しまなみ海道とダムの真下の温泉と ~時が見えるよ…十日目編~

【愛媛県砥部町】 道の駅 砥部にて

道の駅 砥部にてお目覚め。今日も天気になりそうだ。明日は今回のツーリングで唯一日程が決まっているSPring-8(大型放射光施設)の見学に行くつもりなので本州方面へ。まぁここはしまなみ海道で決まりでしょう。軽くテントを干して顔を洗って歯を磨いて…それでは出発!

外装がはまっていない事が判明…と思ったら、USB電源を付けた時に外した右のカバーが外れているのに気が付いた。道中外れたと言うか…はまってなかったよねコレ。。。

誰だよコレ作業した奴っ!(私です…)

ちゃっちゃと直して改めて出発。松山ICから松山道で一気に北上して広島への四国側の玄関口今治へ。

すぐにしまなみ海道に毎回乗ってしまって今治自体に立ち寄った事がまだないのでちとお散歩を。

今治造船所今治はタオルも有名だが造船も盛んだそうでして、海沿いに来てみると確かに大きなクレーンが何台もある造船所が。

今治造船所造船所の中には当然入れないけれども、まわりを歩いてみるとまだ輪切り状態のタンカーが。デカいなやっぱり。

糸山展望台からのしまなみ海道近くの糸山展望台に登ってみたりなんかして、しまなみ海道を眺めたりなど。いい眺めだなここ。それではこの橋の上の一台になりに行きますか。四国よありがとう!世話になったな。そうそう、カツオ人間も達者でな!

【広島県尾道市】 瀬戸田PA 「たこずしとミニうどんセット」【広島県尾道市】 瀬戸田PA 外観

しまなみ海道をかなりのんびりと走りまして(瀬戸大橋もそうだけど、この景色をダーっと走ってしまうのは旅人的にはちともったいない)、瀬戸田PAで「たこずしとミニうどんセット」を。いやホントに高速道路のPAの飯って旨くなったよな。外部のテナントとかが入っているのはちと話が違うと思うけど、食べてガッカリする事がほんとに少なくなった(無いとは言わない)。

しまなみ海道の後は山陽道へ。何度も転校した結果小学校の母校となった六条院小学校のある鴨方の天文台近くで寝ようとも思ったんだが時間的にちと早い。

明日の予定を考えつつ行き先をツーリングマップルを見ながら考えたところ…岡山県の湯原温泉に砂湯ってなちと変わった無料温泉があるらしい。ここにするかな。昨日は風呂に入ってないし。

珍しく遠目の目的地が決定したのでポータブルナビに目的地セット。おぉ…道中案内をしてくれるらしい。

ナビも嬉しそうですっ!(爆)

倉敷JCTから岡山道を北上して米子に乗りかえて湯原ICで下道へ。ポータブルナビの案内具合が調子良かったので「←湯原温泉街入り口」って方に進まずに言われるがまま進む俺。辿り着いたのは…

湯原ダム事務所前。あのね、俺ダムカードはまだ集めてないのよ…(ムッキーっ!)

…とはいいつつもダムの上(ここ何て呼ぶべきなんだろうか?)を端から端まで走ってみたりなんかして湯原温泉街へ。

温泉街の一番奥に砂湯はあるようでして、ゴールデンウイーク前半戦が始まっているので結構広めな温泉街共同無料駐車場はほぼ満車。まぁバイクなので隙間にねじ込んでいざ砂湯へ。

【岡山県真庭市】 湯原温泉 砂湯入り口

砂湯の入り口はこんな感じ。結構風情のある雰囲気が漂いますが…

【岡山県真庭市】 湯原温泉 砂湯砂湯の風呂場はこんな立地(笑)ダム萌えな方々には堪らない湯だろうな(笑)

【岡山県真庭市】 湯原温泉 砂湯 脱衣所

脱衣所は一応男女別れてありますがこんな感じなので、一般的な女性はそれなりの準備をしてから入る事をお薦め致します。恥ずかしがり屋な男?

来んなよ!(マジ)

そんなこんなでぬるめながらもいいお湯を頂いた後は中国道経由で一気に兵庫県入り…と思っていたが、何やら気になる情報をまたしてもツーリングマップルで見つけたので津山手前の院庄(いんのしょう)ICで一般道へ。

【岡山県津山市】 道の駅 久米の里 Zガンダム岡山県津山市の国道181号にある道の駅 久米の里には何と「Zガンダム」が実戦配備されているではないかっ!おぉ…こいつにカミーユが乗っていたのか。ニュータイプ故の苦しみ、俺にも分かる。。。

「アムロ…時が見える」(お前には見えねぇよっ!それにシリーズ違うだろっ!!)

スーパー ラ・ムー

この後はスーパー「ラ・ムー」で晩飯の材料をお買い物。

「ラ・ムー」って菊池桃子のバンドの名前だろ!?(とにかく発想が昭和)

今宵はホルモンホルモンを焼く

今宵は何となくスタミナをつけたくなってホルモンを選択。安くて旨かったよこれ!さて、明日はSPring-8の見学だな。

20140426ルート本日のGPSログはこちら。久々に分かりやすい地図になったような(笑)

 

海と段々畑の柑橘類 ~佐田岬と夕暮れ染まる九日目編~

【愛媛県宇和島市】 道の駅 津島やすらぎの里にて

愛媛県宇和島市の道の駅になったばかりの「津島やすらぎの里」にてグットモーニング。今日も天気は良さそうだ。何となく記念式典の準備が始まりそうな雰囲気なので速攻で撤収開始(笑)

やっぱ佐田岬だろうなぁ…と思いつつ、まずは鯛飯狙いで宇和島市街へ。

【愛媛県宇和島市】 真珠会館 「朝食セット」【愛媛県宇和島市】 真珠会館 店構え

真珠会館というお店に行ってみたんだが、残念ながら鯛飯は昼から提供との事。そんな訳で普通に朝食セットを頂いたりなんかして…あえてクネクネな海岸線を進む国道378号をクネクネ走って佐田岬を目指します。

佐多岬へとにかく道中いい天気!何でもない光景なんだけれども写真の一枚も撮りたくなりますな。

愛媛県 海には船と生け簀と漁港、山には果樹園愛媛県沿岸ってのは船と生け簀と山沿いの果樹園てのがずっと続く。山裾の果樹園の多さと言ったら半端ないよこれ。

愛媛の果樹園上から見た果樹園。とにかくあらゆる斜面を果樹園にしているように思える。斜面だから果物を作っているのか、斜面しかないから果物を作っているのか…はて…

【愛媛県西予市】 大崎鼻灯台

途中、西予市の大崎鼻灯台へ。この灯台もホヤを外したランタンみたいな佇まい。それにしても南国をイメージする木や何やらがとっても多い。ここって伊豆半島みたいに南から島がやって来てくっついて出来たんだろうか?

【愛媛県西予市】 須崎観音像お次は須崎観音像。船の航海の安全祈願と犠牲者の追悼の観音様だそうな。お賽銭と共に鐘をついて韓国のフェリー事故に想いを馳せる。

「こんな場所に何故?」と仰る地元の方とちと色々話をしたり(栃木だか茨城に地元のお菓子工場が進出するらしく色々お話をしました。ちゃんぽんを名物にしようと頑張っているそうな。)なんかしたりしまして、いよいよ佐田岬半島へ突入。

【愛媛県伊方町】 道の駅 伊方きらら館から【愛媛県伊方町】 道の駅 伊方きらら館 展望台から見える伊方原子力発電所

やたらと細長い半島なので実質的に使えるのは半島を東西に貫く国道197号だけ。とは言っても交通量が少ない田舎道なのに道自体は結構立派。右の写真は道の駅の展望台から見える伊方原子力発電所。道の良さはこの発電所故かな?

原子力発電所を抱える自治体に入るととにかく道が急に立派になるってのが個人的な印象。個人的には再稼働賛成反対なんてのは正直どちらでもいい。後になって文句さえ言わなければね。

道が良くなる唯一の例外が茨城県東海村。あそこ何でなんだろうか?(謎)

【愛媛県伊方町】 道の駅 伊方きらら館 じゃこ天&じゃこカツ【愛媛県伊方町】 道の駅 伊方きらら館 名物の売店

…そんな事を思いながら名物のじゃこ天&じゃこカツにかぶり付いたりして再び出発。

佐田岬 遠く九州を望むその後もガンガン走って佐田岬に到着。相変わらず入り口でのんびり商売しているおばぁちゃんと軽くお話をして灯台へ。いや~いい場所だよなホントにここ。佐田岬灯台の海の向こうに九州が見える。

佐田岬の海海も美しい。

【愛媛県瀬戸町】 道の駅 瀬戸農業公園の柑橘類(とにかく安い!)

帰りがけに寄った道の駅 瀬戸農業公園はとにかく柑橘類が安い!規格外とは言え1キロ100円から、あんまり耳にした事の無い果物が手に入ります。

野宿ツーリング野郎的にはミックスが欲しいなぁ…(マンダリン買いました)

予讃線 下灘駅その後、青春18きっぷのポスターに使われた事のある予讃線の下灘駅で夕暮れ時を満喫したのでありました。確かに素敵な無人駅だな。

今宵の厳選素材当初、愛媛県双海町の道の駅 ふたみで寝ようと思ったんだけれども、夜間は駐車場を閉鎖しますという事らしいので回避。松山市街に向かってしまうと何かと面倒なので内陸側の道の駅 広田が今宵のねぐら。

そう言えば松山市街の外れで、何と軽自動車のおばちゃんにカマを掘られたのでありました。右折待ちしていて信号が変わったな…と思ったら後ろからゴン!

幸いこちらには何の影響も無かったんだけれども、軽自動車のボンネットには結構深めのひっかき傷が。どうやらこちらのトップケースのキャリアの下側に軽く潜り込んだらしい(汗)車両保険を使う場合、相手が居ないと面倒な事になると聞いた事があるので一応聞いてみたんだが、自分で修理するとの事だったのでお互い事故には気を付けましょうという大人な対応でその場でお別れ。

でもさぁ…頼むよおばちゃん…(汗)

ま、こちらとしては何ともなかったのですぐに忘れてプチ宴会開始(爆)

20140425ルート本日のGPSログはこちら。松山市街の北側は結構何度も来ているから、明日はそろそろ本州上陸かな?

南国土佐を後にして ~足摺岬と紫電改な八日目編~

道の駅 黒潮にて

道の駅 黒潮にてお目覚め。どうやら天気がいい一日になりそうだ。そりゃそうと…

道の駅 黒潮の野良ニワトリ何でこの道の駅、野良ニワトリがいるんだよっ!(爆)

夜中ずっと鳴いていたのはお前らか。しばらく眺めていたらエサを探しているのかそこいら中に穴を掘りまくっていた(笑)

そう言えば昨日食った四万十鶏ってもしかして…(彼らのお仲間)

赤ん坊を抱きかかえて散歩していたお兄さんとあれこれ話をしたりなんかして(この方も野宿ツーリング野郎だそうだ。何と俺のテントを見た瞬間に「アライテントはいいっすよね!」と。俺より色々詳しそう)、見所を教わったりなんかして出発。まぁ足摺岬は外せないだろうって事で国道321号を南下開始。

足摺岬 ジョン万次郎像

交通量もさほど多くなく、快適にビュンビュン走って足摺岬に到着。岬の入り口にはジョン万次郎像。高知県はとにかく幕末の偉人が多いよな。

天狗の鼻からの足摺岬灯台の眺め足摺岬灯台へは駐車場から片道徒歩20分程。まず最初に灯台手前の天狗の鼻から灯台を眺める。先っぽ自体を横から眺められるのはとっても幸せ。

足摺岬灯台
足摺岬の海

足摺岬灯台は補強の為なのかロケットの尾翼みたいなのが4面に付いているちょっと変わったデザイン。そして眼下の海がとっても美しい。

この後は佐田沈下橋に向かうべく再び国道321号を北上開始。巡る順序は逆にした方が効率は良かったかもしれないが、細かい事は気にしないという事で。

【高知県土佐清水市】 足摺黒潮市場 「うつぼのたたき定食」【高知県土佐清水市】 足摺黒潮市場 店構え

【高知県土佐清水市】 足摺黒潮市場 清水港とNC700X

途中、足摺黒潮市場では「うつぼのたたき定食」を海を眺めながらのんびりと。何だか格好いいバイクが停まってますな。

持ち主はきっと、格好いい写真を撮ろうとあの場所に停めたに違いない…(お前だよ)

佐田沈下橋四万十川の本流沿いの県道340号の川沿いを川上方面に走って佐田沈下橋へ到着。いや~懐かしいね。昔ここにモンキー(原チャリ)で初めてやって来た時は台風直撃で実際橋が沈んでたんだよな。日本最後の清流は濁りまくった濁流だった(笑)

佐田沈下橋でインターバル撮影

あの頃はデジカメなんてなかったよなぁ…等と思いつつ、おもむろにPentax Qを三脚にセットしてインターバル撮影モードに設定。撮影間隔は最小の1秒にして撮影スタート。それでは行ってきま~す。

佐田沈下橋 行き

~使用前~

佐田沈下橋 帰り

~使用後~

(違うだろっ)

ツーリングマップル中国・四国版の表紙・裏表紙W採用のオファーをお待ち致しております。

この後は国道56号と海沿いの県道7号の合わせ技で愛媛県入り。ツーリングマップルによると紫電改保存館なるものがあるらしいので行ってみますか。

【愛媛県愛南町】 紫電改保存館 海底から引き上げられた紫電改長い間海底に沈んでいた機体を引き上げたものなので保存状態自体は良いとは言えないが、紫電改の実機があるのは国内ではここだけだそうだ。

~各種解説や当時の状況などを学ぶ事になるのでありました~

このあとは愛媛県愛南町の足摺宇和海国立公園に指定されているエリアをグルッと一廻り。

天嶬鼻灯台からの景色対向車が来たらアウトな感じの狭い道を2キロ程進んで天嶬鼻へ。眺めはいい。

天嶬鼻灯台天嶬鼻灯台は非常にシンプルで、ホヤを外したランタンみたいなスタイル。

愛媛県愛南町の夕焼け

愛南町の北の外れで夕暮れを迎えまして、須ノ川公園キャンプ場に行ってみたんだがこちらは既に受け付け終了時間。泊まってしまって朝申告でもいいんだけど、10キロ先に津島やすらぎの里という日帰り温泉が。しかもなんと明日から道の駅併用になるらしい。こりゃどうにでもなるでしょうという事で更に10キロ北上。

【愛媛県宇和島市】 津島やすらぎの里【愛媛県宇和島市】 やすらぎの里 なっそアイス

当然の事ながら風呂に入りまして、風呂上がりには「どぶろく なっそアイス(アルコール分1%未満。もっと大人のアイスも希望)」を頂いて…

本日の晩飯

プチ宴会開始。そう言えばドラッグストアとスーパーがくっついた様なスーパーに行ったらポンジュースが売っていなかったのが意外だった。愛媛の方々はポンジュースを箱買いしているのかと思っていたんだが…

20140424ルートこちらは今回のGPSログ。天気がいいと距離も伸びますな。明日は佐田岬ってな感じかな?