そう言えば北に向かうんだったよね… ~短角牛と酸ヶ湯温泉編~

軽米の公園にて軽米の公園でお目覚め。東北南部も梅雨入りしたらしいが、こちらはカンカン照りのいい天気。

取りあえず一旦八戸に出てから十和田湖方面かな?などと適当にルートを決めて北上開始。八戸市内で良さげな朝飯処を見つけられたらいいな…と思っていたりもしたが結局見つけられずに内陸の十和田方面へ。このまま北に進めば三沢に寺山修司記念館が有るんだけど…ま、帰り道で寄ればいいか。

とにかく天気が良くって爽やかさを通り過ぎた夏の日差しの下、やって来たのは…

スタミナ源たれでお馴染みの上北農産加工協同組合スタミナ源たれでお馴染みの上北農産加工協同組合(笑)

予約すれば工場見学も出来るらしいんだけれども、行き当たりばったりなので今回は表敬訪問と言う事で。

【青森県十和田市】 道の駅 奥入瀬 ステーキレストラン味蕾館 「あおもり短角牛ランプステーキ」【青森県十和田市】 道の駅 奥入瀬 ステーキレストラン味蕾館 店構え

この後は十和田市の外れにある道の駅 奥入瀬にて昼飯を。結構大きな道の駅でして、ステーキレストラン味蕾館てなものまである。店の外のメニューを眺めながら入るかどうか迷う…

十和田バラ焼き食いたい…短角牛のステーキも食ってみたい…(悩)

…結局入店。悩んだ結果、青森~岩手でしか飼育されていないと聞く「あおもり短角牛ランプステーキ」に心を奪われ注文。セール期間中という事で結構安かったってのもあるけれど。そして実食。こりゃ確かに旨いっ!これはお薦めです!

道の駅 奥入瀬 八甲田山方面の眺め色々な意味で大満足のお腹と共に遠く八甲田山を望む俺。もしかしてあっちは涼しいんじゃないのかっ!という分かりやすい理由でさらに内陸方面へ。

奥入瀬渓流入り口のガソリンスタンドで給油した時におばちゃんとちと会話したんだが、今年の暑さはやっぱり異常らしい。夏場にこういう気温になる事はたまに有るが、この時期に連日ってのは記憶に無いとの事だった。そうですか。大変そうだなぁ…

…とは言え奥入瀬渓流に入ってしまえば日陰が続く快適道な訳でして、いつか写真を撮る為だけにやって来たいな…と毎回感じる渓流沿いを流して十和田湖へ。

十和田湖 乙女の像十和田湖と言えば乙女の像、高村光太郎作だぁね。俺個人として理解出来ているような気がしている数少ない美術系の作品。難しいのは俺には無理だよ。

十和田湖湖畔で今宵の野営地を検討開始。モヤヒルズか月見野森林公園ってな感じだけど、ちと近すぎる&買い出し出来る街が無いよね…どうする?

酸ヶ湯温泉に浸かってから考えっか!?(ありがちな展開)

酸ヶ湯温泉酸ヶ湯温泉のヒバ千人風呂に浸かりながら今宵の野営地に思いを馳せる俺。

いい湯だ!このまま寝られたら最高だっ!(今宵の野営地の事全然考えて無いだろっ!)

…そんな訳で青森市内で買い出しをして、陸奥湾に飛び出した夏泊半島突端にあるらしい椿山海水浴場キャンプ場が候補に浮上。あの辺りは静かそうでいいよね。その線で行きますか。

青森県立美術館 あおもり犬青森市内を抜け青森美術館で久々の「あおもり犬」…と軽く言いたいところではあるが実は丁度無料見学ルートが工事中。美術館の中からは「あおもり犬」を見られると言う事なので結局、青森美術館の常設展と特別展を見学。

だから…俺には芸術は難しすぎるんだって…(涙)

引っ越しで痛めた右足腰が痛い関係もあって歩くのが辛かったんだけれども、何とか美術館を一廻りしてバイクに到着。結構辛かったな。

【青森県平内町】 椿山海水浴場キャンプ場にてそんなこんなで夏泊半島突端の椿山海水浴場キャンプ場に到着。思った以上にいい場所だ。風は強いけど。

オール青森を目指した晩飯の材料青森はいい意味で地産地消を進められている街、と言う気がするので今宵はALL青森を目指してみた。でもって十和田バラ焼き再現実験開始。調理手順はステーキハウスの解説を丸パクリ。

十和田バラ焼き再現実験その1(玉ねぎを炒める)十和田バラ焼き再現実験その2(牛バラ肉を加える)

十和田バラ焼き再現実験その3(秘伝のタレ(今回はスタミナ源たれ)を加える)十和田バラ焼き再現実験その4(完成)

 玉ねぎを炒め①、牛バラ肉を加え②、秘伝のタレを加え③、完成④ですっ!

2014_06_05ルート

こちらは今回のGPSログ。そろそろ東北ツーリングに別れを告げそうな雰囲気だな。

いよいよ北海道かっ!

梅雨入り前の東北ツーリング前編 ~蕪島とあまちゃん聖地巡り~

岩木山SAにて

九州・四国、東海地方に続き関東地方も梅雨入りしたとのNEWSを耳にした俺はちと悩んだのであった。そもそも今週末は福島市内で行われる六魂祭に行こうと思っていたんだが…国道4号線を封鎖するという気合いの入った催しなので真面目にやらないと福島市内に辿り着けない予感が。。。

ブルーインパルスも来るらしい…行きたい…(正直な気持ち)

ちとあれこれ天秤にかけた結果、俺は俺なりにNC700Xと一緒に東北と向き合う事にした。実はこの時点でおおよそのルートが頭の中で完成したけれど…

もちろん今は内緒です(笑)

ま、関東地方は梅雨入りしたみたいなんだが東北は未だという事で進路は当然「北」。常磐道・磐越道・東北道をガンガン駆け抜けて…冒頭の写真は岩手県の岩手山SA。この先東北道を行くにしても八戸道を行くにしても、最後のガソリンスタンドがあるSAなので見覚えのある方は多いかもしれないな。それにしてもいい天気だよっ!

蕪島入り口そんなこんなで普通の週末に普通来るか?的な距離感の青森県八戸ICにワープ完了。まず向かった先は蕪島。以前来た時はいたって平和だったが…今は海猫の繁殖期真っ直中。そんな訳で…

蕪島 海猫だらけの境内境内に海猫多すぎだろっ!(爆)

海猫だらけの蕪島こちらは境内の先の岩場。もの凄い数の海猫が集結中。この島?はきっと、子育てしやすい環境なんだろう。

蕪島 木の根っこと海猫の親子この木の幹の割れ目は一等地っぽいよなぁ。いい場所を選んだね。ここなら確かに安心だ。

種市歴史民族資料館久慈駅前 駅前デパート

海猫に別れを告げた後はNHK朝の連ドラ「あまちゃん」の聖地(ロケ地)巡り開始。手始めに種市歴史民族資料館で「南部もぐり」の歴史を。ふむふむ…初期の南部潜りは何と手押しポンプで海中の潜水士に空気を送っていたそうな…

(‘jj’) ← 「じぇじぇっ!?(一応解説)」

【岩手県久慈市】 道の駅久慈 山海里 「鮭とイクラの親子丼&まめぶ汁」【岩手県久慈市】 道の駅久慈 山海里 店構え

北侍浜キャンプ場が7/1からOpenという事を確かめたりしつつ、遅めの昼飯は道の駅「久慈」にて「鮭とイクラの親子丼&まめぶ汁」などを。ドラマの中では微妙な存在として扱われていた「まめぶ汁」だが…

こりゃ確かに微妙かも…(笑)

 キノコやら芋やら何やらを食べている時は全く違和感無いんだが、小麦粉のモチ?を口にした瞬間に未だかつて無い違和感を感じるのは確か。和風な汁物に入っていた事の無い「黒砂糖」の風味が口の中に広がりつつ、クルミのコリコリ感が突如として現れるのである(笑)不味いんじゃ無くて旨いのは確かだけれどもネ。

三陸らしい風景お口直しに?「いかにも三陸海岸」らしい景色を眺めつつ…急遽決めた今宵の宿泊地へ。

岩手県野田村 玉川野営場久慈市の南側に位置する岩手県野田村の玉川野営場が今宵のお宿。霧雨が降ってきた事もあって東屋の軒下へテントを設営。

岩手県野田村 玉川野営場 東屋に設営こんな感じです…(すでにとっ散らかっている雰囲気が…)

玉川野営場での晩飯 北限の海女(日本酒)と地の物刺身玉川野営場での晩飯 岩手和牛ステーキ

この後は「北限の海女」などというミーハー極まりない酒と共に、スーパーで買った刺身やら岩手牛ステーキやらを堪能したのでありました。何だかんだ言って、焚き火台「笑’s B-6君」が今回も大活躍なのでありました。

実は今回NHK朝の連ドラ「あまちゃん」のロケ地の一番有名な一帯に行ってみたりしたんだけれども…写真の出来的に駄目駄目だったので写真の紹介は無しという事で。ま、毎朝15分とは言え毎日見られるから別にいいやぁね。

今回の朝ドラ、アキちゃんにユイちゃん、その家族と海女さん仲間と鉄道員達のドタバタっぷりが個人的にかなり気に入ってますです。もちろん嘘じゃぁ無い。

そうでなけりゃ、普通の週末にこんな所までわざわざ聖地巡礼に来たりはしないだろうさ(笑)

2013_06_01ルートこちらは今回のGPSログ。編集画面に収まりきらなかった関係でいわき以北のみ。それにしても全くお前って奴は…アキちゃんとユイちゃん、どっちがタイプなんだ?(笑)

そして…ねぶた祭りにやってきたっ!

「ねぶた祭り」

そんな訳でようやく「ねぶた祭」本番へ。昼間、観光遊覧船に乗った後も色々あったが…全部無視!(笑)

夜空に輝くねぶたは威勢が良く、そしてとにかく美しかった。実はもっとおとなしく、単に山車を引くだけだと個人的には思っていたんだが…

「ねぶた祭りはアグレッシブ」グルグルとねぶたを廻し始めたかと思うと…観客席間際まで勢いよく運んできて…

どーん!(驚)

うっひょ~っ!祭りだ祭りだっ!

「ねぶた祭りの太鼓」

8連奏の大太鼓。ど派手&腹に染み入る重低音!すげぇ!

「ねぶた祭り はねこの皆さん」

こちらはねぶた祭の第二の主役である「ハネト」の皆さん。

大太鼓の後ろを「らっせらー らっせらー」の掛け声と共に「ハネト」の皆さんが「らっせらっせらっせらー」と応えながら進んでゆく…実は「ハネト」としての参加を基本的に自由にしている事に、この祭りの神髄があるような気がするな。あくまでも祭りの格式は保ちつつ、祭りを傍観者としては終わらせないこの雰囲気!

「お前らも!来いよ!」と言われている気がしたよ。…次回はハネトで俺も参加だっ!

「キャンプ場での飲み」

写りは良くないが、青森ねぶた祭の無料キャンプ場にて。兄貴に無理を言って「岩塩プレート」の豚肉を食ってもらったが…

それ以降俺のストーブから何も食わなかった事実は素直に認めなければなるまい。。。(あれ固かったんだよなぁ…)

2012_08_05_ルートま、そりゃそうと翌日も色々あったんだが、今回はこれにて終了。ねぶた祭りに来るきっかけをくれた兄貴には冗談抜きに感謝している。

そうそう…青森なんてたかが600㎞(笑)テント持ってみんな来いや!