2011東北ツーリング最終日(後半) ~鶴ヶ城→大内宿→塔のへつり→日立~

「鶴ヶ城」を見物した後は、 県道131号を南下して大内宿へ。しっかしまぁ今回のツーリング、震災がもちろん影響しているんだろうが、初日の喜多方市内と昨日の白石のスーパー付近以外では渋滞らしい渋滞は無しとすこぶる順調。
もちろんこの大内宿への程良い山道もガラガラでして、気分良~く走っていくと…大内宿へ到着です。道は空いている割に大内宿の駐車場は結構埋まってますな。ちなみにバイクは歩道に駐めてくれと言われますので、歩道の隅っこに停めましょう。

大内宿はかつての宿場町の町並みを復元した場所でして、小さな水路のある道の両側に茅葺き屋根の古民家が並びます。

とにかくノスタルジックな雰囲気溢れる場所でして、ただ水路でラムネを冷やしているだけなのに何故か絵になる不思議な場所です。夏場だと、この水で冷やしたキュウリが何と言ってもオススメ。ただのキュウリなんだけど抜群に旨いです。

    

今回は手始め?に玉コンニャクと、普通のお米をお餅のように棒につけて(きりたんぽと似てます)会津地方特産の「じゅうねん味噌」を塗って香ばしく焼き上げた「しんごろう」というお餅もどきを、お茶と一緒に頂きました。じゅうねん味噌っていうのは「エゴマ」を混ぜあわせた味噌でして結構甘みが強く、どことなくお菓子を食べているような気分になりましたな。

お土産物屋を見物したりしながら、お次は大内宿名物の「ネギそば」を頂きます。確か有名な店があったような気がするんだが、名前をさっぱり覚えていないので細かい事は気にせずに「よろずや」へ。

    

御覧の通り、ネギを箸代わりにして蕎麦を食べるのが売りなんですが、すがきやの「ラーメンスプーン」を越えた無理さがありますね(笑)箸と言うよりは薬味としてボリボリかじりながら食べました。蕎麦自体十分美味しいので、旅先の話のネタとして皆様も是非一度お試しあれ。

大内宿の一番奥には全体を見渡せるちょうどいい高台がありますので、腹ごなしがてら登りまして…天気の良さに感謝しながら一枚パチリ。

    

最後は大人気だった山形屋で手焼き煎餅を。ハート型のおしゃれな形をしてますが、一人で食べるにはちとでかすぎるので、二人で食べた方が良さそうだ。あ…だからハート型なのかな?いきなり半分に割ってしまうのはどうかと思うけど(笑)

大内宿の後は、今回の東北ツーリング最後の立ち寄り処となった「塔のへつり」へ。大内宿からさらに南下すること15キロ程と言ったところでしょうか。

見学用の道がかなり広範囲に伸びているんですが、立ち入り禁止で吊り橋の周辺しか見学できないのがちと残念なところ。とは言え、色んな場所に色んな奇岩がありまして、対岸のお店の展望台からでも良く見えますので、近くに来た時には是非一度お立ち寄りを。

この後は日立に向けてひたすら突っ走ります。ガラガラの国道289号、国道118号を駆け抜けて…日立の我が家へたどり着いたのは19時過ぎ。

え~っと、出発する時は176242キロなので…2912キロってなところですか。ほとんど高速使わなかったからこんなもんかな。ま、青森の山奥で動かなくなったりしなくて良かったよ。お疲れさん、ボロバイクちゃん。

2011東北ツーリング最終日(前半) ~七ヶ宿→磐梯有料道路3本セット→鶴ヶ城~

「道の駅 七ヶ宿」で迎えた今回の東北ツーリング最後の朝。いやぁ…今日も天気いいんではないですかっ?!

毎度の事ながら目覚めのコーヒーなんぞを飲んだ後にテントをバラしていたら、駐車場にやって来た車から荒井由実(ユーミン)の「朝陽の中で微笑んで」が漏れ聞こえてきた。もうすぐサビという所でエンジンと共に音も止まってしまってちょっぴり残念に思っていたら、その車から降りてきた方に声を掛けられた。

「今日はこれからどちらまで?」「福島を廻って水戸に帰る予定です。」「そうですか。私は福島の中通りなんですが…こんな事になってしまって…。じゃぁ、お気を付けて!」「はい、有難うございます。お気を付けて!」

車のエンジンと一緒にサビの部分から再開しまして…やがて行ってしまいました。ま、いい歌知ってるんだから大丈夫ですよきっと。ただまぁ出来たら、「おじさん」では無く女性の方と「宇宙の片隅で」出会いたかったりはしたけれどもね(笑)

さて、最終日の今日をどう過ごすかだが…天気がいいので、まずは「磐梯吾妻スカイライン・磐梯吾妻レークライン・磐梯山ゴールドライン」を走っちゃうのが気分的に最高だろう。普段は北上する形でこの3本の有料道路を抜けて行くんだが、今回は相当久しぶりに南下する形でこの3本を駆け抜ける事になりそうだ。

まずは国道113号で白石まで出た後は、国道4号で福島市街へ。ここで探し物の最後の一つを無事見つけまして、福島駅前からは「磐梯吾妻スカイライン」目掛けてまっしぐら。もう少し遅い時間だったら「ずんだシェイク」が飲みたかったんだが…ま、また今度という事で。

少し走って市街地を抜けると、この後はひたすらバイクツーリングにピッタリな空間が広がります。こちらは磐梯吾妻スカイラインの「天狗の庭」。少々曇り気味ですが気分は晴れてます(笑)

普段なら最後にやってくる感覚のある浄土平レストハウスで朝飯がてら休憩を。

     

左から「玉こんにゃく」に「きのこ汁」に「よもぎだんご」。個人的な好みとしては、この焼いた「よもぎだんご」が大好きで、来る度に食べてる気がします。本当はもっと焦げてる位が丁度いいんだよね。あ…いつもは夕方に来るから焦げてんのかな?(笑)

朝飯?を食べ終えた後は、磐梯吾妻スカイラインの続きを存分に楽しみまして、お次は「磐梯吾妻レークライン」へ。

この道はとにかく「のんびり景色を眺めながら」走るのがお薦めです。レークラインと言う名前の割に、あんまり湖畔を走らない道なのはご愛敬。

小野川湖・桧原湖を駆け抜けた後(実はこのエリアこそが、一般的な観光スポットです。お洒落なお店も沢山ありますので、皆様是非お越しを!)、バイク乗り的には程良いクネクネ具合の「磐梯山ゴールドライン」へGo!。

一応記念写真を撮ったのはいいとして、磐梯山がほとんど入っていないのは「走る事に夢中」だったからですかねぇ?…(笑)

こんな感じに磐梯山周辺を楽しんで…辿り着いた先は会津若松。去年のクリスマスの「郡山駅~会津若松駅 代替輸送バスの旅」以来、もの凄く親近感を感じている場所です(笑)

会津若松市内の「鶴ヶ城」をまだ見学した事が無かったので、見学して行きますか。

いやぁ…これは端整なお城ですね。威圧感では無く優しさを感じるお城です。のんびりと鶴ヶ城公園を歩いていると…個人的にやたらと気になる碑を発見。

見ての通り「荒城の月碑」な訳だが、大分県竹田市で生まれた俺としては、竹田の岡城址をモチーフに瀧廉太郎が「荒城の月」を作曲したという事がちょっとした心の中での自慢だったんだが、作詞という意味ではここ「鶴ヶ城」と「青葉城(仙台城)」が題材だったのか。

青葉城は行っても大丈夫なんであれば、近いうちに行ってみようかな。。。

    

この後は「広岡きんつば」なる大判焼きを頂いたりしつつ更に南下。福島の原風景、「大内宿」へ向かいます。

2011東北ツーリング六日目 ~花巻→錦秋湖→まんが美術館→山形→七ヶ宿~

「道の駅 とうわ」で迎えた朝は、昨日に引き続きとっても穏やか。ここから花巻市街方面へ2~3キロ行ったところに「宮沢賢治記念館」をはじめ色々な施設があることは分かったんだが、今回は時間の関係もあり断念。ま、また来りゃいいだけの事でして。

岩手の探し物は昨日のうちに見つけてあるんで、今日は宮城か山形方面に向かう訳なんだがどうすっかなぁ…まっすぐ国道4号を南下すればもちろん宮城県入り出来るのは確かなんだが…。
それだとあまりに安直すぎるので、ちょっくら山形側から山を越えて宮城入りして、二日目に通行止めになっていた蔵王エコーライン経由で山形方面に抜けっかな?

国道456号というちょうどいい道で南下した後、国道107号で西へ向かいます。

途中「錦秋湖」というダム湖に沿って走るんだが、風が吹いていないこともあってエメラルドグリーンの湖面への映り込みがとても美しい。

更に西へ進みますと、岩手県西和賀町で北海道ばりの「直線道路」に遭遇。「この写真、北海道で撮ったんだよ!」などと大ボラこいてもバレないかもね(笑)

このままさらに西に走りまして、焼きそばで有名な「横手市」へ。昔「秋田ふるさと村」にやって来た時は、やたらと暑かった記憶があるから来たのは夏だったっけかな?

この後は県境へ向けて走ることになるので、トイレに寄っておこうと案内板が目にとまった「まんが美術館」なる場所へやって来たんだが…トイレを借りるだけにしてはずいぶんと立派な建物へやって来てしまったなぁ…

当初の目論見通りトイレを借りた後は、開催されていた「矢口高雄画業40周年特別原画展(4月23日~5月29日)」を見学。釣りキチ三平の作者はここの出身なのかぁ。あの漫画に描かれている豊かな自然はこの地そのものって事なんだろうな。それから「サイボーグ009」だらけの街「石巻」の被害状況にもふれられていた。
石巻にも石ノ森章太郎の作品が展示されている「石ノ森萬画館」があるんだが、相当な被害を受けてしまっているようだ。

ちと話は変わるんだが、今となってはどういう経緯で作る事になったのか良く覚えていないんだが、テントも何も持たないツーリング?の時に仮眠所代わりに利用している「快活クラブ」の会員証を作ったのが石巻店で、「快活クラブ石巻店は閉店することになりました」というメールが来た時にはやはり切なかった。

原画は「釣りキチ三平」に限らず沢山展示されてました。個人的には入場口にも使われていたこの一枚が一番印象に残ったなぁ。

思いもよらず漫画の原画鑑賞をしたあとは、国道342号で宮城県との県境を目指します。標高が上がってくると…

こうなります。少々寒いが天気がいいので気分は最高。

この後もグリグリ山道を登っていって、再び現れた岩手県の標識の下で記念写真を撮って更に進もうとすると…

見事に通行止めでした…ガ~~ン。。。

南側を走る国道398号へつながる県道282は全く除雪されてないので、今来た道を50キロ戻る事が確定です…(涙)

ただ、天気は良いので戻り道でも気分的は絶好調。

この後、湯沢市から国道398号で山越えに向かうも、電光掲示板では「夜間通行止め」、道路情報の標識には「冬期通行止め」と異なる情報が。ちょっと考えたが、ここも上まで行って通行止めだったりするとさすがに時間的にまずいので、安全策を取って国道13号を南下して山形へ行ってしまうことに。

12時過ぎに「小野小町のふるさと」という触れ込みの「道の駅 おがち」へ到着。

    

「皆喜多亭」というお店の出店で「横手やきそば」を、お菓子の泉栄堂の出店では「若がえりまんじゅう」を購入。横手やきそばは麺の腰も特徴的だが、やっぱりとろっとした玉子が味の決め手と言うことを再認識。「若がえりまんじゅう」は、単に名前の響きだけで買ったのではあるが、実際に口にしてみると、薄皮というか饅頭全体が絶妙なしっとり具合。甘さ控えめなあんこが入っていて、今まで食べたことの無かった食感の饅頭でした。これは、きっかけさえあれば大ブレイクの予感がするなぁ。ご馳走様でした。

この後も国道13号を南下して山形県入り。特に渋滞することもなく順調に進みまして…新庄市・尾花沢市を通って村山市の「道の駅 むらやま」で小休止。

結構大きな道の駅のフードコートへ行ってみると「板そば」なる一品が。一風変わった見た目なので食べてみることに。注文してしばらく待ちますと、「板そば」が出来上がりました。確かに木箱に盛られてますな。もう少し蕎麦が多いと嬉しい気もするが、感想は食べてからにすべきですかね。それではつゆの準備をしましてと…頂きま~す!

んんっ!こりゃ無茶苦茶腰が強い蕎麦ですな。

茹で方が足りない訳ではもちろん無いんですが、もぐもぐ噛まないと食べ進められないくらい腰が強いです。そんな訳で蕎麦自体の量はそんなに多くはありませんが、十分食べた気分になれる蕎麦でした。ご馳走様でした。

「板そば」で満足したので出発しようと思ったんですが、「山形牛の牛すじ煮込み」なるものを見掛けてしまい、食べずにはいられませんで…(笑)牛すじ自体の旨さはもちろん、大根やらゴボウやらが具だくさんでして、飲み屋の煮込みもこれくらいたっぷりにして欲しいなぁと思ったり。飲み屋の煮込みって何故か少ないんだよね。

おやつにしては結構がっつり食べてしまった「道の駅 むらやま」を後にして、お隣の天童市に一風変わった建物が。こちら天童市は将棋の駒の生産が盛んだそうです。ちと今回はあんまり余裕がないので、次回是非ゆっくり見物してみたいと思います。

さらに南に走りまして、川を越えるとついに山形市入り。国道からちと逸れまして、駅前まで行ってみたんだが…探している例の物が無いなぁ…実はここ、山形にあるかどうかが一番気になってたんだが…無いのかなぁ。。。ん?いいのがあるじゃん!これでOKだよ。

よっしゃ、後は宮城に向かえばいいなと国道286号を東に向けて走り出したはいいんだが、途中の標識情報によるとこの道も県境付近は冬期通行止めのままらしい。東北の山道が開通するのはもう少し先なのね。

いっそのこと高速道路で抜けちまおうかとも思ったりしたんだが、まぁのんびり行っても何とかなるだろうと国道13号で南陽市まで南下して、その後国道113号で七ヶ宿を通って白石へ。ちょうどツーリング二日目に走った場所だぁね。

白石に辿り着いた後は国道4号をちょっと北上して大河原町で探し物を無事見つけまして、スーパーで晩飯の材料や酒を買って「道の駅 七ヶ宿」へ。

今日スーパーで普通に買ってきたお酒は「蔵王」「浦霞」「蔵の華」。それぞれ「蔵王酒造」「浦霞」「ほまれ酒造」のお酒です。

まぁ今回のツーリング最後の夜となりますが、キャンプシーズンの入り口ですのでしんみりせずに行きましょう。では宮城に乾杯。