善光寺にバイクOKな駐輪場&まともな時間帯に初小布施散策など

一昨日?の上田での夜な夜なブログ書きが効いているのか、それなりの時間に長野でお目覚め。善光寺と言えば…何はともあれ「お朝事には行け!」という話を聞いてからすでにかれこれ20年以上は経っている気がしたりもするが…

…実は未だに行った事が一度も無い…(爆)

何というか…いつでも見られるものはまた来た時に来ればいいと思うからなのか、本当の意味での名物?的なものには異常なまでに喰い付きが悪い俺。

ま、また来ますんでその時に!(既に20年…)

今回は冗談抜きに「井戸ドリブン」な週末だったので、当初の予定?ではテント暮らしだったのだが…何と長野の善光寺近くにバイクを停められる「善光寺第4駐車場」があるという事を知ったので急遽泊まりに変更したってのが正直な所。

宿泊を伴わなければ何とかなる反面、一晩バイクを停めるとなると頭が痛くなる地方都市の数々のリストから長野市街は消えた気がするなぁ…(喜)

善光寺第4駐車場

ちなみに駐輪場の場所はここいら辺。国道からの道路標識を頼りに善光寺を右手に時計回りにグルッと廻ると出会えるはず。実は今までの俺もそうなんだが…善光寺の西側の太めな?県道からグルッと廻ってきて「バイクは停められませんっ!」という駐車場の標識を散々見せられまくっていると…東の隅っこで疲れ果てまして…

「善光寺のバイク駐輪というとこういうイメージ」

 …結局こうなる…(汗)

まぁもしかするとあんまり問題になっていないのかもしれないが…この状態の街にバイク乗り的には何度も行く気にはなれないってのも正直な所でして、まともに停められる場所が出来たってのは嬉しい限り。

「丸なす」と「のざわな」のおやき「柚子みそかき氷」

そろそろ駐輪場の話からは卒業を。朝の善光寺の参道でおやきとかき氷を頂いたり…

善光寺をバックに「花は咲く」を歌う地元の小学生

善光寺「西の門市」入り口善光寺をバックに「花は咲く」を唄う地元の小学生の歌声を聴いたりなんかしながら、ちょうど今回利用した第4駐車場周辺で開かれていた西の門市をブラブラしたりして、長野市街を後にしたのでありました。

【長野県小布施町】 了庵 店構えで、この後は志賀草津道路を抜けて帰る事になるのだが、ようやくまともな時間帯に小布施に通り掛かったので見物開始。俺と小布施の付き合い自体は結構古く…

観光地だという事を全く知らずに道の駅で寝た覚えがあるんだよね…(爆)

【長野県小布施町】 ベルジュ 「アップルパイ&栗のパイ」【小布施町】 ベルジュ 店構え

それはともかくとして残暑と呼ぶにはまだまだ元気すぎる太陽の日差しはこの日も健在でして、市営の駐車場兼駐輪場にバイクを置いた後は目にとまったベルジュという喫茶店にピットイン。お店ご自慢のアップルパイに小布施と言えばやっぱり栗という事で、栗のパイとアイスコーヒーを頂いたのでありました。いやぁどちらも旨かった。また伺います!

程良く小さな街並みには、程良く古風なお店等が並んでいまして、了庵なる陶器のお店へ入ってみたのでありました。店内を拝見した後、湯飲みとお皿を買って帰る事になるんだが、初老の店主の方と何気なく会話をしていたら驚きの展開が…

店主 「どちらからお越しで?」

俺  「茨城県です。」

店主 「茨城県と言えば日立市のある県ですな。私は日立製作所の情報通信事業部出身でして。」

俺  「えっ?もしかして…横浜の戸塚の情報通信事業部ですか?私が社会人として初めて働き始めたのがそちらでして…」

店主&俺 「…え゙~っ!」

世の中狭いと言いますか、あまりにもピンポイントな出会い(もしかしたら再会なのかも…)にビックリしたのでありました。ま、少なくともあの頃我々の携わってきた超高速&長距離光伝送装置の類が、今静かに激動の世界を支えているという事を…

少し位は自慢させてくれ…(笑)

先日水戸芸術館の展覧会で水戸岡鋭治がデザインに携わった事を知った小布施駅へ。確かにあの独特な匂いがするよ。写真はまともに撮れなかったので紹介しないけど…(涙)

【長野県小布施町】 つくし 「天ざるそば」【長野県小布施町】 つくし 店構え

若干ぐったりしながら駅前の蕎麦屋で天ざるを頂いたりなんかして、初めての小布施見物を終えて志賀草津道路を気分良く走って帰る俺なのでありました。

「日本国道最高地点」そして、毎度毎度の群馬県側にある日本国道最高地点の碑の前である事を思い出した。小布施って確か有名な図書館があったんじゃなかったっけか?見た気がしないんだが。

まぁ気にすんな…また行けばいいだけの話ではないか(笑)

2012_08_26_ルート

今日のGPSログはこちら。さすがに前橋からは高速使ってバキューンと帰ったよ。それにしてもホントに秋がやって来るのか心配になる陽気だった。

「野辺山天文台 特別公開 in 2012」に参戦だっ!

「野辺山天文台 特別公開」

実を言うとポンプ設置のワークショップへの参加を決めた当初、今日の予定は何も無かったのである。旅先ではあるが散髪でもすっかなぁ…?なんて思っていたりもしたんだが…数日前に「野辺山天文台の特別公開」が同日行われる事を知った関係で事態が急変!

要するに12時にポンプ設置イベントを後にして、野辺山に行けば良いだけの話ではある。ところで…長野市と野辺山ってのは遠いの?近いの?(地図を眺めて…)

ほぉぉ…余裕だろ、こんな距離(笑)

んな訳で、高速道路と一般道を乗り継いで野辺山天文台へやって来た。天文台ってのは普段から大概公開されてはいる(電波天文台はともかくとして、光学式の天文台は昼間太陽以外を観測出来ないしね…)のだが、もちろん特別公開の日はサービス具合が段違い。それからPLフィルターの効き具合が最高だ。この時期の夏空写真、まずはやっぱPLフィルターありきだね。コントラストが段違いだ。

「長野県野辺山天文台 45m電波望遠鏡」こちらは野辺山天文台が世界に誇る45mミリ波電波望遠鏡。うっひょ~!でかいぜっ!

そしてここだけの話…何だか俺は泣きそうになったよ。遠くを眺めるのは俺も好きだしね。

「45m電波望遠鏡 触る為だけに首を振る」こちらはちょっとフライングして、見学後に振り返った45m電波望遠鏡。明らかに巨大なパラボラアンテナの向きが変わってますな。何故なら…

「45m電波望遠鏡 特別公開なので触れます」何と45m電波望遠鏡を触らせてもらえるので~す!(喜)

もちろん俺も触りましたよ!(笑)

「電波へリオグラフ」「電波へリオグラフ 実機解説」

こちらは「電波へリオグラフ」という、沢山の電波望遠鏡を同一平面に沢山(こちらはちなみに84台)並べる事により、直径500mの電波望遠鏡に相当する解像力を得ている施設。

「アルマ望遠鏡解説」ここ野辺山天文台において、ぱっと見一番地味な存在ではあるんだけれども、チリに建設中のアルマ望遠鏡も同じ手法で高解像度を狙っています。一つ一つの電波望遠鏡の大きさ的にはもちろん比較にならないけれど、今一番熱い電波天文学がこのアプローチなのは確かなんだよね。

「日本の電波望遠鏡1号機」こちらは何と日本の電波望遠鏡1号機。現役時代には三鷹に設置されていて、観測周波数帯は200MHz。色んな意味で隔絶の感があるよな。

「八ヶ岳高原 滝沢牧場 手づくりアイスクリーム」【東部湯の丸SA】 夏休み限定メニュー 「信州地鶏の親子丼」

この後は手作りアイスクリームやら高速のSAで「信州地鶏の親子丼」を頂いたりなんかしまして…

「本日の亀の湯」「日本の納豆チャレンジの図」

毎度毎度の亀の湯でお風呂を頂いて、これまたお馴染みだけれども泊まるのは結構久しぶりな気がする「1166バックパッカーズ」のラウンジでのんびり酒でも飲もうかと思っていたら、何やら俺達は酒を飲みに皆で出掛ける事になっているらしいので流れのまんま飲みに出掛けまして…

オランダから来たオリバーさんに納豆を薦めてみるの図がこちら(笑)

世界に広げよう「ナットウキナーゼの輪!」なんてどうでも良い事を考えたりしながら、夜は更けていったのでありました。

2012_08_25_ルートこちらは今日のGPSログ。何となく無くても良いような気もするが、こういう狭い範囲を行き来するのは結構珍しいので載せておいた方がいいのかも。縮尺がデカイと地名が良く分かるよ(笑)

長野県の「丸十の井戸にポンプを設置しよう」ってなワークショップに参加など

丸十外観

お盆休みを丸々楽しみ…平日のケツの痛い日々を何とか凌いでやって来たこの週末。何となく疲れている気もするが、活用しているのとは程遠いfacebookで「井戸設置」なるイベントの存在を知ったので前日移動でやって来た。ちなみに前日の金曜日には前夜移動で長野県上田市の快活クラブに泊まり?まして…

結局…朝4時頃まで夜な夜なお盆のツーリングのブログ記事を書いていた俺…(アホ)

こんな感じに迎えた長野の朝は清々しい晴天でして、冒頭の井戸設置イベントへの参加の前に「戸倉観世温泉」で朝風呂を頂きま~す。

戸倉観世温泉オブセ牛乳

やって来たのは久々だけど、多分このブログで2回目の登場なんではないかな?朝5時から営業しているのがとにかく嬉しい。風呂上がりの牛乳ももちろん旨いしね。

そんなこんなで朝10時集合のポンプ設置会場へ辿り着きまして…

ペンキを塗るの図簡単な自己紹介の後、最初はポンプの台になる木材のペンキ塗り。髭を生やしたディズニーランド方面からやって来たっぽいおっさん(兄貴)&俺&土木学科の女子大生という最強の布陣ながら…子供達の「私も塗りた~い!」ってな要求にはやはり抗えませんで…ペンキの刷毛を手渡しましてこんな感じの光景に(笑)

分厚い扉の金庫

土台のペンキを塗り終わって乾くのを待っている時間を使って、建屋の見学など。本物の金庫の扉の造りはやっぱり凄いよね。実際、これを間近に見ちゃうと金庫破りに手を染めようなんて思う事は絶対無い気がするよ…(笑)

塩ビの井戸水を吸い上げる管

そしていよいよポンプ設置。こちらが水源まで降ろす長~い塩ビのパイプになります。実際に目にするととっても長いのね。全長7m位だったっけかな?

塩ビの井戸水を吸い上げる管を設置中パイプのしなりを生かして井戸へパイプを入れていきます。なるほどなるほど。こいういう手順なのね。もちろんパイプを接着しながら順次降ろしていく方法も取れそうだが、この手法が一般的っぽい。ちなみに脚立の上に立っているのは標高2000m以上で生活するのが基本な髭面の「兄貴」です。この程度の高さでは何ともありません。

(業務連絡) 兄貴…褒めときましたから…(笑)

塩ビの井戸水を吸い上げる管を設置完了塩ビのパイプは無事に折れる事無く井戸の中へ。ついさっきまで水鉄砲遊びに夢中だった子供達も徐々に集まってきます(笑)

「押し上げ機能つき手押しポンプ」そして今回井戸に設置するポンプは、地元の金物屋さんにデッドストックとして眠っていた「真空式」ポンプ。この形式の井戸ポンプ…今となっては非常に珍しいものらしく、ポンプの設置を取り仕切っていたプロの方でも今回で何と2度目の設置だそうな。

確かにこんな形の手動式のポンプは見た事無いよなぁ。それに最上部には負圧をセンサーに伝えるための取り出し口があるような気がするんだが…違うのかな?

俺のバイクの負圧式キャブにも付いているんで気が付きました…なるほどなるほど。

(注)井戸のポンプを色々調べてみた所「こちら」のサイトが分かりやすいです。

「水出ました!の図」で…ついさっきまで水鉄砲とシャボン玉に夢中だった子供達が井戸にやってきた(笑)まだ井戸水自体は濁っているんだけれども、子供達は皆「冷たい、冷たい!」との嬉しいお言葉だ。

「スイカ割り!の図」最後はもちろん「スイカ割り」で〆!(笑)

正直言ってワークショップと言うと電子系の何かしらにしか参加した事が無い気がするんだが、今回のワークショップでの経験は素敵なものだった。

そんな訳で、皆さん有り難うございましたっ!