見た方も多いと思いますが…「皆既月食」見ました

仕事から帰ってきて、皆既月食を見ました。冒頭はパラパラ漫画的な物。FLASH版なのでなので環境によっては見えない方もいらっしゃるかもしれません。ま、出来については期待しないでくださいませ(汗)

「月食1」 (G1 TAMRON SP 500mm F/8 ISO3200 1/800秒)撮影はG1とタムロンのMF時代の500mm f8レフレックスの組み合わせで撮りました。3ウェイ雲台だと操作ハンドルが三脚本体に当たってしまってどうにもならなかったので、ツーリング用の三脚&小型の自由雲台の組み合わせで撮ってます。露出はレンズがレンズなのでマニュアルモードで、月が光を浴びている間はISO3200の1/800、皆既月食中(赤い月)はISO3200の1/4です。

かけ始めの頃はうっすらと雲が掛かっていましたが、徐々に雲が切れて晴天に。解説する程の出来では無いので写真をずらっと並べてしまいます(汗)

「月食2」 (G1 TAMRON SP 500mm F/8 ISO3200 1/800秒)「月食3」 (G1 TAMRON SP 500mm F/8 ISO3200 1/800秒)

「月食4」 (G1 TAMRON SP 500mm F/8 ISO3200 1/800秒)

「月食5」 (G1 TAMRON SP 500mm F/8 ISO3200 1/800秒)

「月食6」 (G1 TAMRON SP 500mm F/8 ISO3200 1/800秒)

「月食7」 (G1 TAMRON SP 500mm F/8 ISO3200 1/4秒)

「月食8」 (G1 TAMRON SP 500mm F/8 ISO3200 1/4秒)

「月食9」 (G1 TAMRON SP 500mm F/8 ISO3200 1/800秒)

「月食10」 (G1 TAMRON SP 500mm F/8 ISO3200 1/800秒)

「月食11」 (G1 TAMRON SP 500mm F/8 ISO3200 1/800秒)

「月食12」 (G1 TAMRON SP 500mm F/8 ISO3200 1/800秒)

バッテリー切れ&寒さのため、月食終了よりも早めの撤収となっております(笑)

MTM07&東京文化会館グッズなど

「Make:マグカップ・トロンボーンの歴史麻袋・トロンボーンしおり」

今回のMTM07巡り&上野散歩で買った物など。

マグカップはお馴染みMake:マグカップ。自宅での電子関連の読書や電子工作中にコーヒーでも飲んでみたくなる一品。

左下の藍染めは、MTM07の会場に出店されていた「かわうそ兄弟商會」さんの新書用ブックカバー。ご覧のように何やら数式が染め抜かれていますが、こちらは数学界の中でもっとも偉大で美しいと呼ばれることもある「オイラーの公式」で「θ = π」が成り立っている場合の「オイラーの等式」です。

オイラーの公式は、電気・電子回路の世界でも、交流での解析等の基礎となっている重要な公式でして、実際の生活の中でも実は使われてます。

試しにブックカバーに挟んでみている本は、ブルーバックスの「ゲーデル・不完全性定理」。「数学という学問自身が内包する完全な世界故」の矛盾や限界について書かれている本なはず。イマイチ自信が無いのは…まだ序章しか読んでいないから(汗)

実はこの本を読むきっかけというのが個人的には面白くって、会社の忘年会で見られないTV映画「天空の城ラピュタ」の「バルス」という滅びの言葉を、シータがパズーにどうやって伝えたのかを考えると、ゲーデルの不完全性定理に辿り着く!というHPを見たからだったりします。

…確かにどうやって伝えたんだろう…筆談ならOKなのか?それが駄目だとすると…おばあちゃんから滅びの言葉を受け継ぐ時にも問題が生じるはず…

…ま、理系人間はこんな感じに毎日楽しく生きてますと言うことで…(汗)

 下にある麻袋&右上のしおりは上野にある東京文化会館のグッズ売り場にて。自分のやっていたトロンボーンという楽器は物凄く単純な仕組みでして、長さを長くすると低い音が出て、短くすると高い音が出るという当たり前っぽく感じる仕組みを楽器にしたもの。その長さを右手の伸ばし方で変えるというアナログ極まりない楽器です。

クラシック界ではイマイチ地味な存在(交響曲に登場してきたのがベートーベンの運命以降)だったりするので、思わず買ってしまいました(笑)

学生時代のオーケストラの指揮者がここ「東京文化会館」を拠点に活動する「東京都交響楽団」出身だったこともあり、本番のトラ(応援の演奏者)の方の楽器、ハープやらコントラファゴットやらを受け取りに伺った事が何度もあるので、実は結構身近に感じているホールだったりしてます。

50周年、おめでとうございます!

「Make: Tokyo Meeting 07」に行ってきた(後編 「ジャンル問わず系」)

「MTM07 タチコマ型ロボット?」MTM07は作る事、作った物で楽しむ事がテーマだったりするので、電子工作に限らず色々な種類の展示があります。冒頭の写真はどことなくタチコマっぽい、実際に乗って楽しめる乗り物。それにしても去年はさほど見かけなかった気がする家族連れやカップルが多数会場にいらしいてたのが印象的。人出自体もかなり多かったです。

「MTM07 かわうそ兄弟商會 数式やら何やらで染められた藍染各種」こちらは「かわうそ兄弟商會」さん出品の藍染各種。一般的な藍染とちょっと違うのは、各種元素記号やら有名な方程式やらがデザインに使われている事。女将さん曰く「私には、数式って言葉みたいに見えるんですよ。」との事。言われてみれば確かにそうかも知れないなぁ。皆欲しくなる魅力的な品々だったんですが、「数学における最も美しい定理」と呼ばれるオイラーの等式が染め抜かれた新書用のブックカバーを購入。MTM07に限らず、今回Getした品々は別記事にて御紹介予定中。

「MTM07 ペーパークラフト巨大ドム」

こちらは小学生の背丈以上はあろうかという大きさのペーパークラフト製「ドム」。CADでデータを作って制作されたそうでして、もはや紙では自重に耐えられない大きさの為、中にフレームが入ってます。凄いなぁ…と思って眺めていたら、制作者の方に話しかけられまして「最近、アメリカでこれより大きいガンダム作られちゃったんですよ…」との事。う~む。。。

「我々は一つの記録を失った。しかし、これは敗北を意味するのか?否!始まりなのだ! 」

~中略~

「目指せよ!「お台場のガンダム」越えを。ジーク・ジオン!」(爆)

「MTM07 ウダーの演奏」

こちらは「ウダー」という電子楽器を展示&演奏されていたブースにて。フランスの小さなボタン式のアコーディオンを彷彿とさせる構えで演奏されていました。メロディーライン&和音を奏でられる楽器にはやっぱり憧れますな。

欲しい…ウダーと「ウダーを演奏できるあの腕&指」が…(腕&指は非売品)

「MTM07 電子部品がアクセサリー」「MTM07 電子部品が万華鏡の中に」

こちらは電子部品をアクセサリにしているブース。違和感なくヒューズやLEDにコンデンサがアクセサリーになってます。そして同ブースにて覗かせて頂いて驚いたのは「電子部品万華鏡」。1/6w(だと思う…)のアキシャル抵抗やら水晶発振器やらコンデンサが万華鏡の中で踊っているんですが、確かにデザインとして美しい世界が広がっていました。

ちと長居をしてしまったのは…制作者の方が美人だったから…だけではございません…(汗)

 「MTM07 タマゴの殻がエンクロージャーのスピーカー」「MTM07 7気圧空気砲」

「MTM07 手芸のワークショップコーナー」「MTM07 腐食する電池」

 ちと早足になりますが、気に掛かった展示を御紹介。

左上は何と卵の殻をエンクロージャにしてしまったスピーカ-。展示されていた方が休憩中のタイミングだったので実際に聴く事は出来ませんでしたが…はて、どんな音がするんでしょうか?故「長岡鉄男」氏も気になっているに違いありません 。

お隣は7気圧の空気を充填してぶっ放す「空気キャノン砲」。発射の際にはもの凄い音が周囲に響き渡ります。いったい何に使うのか…?と言う野暮な質問はこのイベントでは御法度です(笑)

左下の写真は手芸関係のワークショップ会場。昨年よりも大きなスペースが用意されていたりして、こういう積み重ねが今年の幅広い層のお客さんが来場している理由の一つっぽいですね。

右下は「腐敗する電池」。いわゆる「ボルタの電池」を使ってちょっとした美術寄りのメッセージ性の強い展示だった訳なんですが…科学的な反応を使ったエネルギーの使い方ってのは、奥底に実は「使い捨て」的な本質的意味があるのかも知れない…などと感じてしまいました。美術系のアプローチの方の展示にも「はっ」とさせられる事が多かったです。

こんな具合に会場を廻りまして、夕暮れ迫る会場でMTMマグカップを買ってみたりしたりなんかしてMTM07会場を後にしました。

いやぁ…ホントに来て良かったよ!皆さん色々と刺激をありがとうございますっ!