最近多い、色んな「嘘」について考えてみる

最近「ダマされた…」と思っている方は結構多いんじゃないのかな?

大きな話だと、東京電力の発表してきたデータが後出しだったり間違ってたりってな事。色々混乱してたってのは考慮するにしても、嘘つきだと言われても仕方が無い面はあるだろう。

それから現役の総理大臣に対して昔の総理大臣が「ペテン師」だと言った件。これについてはなんだか二人とも嘘つきっぽく見えるなぁ。

「高速道路を無料化します!」土日高速1000円はもうすぐ終わりだねぇ。非常に分かりやすい嘘だと言えるんじゃないのかな。

時折ネタに困ると、一面トップで宇宙人を発見してしまう東スポ。これは笑える嘘だよね。宇宙人は永田町にもいるらしいけどさ(笑)

今週末の天気予報。雨の週末のはずが真逆の行楽日和に。予想をする人達は、残念ながら嘘をつく事があるよなぁ。

知りもしない事を、さも知っているように語り、知っている事をさも知らないように隠す。これも嘘と言えば嘘だぁね。

風評被害。これはある意味、人間の持っている想像力が生み出す嘘と呼べるかな。

ただ…落ち着いて考えてみると…詐欺を職業としていない人ならば他人を騙そうと思って嘘をつく事なんて、実はあんまりないんじゃないのかなぁ。端から見ると嘘に見えるってだけの話で。当人にしてみればいたって真面目にやってるけれど、守れなかった約束が結局嘘になる。

「帰ってくるよ」と言って家を出て、帰って来られなかった人は果たして嘘つきなのだろうか。

「嘘であって欲しい」と願う人にとって、嘘とはたった一つの希望でもある。

最近、門外漢の業界の話に触れる機会が増え「なるほどなぁ」と関心している事と、明日は年に一度の健康診断の日で、血を抜かれたりなんかして最悪な一日になりそうな事。これは嘘じゃぁなくってホントの話。

賀曽利氏は2012年のツーリングマップル東北の取材中

1個前の恥ずかしい記事を後にやりたいのが、この記事を書き始めた動機なのは確かなんだがね…

最近ちょっと疲れ気味なのかもしれないな。無理して言わなくてもいい事を言おうとしたり、無理して聞かなくてもいい事を聞こうとしているような気がする。

そして本題の「ツーリングマップル東北」。取材中の賀曽利氏も相当辛そうな気がするが、地図そのものの定義を決めている国土地理院の方々にも辛い判断をしなければならない時が来るんだろうな。

海に面した日本という国の地図に、真っ先に引かれるべきは海岸線。その海岸線の姿自体が変わってしまっている。どこまでが大地で、どこまでが海なのかを、誰かがどこかの時刻で定義しなければならない。

家と家族と想い出を流されてしまった方々に、地図の上からも消えましたと暗に言わなければならない日が恐らく近い将来やって来てくる。それが現実なのは確かだなんだろうが…想像することすらはばかられる悲しい現実。そして今日で3ヶ月。

酔っ払う前に…「茨城県日立市大みか町」を御紹介

私が今住んでいる環境を軽く御紹介しておきます。

今住んでいるアパートのすぐそばには日立製作所の「大甕工場」。各種プラント向けの製造装置を作っています。

すぐ近くの海沿いには完成した自動車を海外へ輸出する母港、「日立港」があります。今日は自動車輸出用の超大型タンカーが接岸していたので、日産&ベンツの物流網が復活したのかもしれません。

アパートから3キロ程南へ行った所は、日本の原子力開発の故郷とも言うべきエリア「東海村」になります。1999年のJCOの臨界事故では半径200メートル位の皆様に被爆を伴う御迷惑をお掛け致しました。今回の震災では「東海第二原子力発電所」も外部電源喪失を数時間経験したらしいですが、復旧したので幸い水素爆発はしませんでした。ただそれだけです。

うちのアパートから原発までは5キロ程。あなたの家からは…どれ位?