「青春18きっぷで長野まで乗りまくり in 2011」 ~『大甕から高尾まで』編~

05:16の大甕発 常磐線 上野行きに乗り込んだ後は、半分寝たような状態で「ぬくぬく」な電車に揺られていく事約1時間の「岩間駅」あたりから徐々に空が深い青色に染まり始め…「荒川沖駅」に到着するちと手前で日の出を迎えた。

ミーハーな自分ではあるが何故か初日の出を拝む習慣が無いので、今年初めて日の出を拝む。冬場の日の出は空気の透明感が伝わってくるようで綺麗だよなぁ。そう言えば「荒川沖駅」近くでまた変な奴が出たらしいんだが…実際に近所で生活している方々の心労が気に掛かる。別にこの地域にそういうものを引き付ける何かが有る訳では無いんだとは思うが。。。

牛久あたりでほぼ座席が埋まり、自分の座ったBox席は「男1人+女3人」のハーレム状態に。小さな幸せを感じるものの、次に目を開いた時はすでに上野駅のホームに電車が到着した時だった…どうやら小さな幸せすら「自分の事を通過」するらしい。

鹿島神宮でお祈りしたのに…効き目が無い気がするヨ…(爆)

そう言えば、ジョルダンの乗り換え案内的には山手線やらなんやらで日暮里経由で新宿から中央線の特別快速に乗れとの案内であったが…感覚的に東京始発の特別快速に乗れば結局同じ電車に乗れそうな気がしたので山手線で東京駅へ。

幸い先発の「快速 高尾行き」のすぐ後に自分の乗る「特別快速 高尾行き」というダイヤだった為、中野駅までのお客さんのやたらと多い区間を利用する方々は先発の電車に乗り込んだようでして、青春18きっぷの同業者(笑)らしき面々と山屋さん達が目立つ、のんびりとした雰囲気の漂う車内となりました。

ビルばっかりが見える車窓を眺めながらボンヤリと思うのは…今住んでいる片田舎?も、昔住んでいた都会?も「どっちもどっち」の満足さ&不便さって事かな。

~中央線の車窓を眺めながら妄想開始~

今住んでいる茨城県日立市大みか町という街は、まともな本屋が近所に無かったり、日用品の買い出しにも少々足を伸ばさなければならなかったりという『無い』事に対する不便さがある。でも、駐車場付きで2DKのアパートが3万円台という嬉しさだけでなく、常陸太田方面に足を向ければあっという間に喧噪の無い空間に出て行ける。

対して東京都大田区の蒲田近くに住んでいた時は、1Kの江戸間6畳相当にロフトが付いて6万円台後半。大型バイクの駐輪場を借りるのに別途毎月2万円近く掛かったし、車に乗る時は走る時間帯やら何やらをあらかじめ考えて走らないと渋滞で一日が終わるような土地柄。ただまぁ夜中でも手に入らない物は無い位のお店が営業しているし、すぐそばにラーメン屋が大量にあるし、そもそもの賃金ベースが高かったりするのはこれまた純然たる事実。

~中央線の車窓を眺めながらの妄想終了~

こんな現実味あふれる妄想をしながら(笑)…定刻通りに 9:11 高尾駅 着。甲府方面への乗り換えで15分程あるので駅のトイレで用を足した後、駅の内外から購入出来る「Ichigendo」というお店で「高尾天狗パン」を購入。駅の外側から入店すれば、軽食も頂けるみたいです。

「東京都八王子市高尾町~高尾駅~」 高尾天狗パン 「Ichigendo」

「高尾名物!」と銘打たれた天狗の焼き印を押されたパンなんだが…この個体だと天狗の柄が判別出来ないかもなぁ(汗)。ま、焼き印の良し悪しはともかくとして、「菓子パンとしての仕上がり」は確かな一品です。もっちりとした弾力のパン本体?に「きなこクリーム」がたっぷり入ってます。きなこクリームの中には「カリッ」という歯応えのクルミ?みたいなものも入ってまして、お口の中が楽しい菓子パン?ですな。

観光地ではありますが1個「140円」と言う一般的な?パン屋さんと同程度の価格帯です。小さなお子さんにも一人一個渡してしまえば…しばらくの間は大人しく食べてくれるかも(笑)

ご馳走様でしたっ!次回近くに来た時にも是非頂きたいと思います!

バイクのメンテ完了っ!「だから行こうぜ!青春18きっぷの旅」 ~旅立ち編~

「青春18きっぷ ~2011冬~」

昨日、会社の同好会活動にて予想外の「壊滅的ダメージ」を負った我が身ではあるが(汗)…今日は予定通りに青春18きっぷで「長野」へ向かう事に。

実を言うとクリスマスに行き損なった只見線の旅を会津若松の駅前ホテル経由で再開しようかとも思ったんだが…青春18きっぷの利用期間が短縮された事とカレンダー的な配列を考えると只見線が満席になっていそうな気がしたので今回は「回避」。

とは言うものの…行きたい気持ちはもの凄く大きいので、18きっぷ以外で早々に行きそうな気はするけど…(笑)

ジョルダンやら時刻表やら皆さんの旅行記等々を事前に色々検討した結果…冬場バイクでは廻れない地域の一つ「長野」を目指すと良さそうな気がするな。事前に善光寺間近の安宿(1166 バックパッカーズ)に予約を入れ…無理矢理4:30に目覚ましで目を覚ましまして…05:16の「大甕発 常磐線の上野行き」になんとか乗車完了っ!

いやぁ…バイクのリア廻り完全メンテ等という「やや重」メンテをちゃんと自分の手でやり終えた後だからこそ、電車で軽やかな気持ちで旅立てるのさっ!バイクで走り出せない年末の状態のままだったとしたら…俺は単なる消去法的「電車オタク」になっていたに違いない。けれども今の俺は違う!

「逃げるんじゃない…俺は逃げるんじゃないぞ…」(C)「さよなら銀河鉄道999」の星野 鉄郎

そんなこんなで…「バイクにも乗れる電車オタク」が、とりあえず上野へ向けて電車で走り始めました(笑)

『「ラッセル車」ってでかいなぁ…そして…さらば会津若松よ!』編

「ラッセル車(ENR-1000)」 (G1 NFD24mm)

写真を撮ったり電車の座席で休憩をしながら「除雪作業はどうなっているんだろう?」と思っていたら、こちらのラッセル車が会津若松駅へやってきた。右隣の特急電車「583系」(にわか知識なので自信は全く無いが…)と比べてもらうと分かると思うが、威圧感すら感じるデカさだなこりゃ。

この車両、「ENR-1000」というラッセル車だそうでして、これから郡山方面の除雪をしに行くそうな。写真では分からないかと思うんだが、車両には「保線作業員」の皆さんを満載です。そして…

「出撃するラッセル車(ENR-1000)」 (G1 NFD24mm)

除雪現場へと旅立って行きました。。。

「よろしく頼んだぞ~~~っ!」(願)

そう言えば、ラッセル車にも「あかべこ」マークが付いてるんですなぁ。

保線区の皆さんの尽力もあり、12時8分に我々の乗った「郡山行き臨時直通電車」が出発出来ました。途中、信号機の異常を示す信号を受信したとの事で急停車するハプニングがありましたが、異常なしとの事で再出発。

徐々に雪が少なくなる車窓を眺めながら…13:39に、無事「郡山」へ到着しました。

ちょうど水郡線の電車が発車する時刻だったので乗り込みまして、行きと同じく水戸経由で17:56に大甕駅へ到着。郡山に着いて以降は、会津若松で起きていた事を微塵も感じさせない「ほのぼの」とした時間が流れてました。

いやぁそれにしても「濃い」旅だった(喜)