晴れた日曜日は国立西洋美術館(ゴヤ展)~上野公園~秋葉原巡りなど

「浅草寺」 (G1 M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6)

浅草の安宿で目覚めた朝はいい天気。実は東京モーターショーに行こうかとも思っていたのだが、結構な人出らしいので今年はパス。上野動物園のパンダを見ようかどうしようか悩みつつ、浅草寺にお参りして地下鉄で上野駅へ。晴れという事もあって、今朝の浅草寺は大賑わいでした。

上野駅に着いて、とりあえず上野動物園の入り口まで行ってみる事に。

ほうほう…東京文化のお隣の国立西洋美術館では「ゴヤ展」をやってるのね。科学博物館は「ノーベル賞110周年記念展」と「科学者展」かぁ…。科学博物館はこの前常設展をガッツリ見てしまったんだよなぁ…

…そんな事を考えながら乳母車の車列と共に上野動物園前へ到着。当然の事だが、乳母車のコンボイは上野動物園に吸い込まれていくのであった。。。

今回、パンダは家族連れに譲るかぁ…

「国立西洋美術館(ゴヤ展)」 (G1 M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6)そんな訳で科学博物館に行こうかとも思ったが…美術系の芸術を冗談抜きに理解出来ない俺は意を決して国立西洋美術館の「ゴヤ展」に行ってみる事にした。苦手な分野に自ら突っ込んでみる事が必要な気がしたMTM07での体験もあるしね。

…約2時間半後…

むは~っ!正直言ってかなり疲れた。絵画鑑賞なんて基本的にした事ないのに、無理矢理「常設展」も全部見てしまったよ。。。最初に「ゴヤ展」の感想を言ってしまうと、貴族のパトロンとして描いていた時の「肖像画」と、それ以外(あくまでこの展覧会の絵だけですが)のデッサン画の内容が、芸術家としての表現の方向性が全く違う事に驚いた。別人だよねある意味。個人的にはどちらかというとデッサン画の世界にいる「ゴヤ」の表現の方が好きかな。

…こっ…この俺が…「美術」を語る日が来ようとは…(汗)

 常設展の方は時代背景とかがゴッチャになっているので正直言ってさらに難しい印象。それからこの「国立西洋美術館」の建物を世界遺産に!と言う話は…俺にはよく分からんかったな(汗)

慣れない美術館巡りの後は少々休憩。

【東京文化会館】 HIBIKI 「ホットコーヒー&パンダロール」【東京文化会館】 HIBIKI 店構え

 「国立西洋美術館」の対面にある東京文化で「ホットコーヒー&パンダロール」を。外のテラス席しかやっていなかったので、少々寒かったが屋外で頂きました。パンダロールは味的には「抹茶ロール」ですな。上野公園の銀杏を眺めつつ頂きました。

この後は創立50周年の東京文化会館のお土産コーナーで2つ程買い物をしまして、上野公園お散歩開始。

「初冬の上野公園」 (G1 M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6)気温は低いですが、のんびりベンチに座って話し込むにはいい日差しですな(喜)。この後は何故か芸大の美術館にあるミュージアムショップ&レストランに初めて行ってみたりなんかして(どちらも見ただけですが…)、そのまま歩いてアメ横に向かっていたつもりが何故か鶯谷へ到着。

あのなぁ…方角が完全に逆だろうよ…(汗)

…仕方が無いので山手線で上野へ逆戻り。

【東京都アメ横】 みなとや 上野1号店 「特盛丼」アメ横の「みなとや」でちと遅めの昼飯、特盛丼&味噌汁を。地域柄、築地とアメ横の海鮮品は値段が安くて旨いですよね。ご馳走様でした!

「年末間近のアメ横」 (G1 M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6)こちらは年末の大フィーバー直前のアメ横の様子。まだ空いている方ですな(笑)

「秋月電子」 (G1 M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6)最終的に辿り着いたのは秋葉原。ジャンク屋やら測定器屋やらを廻ります。ちなみに上の写真は用はなくとも秋葉原に来たなら必ず寄る「秋月電子」。秋葉原にある電子部品屋さんの超有名店です。写真撮ったのは恐らく初めて(笑)MTM07にみんな行っているのか、珍しく空いてましたよ。普通の休日は店の外の棚にまで電子工作オタクの同士達が溢れてます。

珍しく…本当に珍しく、秋葉原に来たのに仕事で必要なフラックス&洗浄剤だけを購入して帰宅モード。

俺って財布が固くなったのか…?

帰りの特急まで少々時間があったので上野駅近くのプロントでビールを飲んだりしまして…

「上野駅 青森マルシェ出張販売」たまたま上野駅で開催されていた青森物産展(青森マルシェ)にて、飲み物を入手。

「上野駅 青森マルシェ出張販売 戦利品(日本酒2種&スタミナ源のタレ)」何やら見覚えのある日本酒と、まさか上野駅で買える日が来るとは思ってもいなかった「スタミナ源のタレ」が「特急スーパーひたち」の折りたたみテーブル上に展開中。左2本はもちろん車内で飲み干しました。右の1本は、さすがにお持ち帰りです(笑)こんな感じに夜の21:30頃我が家に着きましたとさ。

いやぁ…それにしてもいい休日だったよ!皆さんありがとう。

「目黒駅ビル 果実園」・「新宿東口 ベルク」・「有楽町ガード下の飲み屋」など

【新宿駅東口】 beer&cafe BERG(ベルク) 「ビール&生ハム」【新宿駅東口】 beer&cafe BERG(ベルク) 店構え

MTM07へ行った時の食事など。順番はちと変わりますが、冒頭は新宿東口改札近くにある「beer&cafe BERG(ベルク)」。何故こちらに伺ったかというと、以前「高山のゲストハウスとまる」の御主人と一緒に廻った木工房巡りで伺った工房に、このお店に椅子を納めたというお話を伺って興味を持ったので。

実際に行ってみると確かに椅子が使われていたのですが、残念ながら椅子席は満席だったので立ち飲みスペースへ…(汗)

夕方に伺った事もあり、コーヒーよりもビール等のお酒を飲んでいる方々が大半。もちろん俺もビールと生ハムを注文です。カウンターで飲み物を受け取って席へ。樽ギネスビールに生ハム共々旨かったです。両方とも平らげた後、ふと見ると椅子席が空いたので高山製の椅子に座って手すりをなでなでしてみたり。そうそう写真を撮らなければ…と、立ち上がってカメラを取り出していたら新しいお客さんに座られてしまいまして…結局写真は撮れませんでした(汗)

【目黒駅ビル】 果実園 「クラブサンド」こちらはMTM07までちと時間があったので、目黒駅駅ビルにある「フルーツパーラー果実園」でお昼に頂いたクラブサンド。クラブサンドも旨かったが、当然の事ながら付け合わせのメロンも旨かった。今度は食後にフルーツパフェも食べてみようかな(笑)

【有楽町駅ガード下】 ビールケースのテーブルでホッピーその他

夜の1件目は有楽町ガード下の飲み屋にて。お決まりのビールケースを積み上げて作ったテーブルにてホッピーを飲んでます。

2件目は浅草の安宿のすぐそばにあった激安居酒屋にて、ウーロン杯を飲みながら理科年表を読んでました。毎度毎度の夜ですな(笑)

 

 

「Make: Tokyo Meeting 07」に行ってきた(後編 「ジャンル問わず系」)

「MTM07 タチコマ型ロボット?」MTM07は作る事、作った物で楽しむ事がテーマだったりするので、電子工作に限らず色々な種類の展示があります。冒頭の写真はどことなくタチコマっぽい、実際に乗って楽しめる乗り物。それにしても去年はさほど見かけなかった気がする家族連れやカップルが多数会場にいらしいてたのが印象的。人出自体もかなり多かったです。

「MTM07 かわうそ兄弟商會 数式やら何やらで染められた藍染各種」こちらは「かわうそ兄弟商會」さん出品の藍染各種。一般的な藍染とちょっと違うのは、各種元素記号やら有名な方程式やらがデザインに使われている事。女将さん曰く「私には、数式って言葉みたいに見えるんですよ。」との事。言われてみれば確かにそうかも知れないなぁ。皆欲しくなる魅力的な品々だったんですが、「数学における最も美しい定理」と呼ばれるオイラーの等式が染め抜かれた新書用のブックカバーを購入。MTM07に限らず、今回Getした品々は別記事にて御紹介予定中。

「MTM07 ペーパークラフト巨大ドム」

こちらは小学生の背丈以上はあろうかという大きさのペーパークラフト製「ドム」。CADでデータを作って制作されたそうでして、もはや紙では自重に耐えられない大きさの為、中にフレームが入ってます。凄いなぁ…と思って眺めていたら、制作者の方に話しかけられまして「最近、アメリカでこれより大きいガンダム作られちゃったんですよ…」との事。う~む。。。

「我々は一つの記録を失った。しかし、これは敗北を意味するのか?否!始まりなのだ! 」

~中略~

「目指せよ!「お台場のガンダム」越えを。ジーク・ジオン!」(爆)

「MTM07 ウダーの演奏」

こちらは「ウダー」という電子楽器を展示&演奏されていたブースにて。フランスの小さなボタン式のアコーディオンを彷彿とさせる構えで演奏されていました。メロディーライン&和音を奏でられる楽器にはやっぱり憧れますな。

欲しい…ウダーと「ウダーを演奏できるあの腕&指」が…(腕&指は非売品)

「MTM07 電子部品がアクセサリー」「MTM07 電子部品が万華鏡の中に」

こちらは電子部品をアクセサリにしているブース。違和感なくヒューズやLEDにコンデンサがアクセサリーになってます。そして同ブースにて覗かせて頂いて驚いたのは「電子部品万華鏡」。1/6w(だと思う…)のアキシャル抵抗やら水晶発振器やらコンデンサが万華鏡の中で踊っているんですが、確かにデザインとして美しい世界が広がっていました。

ちと長居をしてしまったのは…制作者の方が美人だったから…だけではございません…(汗)

 「MTM07 タマゴの殻がエンクロージャーのスピーカー」「MTM07 7気圧空気砲」

「MTM07 手芸のワークショップコーナー」「MTM07 腐食する電池」

 ちと早足になりますが、気に掛かった展示を御紹介。

左上は何と卵の殻をエンクロージャにしてしまったスピーカ-。展示されていた方が休憩中のタイミングだったので実際に聴く事は出来ませんでしたが…はて、どんな音がするんでしょうか?故「長岡鉄男」氏も気になっているに違いありません 。

お隣は7気圧の空気を充填してぶっ放す「空気キャノン砲」。発射の際にはもの凄い音が周囲に響き渡ります。いったい何に使うのか…?と言う野暮な質問はこのイベントでは御法度です(笑)

左下の写真は手芸関係のワークショップ会場。昨年よりも大きなスペースが用意されていたりして、こういう積み重ねが今年の幅広い層のお客さんが来場している理由の一つっぽいですね。

右下は「腐敗する電池」。いわゆる「ボルタの電池」を使ってちょっとした美術寄りのメッセージ性の強い展示だった訳なんですが…科学的な反応を使ったエネルギーの使い方ってのは、奥底に実は「使い捨て」的な本質的意味があるのかも知れない…などと感じてしまいました。美術系のアプローチの方の展示にも「はっ」とさせられる事が多かったです。

こんな具合に会場を廻りまして、夕暮れ迫る会場でMTMマグカップを買ってみたりしたりなんかしてMTM07会場を後にしました。

いやぁ…ホントに来て良かったよ!皆さん色々と刺激をありがとうございますっ!