朝7時過ぎにお目覚め。天気は上々なんだけど、やっぱ湯布院に泊まっているからには湯布院を散歩してみたいよな。まぁ、お店がこんなに早くから開いているとは思えないので…
やまなみハイウェイ行っときますか!(喜)
今日は風も穏やかで、やまなみハイウェイを気分良く走って熊本県にちょこっと入った場所にある三愛レストハウスにて九重連山を眺めつつモーニングセットを頂くことに。普通の人は店内で食べるらしい(お店の方が「えっ?!外で?!」)んだけど、天気のいい朝は外の方が気分いいと思うよ(笑)
のんびりと過ごしまして、熊本県とは今回これにてお別れ。まぁ落ち着いたら馬刺を食べに来たいね。
熊本市内じゃ無いけど、食材として買うなら「有働精肉店」がお勧めよ。
やまなみハイウェイを再び走って湯布院へ戻ってきた。湯布院ユースに戻ればバイクを停められるのは確かなんだが街中まで歩くにはちと遠いので…湯布院駅前に行ってバイクを停められる場所を聞いてみることに。
駅前に行ってみるとクルマを駐車場に案内中の半被姿の皆さんが。若い方に「バイクを停められる場所はありますか?」と聞いてみると「ちょっと待ってて下さい!」と言われてそれなりの年齢の方が登場。「散策ですか?工事車両がいつものスペースに止まっていて駅前にバイクを停められないので、役所の駐車場に停めて下さい。」との事。聞いてみるもんだな。
そんな訳で役所の駐車場に停めさせて頂いたのでありました。半被姿の方、多分観光課の方だよな。有り難うございます。
湯布院の観光スポットとは一体何処なのかすら分かっていない状態だったので、バイクを停めた後は再び由布院駅前へ。
駅前にはレトロなバスが停まっている。手始めにこれがいいんじゃないのか?という事で運転手さんに予約無しで乗れるか聞いてみた所OKとの事。そんな訳で5分後に出発の「湯布院周遊バス・スカーボロ」でレッツゴー!
この周遊バス、由布院駅~フローラハウス~興禅院~宇奈岐日女神社~由布院駅を1時間程で巡るとの事。50年前の車両だそうでして、結構デカい車体の割にエンジンは2000ccと小さめ。
フローラハウスでは胡蝶蘭を愛で、由布岳を眺めつつハーブティーを頂き…(分不相応)
たまたま周遊バスの向谷実席に座れてラッキーだった大きな窓からは…
「観光辻馬車」とすれ違ったり(あっちも良さげだな)
興禅院では青の洞門を掘った禅海、そしてお弓の像を眺めたり、ぼけ封じの観音様にお参りしたりしたのでありました。
この周遊バス、バスの運転手さんがバスを降りた後も色々と解説をして下さるんだが、お弓の像に対して禅海の像だけが新しい理由は2006年の大きな地震の為との事。この地域は台風の被害がとにかく多い(実際、倒れてしまった御神木の巨大な根っこが幾つも祭られている)のだが、九州は地震が少ないというのはイメージでしか無いんだなぁ…と同乗している皆さんと一緒に肯いてみたり。
宇奈岐日女神社では神事?の最中だったので写真は無し。いい場所だったよここも。
お昼丁度に周遊バスで由布院駅に戻ってからは、いよいよ由布院のお散歩開始。みんなが歩く方に行けばいいんだろうと歩き始めてすぐに目に止まったのがこちらの「YUFUIN ROLL」というお店。ホントはロールケーキを丸々1本買ってむしゃぶりつきたい所ではあるが…ソフトクリームで妥協。何故そんな関わり方のお店をわざわざ紹介しているかと言いますと…
店員さんが美人だったから(反論は認めない)
GW前のニュースでは閑散としていた由布院なんだが…渋滞しているわ観光客だらけで何だこりゃ状態。別に俺がパナママネーを使わなくってもいいんでは無かろうか?ってな位賑わっているように思える。
おかしい…二人組の若い女性が数組歩いているだけの筈なんだが…(素直に喜べ)
若干の下心を打ちのめすメイン通り?を過ぎて金鱗湖に近づいてくると、ようやく落ち着いた雰囲気になってきた。ホッとするよ正直(汗)由布院の観光地としてはこの辺りがメインなのかな?もの凄く長いお店があるのは分かったし、面白いお店があることは分かったんだけれども。俺には今イチ掴み所がないなぁ…(ウインドショッピングとかあんまりしないので)。
結構歩いたのでそろそろ温泉に…という訳で近場の日帰り温泉を調べてみた所、「下ん湯」という共同浴場が近くにある模様。ホントに近いので迷うこと無く入湯。脱衣所が湯船のまわりにある完全混浴スタイルながら、内湯に外湯まであるという由布院渾身の200円の湯(協力金)。
温泉巡りが趣味の九州の方がお二方先に浸かっていまして、湯船に浸かりつつ色々とお話を。こういう温泉巡りが好きな自分に「いい温泉に連れて行って!」と言われて実際に連れて行った時の反応が微妙という話に皆で大爆笑(笑)
確かに温泉のイメージって色々あるだろうからなぁ(笑)
外湯に足だけ浸かって体を冷やしたりしつつ大盛り上がりしたのでありました。皆さんお元気で!また何処かの温泉で出会えそうな気がします(笑)
いい風呂の後は再び由布院駅方面へ。あらかた気になるお店は見て廻ったので、ちと空いている裏通りを通ったりなんかしてスーパーへ。
そろそろお土産に丁度良さそうな物は無いかな?と物色していて発見したのが「カボス餅」。味など知らん!重要なのは「賞味期限」のみ!(3包みで600円というのも大きな魅力)。
由布院駅から役場への目印として教わった「ゆふふ駅前本店」で小休止。
「湯布院なめらかプリン&湯布院たまごロール&かぼすと梨のジュース」(甘党)
特に「湯布院たまごロール」が甘さ控えめなのに旨かったな。ロールケーキが旨い街として完全にインプットされたよ由布院(喜)
そして由布院を後にして宿泊先の由布院に向かう訳だが…まだまだ夜まで時間あるなぁ。どっか大分で行っておいた方が良さそうな場所は…とツーリングマップル九州の大分周辺をまさぐった結果、海岸線のとある街が俺的にHit!高速使って行く意味あるなここ。そんな訳で…
夕暮れ間近、辿り着いたのは大分県日出市にある人間魚雷「回天」大神訓練基地跡の回天実物大模型。初めて来たよここ。
存在は知っていたが、この大きさ(小ささ)を実際に目にすると複雑な気持ちになる。大きいと言えば大きいし…小さいと言えば異常に小さい。。。
近くの回天神社でお参りした後、九三式酸素魚雷の推進部とかを眺めたりなんかして帰還開始。
そう言えば由布院は夜になると一人で食事出来る店が減る雰囲気だったな…という事で再び別府で用事(今回は晩飯)を済ませる事に。
別府港に行けば何か飯屋があるんでは?と思っていたら「さんふらわあ」の出航に遭遇。紙テープでお別れってのはいいもんだよな。
それでは皆さんお元気で!(実はこいつも大阪行き。次回は別府経由もいいかもな)
国道沿いの食堂に振られまくったので、結局別府駅ビルの豊後茶屋にて「豊後定食&やせうま」を。豊後定食は「だんご汁定食にとり天」を組み合わせた大分的には鉄板の組合せ。そんなに難しい料理では無いのでこの組合せは何処で食っても旨いのでホントお勧め。
「やせうま」はちと説明が必要なんだが…小麦粉を上新粉みたいに軟らかく煮て、きな粉をまぶして甘い蜜で頂く大分県の郷土料理。これまたそんなに難しい料理ではない事もあり安いので、気になったら頼んでしまうのがお勧めです。
湯布院ユースホステルに戻り、あひる隊長と再び風呂へ。一日出番の無かった気がするあひる隊長、何か一言。
(あ)「湯布院はいいぞ」
二階堂を飲みつつ、ツーリングマップル九州をめくりながら、明日のルートを検討中。湯布院→耶馬溪→中津(唐揚げ)→平尾台→新門司港てな感じかな
…Twitterで今まで色々とアドバイスを頂いている方が実は九州出身の方だと知ったり、同室(同ベッド)の方と意気投合したりで24時の消灯時刻を遙かに過ぎて飲みまして…
深夜目覚めたら何故かバイクの隣だったという噂が…(野宿)
こちらは今回のGPSログ。走行距離は221キロ。さて、明日はついに九州とお別れだ。