「青春18きっぷで長野旅行」 ~『1166 バックパッカーズの夜…そして朝』編~

「1166 バックパッカーズ」 チェックアウト時の雪景色

銭湯で温まった後は、本日の宿へ向かいます。今回お世話になるのは「1166 バックパッカーズ」という名前そのまんまの存在の宿なんですが、バイクのツーリングではテント暮らしが基本の自分にとって「ユースホステル」や「バックパッカー向けの宿」や「ライダーハウス」ってのは、あんまり関わった事が無かったりするんだよなぁ。うまく立ち回れると良いんだけれども…なんて余計な心配をしてみたり。

そのくせ「ドヤ街」に泊まる事には何の抵抗も無いあたりが自分でも笑える。

そんなこんなでちと迷子になりつつ辿り着いた宿では、ガラス戸の向こうに楽しそうな光景が広がってます。ぱっと見「外国人だらけ」な気がしますが…だからこそここで間違い無さそうですね(笑)

引き戸を開けて「こんばんは~」と言ってみたところ…皆さん笑顔で迎えて下さいました。

とは言うものの…「はて?お客では無くって、この宿の関係者はこの中の誰なんだろう…?」と思っていたら、一番「経営者」っぽくない方に「ちょっとここで待ってて下さいね」と言われ…

…気が付いたら「ジェンガ」という遊びに自分も参加してました…(爆)

一応論理回路の設計屋の自分が理屈っぽく考えるに…3本あるブロックのうち、両端のブロックを抜く事を優先していかないと「世界新記録達成」は無理そうですね。。。(注)パズルでは無いので、もちろん理屈通りにはいきませんヨ。

ま、我々の場合は結局30段で崩壊しました。宿の記録更新ならず…(笑)

こんな感じに夜は更けまして…最終的には談話室?でポメラで今日の出来事をメモったりしていたら日付が変わりました。夜に皆で過ごした風景を一枚で良いから写真に収めておいたら良かったなぁ…という後悔をしつつ寝て…起きた翌朝に目にしたのが冒頭の写真の光景です。この程度なら普通に電車…動いてるよね?

つい最近、会津若松の一晩での積雪1mを体験してるので…無責任な強気さを発揮…(爆)

そうそう、この宿の「女将さん」と呼ぶにはさすがに若すぎると思うので…某アニメになぞらえて「管理人さん」と呼ばせて頂きますが、リフォーム的な手法を織り交ぜながらこの宿の今日を迎えているバイタリティは相当なものだと感じました。率直な話「惚れた」ので、春先か梅雨の前の時期あたりに、今度はのんびりと伺えたらなどと思ってます。

その時は是非また宜しくお願いします!毎日色々と大変でしょうが、お元気で!

…とまぁ…こんな感じに楽しい一晩を過ごしまして…一晩で雪化粧した道のりを長野駅まで歩いて行きま~す。

「青春18きっぷで長野旅行」 ~『粉雪舞う善光寺へお参りなど』編~

「夜の善光寺 参道方面の眺め」 (G1 NFD24mm)

ラーメンを頂いた後は善光寺へのお参り開始。

学生時代のオケの合宿先が長野県だった事もあり、ティンパニーやらテューバを積んだトラックやら原チャリやらバイクやらで善光寺に来た事は何度もあったりするが…電車に乗って駅から歩いてやってきたのは実は今回が初めて。

気温が低く、道路の温度自体も低いからなのか「アスファルトの道路の上」を雪が溶けることなく舞っていく光景には驚いたなぁ…「粉雪」を初めてこの目で見た気がする。この時「レミオロメンの粉雪」が頭の中で鳴り続けていたんだけれども…「さだまさし」好きなおっさん(俺)が

無理して「若い素振り」をしてるんじゃないって事実を是非とも信じて欲しいな…(爆)

善光寺では世界平和を祈ったりもしてみましたが…夏場に?この善光寺で華麗なデビューを飾った三脚「スプリントCL」を正月に鹿嶋に置き忘れてきた関係で、今回は三脚が無いんだよ(涙)

そうは言っても一枚も撮らずにこの場を去るのはちと悲しいので、門柱?に体とカメラを預けて無理矢理パチリしたのが上の一枚。写真の出来はともかく、初詣客が居なくなって落ち着いたのであろう粉雪舞う善光寺は、落ち着いた雰囲気を感じさせてくれました。正直な話、御開帳の時とかよりも感動的でした。

この後は、今晩の宿泊先に向かう訳ですが…申告していたチェックインの時間まで時間が有るので、宿のそばにある銭湯「亀の湯」へ寄ってから宿に向かう事にしますかね。

【長野県長野市】 亀の湯

善光寺から歩く事10分?程で「亀の湯」へ到着。番台のおばあちゃんに380円を渡して入浴で~す(喜)

長野ってのは入浴料が結構安めなんですね。知っている方には当然の事かもしれませんが…日本全国津々浦々、銭湯の入浴料ってのは基本的にそれぞれの都道府県毎の銭湯組合毎に一律で決まってます。東京都は今では何と450円。大田区の銭湯に毎日通っていた頃、落ち着いて考えると420円ってのは高いなぁ…と思っていたのに、また値上がりしたのか…(汗)

これは単なる愚痴なんだが…今住んでいる茨城県には「銭湯組合」自体が存在せず、銭湯不毛の地になってしまっている事が銭湯好きの自分には本当に悲しいんだよなぁ…

ま、愚痴はともかくとして(笑)善光寺参りで冷えた体を温めるのに最高の風呂でした。それから、風呂場から地下に通じる階段があって、その先に「スチームサウナ」が有る銭湯なんてここ以外にあんのかな?湯船は小さいが、このサウナ目当てにやってくるのも「銭湯マニア」的にはありだと思うなぁ(喜)

そんなこんなで番台のおばあちゃん、また伺いますので宜しくお願いします!

【長野県長野市】 ラッキー食堂まとや 「ラッキーつけ麺」

【長野県長野市】 ラッキー食堂まとや 「ラッキーつけ麺」

【長野県長野市】 ラッキー食堂まとや 店構え

明日の朝だとお土産屋さんがまだ開いてないかもしれないので、長野駅のそばのお土産屋でお土産を買ってラーメン屋へ。毎度毎度の「超らーめんナビ」で検索をかけると…「ラッキー食堂まとや」ってのが気になったので伺いました。カウンター席に座ると、目の前に小麦粉の袋&若干粉にまみれた製麺機が鎮座してます。これで自家製麺でなかったら逆にビックリな眺めですね(笑)

メニューは二郎系な見た目の「ゴリラー麺」なるものもあったんだが「ざるそば」からの連食なので、さすがにこいつは回避だな。そうだなぁ…こちらのお店一番人気の「ラッキーつけ麺」ってのを頂きますかね。お店の方に注文すると、麺の量を選べるとの事。200グラム~500グラムまで追加料金無しという驚きのシステムではあったんですが、ざるそばを食べたばかりなので200グラムを注文です。こういうお得なお店で少量を頼むと

何かとっても「損した」ような気分になりますなぁ…(爆)

多分、心理学では「○○効果」とか言う単語が有るんでしょうねぇ(笑)

「野菜も別皿で付けられますがどうしますか?」との事でしたので「軽めにお願いします」と伝えると、「少量なんで普通にお付けしますね」との事。ラーメン屋とは思えない丁寧なやりとりの連続に感心しきりです。

そんなこんなでしばらく待ちますと、注文の品が到着です。まずはつけ汁と野菜が運ばれてきまして…確かにこの量の野菜なら減らす必要無いですね。そして200グラムの麺も到着。それでは麺をつけ汁に付けて頂きま~す!

おおっ!豚骨魚介ではあるが…このアッサリ具合はちょうどいいぞっ!(旨)

確かに流行の豚骨魚介系ではありますが、魚介の割合が相当に薄い印象です。ここいら辺は好みの問題になるかと思いますが…やたらと魚介が前面に出ている「つけ汁」よりも、これ位の方が旨いと思います。自家製麺の麺は中太の黄色い縮れ麺でして、プリップリの食感です。こりゃぁ麺も旨いですな。つけ汁の具はメンマにバラチャーシューに刻みネギに表面に背脂と麺の脇にノリが2枚にモヤシ&キャベツの小皿。背脂が結構多めに見えるんですが、さほど脂っこさを感じなかったのは何故なんだろう?それからこちらのお店のように別皿で野菜を出してもらえると、とっても食べやすい事に気付かされました。以前、茨城県の神栖の「どてちんII」で食べたつけ麺は、最初からつけ汁に野菜がてんこ盛りで食べにくい事この上なかったからなぁ…

もちろん「あの食べにくい路線」自体は個人的に大好きなんですがネ(笑)

これなら麺300グラムでも良かったかも…という良いイメージで最後まで食べ進める事が出来ました。川越の「ラーメンアキラ」もそうでしたが、二郎系の雰囲気を漂わせつつも大雑把な味付けではないお店が増えているのは嬉しく思います。

ご馳走様でしたっ!次に伺う時は「ゴリラー麺」攻めしない訳にはいかないですな(笑)