とりあえず…北に行っとけ! ~快活クラブ 会津若松店にて~

事の発端は、梅雨とは思えない晴天が全国的に広がった今週の水曜日。こんないい天気の日に仕事をしてしまっていたりすると、当然気になるのは週末のお天気。当然いいもんだと高をくくっていたら、最近ついに始めてしまったツイッターで「雨ですよ」と突っ込みを入れられ、週間予報を見て唖然とするのであった。

土日だけ見事なまでに、北は北海道から南は沖縄まで雨・雨・雨…(涙)

あまりの仕打ちに枕を涙で濡らしたのはもちろんの事だが、一片の希望も実は持っていた。この2週間ほど、週間予報が全くと言っていいほど当たっていないのだ。毎日11時と17時に更新される気象庁の週間天気予報を祈るような気持ちで欠かさずチェックしていると…最初は北海道が晴れ始め、徐々に東北も曇りマークが増えてきて、終いには山形県に晴れマークまで出ているではないかっ!(喜)

しかもこの予報を見た後で、仕事をしている茨城県日立市の天気までもが急回復してきたんだからもう堪らない。仕事はしてるが魂はすでに旅立ってまして(笑)定時を迎えた瞬間に体が魂を追いかけ始めます。

こんな事なら荷造りしておけば良かったと後悔しながらキャンプ道具をパッキングしまして、バイクへ載せて…汗だくだったので軽くシャワーを浴びたりなんかして出発したのが18:45頃だったかな?

最初は一般道をのんびり行こうかと思っていたんだが、水曜日に郵便で請求しておいた日立市の罹災証明書がなんとこのタイミングで届いていたりしたので、若干制度自体に疑問を感じはするものの高速で北へ向かってしまうことにした。

常磐道を北上しながら考える。当初は郡山の快活クラブで寝ちまおうかと思ったが、GWの初日に食い損なった「坂内食堂」で朝ラーを決めるにはちょうどいい機会だぞ?そんな訳で200キロ強の距離を走って「快活クラブ 会津若松店」へ22:00前に到着。

写真が暗くて分かりにくいけど、キャンプ用品満載の状態で一晩置いとくから悪戯しないでね。

荷物の未来を…信じてる(若干漂うパクリ感)

普段ブログを書く時は家に帰った後で、起きた当時の時刻…つまり過去の日時で書いているんだが、目の前にパソコンがある関係で今回本当に珍しく起きている内容をリアルタイムで書いている。こんな事今まであったっけかな?

快活クラブの良いところは、ソフトクリームが食べ放題なところだな。それにチョコレートソースをかけてみたり何かしたりして。それから漫画喫茶みたいな場所なので、新聞も地元紙含め読み放題。本日の朝日新聞の第一面の見出しは…

「福島 戻りたいけど」…切ない…切なすぎる…(涙)

ソフトクリームを食べ終えた後でお食事などを。実は快活クラブに来たことは何度もあるんだが、朝の無料モーニングセット以外を頼んだのは今回が初めて。

メニューを見まして、期間限定100円割引中のキャッチに「やられて「どデカ メンチカツカレー」を注文。

はっきり言って、でかすぎた。想像以上の量と、思っていた以上にしっかりとした味付けのカレーを頂いた後は、明日の予定を色々と考えるのであった。この時間が一番楽しかったりするんだよなぁ。特に星空の下で寝ていたりなんかすると特に。明日の夜は晴れるといいなぁ。

とりあえず今日のGPSログを。

長野一泊ツーリング最終日 ~志賀草津道路を駆け抜けて…八ッ場ダム建設予定地で考える~

1166バックパッカーズで通算4度目の朝を迎えた俺はやっぱり善光寺へ。何度祈っても祈り足りない気は正直しているんだが…やっぱり宗教自体を信じるような自分自身にはなれる気がしないな。どの神様が総元締めなのかは知らないが、今回の事態を抑えられないんだとしたら神様としての職務怠慢か力不足のどちらかだろう?違うのか?

ま…お賽銭を投げて手を合わせてる最中に実際に願った内容は真逆だったりするんだが…

若干二日酔い気味の頭をセブンイレブンのサンドイッチとポカリスエットで再起動して、ラウンジのテーブルの上でツーリングマップルを眺めながら今日のルートを考えます。…まぁ今日中に日立市の家へ戻らなければならないとなると、あんまり選択肢は多くありませんな。「志賀草津道路」か「軽井沢ルート」か「ビーナスライン+高速」の3種類ってな感じだな。

どれも魅力的ではあるんだが…長野市内にいて日立方面へ向かうなら、やっぱり関東近郊では抜群の人気を誇る「志賀草津道路」が妥当だろうなぁ(笑)自分の中でルートを決定した後は余裕が出来まして…ラウンジでコーヒーを飲んでいた愛知県某所から来ていた女性二人組に、愛知県某駅の改札で当時付き合っていた女性に別れ際にビンタをされた事を成り行きで何故か披露したりしまして…(汗)…AM8:30に志賀草津道路へ向け出発です。とにかく俺は一言多すぎるんだよ。

「志賀草津道路」へ向かうために、千曲川を一旦上流方向へ。ホントは寄ろうと思っていた小布施は、観光&立ち寄り湯ともにちと時間的に早すぎるため今回は時間的に断念。まぁ確実にまたやって来ますので少々お時間を。

そして信州中野市?からいよいよ志賀草津道路(国道292号)へ。天気自体は曇りではあるが、事前の雨予想と比べれば天国だ。道中、所々の展望PAで景色を眺めたりしながら長野県と群馬県の県境・渋峠へ到着。

標高2,172メートル、文句なく気分が良いと同時に涼しさ全開だっ!

ふと思うんだが…言葉として正しいかどうかはともかくとして電源廻りとネットの通信さえ確保できたら仕事が出来る業界(俺も数ヶ月単位でそういう状態になる)は、夏場は高所に移転すればいいんではなかろうか?涼しい環境下で仕事をし、寒くなってきたら下界へ降りる。かつてのジプシーを彷彿とさせる生活スタイルだが、ある程度以上の人数で行えば、冷房に必要な電力は確実に減らせるだろう。

   

志賀草津道路を堪能しつつ、ついに草津市内へ。国道沿いなのでバイクを駐めやすい「まんじゅう茶屋」へ。今回はバラ売りの薄皮温泉まんじゅうをその場でパクリ。 草津市内を駆け抜けた後は、ひたすらのんびり走り続けた。俺の中ではこのまま今回のツーリングは平和に終わるんだろうなぁ…と思っていたら冒頭の写真の場所に辿り着いた。

八ッ場ダム。新政権が政治判断で建設中止を表明した地。

八ッ場ダムの建設予定地で、当時完成する事自体が「悪」とされていた雰囲気がありつつも、結局はご覧の通り完成した橋の写真を撮りながら考える。

バイクであちこち走り回っている事もあって、実際に行った事がある地名がニュースに登場する事が沢山ある。半分は楽しそうな話題で、もう半分は嫌になる話題。

群馬県長野原町あたりの国道145号を走っていて突然空中に現れる建設中の橋が、当時問題になっていた八ッ場ダムの建設予定地と知った時は、なるほどあそこの事なのかぁ…と思った訳だ。当時、結局は地元住民の生活を考慮した上で中止が決まっている訳ではない事に対して、かなり頭に来たりもしたもんだ。だが…今になって考えると、あの時の俺は想像力が著しく足りなかったとしか言いようが無い。

ダムの予定地というのは、ダム湖の下に沈む事を意味する。そんなの当たり前だと思うかもしれないが、ダム湖の下に沈むと言う事は、今まで暮らしてきた自分の故郷や生活の場へ出入り出来なくなるという事。だからここで暮らしている方々は、ダム湖の上の土地へ移住する準備を進めていた。

何かに似ているとは思わないか?緊急性こそ無いにせよ…福島の原発周辺で今現在起きている事そのままだ。○年○月○日に一気に移住なんて訳にはいかないので部分的な移住が始まり、地域住民の暮らしそのものがやむを得ず「一時的」にバラバラになり始めていた…

それがいきなりのダム建設中止宣言である。作らないダムに掛かる橋なんぞ必要無いというのは確かにそうだ。すでに移住してしまった方々の事を無視すれば理に適っている。ダム湖に沈む事が決まっている事もあり、新たな取り組み・投資をする事が出来なかった川原湯温泉街は、見通しを誤ったと言えるのなら理に適っているだろう。

「ふざけんじゃねぇ!」と思わないか?どの政党がどうのと言う事を言いたい訳ではない。あまりにもそこに暮らす人々の事をないがしろにし過ぎだろ。俺達は、やはり何かを間違ったまま今日を生きている。そして正直な事を言うと、この場で一番衝撃を受けたのは…

俺自身がこの「八ッ場ダム」問題を綺麗さっぱり忘れたまま今日まで暮らしてきたという事実。

忘れる事は悪い事だけではもちろん無い。忘れる事が出来るが故に迎えられる明日もあろう。だがしかし、現在進行形で起きている悲しい出来事を、俺はやっぱり同じように忘れていってしまうのだろうか…そして、忘れられていく立場になるのであろうか。

そんなこんなで、観光客が減ってしまっているガラガラの日光を走りながら見つけた看板がこちら。

第1いろは坂の35カーブが工事中らしいので気をつけて欲しいらしい。

「場所をイメージ出来る訳無いだろっ!」(汗)

    

「正嗣 今市店」で朝昼兼用の餃子計4人前を頂きました。それにしても旧「今市市」ってのは、お店にとって酷な響きだよなぁ(汗)そんなこんなで、宇都宮からは高速でワープ。

笠間PAでは、今まで見たことのない台数のバイク乗りが休憩中。写真に入りきらなかったのも含めて30台以上は停まってたなぁ。今一スカッとしない数ヶ月と梅雨の合間の曇り空、そして高速1000円最終日ということでみんな繰り出してきたんだろうなぁ。気をつけて帰ってね。

一応今日のGPログなどを。

亀の湯→イトーヨーカ堂→1166バックパッカーズ→イトーヨーカ堂前広場

ひふみよで読んだ国井律子のツーリングエッセイ」&「善光寺の百ヶ日法要」&「尾角光美さんの講演会」で最後に完全に止めを刺された俺。正直言ってガタガタな精神状態なので、そろそろ本来の凡人の俺自身に戻らねばなるまい。

自宅でこういう状態になったのであればブラ3(ブラームスの交響曲第三番)でも聴いてさらに駄目押しした後で、シベリウスのバイオリン協奏曲か運命か第九あたりを聴いて無理矢理再起動を図る場面ではあるが、残念ながら出先という事なので毎度の事ながら亀の湯へ。

今回の亀の湯、相も変わらず…と言いたい所ではあったが、いつもの番台のおばぁちゃんがいなかった。今日はたまたまお休みなのかな?お元気ならばいいんだけれども。

風呂上がりの後は近所の酒屋で、これまたこういう場面で大活躍するビールをグビグビ。何と1本だけではもの足らず…結局…2本飲んでしまった。この事実は、この前の健康診断で「あなたは飲み過ぎですっ!」と優しく言い放った問診の女医さんにだけは黙っておいて欲しい。

何だかんだで今日は団子2本しか食べていない事もあり、いい感じに酔いが回った状態でイトーヨーカ堂の総菜コーナーで餃子やら酒やらを買い込んで、このブログ4度目の登場となる「1166 バックパッカーズ」へチェックイン。

各自一品持ち寄った「第3会、Iターンシェア飯会」なるものに参加したりしまして、色々な手料理にお総菜、持ち込みの酒を飲んだりしながら夜は更けて行きます。

途中からは昼間お世話になった「Book&Cafe ひふみよ」ご夫妻達もご到着。長野県で「かみね公園のライオンに赤ちゃんライオンが生まれたんですよっ!」等という超ローカルな話をしたり、ドイツの見どころ情報を訳も分からず地元民に聞いてみたり、最後はお皿を拭いてみたりしながら無事終了。そして今回も…

…自前の写真が全く無いという事が帰宅後判明…あぁ…(涙)

会の終了後は金は無いけど飲み足りない計6名でイトーヨーカ堂前の広場へ移動しまして、一時期問題になっていたりした感のある「ジベタリアン」状態で、ワインを一本分け合いながら、もうしばらくの間お話などを。

最終的な会話の内容は、あんまり楽しくはないであろう話題「原発」について。何でこの話題が始まったのかは実は覚えていないんだが…多分俺が振ったんだろうなぁ…

ただ、俺が真面目に伝えたかった内容自体は覚えてる。以前このブログの記事にした事もある、最近当然の事ながら盛り上がっている「脱原発」完遂の為には、向こう数十年単位の長さにわたって原子力関連技術者が必要だと言う事実。しかも自身の積み上げた技術や経験は、この国からは消えていく事を約束された産業となる。そんな産業に今後新たに関わっていきたいなどと、あなた自身は思えるか?と言う疑問。

俺自身は残念ながら原子力関連技術者でも何でもないし、今俺の住んでいる茨城県日立市は生まれ故郷でも何でもない。とは言え、日本の原子力産業の中枢と呼べる地域に住んでいる以上は、生活している地元でしか分からない事を伝えたいと思ったのは確か。あなた方が自身の地元を愛しているように、俺はこの記事を書いている地元を愛してる。逆風の只中ならなおさらだ。

酔いの席上ではあったが、皆さんから率直な意見を聞かせて頂く事が出来た。もちろんこの場で結論が出るなんてお互い思っちゃいないだろうが、全ての原発からおそらく一番遠いであろう長野という街のイトーヨーカ堂前で、夜空に見守られながらこんな話が出来た事は本当に嬉しかった。

ま、そんなこんなで…今回も素敵な夜でした。関わり合えた皆様、本当にありがとうございました!