【松阪市】 開花屋 「特製らぁめん全部入り(塩)+メンマ」

【松阪市】 開花屋 特製らぁめん全部入り(塩)+メンマ

【松阪市】 開花屋 店構え

高見山の湯でひとっ風呂頂いた後は、スギ林の間をクネクネと抜けていく国道166号を東へ進みます。実は私「花粉症」なのだが何故だか年々症状が軽くなり、ここ数年来は春になると少しばかり手がかゆくなる程度で済んでます。今回スギ林のど真ん中を突っ走った訳なのだが、グローブをしているので手がかゆくなる事すら無かった。

もしかして「花粉症完治」かっ!(喜)

そうだといいんだけどなぁ。スギ林を抜けて松阪市街が近づいてきたところで夕方になったので、いつもの「超らーめんナビ」でお店探し。松阪駅そばの線路を越えた分かりやすい場所に「開花屋」なるお店が有るようなのでこちらに伺いま~す。

お店に入ってメニューを見ますと…種類が色々あって選びきれないので、こういう場合にあると便利な「特製らぁめん全部入り(塩)」を注文。すると「ただ今お好きなトッピングを一品追加でサービスしておりますが、何に致しましょうか?」と言われたのだが…

…全部入りなのに「もう一品」ってどうなんだ?(爆)

お得感的にはチャーシュー追加が値段的に一番なんだろうが、具だらけになってしまいそうな予感がしたのでおとなしくメンマを追加。出来上がりを待っていると次から次へとお客さんがやってきて店内がほぼ満席状態に。ただ、調理場のある建屋とは別にもう一部屋あるので、そっちには空きがあったみたい。そんな店内観察をしていると注文の一杯が到着。さすがに具がたんまり乗ってますなぁ。それではスープから頂きま~す。ほうほう、具がたんまり乗ってるんで結構コッテリしているのかと思いきや、意外とあっさり目な鶏系スープです。塩ラーメンって事になってはいますが、塩ダレはかなり薄めで「塩ラーメン」ってな感じでは無いですね。もちろん美味しくないという訳では無いです。お次は麺に行きますと、かなりな細麺ストレートです。量が多めの一杯なので食べ終わるのにそれなりの時間が掛かりましたが、伸びてしまうことなく最後まで美味しく頂ける麺でした。

写真を見て頂くと分かるとおりの大量の具を説明しておきますと、味玉1個分に刻みネギ、家系的なノリが2枚にワンタンが3個、2種類のチャーシュー(普通のチャーシュー&角煮的チャーシュー?)に「あおさノリ」と、増量されているのかいないのか良く分からない(笑)メンマ。いやぁ多いなぁ(笑)この中で意外な存在だったのが「あおさノリ」。何度か頂いたことのあるラーメンのトッピングとしての「磯ノリ」の風味の強さを予想して口にしたら、とっても淡泊なノリでした。それからワンタンをあまり食べた事の無い私が色々言うのもおかしいですが、秋葉原の近くで頂いた「ラーメン大至」のワンタンの印象が残っているからか、ちと「ワンタンの具」が少なめかな?角煮はズッシリと重くて旨いですね!

見た目の一杯の重さの割にスープ自体が結構あっさり目なので、無理して食べたという印象は全くないまま完食です。この「見た目的には重いけれども結構あっさり食べられるラーメン」ってのは、高齢化がさらに進んでいく我が国にとって必要な一杯になりそうです。ご馳走様でしたっ!

さらば!「奈良&花粉症」 こんにちはっ!「吉野杉」

天理で素敵な一杯を頂いた後は、もちろんツーリングモード全開で奈良県を堪能開始。紀伊半島の海沿いをぐるっと一周したことは2回位あるんだが、内陸部をまともに走ったことはあんまり無かったりするので三重県&和歌山県の県境越えの道はみんな眩しいな(喜)

とりあえず南下している国道169号の「トレーダー分岐点(Powered by 銀河鉄道999)」とでも言うべき「大淀町」で、ツーリングマップルのページをめくりながら…本気で行き先に悩む悩む悩む。。。

南下する道を選んで紀伊半島南端の「潮岬」に向かえたら、どれだけ幸せなんだろうか…そうは言っても紀伊半島が馬鹿でかい事は以前の一周ツーリングで良く分かってるので、たかが3連休で向かうべき行き先では無いだろう。

西に向かうと和歌山市内で一泊となりそうだ。和歌山の「傾いているラーメン屋」に多分行く事になるんだろうが、和歌山で一泊してしまうと…明日は大阪・京都・奈良をバイパスして無理矢理「東へ向かうルート」を取らざるおえなくなるだろうなぁ。。。今回はテントを持参していないので宿泊の縛りがあるとはいえ、行き先の縛りは受けたくないなぁ。。。

東に進むと「松阪」・「鈴鹿」・「四日市」と、それなりに知ってる街のどこかでお世話になるんだろうなぁ。。。何と言うか「朝」出発した同じ場所にまた戻るのは面白くない気もするのだが…今回は「たかだか3連休」だと言う事を考えると、東に向かうのが「ベター」な選択か?

………正直相当悩んだんだが、「3連休全体」を楽しむ為には東進するしかないと決意して国道169号を使って東方面へ。。。県境へ向かうワインディングは最高に心地よく、ここが国道+県道である事や、他の道を天秤にかけた事を忘れさせる爽快な道ですな。そんな中「ツーリングマップル」で紹介されている「高見山の湯」へ到着。

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今日はこちらの立ち寄り湯で「ひとっ風呂」頂きま~す!

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風呂上がりの一杯という事で、牛乳を頂きました。濃いめの一本、旨かった!

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今日は結果的に静岡県の浜松市の快活クラブで宿泊する事になるんですが、そこまでの様子は「晩飯」編を見て下さいませませ。

【天理市】 麺屋 一徳 「塩らーめん」

【天理市】 麺屋 一徳 塩らーめん

【天理市】 麺屋 一徳 店構え

奈良公園を散策したあと、朝からまともに食事をしていない事を思い出しながら「超らーめんナビ」でお店を探すと…距離的に「京都」の店ばかりが引っかかる。。。検索条件に「奈良」を入れても変わらないので、一旦奈良市街を南の方へ抜ける事を決意して走り続けると…「天理市」に到着。再度「超らーめんナビ」で検索をかけると「一徳」というお店がHit!ちとお行儀が悪いが、店の近くの路地にバイクを駐めて店内へ。

メニューを見ると、「塩らーめん」&「醤油らーめん」と替玉にライスだけの潔いお店です。そんだば「塩」をお願いしまして「天理」市街を抜けた後はどうしようかなどと考えていたら「塩らーめん」が到着。それではスープから頂きま~す。おおっ!魚介の旨みに塩を利かせてるタイプのスープですな。ベースは多分鶏ですかね。この味は以前横浜の「麺や維新」で頂いた一杯と同じ系統な気がします。こちらの方が気持ちあっさり目かなぁ?黄金色のスープの色が、とっても食欲をそそりますね。お次は麺ですが、細麺でスープの優しさにピッタリマッチしてます。それにこの麺、かなり黄色みがかっているんですが食感的には「たまご麺」では無さそうな感じです。時折出会う「たまご麺」ほど腰が強いわけでも無いので、多分合ってると思うんだけど…

…もちろん自信は全くない訳だ(爆)

こういう事はお店で聞いてみるべきなのかな?でもまぁ、ラーメンの成分分析したいわけでも何でも無いので旨けりゃいいか?などと考える事にして、自分の味覚に対する不安をすり替えておこう(爆)

話を元に戻しまして、お次は具。白髪ネギ風な青菜?とネギにチャーシューと、スープのシンプルさを具も踏襲してます。こちらのチャーシューが結構変わってまして、口にした瞬間の味わいがチャーシューと言うよりはベーコン的な一品でした。この塩ラーメンの具としては脂身の味が上品に隠されていてぴったり合ってますね。いやぁ、細かい話はともかくとして、ホントに旨い一杯なのであっという間に完食です。

お勘定を払う時にバイク野郎全開な服装の私を見て店長さんに「今日はどちらまで行かれるのですか?」と聞かれまして、ホントに行き先を決めてないので答えに困って「茨城県の水戸(ツーリング先では相手に分かりやすいようにこう言う事にしてます)から来たんですが、まぁとりあえず南の方へ下っていこうかなぁと思ってます」等と答えたら「えっ!?茨城の…水戸ですかっ!?あ…もしかして高速1000円で来たんですかっ!?ええっ!?何でそれでまたうちの店に?」ってな感じで、店長さんの頭に「はてなマーク」がいっぱい見えた気がしたので「超らーめんナビ」で見たことを伝えると「おぉ…そうでしたかっ!有難うございますっ!」と恐縮されてしまいましたが、素晴らしく美味しい一杯を頂いたこちらこそお礼を言う側ですな。距離が距離なだけに何時になるかは分かりませんが、次回は是非醤油を頂いてみたくなる素晴らしいお店でした。ご馳走様でしたっ!