讃岐うどんとしまなみ海道、そして出雲大社へ ~お天気最高な五日目編~

道の駅「津田の松原」にて

五日目の朝はスカッと爽やかいい天気!いや~待ってたよこの春の日差しをっ!昨日濡れたまんまで撤収し、既に濡れてしまった物を運ぶには非常に不便な事を理解した完全防水のパニアケースに入れていた関係で設営した時にはビショビショだったのだ…。でもこの朝の日差しですっかり乾いてくれたよ。良かった良かった(喜)

それにしても西日本は軽自動車だらけだよな。冒頭の写真に写り込んだ自動車を見て頂ければ分かると思うけど、一人一台の土地柄だもんね。

この後撤収作業をしていたら…道の駅の掃除をしに来たおばちゃんに「ゴミは置いていき」と声を掛けられたのであった。四国で野宿する誰もが口にする&俺も確かにそう思う瞬間だったなぁ。お遍路さんを迎え入れる文化というか習慣があるからなのか、四国の方々はとにかく旅人に優しいんだよ。ありがとう四国の掃除のおばちゃん!

【香川県さぬき市】 こがね製麺所志度店 「かけうどん&ちくわ天&温泉たまご」【香川県さぬき市】 こがね製麺所志度店 店構え

こんな感じに道の駅とお別れしまして今日はしまなみ海道に向かう訳だが…遠路遙々「うどん県」に来たのなら、やらねばならない事がある。もちろん朝うどん!

流石に国道沿いの個人商店的なうどん屋さんはまだやっていなかったが、高速の志度ICに程近い「こがね製麺所志度店」が開店していたので朝うどんを。

かけうどん小にちくわ天を乗せ、ワカメや刻みネギをぶっかけてのお会計は…何と僅か270円。

しかも本日は「温泉たまご1個無料の日」とな…(爆)

そんなこんなで結構贅沢なかけうどんが完成!もちろん汁まで美味しく完食です。どうしても少々お高くなりがちな蕎麦と違って庶民的な値段というのがうどんのいい所だよなぁ…ご馳走様でしたっ!

この後は志度ICから四国北部を東西に結ぶ高速道路「高松自動車道」&「松山自動車道」をハシゴして…

これから走る「しまなみ海道」を望むこれから走る「しまなみ海道」を遠望。うっひょ~っ!天気いいではないですかっ!(喜)

瀬戸内海に点在する島々を橋で繋ぐしまなみ海道を最高の気分で楽しみまして(この道は徒歩&自転車&原チャリもOKです!)…広島県側の西瀬戸尾道ICから下道へ。実はこの先、岡山県の鴨方にある天文台(岡山天体物理観測所)近くでキャンプをして満天の星空を眺めるか…それとも日本海側へ向かって出雲大社方面に向かうかどうかで悩んだんだが…夜空そのものは見ていないにしても鴨方には去年行ったので、今回は日本海側へLet’s go!(俺の小学生時代の最終的な母校が鴨方にある六条院小学校だったりするもんで)。

「上下」という地名この後は広島県の瀬戸内沿いに位置する尾道から国道184号を使ってひたすら北上開始。この道も交通量が少ない快走路でして、今回のGWの東名を含めた渋滞0記録を更新中!こりゃ最高だっ!

広島県にある府中市(東京の府中市に住んでいた事があるので親近感があるのです)では「上下」という珍しい地名に驚いたり…

【島根県飯南町】 道の駅 頓原 「ワニフライ定食」雨が降ってきたのでたまたま立ち寄った広島県と島根県の県境に程近い山間部にある道の駅「頓原」では「ワニフライ定食」を頂いたりなどなど。ちなみにこのワニフライ定食、文字通り「ワニ」の肉を使っている訳ではなく、この地方では鮫(サメ)の事をワニと呼ぶそうな。そんな訳でこの定食の実体は「鮫フライ定食」なのでありました。

そう言えば栃木県の小山市周辺でも、鮫の事を「モロ」っていう全く別の名前で呼ぶんだったよな。内陸部の食材に対する名前の付け方ってのは歴史があって面白い。そりゃそうとこのワニフライ定食、刺身のボリューム感も結構あったりするので腹ペコライダーにも文句なしでお勧めですヨ!ご馳走様でした!

雨が上がったタイミングを見計らって、この後も国道184号で更に北上。そしてついに出雲市入りっ!

出雲大社 参道入り口実は今回、旅立つ前に「いい旅夢気分」を見ていて感じた事があるのだよ。以前キャンプツーリング中にここ出雲大社にお参りに来た事が有るのだが…全くもって効果を実感できない我が人生…

「消費者センターに訴えるぞゴルァ!」(2ちゃんねる風味&消費者センター無くなりそう…)

と常々思っていた俺なのだが、いい旅夢気分を見ながら大きな過ちを2つ程していた事を思い知らされた。

 

反省点その1:

俺は出雲大社の参道からちゃんとお参りした事が無い。かつて数回お参りした事があるんだが、毎回本殿近くの駐車場からのショートカットだった。。。だから効果が出なかったのか…

反省点その2・

神社ってのは「二拝二拍手一拝」ってなルール?位は俺も知っている。だけれども…出雲大社が「二拝四拍手一拝」なる変則的なルールだったという事を「いい旅夢気分」を見て初めて知ったのであった。。。だから効果が出なかったのか…

そんな訳で…

出雲大社の参道は珍しい下り坂こちらは出雲大社の参道。日本では非常に珍しい下り坂の参道。

出雲大社の参道その2こちらは本殿近くの参道。今も緩く規制されているが、真ん中の参道を歩く事を許されていたのはかつて皇族の方々だけであった。もちろん俺は左端を歩く。

…この豆知識みたいな解説…「いい旅夢気分」そのまんまだろっ!(爆)

実を言うと60年に一度の「平成の大遷宮」と呼ばれる新しい本殿が近々奉納?されるという事で、貴重なその準備期間に御仮殿なるものをお参り&この目で見てみたかったというのが真相だったりする。そう言えば今年、伊勢神宮も「式年遷宮」と呼ばれる20年に一度の年だったな。去年伊勢神宮にお参りした時、確かに新しい本殿が出来上がっていた。

出雲大社のシンボル、巨大しめ縄…そんな事を考えたりしながら出雲大社のシンボル的なスポットへ。それにしても…しめ縄デカイよなぁ…。

当然の事ながら、神を信じぬ無神教徒である我が身を呈して「二拝四拍手一拝」にて「縁結びの神様」に願いを込める俺なのであった。実際に願った具体的内容はこんな感じ…

「出会い系の神様。宜しく頼むぜっ!」(コラ~っ!)

出雲大社にキッチリ?お参りした後は、10キロ程先にある日御碕灯台へ。

日御碕灯台高台にある灯台は使い古した鉛筆みたいに小さくて何だかガッカリする事もあるけれど、この灯台は立派だね。う~ん…素晴らしい!

日御碕灯台のお次はシジミで有名な宍道湖北の湖畔を駆け抜けて…川?沿いの街並みがとても魅力的そうだった松江を抜けて中海沿いの道の駅「本庄」へ。特に問題無く使えそうな場所だったので、今宵の宿泊先はここに決定っ!

島根県の道の駅「本庄」にて

松江のスーパーで買い込んだ食材で晩餐開始。軽く飲みながら考えるのは明日の行き先。まだどうにでもリカバリー出来る日程なので、暗くなってしまっていた松江を散歩ってのは充分に有りな展開ではあるんだが…ま、次に来た時のお楽しみという事で。

全くもって無計画&効率無視な俺の人生なのでありました(笑)

でもね、こういう旅も楽しいもんなんだよ。君も来ないか?野宿の世界へっ!

2013_05_01ルートこちらは今日のGPSログ。実質的に日本3周目位に突入しているので、端っこ症候群を見事に克服しているのが良く分かるライン取りだなこりゃ(笑)

 

2010年GW 初日(29日)の道程はとりあえず西へ西へ…

2010_04_29_道程

AM5:50に荷物の積み込みやら何やらを終えて出発進行!

天気の方は昨日までの雨が何とか落ち着いて、春用装備でちょうどいい感じ。常磐道は時間も早い事もあって順調に進みまして首都高へ。首都高も3ヶ所程で事故渋滞があっただけで意外と順調な流れ。そう言えば途中で首都高環状線大橋ジャンクションを初めて走ったが、登る側(首都高から東名方面)は結構面白いですな。ただまぁこの調子で下っていく方は、正直あんまり走りたくはないなぁ…前方で何か起きても止まれない&避けきれないような気がするしねぇ。

東名も結構順調でして、いつもの牧ノ原SA(静岡県の中心あたり)で最初の給油だけしてそのまんま突っ走りまして…伊勢湾岸線の終わり辺りからの毎度毎度な渋滞区間をすり抜けでこなしつつ…出発地の日立市から西へ540キロ地点の「土山SA」で最初の小休止。

やっぱ俺の天職って「長距離の運ちゃん」な気がするんだが…(汗)

【土山SA】で溢れるバイク

こちらは「土山SA」のバイク置き場付近。いやぁ軽く20台は停まってますな(喜)

この後は山陽道の「三木SA」で「ぼっかけうどん」を頂いたりしながら午後4時になった事もあり、篠坂PAで今晩の宿泊先を検討開始。ここから西に進む事を考えると…「福山東IC」で一般道へ出て、国道2号経由で広島県三原市の「仏通寺自然公園キャンプ場」ってのが無料で良さそうだな。そんな訳で「三原駅」そばのジャスコで晩飯用食材&酒を仕入れてキャンプ場へ。

GPSのログによると、本日の走行距離915キロとの事。静岡県通過中に結構な雨に降られてパンツに浸水した事以外は順調な初日でした。今後に期待が持てますな(喜)