!」(爆)
ただまぁ、子供の時分にこの「日立風流物」を見たとしても、今の世の中的には確かに刺激としては微妙なのかもしれない。でも、ここ日立から旅立った後で振り返る日が来たその時には「こんなの他には無いっ!」と感じるんだと思うなぁ。中高年は「お~っ!」てな反応だったぜ?(笑)
この後は、「相馬野馬追」」を観たり(この模様は次記事にて)…「追加の酒」を飲んだり「ローズポーク焼き串」やら「常陸牛もつ煮」やら「巨大タコ焼き」やら「けんちんうどん」を頂きつつ日立駅方面へ移動。
そうそう、歩道橋から眺めた今日の平和通りの桜の開花状況。まだほとんど蕾です。こりゃ満開になるのは来週だぁねぇ。そう言えば来週末はエレキジャックフォーラムを見に秋葉原に行く予定なんだよなぁ…悩みどころだなぁ…。