「青梅線 奥多摩駅」と「五日市線 武蔵五日市駅」を初訪問

浅草で朝飯を食べながら今日何をするか考えたところ…「ひたち東京フリーきっぷ」ってのは、そもそもどこまでフリーエリアなのかが気になってきた。切符に示された路線図を眺めると…西は大船までで久里浜方面も含まれるのかぁ。小田原方面が含まれていれば、平塚あたりのラーメン屋に行くのも有りなんだがなぁ。。。東はと言うと…蘇我に成田かぁ。。。前回の18きっぷの旅で廻ったエリアだもんなぁ。。。ん?この北西の駅は?「奥多摩」に「武蔵五日市」かぁ。どっちも行った事無いなぁ。

ポケット時刻表の路線図で改めて確認すると…おっ!どちらも「端っこ」の駅ではないですかっ!ツーリング好きなバイク乗りってのは「端っこマニア」だったりするもので、これは見逃せませんな。ま、今回は陸地の端っこではなくって線路の端っこってな訳ですが。

そんな訳で東京駅から中央線の青梅特快に乗って、まずは青梅へ。立川から青梅線に入って、青梅までは車窓的にあんまり変化はないですね。

ところが、青梅で乗り換えて奥多摩行きに乗りこんでしばらくすると景色が一変。渓谷とまではいかないけれど、電車の北側が山の斜面で南側が谷になっている関係で南側の眺望がすこぶるいいですな。ほうほう…東京都とは思えない眺めのいい路線ですなこりゃ。奥多摩と言えば悲しい事にバイクは一部区間一方通行規制になってしまった「奥多摩周遊道路」位しか知らなかったが、これは電車旅もいいもんですね。

そんなこんなで青梅からの素晴らしい車窓を30分少々楽しみながら奥多摩駅に到着です。

「青梅線 奥多摩駅」

どことなく山小屋風な駅舎ですな。駅のまわりをちと歩いてみましたが…

どうやら一般的な観光シーズンではないらしく、昼飯を食べてみたくなるお店を発見できなかったので、駅舎の2階にある「そばの花」と言うお店で「山菜そば」を頂きました。

【東京都奥多摩町】 そばの花 店構え

【東京都奥多摩町】 そばの花 「山菜そば」

蕎麦はどうやら手打ちらしく、太かったり細かったりとマチマチです。こりゃ「ざる蕎麦」にしておいた方が良かったかも。

奥多摩駅で昼飯を頂いた後は拝島まで同じ路線で戻りまして、五日市線で「武蔵五日市駅」へ。この路線自体は観光的な気分にはあんまりなりませんね。終点の武蔵五日市駅は高架の端っこと言う事で、結構立派な造りですな。

「五日市線 武蔵五日市駅」

さて、乗ってきた電車にまた乗り込んで戻りますか。途中良さそうなラーメン屋を「超らーめんナビ」で見つけたので、秋川駅で途中下車です。

【台東区浅草】 喫茶パンサー 「モーニングセット」

【台東区浅草】 パンサー 「モーニングセット」

【台東区浅草】 パンサー 看板

昨日の夜、結構飲んでしまったのと疲れの為か安宿で目覚めたのは結構遅かった(汗)

今日はのんびり過ごす事に決め、かつて朝飯を食べた事のあるWINS浅草のすぐそばの喫茶パンサーへやってきた。この店はモーニングセットの決め打ちで十分満足なのでモーニングセットを注文で~す。ケーブルテレビの競馬中継を見ながら待つ事5分程でコーヒーと一緒に注文の品が到着。

厚切りのバタートーストにトマト付きのサラダ、ハムが添えられた目玉焼きにキウイフルーツが二切れとコーヒーで500円。場所柄もあって競馬新聞を持ったお客さんが多いですが、広めの店内で朝からくつろげるお店ですので浅草観光前に朝食を食べるのにもちょうどいいかと思います。パンが厚切りと言う事もあって、意外とお腹一杯になりますな。

ご馳走様でした、また来ま~す!

「浅草寺の羽子板市」

池袋で一杯頂いた後は、空きがあったので確信犯的に浅草の常宿へ(笑) 仕事の重い荷物を宿にぶち込んで、浅草寺を少々散策。

年の瀬と言う事で「羽子板市」が開かれていまして、江戸の風情を感じる羽子板が多数売られてました。

『浅草寺 羽子板市』

ここまで立体的になってくると羽子板である必要性はあんまり無いような気もしますが…美しい事に違いはないですな。写真を撮っていたらちょうど大きな羽子板を買った方がいらっしゃいまして…お店の方の「皆さん!お手を拝借っ!」の声に私も便乗して手締めに参加。お買い上げの方有難うございます!「良いお年を!」

『浅草寺 羽子板市』