【富津市】 梅乃家 「ラーメン+やくみ(玉葱)」

【富津市】 梅乃家 「ラーメン+やくみ(玉葱)」

【富津市】 梅乃家 店構え

若気の至り?で恐縮なのだが…このブログのラーメン関連記事2回目にして、まさかの直接的な表現の酷評をしてしまっている珍しい存在の竹岡式ラーメンの元祖「梅乃家」へ再びようやくやって来た。店の前をバイクで通りがかる度に気にはなっていたが時間が合わなかった(合いすぎで大行列ってのも理由の一つ)ので、かれこれ1年以上時間が空いてしまったよ(汗)

時間的にまだお昼時ではない&バイク野郎はほとんど居ない時期なので(笑)お店のおばちゃんに注文を告げた後は少々待っただけでテーブル席に座って出来上がりを待てました。あっそうそう、今回俺に付けられた「源氏名」は「赤男(あかだん)オートバイ」。確か前回も似たような感じだったが…

次回は遠慮せずに「赤い彗星」と呼んでもらって構わんよ…アムロ君…(爆)

 まぁ冗談はともかくとして、長テーブルに丸椅子の座席が二組(それぞれ8人位かな)と、小上がりの座敷が二組。2階にも客席がある事は確かだが…今回は誰も案内されていなかったし、一人客がお世話になるスペースではないと思うので、実際にどうなっているのかは分かりません(笑)そんなこんなで10分少々で注文の一杯がやってきました。くはぁ…相変わらずジャンクな雰囲気漂う一杯ですなぁ。それでは覚悟を決めまして…スープから頂きま~すっ!

………あれっ?あんまり「しょっぱく」無いんだが…(驚)

もう一杯レンゲですすってみると…塩気という意味では流行系の「魚粉系つけ麺のつけ汁」の方が余程塩味がキツイです。ただこのスープ温度的には「ぬるい」ので、好き嫌いが出る理由の一つかもしれません。

予想外に大人しいスープを単独で飲んだ後は、竹岡式ラーメンの特徴の一つ「乾麺」を戻して作った麺を頂きます。やや細めの強めな縮れ麺自体に、特にこれと言った印象は無いというのが正直な所。

ただ前回頂いた時よりも玉葱の苦み等々が無く、自然に食べられる味わいになっていると感じたのは確か。あの時と今回と、玉葱の味自体が季節的に違うのかもしれないですな。そしてこちらのお店のフラッグシップのチャーシューにかぶりつくと…

これは確かに旨い…今回印象が完全に変わってるよ…

具は追加した玉葱のみじん切りにチャーシューにメンマとノリ。この一杯の中では、メンマは無いに等しい存在感ですが(笑)

前回味わった「醤油味のやたら濃いだけ」の一杯の味自体が変わったのか、俺の味覚が変わったのか、素材の味が変わったのかは分かりませんが…醤油スープの中に単調な味わい以外な旨みを感じたりしたのでスープまで飲んでしまった。

う~ん。。。一体あの時と何が違うんだぁ?…ここまで味が違うと感じるとなると…まずは自分自身の味覚を疑わないと駄目だろう。でもそうすると…今までの記事の信憑性が疑われる事態になるんだが…

あ…ぱっと見「全部旨い」って読める記事にしてあるから問題無いんじゃん!(爆)

そうだった…旨い事象に関しては色々書くが、旨くない事に関しては「さら~っ」と流しているんだったよな。それに「旨い」と感じると、何だかんだで記事自体が長くなる傾向があったりもするしね(笑)

そんな訳で久々に伺ったこちら梅乃家の「竹岡式ラーメン」、旨かった!と言い切りたい所ではあるが…お客さんの中に「ほとんど麺を食べずに残している」ドンブリを今回も幾つも見かけたのは紛れもない事実。

万人受けする観光地のラーメン屋では無いと思うので、ラーメン屋巡り自体が好きな家族とかで無い限りは家族連れとかで初めて行く事はあんまりオススメ出来ないです。それから付き合い始めて日がないお二人が「デート」でこの店に来るのも、宜しくない結果をもたらすかもしれないのでやめておいた方がいいと思うよ(汗)

ま、そんなこんなでご馳走様でしたっ!次はやっぱり「チャーシューメン」で自分の味覚が変わったのか、お店の味が変わったのか、そもそも単なる「ブレ」なのかを確認してみたいと思います!

房総半島「新春」ツーリング ~「日差し恋しや房総半島」編~

「雪の積もった愛車」

え~暖かな陽気を期待してやってきた房総半島。赤道からの「ぽかぽか」エネルギーを運ぶ黒潮がすぐそばを流れている白子町で迎えた朝は…まさかまさかの吹雪模様。

気象予報士の石原良純さん…何とかして下さい(爆)

ま、南の方の空は明るいので何とかなるだろうとタンクバッグやら何やらをバイクに積み込んで、雪なんぞに構うことなく出発で~す。

ただエンジンが暖まるまで調子の上がらない1気筒がある関係で、下のトルクがショボ過ぎでまともに走れない。普段なら騙し騙し5分も走っていれば何とか治まるんだが、今日は寒さでさすがに過冷却気味なのか、勝浦を過ぎる辺りまでずっとこの調子だった。正直壊れたかと思ったよ。そんな訳で当初予定していた勝浦朝市は、エンジンを切ると動かなくなりそうな恐怖感の為…通過(涙)…また今度来る事にしよう。

毎度の事ながら鴨川を過ぎた頃から交通量が激減し、海岸線沿いを走り始めるのと同時に日差しも強くなってきた事から気分も上々。千倉からは海岸線沿いの県道に進みまして、野島崎の灯台前ロータリーに辿り着いたのが9:30頃。お土産物屋さん兼食堂の類はあらかた開店しているので、休憩がてら朝飯でも頂こうかと思ったが…この時間ならもう少し走っちゃって、このブログを始めた当初に行った時には正直今イチな印象だった竹岡式ラーメンの「梅乃家」で一杯頂けるな。それにフェリーで久里浜に渡るってのも、ちょっとした旅っぽくて年始めツーリングに相応しそうだ。よっしゃ!ここで休憩するのはやめにして、竹岡目指して走っちゃおう!

そんなこんなで野島崎を後にして白浜を越え…館山へのショートカットはもちろん使わず「フラワーライン」を洲ノ崎灯台方面へと大回り。いかにも「南房総」の雰囲気漂うこの「フラワーライン」、一年中何かしらの花が咲いている事で有名ではあるが…さすがに今日は何も咲いてないんでは?と思っていたら…道沿いに沢山の「菜の花」と椿が少々咲いているあたりに南房総の底力を感じさせられたなぁ。それから日差しが背中を暖めてくれる位置にあって、一足早い春の陽気を体感出来ました。そうそう!こういうのを待ってたのよんっ!

久々の館山では道を間違えて海岸線ではなく街中側を思いっ切り走ってしまったりはしたが、東京方面の行楽帰りで大渋滞する時間帯では無かったので…気にしない気にしない…(笑)

館山からはアクアラインの高速利用組&フェリーでやってきたであろう対向車が増え始め、今日は通過の「ばんや」や「夢のカレー」に心の中で軽く挨拶をしまして…竹岡駅から北東へ1.5キロ程の国道沿いにある「梅乃家」へ11:00に無事到着で~す。

南房総なら「ぬくぬく」よっ! ~『房総半島「新春」ツーリング』編~

正月休みにバイクのボロボロだったリア廻りをメンテ&試運転を完了しているので、青春18きっぷの期間が終わってしまった今週末は当然バイクで出掛ける訳だが…

冬でも寒く無さそうなイメージの有る場所と言ったら「伊豆か房総半島」に決まっている訳だ。神奈川や東京在住の時であれば間違いなく「伊豆」を選択する場面ではあるが、日立市から伊豆に行こうとすると都内を抜けて行かなければならない面倒さが有るので、今年一発目のお気楽ツーリングは房総半島で決まりだな。

距離的に何とか日帰り出来る距離の為、良く考えたら房総半島に泊まったことが一度もない事(実際には「道の駅 白浜野島崎」でゲリラキャンプをやっていた。夜の間だけ回している縦型の風力発電器の風切り音が凄まじくうるさかったので、正直ここはオススメ出来ないです。)に気がついた。春~秋であればテントを持って行ってキャンプをすればいいだけの話ではあるが、さすがにこの時期は寒そうなので…個人的にはホテルの一種と考えている「快活クラブ」の千葉県内の店舗情報を見てみると…う~ん。。。千葉市とかがある県北部寄りの市街地にしか店舗が無い訳ね。さすがにこれだと泊まる意味を感じられないので「じゃらん」で館山方面の安宿を探してみると…

う~ん、素泊まりで3500円が底値かぁ…

ん?…この宿ってば暖房が1時間100円のコイン式ですと?!(笑)別途暖房費が必要とか言うのは聞いた事があるが、有料式のテレビみたいな仕組みってのは聞いた事が無いな。

しょうがない…寝袋持参で乗り切るか…(爆)

こんな感じに内心決めかけてはいたんだが、せっかく泊まるからには朝市とかに行きたいなぁ等と調べてみると…担々麺で何度かお世話になっている(笑)勝浦で朝市をやっているではあ~りませんか。別に無理して房総半島の南端に泊まるこだわりは今回無いので方針変更。勝浦朝市の観光案内のリンクから辿って勝浦周辺の民宿等を探してみると…やっぱりこちらも素泊まり3500円~が相場の模様。とは言うものの…お魚づくしの夕食を含む2食付きでも7000円を切る値段らしいので、いっそ2食付きにしてしまおうかとも思ったのだが…さすがに豪華な食事を一人侘びしく食べるのもどうかと思うので更に探してみますと…ちと距離的に離れるが九十九里の南隣にある白子町の「国民宿舎 白子荘」の「期日限定 格安素泊まりプラン」という2000円の宿を発見。えっ!2000円?

何だか良く分からんが、団体さんの予約か何かがキャンセルになった理由か何かで、素泊まりの部屋を俺の見た時は15部屋ほど「この宿泊日だけの激安大バーゲン」を開催中らしい。カプセルホテルでも一晩2000円は珍しくなりつつある昨今、個室に大風呂に着替えやら何やらが用意されていてこの値段なら文句の付けようがないので、土曜日はここに泊まる事に決定です!

こんな感じで、珍しく宿泊先があらかじめ決まっているツーリングへ出発。距離的に近いこともあって、結構遅い11時に家を出発しました。千葉県へは銚子の東端部分をショートカットするようなイメージで神栖から南の小見川方面へ抜けていくルートで行きますかね。犬吠埼のある銚子には正月に試運転も兼ねて行ったばかりだし、今回はパスでいいや。

日立市から具体的には「ひたち海浜公園」の脇を通って「阿字ヶ浦」~「那珂湊」~「大洗」と海岸線を走っていきます。途中大洗の旅館の前では普通にあんこうの吊し切りをやってるあたりがいかにも大洗の冬っぽいですなぁ(喜)。その後、鹿嶋市内では課題店の「三四郎 鹿嶋店」に寄ろうかとも思ったんだが…完璧な冬用装備の状態で「ホット(スタミナラーメン)」なんぞを頂いた日には汗だくになってしまう事間違いないので…日を改めて行く事にしますかね。う~ん、鹿嶋に秘密基地があるというのに、何故か近くて遠い存在になりつつある三四郎。大甕の本店?では良く食べているんだがなぁ…

そんなこんなで横芝光町あたりまでは前を走っていた乗用車の後ろをついて行きまして…初めての道を開拓(笑)

この後は、いつも走っている県道30号の一本内陸側にある県道122号を南西方向へ。道の両脇の住宅が県道30号よりも少ない分、こっちの方が走りやすいな。今日泊まる宿のある白子町に到着したが、いくら何でも早すぎるのでさらに南下。結局、日暮れ間近の「鴨川漁港」でちと一人佇んだ…………んがっ…

 「勝浦漁港と我が愛車」

「心が…」とかじゃなくって…「気温的」に寒すぎるっつうんだよっ!(寒)

ただでさえ北風が強いのに加えて海側へ吹き込んでゆく海風が方角的に北風になる事もあり、洒落にならない凍て付く風の中を今夜の宿に向けて進んで行きました。

宿への途中では、無理矢理立ち寄った御宿海岸のレポートなどを。

「人影0の御宿(月の砂漠)」

御宿海岸…人影全く無し…(爆)

何なんだよこりゃっ!もの凄い勢いで冷え込み始めてる中を宿に向けて走り続けまして…晩飯をスーパーで買ったりして、やっとの思いで宿に着いたのが17:30頃。冷えまくった体を大風呂で温め直し…高級旅館の個室のテーブルに広げられたお造り?がこちら。

本日のお造り「地元スーパーで買った刺身盛り合わせ」

漁業が盛んな「千葉県地元で買った」780円の刺身盛り合わせ(もちろん写真の全部、持ち込み品ですよっ!念の為)。地元産と呼べるのかは良く分かりませんが…スーパーで買ったので優に「3人前」はありますよっ(喜)何と言っても、こんなテーブルのある4畳半の部屋に2000円で泊まれたのは嬉しい限り。

暖房はあるし、デジタル対応薄型TVはあるし、お茶っ葉と魔法瓶のお湯もばっちり用意されてるし…布団のシーツ類ももちろん文句なし。それに、見られるとは思っていなかった多部未華子主演の「デカワンコ」の初回を見たり、NHKの「ケータイ大喜利100回記念」を見たりしながら快適な和室内で過ごしました。

「一人旅では初めて出会った空間…かな?」

旅先でこういう渋い(快適な)空間に染まってしまうには、自分はまだ若すぎます…などと言っておきますかねぇ(笑)