【横浜市】 家系総本山 吉村家 「ラーメン+キャベツ+崩れ玉子(白玉)」

中華街の旧正月を堪能した後はいい塩梅に中途半端な時間なので空いているだろうと、昨日食べ損なった吉村家へ。少々待っただけですぐ店内へ入れまして、基本のラーメン&キャベツにたった「2円」の崩れ玉子を。1年前をこのブログで振り返ってみると…全く同じ注文をしているあたり、進歩がないというか何というか(汗)

呪文のようなやりとりでお客さんの好み(麺固め・味濃いめ・脂少なめとか)を凄まじいスピードでドンブリ上に仕上げていく様子は相変わらず。麺固めの皆さんのドンブリが完成した後、麺普通の俺の一杯が到着です。キャベツの量が減った気がするもののそんな事はお構いなしに、まずはスープから頂きま~す!

う~ん、やっぱり真面目に作ってるお店のラーメンは旨いっ!(喜)

前回は結構淡泊な印象を受けたスープだが、今回は濃さ・塩気共々ちょうどいい印象でして、おまけに程良くクリーミー。この店の凄さがここにきてようやく分かってきたような気分になってきている「違いのわからない男」なのであります(笑)

麺は中太のほぼストレート麺でそんなに特徴的では無い印象だが「食べたぁ~」ってな気分になるのは、やや弾力があって知らず知らずに何度も噛んでるからなのかもしれないなぁ。具は上から香ばしいチャーシューにホウレン草、トッピングのキャベツにノリが3枚と白玉と呼ばれているらしい崩れ玉子。ホウレン草・キャベツのどちらもシャキシャキ感が絶妙に残った状態なのが嬉しいかったりするが、やっぱり何と言ってもチャーシューの香ばしさは煮て作ったチャーシューとは完全に別物でホントに旨い。崩れ玉子はほとんど無料サービスみたいな存在だが、複数頼んだり出来るのかな?

きっと板東英二あたりなら、10円分「5個」は喰うと思うぞ(爆)

ま、常識的に考えて駄目なんだろうなぁ(笑)テーブルの上にはニンニクチップやらニンニクペーストやらゴマやら何やら色々と置いてありますが、特に何も追加せずとも美味しく頂ける一杯でした。量的にも十分満足です。

やっぱり来て良かったなぁ。次回はチャーシューメンを頂こうと思います。ご馳走様でしたっ!

【新横浜ラーメン博物館】 支那そばや 「醤油らぁ麺」

笠岡ラーメンを頂いた後は、腹ごなしがてら軽く建物を一周。駄菓子屋コーナーとかも昔と変わらずってな雰囲気ですな。

ラーメンの食べ歩きを始めてから佐野実氏の本を読んだりTV出演を見たり、三島にあるお弟子さんのお店「毎度」へ行ってみたりした事はあるものの、未だ御本人のお店(この店をそう呼んでいいのか良く分からないが…)で食べた事が無かったので、今日の二杯目はこちらで頂く事に。

食券の自販機の前でちと悩むものの、最初はやっぱり基本を頂きたいので「醤油らぁ麺」をポチッとな。ちょうど空いていたカウンター席に座って待つ事数分で注文の一杯がやってきました。ほぉ…これがあの強面「佐野実氏」のラーメンかぁ。それではスープから頂きま~す!

こっ…これは…旨みが濃い~っ!(喜)

うわぁ…。このスープ文句なしに旨いんですが、先に食べた一杯と完全に路線がダブっちまったなぁ(汗)醤油は抑え気味で鶏感?たっぷり。スープ表面の脂は結構多めでして、最初の熱々スープと相まって最後の最後までスープが冷えなかったのも嬉しい限り。麺はやや細めのストレート麺で、腰があると言うよりはしなやかさが際立っている感じです。具はノリに刻みネギ、ばらけて細い?メンマにチャーシュー。チャーシューの食感はトロトロ系で、脂身がとっても甘くて旨いです。

麺にスープが絡むタイプではないのでレンゲでスープを飲み進めつつ…完食です。「中華そば坂本」の一杯同様量的に多い訳では無いのに旨みの濃さ故、もの凄く食べた気分になれる一杯でした。

いやぁ次回は何にするか楽しみになりますね(喜)ご馳走様でしたっ!今度は戸塚の開かずの踏切近くにある本店に伺ってみたいと思います!

【新横浜ラーメン博物館】 岡山・笠岡 中華そば坂本 「中華そば」

今日は横浜の中華街に行くので朝一の特急を予約してはいたものの、朝起きたら風邪をひきそうな体調だったのでちと心配になり昼頃まで寝まして…結局昼過ぎの特急の自由席で上野へ向かう事に。

当初は東京駅で六厘舎TOKYOの朝つけ麺でも食べようかと企んでいた訳ですが…東海道線で横浜へ着いた時には昼の2時を廻っていたのでもしかして「吉村屋」が空いているんではないかと行ってみたところ…座って待つ部分だけでは飽きたらず、大行列まで出来ているではあ~りませんかっ(汗)

多少明るいうちに中華街を散歩したかった事もあり吉村屋は諦めまして…横浜駅で根岸線を待っていたら、横浜線の快速八王子行きがやってきた。そう言えばこれに乗ると新横浜に行けるんだよねぇ…と言う事で、5年ぶり?位に急遽「新横浜ラーメン博物館」へ行く事に。

少々道を間違えたりしつつ辿り着いたラーメン博物館は、昔と変わらぬ「昔の雰囲気」な空間ですな(喜)一杯目は以前から気になっていた「岡山・笠岡 中華そば坂本」へ。

個人的に笠岡と言う場所には縁がありまして、笠岡市のすぐそばの鴨方市の小学校が自分の母校だったりする関係もありカブトガニで有名な笠岡には親近感を持ってます。もちろん自分の小学生時代がグルメな訳は当然無いので、笠岡に独特なラーメンが有るなんて事は全く知りもしませんでしたが。

そんなこんなで一番基本であろう「中華そば」の食券を買ってカウンター席へ。時間的に昼飯時では無いのでどのお店もさほど待ちは出来ていませんで、こちらのお店もさほど待つことなく注文の一杯が到着です。ほぉ…これが笠岡のラーメンですか…結構濃いめな醤油スープってな見た目ですが…それではスープから頂きま~す!

くはぁっ!こいつは濃いぞっ!醤油じゃない部分で(驚)

スープは鶏ガラだけで出来ているそうなんですが、とにかく旨みが濃いです。どこかで食べた一杯もこんな雰囲気だったなぁ…と記憶を辿ると…確か喜多方の「まこと食堂」のスープも色こそ違えど同じような濃さを感じたような。いやぁ…これは旨いですよ。麺は細麺のやや黄色味がかったストレート麺。そんなに急いで食べたつもりは無いですが、最後まで麺が伸びる印象は無かったです。具はシンプルながらも特徴的でして、斜めに切られたネギにメンマ、軟骨的な歯応えを感じる鶏のチャーシュー(細切れ?)です。斜めに切られた細いネギをラーメンで目にする事が普段無い事もあり、とっても目を引くのと、鶏のチャーシューの歯応えはラーメンとしては未体験の食感でした。

量的には普通なんですが、とにかく旨みの濃さがあるので重く感じる&もう一杯行きたい事もありスープは残そうと思ったりもしましたが…結局残す気分になれずに飲み干してしまいました(笑)

いやぁ旨かった!こりゃツーリングで是非現地でも頂きたいですな。ご馳走様でしたっ!次は笠岡で!