【新横浜ラーメン博物館】 支那そばや 「醤油らぁ麺」

笠岡ラーメンを頂いた後は、腹ごなしがてら軽く建物を一周。駄菓子屋コーナーとかも昔と変わらずってな雰囲気ですな。

ラーメンの食べ歩きを始めてから佐野実氏の本を読んだりTV出演を見たり、三島にあるお弟子さんのお店「毎度」へ行ってみたりした事はあるものの、未だ御本人のお店(この店をそう呼んでいいのか良く分からないが…)で食べた事が無かったので、今日の二杯目はこちらで頂く事に。

食券の自販機の前でちと悩むものの、最初はやっぱり基本を頂きたいので「醤油らぁ麺」をポチッとな。ちょうど空いていたカウンター席に座って待つ事数分で注文の一杯がやってきました。ほぉ…これがあの強面「佐野実氏」のラーメンかぁ。それではスープから頂きま~す!

こっ…これは…旨みが濃い~っ!(喜)

うわぁ…。このスープ文句なしに旨いんですが、先に食べた一杯と完全に路線がダブっちまったなぁ(汗)醤油は抑え気味で鶏感?たっぷり。スープ表面の脂は結構多めでして、最初の熱々スープと相まって最後の最後までスープが冷えなかったのも嬉しい限り。麺はやや細めのストレート麺で、腰があると言うよりはしなやかさが際立っている感じです。具はノリに刻みネギ、ばらけて細い?メンマにチャーシュー。チャーシューの食感はトロトロ系で、脂身がとっても甘くて旨いです。

麺にスープが絡むタイプではないのでレンゲでスープを飲み進めつつ…完食です。「中華そば坂本」の一杯同様量的に多い訳では無いのに旨みの濃さ故、もの凄く食べた気分になれる一杯でした。

いやぁ次回は何にするか楽しみになりますね(喜)ご馳走様でしたっ!今度は戸塚の開かずの踏切近くにある本店に伺ってみたいと思います!

【新横浜ラーメン博物館】 岡山・笠岡 中華そば坂本 「中華そば」

今日は横浜の中華街に行くので朝一の特急を予約してはいたものの、朝起きたら風邪をひきそうな体調だったのでちと心配になり昼頃まで寝まして…結局昼過ぎの特急の自由席で上野へ向かう事に。

当初は東京駅で六厘舎TOKYOの朝つけ麺でも食べようかと企んでいた訳ですが…東海道線で横浜へ着いた時には昼の2時を廻っていたのでもしかして「吉村屋」が空いているんではないかと行ってみたところ…座って待つ部分だけでは飽きたらず、大行列まで出来ているではあ~りませんかっ(汗)

多少明るいうちに中華街を散歩したかった事もあり吉村屋は諦めまして…横浜駅で根岸線を待っていたら、横浜線の快速八王子行きがやってきた。そう言えばこれに乗ると新横浜に行けるんだよねぇ…と言う事で、5年ぶり?位に急遽「新横浜ラーメン博物館」へ行く事に。

少々道を間違えたりしつつ辿り着いたラーメン博物館は、昔と変わらぬ「昔の雰囲気」な空間ですな(喜)一杯目は以前から気になっていた「岡山・笠岡 中華そば坂本」へ。

個人的に笠岡と言う場所には縁がありまして、笠岡市のすぐそばの鴨方市の小学校が自分の母校だったりする関係もありカブトガニで有名な笠岡には親近感を持ってます。もちろん自分の小学生時代がグルメな訳は当然無いので、笠岡に独特なラーメンが有るなんて事は全く知りもしませんでしたが。

そんなこんなで一番基本であろう「中華そば」の食券を買ってカウンター席へ。時間的に昼飯時では無いのでどのお店もさほど待ちは出来ていませんで、こちらのお店もさほど待つことなく注文の一杯が到着です。ほぉ…これが笠岡のラーメンですか…結構濃いめな醤油スープってな見た目ですが…それではスープから頂きま~す!

くはぁっ!こいつは濃いぞっ!醤油じゃない部分で(驚)

スープは鶏ガラだけで出来ているそうなんですが、とにかく旨みが濃いです。どこかで食べた一杯もこんな雰囲気だったなぁ…と記憶を辿ると…確か喜多方の「まこと食堂」のスープも色こそ違えど同じような濃さを感じたような。いやぁ…これは旨いですよ。麺は細麺のやや黄色味がかったストレート麺。そんなに急いで食べたつもりは無いですが、最後まで麺が伸びる印象は無かったです。具はシンプルながらも特徴的でして、斜めに切られたネギにメンマ、軟骨的な歯応えを感じる鶏のチャーシュー(細切れ?)です。斜めに切られた細いネギをラーメンで目にする事が普段無い事もあり、とっても目を引くのと、鶏のチャーシューの歯応えはラーメンとしては未体験の食感でした。

量的には普通なんですが、とにかく旨みの濃さがあるので重く感じる&もう一杯行きたい事もありスープは残そうと思ったりもしましたが…結局残す気分になれずに飲み干してしまいました(笑)

いやぁ旨かった!こりゃツーリングで是非現地でも頂きたいですな。ご馳走様でしたっ!次は笠岡で!

「青春18きっぷで長野旅行」 ~『さすがに長いぜ東海道本線…そして終点へ…』編~

北風吹きすさぶ金山駅で10分程電車を待って乗り込みますと…おお、始発駅での乗車ではなかったもののとりあえず座れました。今の所、行きも含めて全部席に座れている事だけは文句なく嬉しいな。

14:36の金山発 東海道本線 快速豊橋行きの車窓は、各駅の間に大きな工場があるあたりがいかにも太平洋ベルト地帯ってな感じだな。それからさすがは私鉄と客を奪い合っている区間の東海道線、スピードの出し方に気合いを感じつつ…15:26に豊橋へ到着。

豊橋駅では日本一美味いとまで言われる事があるらしいと聞いて興味津々だった駅弁の「稲荷寿し」と「大あんまき」を購入。しかもこの「稲荷寿司」は驚く事に、こちらの壺屋弁当部の登録商標らしい。今度、特許庁のHPで見てみよう。

【愛知県豊橋駅】 壺屋弁当部 店構え  【愛知県豊橋駅】 壺屋弁当部 「稲荷寿し」 包装紙

【愛知県豊橋駅】 藤田屋 豊橋駅構内店 店構え  【愛知県豊橋駅】 藤田屋 豊橋駅構内店 「知立名物 大あんまき」

そしてこれから…ついに東海道本線普通電車の旅「最大の泣き所区間」の「静岡県」へと向かうのだ。

どこが泣き所かというと運転本数が少ない上に、普通の期間ならば十分なのかもしれない3~6両編成の車両に「青春18きっぷ」系の方々がどうしても集中してしまう区間が静岡県の最東部「熱海」まで続いてしまうのだ。それに静岡県自体が異様に東西に長いから、いつまでも静岡県が続くんだよ(涙)

豊橋駅出発前から座れない状態のお客さんが多数発生する中、弁当を買っていたりと若干余裕をかましていた俺は何故だか幸い座れたのであった。こうなってくると、やる事はただ一つ。他人の視線が気になる満員状態に車内がなってしまう前に…急いでロングシートの席上で自分の足をテーブル代わりに「稲荷寿し」を頂きま~すっ!(爆)

【愛知県豊橋駅】 壺屋弁当部 「稲荷寿し」

駅弁として提供されている関係か、箱の中に衛生面を考えてビニールに包まれたような状態で7個の稲荷寿しが詰められてます。そして期待の味なんですが、お稲荷さんの中では甘い部類に入りますかね。揚げのジューシーさは確かにコンビニの弁当とかとは比較にならない程旨いです。

そう言えば、我らが茨城県の笠間市も「いなり寿司」が有名なんで、今度食べてみないといけませんな。ただなぁ…総菜屋さんが売り出してるんじゃなくって「寿司屋」さんが出してる関係でちと「びびっちゃう」んだよなぁ…

いなり寿司とはいえども…「廻らないお寿司」だぜ?(爆)

15:41の豊橋発 東海道本線 掛川行きは、少々遅れている飯田線のお客さんの到着を待って少々遅れて出発です。ま、これ位の遅れなら問題無いでしょう。浜名湖の鳥居を電車の窓越しに見物した後は、夕暮れ迫る16:13に浜松駅へ到着。通しでこの車両に乗っていた方々とは、この後も結構長い付き合いになるのであった。

向かいのホームにやってきた16:20の浜松発 東海道本線 熱海行きに乗り換えたところ…座っているメンツと位置関係までもが、何故かさっきの電車と大して変わっていなではないか…(笑)

俺自身はこの電車でも座れはしたが、3両→6両への乗り換えだったので車両によっては余裕があったのかもしれないが、一部座れなかった方は結局終点の熱海まで立っていたのを目撃した。こりゃ青春18切符のシーズンにローカル線に乗る時はキャンプ用の折りたたみ椅子を持って歩いた方がいいかも知れないなぁ…3本足に布だけの椅子なら小さくなるしね。

本来なら富士山が見える辺りではすっかり日が落ちてしまっていた事もあり、さすがに所々寝てしまってなんにも覚えていない区間が続発するが、かつて東海道線沿線住民だった頃に寝過ごして夜中に何度も来たことのあるエリアだったりするのでそんなに悔いはない。

真っ暗で窓からなんにも見えないあたり、あの頃とそっくりだよ…(爆)

さすがにお疲れモードになりつつ、19:02に熱海へ到着。いやぁ…これでようやく静岡県を突破できるよ!バイクで東名を走る時にもいつも感じるが、静岡県は「静県」と「岡県」に分割して欲しいなぁ…気分的に大分違うと思うよ。

そしてさすがに疲れたので、熱海→東京間はリッチにグリーン車へ。豊橋で買った「大あんまき」を食べたんだが、予想以上のボリューム感だった。あんこは黒あん・白あんどちらも味的にはアッサリしてまして、甘さで食べ飽きる事はありませんでした。それにしても2本も食べたから晩飯だなこりゃ。今までの出来事をポメラで入力したりしていたら、21:00ちょうどに東京駅着。はぁ…この時間で東京駅かぁ…これからあと150キロ(3時間近く)を普通電車で帰らねばならない。好きでやっているとは言え、一種の修行だなこりゃ。

東京駅からは山手線に乗り(何とここでも座れた)、21:18の上野発 常磐線 高萩方面への各駅停車としては最終電車となる高萩行きの座席に座ってようやく一安心。この電車が遅れたところで、家に着くのが遅くなるだけだからなぁ(喜)

ちょうど2時間30分間さらに電車に乗りまして、最寄り駅の大甕駅に23:48に無事着いたのでありました!

いやぁ長かった!それにしても地図を眺めれば眺める程、行ってみたい路線がどんどん出てくるなぁ(喜)

下は今回一緒に色々巡った切符。この切符に限らず色んな方にお世話になりました。有難うございました。

しっかしまぁ、今シーズン(2010冬ですが…)の「会津若松」珍道中は面白い体験だったなぁ。結果論ではあるが良い旅をさせてもらった気がするよ(笑)もちろん最後の長野も文句なしです。

2010-2011(冬) 青春18きっぷ

そしてこちらが今回のGPSログ。夜行を使わずに乗りまくりの2日目はやっぱり結構激しいなぁ(笑)

2011_01_09_10_ルート

そんなこんなで来週からは「バイク乗り」に戻ります…電車みたいに暖房が欲しいヨ…(笑)