【台東区】 つし馬 「冷やし煮干しそば」

   

飲みの〆は久々の「つし馬」。限定三十杯の「バリ煮干しそば」にしようか「中華そば」にしようかちと考えていたら、夏限定で「冷やし煮干しそば」なる面白そうな一杯があるのでこちらの食券をポチッとな。

変わらぬ店内のカウンター席で待つ事5分も掛からずに注文の一杯が到着です。見た目は普通の中華そばとそんなに違いを感じないですな。それではスープから頂きま~す!

お~っ!煮干しなのにこのスッキリ感は暑い夏に合いそうだっ!(旨)

普通の温かい中華そばだとスープ表面から沸き上がってくるような煮干しの香りが抑えられている為、口に入ってはじめてその味が広がるという独特な味わいになってます。麺は冷えたスープの中を泳いでいる事もあって、冷麺とまではいいませんが程良く締まっている印象。冷やすと固くなってしまうと聞いた事のあるチャーシューは普通に食べやすかったのが意外でした。メンマと刻みネギは何の違和感もなく冷たいこの一杯に合ってます。

ただ、食べ進めていくにつれ感じたのは、何だか勿体ないなぁ…という正直な感想。本来味わえる香りが抑えられているのが勿体ない気がするんだよなぁ。もの凄く暑い真っ昼間に「が~っ」と食べれば満足なまま最後まで行けると思うけど、今日は涼しかったってのもあるのかも。

そんな訳で、このお店の旨さを堪能するなら少々暑くっても「冷やし」じゃ無い方を個人的にはお薦めです。つけ麺もあったりするんですがそちらはどうなんだろう?浅草には良く来るので次はつけ麺を食べてみよう。

そうそう、前回伺った時に感じた「日本観光の玄関口浅草」にあるラーメン屋として、相当いい線いっているんでは?という事を今回も感じました。メニューは全て写真&簡単な英語の解説付き。限定三十杯の「バリ煮干しそば」のポスターにまで英語の解説が(笑)

ご馳走様でしたっ!また来ま~すっ!

【水戸市エクセルみなみ】 つけめんTETSU 壱の木戸 「特製つけめん」

   

起きてから何も食べていない状態で水戸駅までやって来たので、当然の事ながらエクセルみなみの「らー麺街道」へ。まだ食べていないのは「なんつっ亭」と「つけめんTETSU」なんだが、エスカレーターを降りてすぐの場所にある「つけめんTETSU」に毎回出来ていた行列がまったく出来ていなかったので伺う事に。

品川駅近くの同店で食べた時は何食べたっけなぁ…?等と思いつつ、結局思い出せないので「特製つけめん」をポチッとな。

お昼時を完全に外しているとはいえ、店内は2割程の客入りです。みんなビックカメラに行っちゃってるのかな?麺茹でに結構時間が掛かりまして、8分程で注文の一杯が到着です。具は別皿で先にやって来ます。それでは麺をつけ汁につけまして…頂きま~す!

ふむふむ、安心して頂ける味ですな。麺はやや太麺のストレートで、腰があるというよりはちょっと固めと言った印象。でも間違い無く旨い麺だと思います。つけ汁は豚骨魚介だと思いますが、そんなに魚介は強くないので魚系が苦手な方でも行けるかな?ただ、個人的にはつけ麺全般に感じる、つけ汁の塩辛さを感じてしまったのがちょっと残念かな。最初からもう少し薄味でも、麺の水気を切ってあるんだから薄まったりしないと思うんだけどなぁ。

別皿のお皿には特製用?の具材が載っています。黄身がトロットロの味玉に大きくて厚いチャーシューが2枚に、メンマに刻みネギといった所かな。つけ汁の中には刻みネギとメンマが入ってます。チャーシューの脂身が少ししつこかったりはしましたが、それ以外は好みの味ですな。それにしても、つけ汁がぬるいのは焼き石入れるのがデフォルトって事だからなのかな?気温が暑かった事もあって、ぬるいまんまで全部頂いてしまいましたが(笑)今度は焼き石を貰ってみようかな。

それにしても3店舗巡って思ったのは、水戸に出店してくれて嬉しいお店ばかりという事だなぁ。ちょっとお値段が張る(感覚的に「東京ラーメンストリート」と同じ価格帯)のが玉に瑕ではあるが、わざわざそれぞれのお店に食べに出掛ける事を考えれば安いもんだ。今回は特に「特製」頼んだからそういう印象が強いのかもしれないな。

有名店&実力店という事でこんなブログの記事なんて商売上関係ないだろうと、ちょっと色々書いてしまいましたが(汗)水戸に出店して頂いて素直に嬉しいです。土浦・つくば等県南方面には駅からアクセス出来る場所にお店がある程度はありますが、水戸から北へ行くと途端に自動車等でのアクセスが必須になる立地のお店ばかりになります。

そして自分自身がそうでしたが、かつて長い事「ラーメンなんて…」と正直言って思ってました。しかしながら旨いといわれるお店で食べてみた事でラーメン屋への印象が変わり、ツーリング先でラーメンを食べたり、今やわざわざ食べに出掛けるまでになってます。水戸近郊に住む方全員がラーメン好きになる必要なんてありませんが、一番難しい最初のきっかけ作りのお店になれるポテンシャルを持ったお店の出店、心底大歓迎です。

ご馳走様でしたっ!もちろんまた伺います!

【喜多方市】 坂内食堂 「肉そば」

    

GWの時は行列が出来上がっていて食べられなかった坂内食堂へ。ちょうど朝8時頃に着きまして、待ち0…と言うか店内の客入りが3割程。朝はさすがに長い行列が出来たりはしないが、やっぱりお客さんが少なめな印象は否めないなぁ。

今年最初の坂内食堂なので、心の命ずるがままに「肉そば」を注文です。今日、晴れは無理だとしても曇りぐらいで過ごせればいいなぁ…などと考えていたら注文の一杯が到着!いやぁ…会津は雪深いから、かれこれ八ヶ月ぶり位になるのかな?それでは毎度の事ながら、スープから頂きま~す!

いやぁ…何というか…「帰ってきたっ!」ってな気分だよ。旨いっ!

喜多方ラーメンを全部食べた訳じゃぁもちろん無いが、ここまで透明感のあるスープを出すお店は実は少数派。見た目通りのアッサリ具合ですが、敷き詰められたチャーシューをかじると…やはりちょっと強すぎる塩辛さを感じてしまうんだよなぁ。まぁこれは、この前の健康診断で色々言われた事が効いてるだけなのかもしれないんだが…(汗)

そして、麺はもちろんやや細めで縮れが強めの縮れ麺。博多ラーメン系の「小麦粉感命!」な方には邪道だろうが、個人的にはこのツルツルな食感がやっぱり好きだなぁ。

ドンブリ表面を覆い隠していたチャーシューと、実はその下に埋まっているメンマに刻みネギを頂きながら、スープ共々完食です!う~ん…やっぱり安心して食べられる旨さだ。このラーメンなら朝っぱらから食べるのに何の抵抗も無い。

制度が途中で変わらなければですが…とりあえず向こう一年間は東北へ高速代無料で行けるという麻薬の様な罹災証明書を手にしてしまったので、今後喜多方へ伺う機会が猛烈に増えそうな予感があります。もちろん毎回「坂内食堂」という訳にはいきませんが、「ネギチャーシュー」や「冷やし肉そば」とかも頂いてみたいと思います。

次回伺うのは…梅雨明けですかね。天気さえ良ければアホなバイク野郎が大量にやって来ますのでもう少々お時間を。ご馳走様でしたっ!