【喜多方市】 坂内食堂 「肉そば」

    

GWの時は行列が出来上がっていて食べられなかった坂内食堂へ。ちょうど朝8時頃に着きまして、待ち0…と言うか店内の客入りが3割程。朝はさすがに長い行列が出来たりはしないが、やっぱりお客さんが少なめな印象は否めないなぁ。

今年最初の坂内食堂なので、心の命ずるがままに「肉そば」を注文です。今日、晴れは無理だとしても曇りぐらいで過ごせればいいなぁ…などと考えていたら注文の一杯が到着!いやぁ…会津は雪深いから、かれこれ八ヶ月ぶり位になるのかな?それでは毎度の事ながら、スープから頂きま~す!

いやぁ…何というか…「帰ってきたっ!」ってな気分だよ。旨いっ!

喜多方ラーメンを全部食べた訳じゃぁもちろん無いが、ここまで透明感のあるスープを出すお店は実は少数派。見た目通りのアッサリ具合ですが、敷き詰められたチャーシューをかじると…やはりちょっと強すぎる塩辛さを感じてしまうんだよなぁ。まぁこれは、この前の健康診断で色々言われた事が効いてるだけなのかもしれないんだが…(汗)

そして、麺はもちろんやや細めで縮れが強めの縮れ麺。博多ラーメン系の「小麦粉感命!」な方には邪道だろうが、個人的にはこのツルツルな食感がやっぱり好きだなぁ。

ドンブリ表面を覆い隠していたチャーシューと、実はその下に埋まっているメンマに刻みネギを頂きながら、スープ共々完食です!う~ん…やっぱり安心して食べられる旨さだ。このラーメンなら朝っぱらから食べるのに何の抵抗も無い。

制度が途中で変わらなければですが…とりあえず向こう一年間は東北へ高速代無料で行けるという麻薬の様な罹災証明書を手にしてしまったので、今後喜多方へ伺う機会が猛烈に増えそうな予感があります。もちろん毎回「坂内食堂」という訳にはいきませんが、「ネギチャーシュー」や「冷やし肉そば」とかも頂いてみたいと思います。

次回伺うのは…梅雨明けですかね。天気さえ良ければアホなバイク野郎が大量にやって来ますのでもう少々お時間を。ご馳走様でしたっ!

【喜多方市】 あじ庵食堂 「ゴールデン系(醤油)+チャーシュー」

坂内食堂が普通に盛況だったため、以前食べて印象の良かったこちら「あじ庵食堂」へ。前回来た時は確か「アジアン食堂」というカタカナの屋号だった気がするが、細かいことはどうでもいいや。

こちらのお店もやや小さな店内はすでに満席。「バイクツーリングの6人組の集団」が俺より一足先に店先に到着し、並ぼうかどうしようか悩んでいる様子だったので、俺は横から強烈な「念」を送り込んだ。

「ここより旨い店を探しに行こう!君達が本物のバイク乗りなら!」(悪)

送り込んだ邪念が彼らに通じたのか、彼らは並ぶのを断念して喜多方の街中へ消えていった。

「みんな許せ。今のは「一時的な錯乱」だ。」 (C) 映画アルマゲドンのハリー・スタンパー

そんな訳で二人組のカップルの後ろという好位置につけ、3分程の待ち時間でカウンター席へ無事到着。昔はイマイチイメージの掴みにくかったメニューはブラッシュアップが図られていた。「こってり具合」のグラフと共に 『浅』「ゴールデン系」<「チャッチャ系」<「ガッツ系」『濃』 と分かりやすくなっていて更に好感度アップ。

実は最初の注文時は「山葵 肉そば(塩)」を頼んだんだが、塩スープが本日切れてしまったとの事なので、ここは鉄板の「ゴールデン系(醤油)+チャーシュー」を注文。出来上がりを待つ間に食べ終わったお客さんが帰って行きまして、隣のスペースにバイクでツーリング中の4人組が着席。

軽く会釈をした後で彼らの会話をダンボの耳状態で聞いていると…何々…この店のラーメンが結構旨いと他のバイク乗りに聞いたからやってきたたと?!げっ…俺のお気に入りのこの店が、沢山のバイク乗りによって混雑してしまうのは嬉しいような悲しいような…実に複雑な気分。

もう一回「邪念」を送ってみようかと思い始めたところで(笑)注文の一杯が到着です。いやぁ久々ですねぇ。去年は確か「九州ツーリングの〆」が何故だかこの一杯という無茶苦茶なルートを駆け抜けたんだったよなぁ(笑)それではスープから頂きま~す!

ほほほ、このあっさり感がやっぱりいいなぁ。旨いっ!(喜)

スープ表面の脂の量は極端に少なめですが、味が薄いといった印象は特にありませんで、トンコツの旨さを上品に引き出しているのは「坂内食堂」に通じるものを感じます。

麺は中太の縮れ麺とこれまた「喜多方ラーメン」の王道を地で行く麺でして、程良い縮れと麺の柔らかさが優しいスープに良く合います。

具はドンブリ上面を塞ぎ尽くすトッピングのチャーシューにメンマと刻みネギ。チャーシューは最初に冷えている時は固めですが、スープで温まって来ると程良い堅さになりますのでこれまた大満足です。

一年ぶりとなる一杯、もちろん完食です。喜多方にも「こってり系」な一杯があると言う事でお店の名前が売れ始めてはいますが、ベースとなる「あっさり系(ゴールデン系)」あってこその味だと思いますので、機会があったら是非「ゴールデン系」もお試し下さいませませ。

ご馳走様でした!また来ます!

【喜多方市】 坂内食堂 「肉そば」

【喜多方市】 坂内食堂 「肉そば」

【喜多方市】 坂内食堂 店構え

昨日の朝に来年の春までの別れを決意した喜多方ラーメンだったが、天気が悪く紅葉の写真を撮る気にもならない関係でやっぱり来てしまった(笑)この時間だと朝早くから開いている店だけでなく、ほとんどのお店の営業が始まっている時間ではある。が、春までお預けになる喜多方ラーメンなので今回は喜多方ラーメンのフラッグシップ坂内食堂へ。

肉そばにするとチャーシューの塩味でスープがちょっと塩辛くなるんではなかろうか?という疑問を以前から持っているので「支那そば」を食べて疑問解消といきたい所だが…やっぱりチャーシューに埋もれた一杯の魅力に負けて「肉そば」を注文(笑)お昼には少し早い時間帯だった為か幸い大行列には巻き込まれずにちょっと並んだだけで席まで辿り着けました。

席についてしばらく待つ事10分程で注文の一杯が到着です。しっかしいつも思うんですが、お客さん毎の席の場所をメモってはいなさそうな感じなのに全く間違えずに配膳するのはさすがですな。それではスープから頂きま~す!

いやぁ…やっぱ旨いなぁ…(喜)

黄金色のスープは何度頂いても見た目の美しさと体に染み入るような旨さを感じます。ただやっぱりちょっと塩味が強いかな?と感じたりするんですが、これは好みの範囲内なんでそんなに気になる程では無いです。麺は太めの平打ち縮れ麺。毎度の事ながら麺も旨いっ!大量のチャーシューと埋まっているメンマをスープと麺と一緒に食べ進めて…もちろん完食です。

何度食べてもやっぱり旨いの一言に尽きますな。喜多方は豪雪地帯だからなぁ…これで春までお預けかぁ。。。

…ん?電車で来っかな?(爆)