時にはのんびり横浜&東京散歩の週末など ~初日編~

~今週末はちとのんびり気味に、横浜&東京散歩の予定~

ま、のんびりとは言うものの、青春18きっぷ利用なので朝は早い。始発電車に乗ろうと目論みつつ酒を飲んで目覚めたら…間もなく8時になろうかという時間だった…あぁ…(涙)横浜の宿に泊まる予約を既に入れてしまっている関係で寝坊しようが何しようが横浜へは行くことになる訳ではあるが…このまま最後の青春18きっぷを使って鈍行で向かってしまうと思いっきり昼過ぎに到着する事になるので、やむを得ず正規運賃&特急料金で桜木町まで5,430円の切符をプラスチックのお金で購入。平日休み最大の難点は、ウィークエンドパスの類が全く使えない事なんだよなぁ…。どうでもいい切符ではあるが、それ故にこんな買い方をする事はまず無いので記念に写真をUPしておこう(涙)

   

こんな感じに8:55のスーパーひたちに乗って上野へ向かう途中、以前買った古本「消えた反物質」を読み始めるものの、序章の途中で気を失い…あっという間に10:30に上野駅に到着。おいおい…いったいどんだけ寝るんだよ…(汗)

この後は順当に東海道線で横浜へ。同じボックスシートの前の席のお二人は、タンパク質の塩基配列が書かれているプレゼン資料らしきものを広げながら打ち合わせをしていたり、俺の少し後ろに立っている恐らくカップルのお二人は、作曲家シューマンの多重人格について会話していたりと相変わらず面白い車内っぷり。俺もかつては東海道線の乗客でして、立ったままトラ技を読んでいたりしたもんだ(笑)

横浜駅からはお隣の桜木町へ。いつもだったら桜木町まで散歩がてらに1時間程歩いてしまう距離ではあるが、今日はみなとみらいホールで行われる12:10開演の「オルガン・1ドルコンサート」に無理矢理間に合わせるために特急に乗ったので、ここで間に合わなくなってしまっては元も子もない。それにしても…たった1ドルのコンサートのために、5,430円をつぎ込むことが出来る俺ってやっぱり…ちょっと格好いい気が…

(注)単なる寝坊を無理矢理「美談」にする事は、固く禁じられております。

桜木町からクイーンズスクエア方面への動く歩道を進みまして、およそ10年ぶり?の訪問となる「みなとみらいホール」へ到着。1ドルコンサートという事で、募金箱みたいなのに100円入れてそのまま入場といった流れでとってもカジュアルです。

今回は普通のオケの演奏会と違ってパイプオルガンの演奏会という事もあり、1階席だと見上げるような位置関係になるので2階席へ。いやぁ…それにしてもホールに来ること自体が久々だぁね。それから夏休みという事もあり思ったよりも上々な客入りでして、小学生位の子供達も沢山。

今回のコンサート「オルガン・1ドルコンサート」はオルガニストの佐藤礼子さんの演奏・司会進行で以下のプログラム。

  • J.S.バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
  • フランソワ・クープラン:「クラヴサン曲集 第3巻 第14組曲」より “恋のうぐいす”
  • リー・ハーライン:映画「ピノキオ」より “星に願いを”
  • ギ・ボヴェ:「ハンブルグの3つの前奏曲」より “サラマンカ”
  • アド・ヴァンメス:鏡
  • J.S.バッハ(アレクサンドル・ギルマン):カンタータ第29番「神よ、われら汝に感謝す」より “シンフォニア”BWV29

1曲目はパイプオルガンの曲といったらこの曲か「オペラ座の怪人」ってなくらいお馴染みの曲ですな。4曲目の途中から無調性になりかける現代曲っぽいギ・ボヴェの「ハンブルグの3つの前奏曲」より“サラマンカ”ってのも中々面白かったです。最後はこれまた有名処のバッハの“シンフォニア”で〆と、恐らく子供にも馴染みのある曲と知らない曲を交互に挟むような選曲でした。

クラシックの演奏会では通常あり得ない色付きの照明でパイプオルガンをライトアップしたりと見ていても楽しい演出に、このホールのパイプオルガン「ルーシー」の紹介と子供も大人も楽しめる内容です。ただ…パイプオルガンはとっても寿命の長い楽器というお話は理解出来るが故に、NHKホールのパイプオルガンが何だか不憫だ。

それにしてもパイプオルガンのライトアップは綺麗だぁね。歌口のなだらかな配列は必然的なものなのだろうか?多少意識して並べているんじゃないかと思ってみたりもしたけれど。「みなとみらいホールのパイプオルガンの公式ページ」はこちら。もちろんホールの催し物案内等もこちらからどうぞ。

続いてお次は本日の目玉のもう一つ、ランドマークタワーの展望台へ向かいま~す。台北のビルに設置された1010m/minの東芝製高速エレベーターに上りの最高速は抜かれたそうですが、750m/minの三菱製高速エレベーターのスピードも伊達ではなく、あ~っ…と思っている間に展望台のある69階へ到着です。途中気圧の関係で耳が痛くなるくらい。恐ろしく早いなこりゃ。

ちなみに今住んでいるご近所のひたちなか市には、世界最高の高さを誇る日立製作所のエレベーター試験塔が建ってます。そして大昔ではありますが、小学生の時に通っていた東京都府中市にある小学校は東芝のエレベーター試験塔が建っている東芝府中工場の隣にあったりと、この手のものには何か個人的に縁があるみたい。

しばし360度の展望が楽しめる展望台からの風景を楽しみます。ん?何やらでっかい客船が大さん橋に停泊中ですな。後で行ってみますかね。

そして昼飯はランドマークタワーの展望台のランチセットの食事部分、横浜ロイヤルパークホテルB1Fの「カフェ フローラ」にて。(注:ランドマークタワーの展望台で食べられる訳ではありません)

   

横浜マダムのランチタイム空間に無理矢理突撃しまして…(汗)大きなアサリが旨かったシーフードパスタ?や食前サラダにコーヒー、食後のアイスなんぞを頂きました。美味しいパスタを頂けたのは確かなんですが、一人で展望台&ランチセットは普通の人にはお勧めできないか(汗)

昼飯の後は毎度の事ながらみなとみらい地区をお散歩開始。

おっ!日本丸の近くにUW旗がいくつもあるではないですか。日本丸が帆を広げている時にうまい方向に風が吹いてくれるといい写真が撮れそうですな。

バイクに取り付けられそうな大きさのUW旗を買おうと赤レンガ倉庫にやってきたんですが、ランドマークタワーの展望台から見えた客船は「飛鳥 II」であることが判明。買い物の事はすっかり忘れ、巨大客船に完全に心を奪われてそのまま大さん橋へ。

ビルにすると十数階建てに相当する高さという事で、もはや船というよりは移動式のマンションのよう。しかも船体横につり下げられた救命ボートを良く見てみると…「150 persons」などと書いてあるではないか。

救命ボートが150人乗りって…どんだけでけぇんだよっ!(驚)

何だか救命ボートで伊豆大島とかまで行けちまいそうな雰囲気だなこりゃ(笑)そうそう、飛鳥IIの接岸中は「キング・クイーン・ジャック」の三塔、県庁のキング以外は大さん橋からは見えません。完全に飛鳥IIで遮られてます(汗)

飛鳥IIを外側から堪能した後は(体験乗船会とかないのかなぁ…この際だからあの救命ボートでもいいよ)、ちと買い物に横浜市街へ電車で移動。今でもそう呼ばれてるのか分からんが「ナンパ橋」を渡ってビックカメラへ。

何が気になっているかというと…「任天堂3DS」が欲しくてたまらない。ゲームがしたいと言うよりは携帯式インターネットブラウザ&プチコンのプラットフォームとして欲しい。携帯電話のjigブラウザで何とかなっているとはいえ、旅先で使えるそれなりのブラウザが動く軽い端末があると便利だと思うんだよね。

ま順当に考えれば5年以上使っている携帯をスマートフォンに買い換えればいいんだろうが、アンドロイド端末にしたところで「プチコン」にはならないだろう。仕事では「今時VBなんて…」と、プログラムが書ける訳でもないのにVisual Basicを馬鹿にしていたりもするんだが、「プチコン」が実現する8bitマイコン時代(1980年代)を彷彿とさせるBasicは触りたくて仕方がない。マンデルブロ集合を「任天堂DS+プチコン」で描いてみたり、タイニーゼビウスを移植したりと、端から見ているだけで面白そう。

それに疲れたときには「桃鉄」が出来るし。←多分こいつ、ゲームはこれしかやらないと思う…(汗)

15,000円に値下げされた関係で品薄になっているんではないかと様子を伺いに来てみたんだが…普通に売ってるね。でも…桃鉄がないね。う~ん…近くのソフマップにも行ってみようか。ソフマップでも普通に新品の在庫があり、何と未使用の中古品まであった。でも…桃鉄がないね。桃鉄が売っていない事にガックリしながら中古のデジカメ売り場へ。

製品としての性能自体に文句はないが、最近愛用のCanonのコンパクトデジカメ「A1100IS」のレンズ側かセンサー側かが傾いたらしい。大判であおった時のように画面上部が思いっきり前ピンになってしまっていて、マクロ域以外で使えなくなってしまったんよなぁ…(涙)代わりの小さなデジカメ無いかなぁ?出来たら単三電池式だと安心できるんだが…などと思いつつショーケースを覗き込んでいたら、マイクロフォーサーズマウントのオリンパスの標準ズームが15,000円。これを俺のG1に装着すれば、ミラーレスとはいえ俺の一眼レフがついに「オートフォーカス」になるではないかっ!

思えば1987年のEOS650誕生以来、俺の中で憧れであり続けた「オートフォーカス」。今まさにその異次元の世界の入り口まで…

僅か15,000円の距離にまで迫っているではないかっ!(いつの時代の人間だよ…)

そもそもがFDレンズの使い回しが出来るという理由でパナソニックのG1を買った訳だから、新しいマウントのレンズを買う位ならCanonかNikonの古い機種に50mmでも買って新たに始めればいい気もするが…コンパクトデジカメの代わりも兼任するならG1の方が小さくていいしなぁ…

どうしよう…任天堂3DSも欲しい…AFレンズも欲しい…任天堂3DSも欲しい…AFレンズも欲しい…本日は中古の日なのでAFレンズは10%引き!…えっ?!

「レンズ下さいっ!」(アホだ…)

そんなこんなで「M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6」を割引価格14,000円程で購入。あまりの嬉しさにナンパ橋近くのオープンカフェ群(通称「屋台」と呼ばれている)で「おでん&日本酒」でも行っちゃおうかとも思ったが、嬉しさのあまり見知らぬおっさん達と盛り上がってしまい今夜の宿へのチェックインが約束よりも遅くなってしまうという経験に基づいた強烈な予感がしたので、本日の宿ポルトヨコハマのある石川町駅へ向かいます(笑)

もうこの界隈は慣れたものでして、迷うことなく宿へまっしぐら。チェックインの手続きをして、2段ベッド二つが備え付けられている本日のお部屋(俺一人なので実質個室)の中で、ついにG1にAFレンズを装着!電源ON!シャッターボタン半押しで…

あれっ?…何も起きねぇじゃん…(涙)

あれれ?何でフォーカシングしない訳?もしかしてこのBody、買った時からAF機能が壊れてたとかなんでは…(実は中古で購入以来、一度もまともなレンズを付けた事がない)。それかレンズが故障か?…それともオリンパスとパナソニックの組み合わせだとファームの書き換えが必要とかあんのかな?などと色々な可能性を頭に思い浮かべながら、メインメニューのAF関連の設定をみんなONにしてみるが全く反応無し。レンズ自体にMFモードスイッチとかがあるのかと思って見てみるもそんなSWもなく…ついに諦めモードに入った瞬間、Body左肩にAFモード切替スイッチがある事に気がついた。良く見ると…「MF」になっているではないですかっ!良く分からんが、取り敢えず「AF-S」にセットしましてシャッターボタン半押しで…「ジ~っ ピピッ」

ついに「オートフォーカス時代」…来た~~~っ!(涙) (だからいつの時代の人間だよ…)

この後は今まで一度も光った事のない「AF補助光」がBodyから発せられているのにビックリしたり、内蔵フラッシュの調光がまともに出来ている事に大感激したり。上の写真がG1使って初めてのフラッシュ撮影結果など(笑)

オリンパスのBodyは手ぶれ補正内蔵でパナソニックはレンズ側に手ぶれ補正内蔵のため、組み合わせ的に手ぶれ補正が無いのはちと残念だけれども、十分に使えそうな確信を胸に…飲み屋へGo!

実は飲む事に精一杯で、店構えの写真しか撮ってない(笑)とは言うものの、「M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6」での実質的なファーストショット。レンズの良し悪しなんてこの写真ではわからんが、アサヒのスーパードライの中生が290円の素晴らしいお店だった事は紛れもない事実。ご馳走様でしたっ!

程良く飲んだ後、やっぱり〆は中華街へ。一人でも入りやすいお店って数店舗しか知らないんだが、その中の一軒「馬さんの店」へやってきた。こちらのお店は朝7時から営業していて、夜も深夜3時まで。手頃な値段で朝がゆが食べられるお店としても有名です。

   

今回はじめて「上海カレー牛肉そば」を注文。ラーメン業界的には極細麺に分類されそうな麺の上に、ドロッとしたカレールーがかかっています。箸で最初に麺を持ち上げた時にはその重量感にビックリしましたが、口に運んで納得。

要するにスープは無し。ほとんどルーしかかかってません!

なるほど…でもこいつは旨い。半生のピーマンに刻みネギとタマネギ。牛肉はとっても肉厚で柔らかく、噛み締めていて幸せを感じる程。一応レンゲはついてくるんですが、あんまりすくわなくてもルーを含めて食べきれます。麺に絡みまくりますんで(笑)

いやぁ…この「上海カレー牛肉そば」の完成度は相当高いんではないかな。ガレーうどん好きにも、カレーラーメン好きにも納得頂ける一杯だと思います。ご馳走様でした!

軽井沢にライダーハウスが出来たと聞きつけて ~ライダーハウス道楽荘を訪問(大雨編)~

朝6時半過ぎに起きまして、バイクに荷物を積んでいたら降り始めてしまった。もしかしたら午前中は降らずに逃げ切れるかな?などと思っていたが、初っ端から合羽装着(涙)

昨日、温泉からライダーハウス道楽荘に戻ってきた時はすでに暗く、明日の朝にでも写真を撮ればいいやと思っていたら、雨の事が気になって写真を撮るのを完全に忘れてしまった…スミマセン。場所等の詳細はこちら「ライダーハウス道楽荘の公式ブログ」。一度辿り着ければそんなに難しい場所ではないんですが、個人的な印象としてはブログの説明写真のY路路の先一つ目の交差点を「左折しないで」軽くはまりました(汗)

当初、あわよくばビーナスラインを走ろうと思っていたんだが…佐久市で雨脚が強くなってきたので今回は断念。国道254号で東進するコースも頭に浮かんだが、あまりにも早く市街地に突入してしまうので、あえて国道299号の十石峠越えを選択。途中「藤屋」というおじいちゃんとおばあちゃんのお店の極太うどんが久々に食べたかったが、時間的にあまりにも早すぎるので今回は断念。

   

少しずつ雨の勢いが衰える中を秩父方面へさらに進みまして、確か去年満席&昼の部終了で食べ損なった小鹿野町にある安田屋前に10時に到着。開店は11時かららしいが今日は確実に食えそうな雰囲気なので、ちょっと南の方にある「両神温泉薬師の湯」(道の駅の中)でひとっ風呂頂きながら時間調整。そう言えばこちら小鹿野町はバイクで街おこしをしている珍しい場所でして、色んな場所に駐輪場完備なのがとっても嬉しい。ただまぁ…騒音と無理な追い越しに閉口している一面も確かにあるそうで、ちと複雑な気持ちでもある。そりゃそうと、はやぶさの帰還カプセルの展示したのっ!?

温泉で時間調整をした事もあり、バッチリ11時過ぎに安田屋に着いたが、平日&雨という事で先客は無し。テーブルの上でくつろいでいる飼い猫らしき猫ちゃんと一緒に出来上がりを待ちます(笑)

   

そして出来上がり。おおっ!確かにこれはジャンボトンカツが2枚。写真では分かりにくいかもしれませんが、ドンブリからはみ出すサイズのトンカツが2枚ドーンと載っています(喜)ソースカツ丼ではないのでこのまま食べるんですが、肉に着けられている味付けが絶妙で何にもつけなくっても冗談抜きに旨いです。肉自体も程良い噛み応えがあって、休日にお客さんで一杯になってしまう理由が良く分かりました。なるほど…これはいいっ!ご馳走様でした。また来ます!

安田屋で旨いドンブリを頂いた後は、文字通り土砂降りの天候に。かつての高校時代の「俺の学区(もう無いんだよね?)」を楽しむ事も出来ず…とにかく耐えながら走っていただけだったりするのが正直な所。

そんな中、「道の駅 はなぞの」では「海のジェラート」を頂きました。ずぶ濡れの俺を気遣ってくれた上、「写真撮るならもっと綺麗に盛りつけたかった~!」(どうやら融点が一般的なジェラートよりも低めらしく、2回程盛り付け直しをされていました)と言って下さったお店の方に感謝。この爽やかな塩味は、子供に食べさせるのは勿体ない気がする絶妙な味でしたよ。ま、俺みたいな「非グルメ野郎」よりも、グルメなガキンチョの方が色々分かっている可能性は否定出来ないが…(汗)

中学高校時代を過ごした熊谷市からは、お馴染みの熊谷警察署で国道407号へ乗り換えて太田からは国道50号で毎度の帰宅コースへ。実は夏場だから寒くないだろうと雨の中をメッシュのグローブ&シューズカバー無しで走った関係で、手と足がビシャビシャの1日。さすがにここまで涼しいと、寒さでスタミナを消耗するような状態になっていたので、佐野で久々に佐野ラーメンを。通し営業で便利な「おぐら屋」へやって来ました。(最初、昼の部15:00までの亀嘉へ行こうと思ったら、14:30時点で準備中になってました。残念。)

普通ならチャーシューメンで手をうつ場面ですが、体力を奪われている気がしたので「ラーメン&餃子」を。ラーメンの旨さは今回も安定しているので「旨い!」の一言で終わらせて頂きますが、宇都宮以南の地域の餃子ってのは1個1個が大きくて、宇都宮餃子とは全くの別物なんです。1個のボリュームが大きいから当然皮も厚めでして、何でここまで違うんだろう?と思わせる程。もし佐野近郊へいらした時には、ラーメンだけでなく是非餃子も食べてみて下さい。

こんな感じで18時半過ぎに無事日立の家まで辿り着きました。今回に限らず、ちょっと二日目の天候悪化が多い気がするので、何とかしたい今日この頃です(笑)

まぁ…また軽井沢に行く理由が沢山出来たんだから…良いではないかっ!(笑)

軽井沢にライダーハウスが出来たと聞きつけて ~ライダーハウス道楽荘を訪問(初日編)~

初っ端にGPSログを持ってくる時は、ブログの記事が無駄に長くなる気が…する。

無料&格安キャンプ場情報やらゲストハウス情報が満載の、いつもお世話になっているサイト「はちの巣」で何と軽井沢にライダーハウスが出来た事を知り、平日休みのうちに一度行ってみようという事で軽井沢に一泊ツーリングに行ってきた。

朝8時少し前に家を出発し、日立南太田から常磐道→北関東道→関越道を乗り継いで、渋川伊香保ICへ10時になる前に到着。結構なハイペースだぁね(笑)そして今回も高速料金3,550円は罹災証明書により無料。悪用が多いとされるトラックの無料措置は8月末にて打ち切りと決定された訳だが…夏休みに走った東北道では、明らかに資材や重機を積んだコンボイのようなトラック群が北へ向かって走っていたぜ?ちょっと批判されるとすぐに方針を変える腰抜けな政治家は、管首相を見習ってもっと図太い神経で政治をやってくれ。もちろん嫌み込みの俺なりの愛情表現だから勘違いはしないでくれよな、先生諸君。

渋川伊香保ICで高速を降りて痛烈に感じるのは、何だかんだ言って軽井沢を目的地にツーリングした事が今まで無かったって事だな。さすがにゲリラキャンプをするイメージの街では無く、お洒落なカフェとかとも交わる事のほとんど無い人生だったので「混む前の時間帯に通過」が今までの俺にとっての軽井沢。ま、それ故に「軽井沢にライダーハウスが出来た」という話に思いっきり食いついた訳ではあるんだが(笑)

出発寸前に地図を見て、榛名山経由で軽井沢入りすると時間的に良さそうな気がした直感を信じて県道33号を走って榛名湖へ。

ツーリングマップルにあった榛名湖畔にある「ゆうすげ 元湯」という温泉に来たものの、清掃時間中で入れなかったので、すぐそばのこちらの「レークサイド ゆうすげ」でひとっ風呂頂きました。こちらのお風呂も榛名湖を十二分に展望できまして、バス釣りをしている釣り人の姿も良く見えます。向こうからこちらが見えるかどうかは良く分かりませんが、まぁ男性ならばどうでもいい話でしょう(笑)

これは昔っからなんですが、榛名湖畔は首都圏からの近さの割には程良く空いている空間でして、観光馬車の「トテ馬車」が湖畔を闊歩したりしてます。馬車を引くお馬さんは誠実そうなんですが、操っている人間の方は結構アバウトなノリなのが見ていて笑ってしまった。ま、こういう乗り物に誰かと一緒に乗るような人生も、一度くらいは味わってみたいもんですな(笑)

写真は足漕ぎスワンボートとスワンの遊覧船。でっかい方も実はお客さん全員参加型の足漕ぎ式なんだっ!という都市伝説を作りたくなるような光景だぁね(笑)

湖畔でお洒落なお昼ご飯を頂こうかとも思ったんだけれども(実現していればこのブログ初?のお洒落系パスタの写真がここに展開していたかも…)、やっぱり走りたくなって走っちゃった。

榛名湖と浅間山を東西に繋ぐ県道54号線の標高最高点、1390mの二度上峠にて。ここは高崎市と長野原町の境でして、雰囲気的に群馬県と長野県の県境なのかと思ったけれど、地図を良く見たらここは県境じゃないんだね。おまけにこれから向かう北軽井沢という地域は群馬県で、軽井沢町は長野県なのか。正直言って今回初めて知った。そもそも長野原町が群馬県なんだから何が何だか…(汗)

   

 

午後1時過ぎに北軽井沢の浅間牧場入り口にある浅間牧場茶屋に到着。牧場と言う事で濃厚ソフトクリームが有名との事で寄ってみましたが、お昼時という事もありまずは信州味噌焼き丼を頂きました。実は最初、夏休みの打ち上げ的な意味も含めてステーキ食べようかとも思ったんですが、オージービーフと書かれていたのでやめてしまいました。オージービーフが嫌なんじゃなくって、ここの牧場とあまりにも関係ないのがちょっと(汗)信州味噌焼き丼は、豚肉があと一枚あれば嬉しいんですが…食いしん坊でスミマセン。〆は濃厚ジョッキ牛乳を、ガキンチョだらけの空間でゴクリ。マスツーにはちょうどいいけど、この時期ソロツーで訪れるには多少の心の強さが必要ですな(笑)

浅間牧場を後にして、国道146号経由でいよいよ長野県の軽井沢入り。ところが…鬼押ハイウェイとの十字路を過ぎ、クネクネ道を降りきった辺りから大渋滞が発生。幸いバイクなので左端をすり抜けたり黄色い線の上を走ったりしながら切り抜けはしたが…中軽井沢から国道18号経由で軽井沢駅方面に向かうものの、こちらは更に県外ナンバーの車だらけでもうダメダメ。

旧軽井沢方面への道はとりあえず流れていたものの…国道のあまりの混雑具合にUターンして別の場所に行く事を決意。世の中どうやらまだ夏休み中みたいだからまた来るよ。これだから観光地は…なんて思いたくないからねぇ。冬場空いている時にのんびり来るとしよう。

で…国道18号を西の方へ進みまして、全く下調べ無しですがお隣の小諸市観光に路線変更。布引山釈尊寺という道路標識に誘われて、結局計5キロ程の田舎道(車ですれ違い困難な道を1.0キロ程含む)をガンガン下って現地着。

布引山釈尊寺、一番奥にはプチ清水寺の舞台的なものがあります。うまく舞台の写真が撮れないんですが、凄いところにあるお寺さんですな。境内の入り口に「牛に引かれて善光寺参り」 の出典はこの寺という説明があって、心のどこかで「便乗商法」的なものを感じたりもしたんですが…

善光寺法話 「第1回 牛に引かれて善光寺参り

 として、本家?長野市の善光寺からも紹介されているのはまさにこのお寺さんなんでしょうね。信心深い方で来た事のない方は是非一度お参りを。

この後は小諸駅そばにある「懐古園(小諸城址)」を見学し、あわよくば入れたらと思っていた島崎藤村由来の宿の湯「中棚荘」の入り口にて「初恋ポスト」なるものを発見。風呂に入ってしまうと今夜のメイン「ライダーハウス道楽荘」へ辿り着くのが遅くなるので今回は回避。軽井沢と同じく、また来るから待っててね!

この後は「ライダーハウス道楽荘」へいったん向かいまして…少々迷子になったりした後、チェックイン?のあとに近くの「ゆうすげ温泉」で汗を流して再度IN。

   

今回初めてお世話になる事もあり、個人的に興味を抱いたので晩ご飯を「RiderHouse軽井沢 道楽荘」で頂きました。「ライスカレー定食」です。カレーにサラダと鉄板な組み合わせですが…普通に量が多いです。バイク乗りとチャリダー以外にはちょっと多すぎるかもね(笑)

「ライダーハウス」という大前提を忘れてはいけませんが、今回の宿泊状況?は「洋室8畳間に御夫婦1組」&「和室8畳間に俺一人」でした。

それから…それぞれの部屋、宿備え付けの布団を使う限り(ドミ形式)だと「4人・4人」かなぁ…というビックリなお言葉。えぇっ!たったそれだけ?

…そうなんです。「ライダーハウス」ってのはそもそも商売ではないんですよね。ある意味趣味というか…恩返しというか。だから…ちょっと違うんです。ここだけは勘違いしないで欲しいんだけれども。

食後は大阪からの御夫婦と一緒に、軽井沢(群馬県)を舞台に繰り広げられた浅間火山レース(バイクレース)の歴史にはじまり、御夫婦の大阪までの帰路の予定の話やらライダーハウスに泊まる若者の傾向等々、ホントに笑ってしまうお話を有難うございましたっ!

ライダーハウスは、やっぱり話が早いですっ! やっぱり俺は…ライダーなんだろう。