久々の三連休…向かった先は… 「赤城の山も今宵限り…」編

【筑西市】 らーめん馬鹿 神屋「GOD-YA」 「風神麺(中盛り)」【筑西市】 らーめん馬鹿 神屋「GOD-YA」 店構え

今年は土曜日に祝日が多い関係で、かなり久々の三連休。満を持してのツーリングへ出発かと言えばそうでもなく…一応前日の夜にバイクに荷物は積み込んではいたが天気が今イチとの事なのでグダグダと酒を飲んで寝たら…

何と起きたら昼でした…あぁ…(涙)

今日は天気が悪いはずだからこのまま寝て過ごそうか?とも思ったが、昨夜の天気予報は何処へやら…何だか晴れ間も出てきているので出発する事に。明日、世界遺産への暫定リストへの登録に涌く富岡製糸場で「銀河鉄道999」絡みのイベントがある関係でそちらに是非行ってみたい事もあり、群馬県内の無料キャンプ場情報を「はちの巣」で調べてみると…赤城山のてっぺんにある県営赤城山キャンプ場ってのが良さそうだ。細かい場所までは良く分からんが、大沼をぐるっと一周すればあるんだろうしね。

そんな訳でキャンプ装備を積んだバイクで昼過ぎにようやく出発。さすがに全部下道で向かうと時間が掛かりすぎるので最寄りの日立南太田ICから常磐道に乗りまして…茨城県の西の端に位置する北関東道の桜川筑西ICまで小ワープ。

この後は国道50号をひたすら西に走りまして、茨城県と栃木県の県境間近に位置する「らーめん馬鹿 神屋」へ久々にやってきた。いわゆる「二郎系」のラーメン屋です。それにしても凄い店名だぁね(笑)

券売機の前でチャーシュー行っちゃうか!?なんて思ったりもしたが、最近小食なので「風神麺」をポチッとな。食券を店員さんに渡す時に中盛り(無料です)とニンニクOKを伝え、水を給水器からコップに注ぐんだが…

相変わらず水圧低いよね…(爆)

チロチロとしか流れない水を一杯ようやく溜めて飲み干しまして(とにかく暑いのよ…)、もう一杯溜めたコップを持って席に着く事5~6分で注文の一杯が到着。モヤシタワーが来ましたねぇ(喜)それでは毎度の事ながらスープから頂きま~す!

うん、見た目のジャンキーさとは違った醤油ベースの落ち着いたスープです。旨いっ!

ちなみに「雷神麺」てのもありまして、こちらは豚骨スープです。個人的な好みとしては風神の方が好みかな。麺は平打ちのやや縮れた太麺でして、もぐもぐ食べるタイプです。具は大量のモヤシに刻み玉ねぎにキャベツ、山のてっぺんにはニンニクと脇にチャーシューってなところですかね。見た目ほど脂っこい訳でもなく、塩辛いわけでもないので普通に楽しめます。ただニンニクを混ぜると突然強烈な味に豹変したりはしますが(笑)

さすがにスープはそれなりに残してご馳走様。いやぁ喰った喰った。

【栃木県小山市】 道の駅 思川 アイス工房カウベル 「フレッシュミルク&はとむぎ」【栃木県小山市】 道の駅 思川 アイス工房カウベル 店構え

ラーメンの後も国道50号を西に進んで栃木県入り。小山市の西のはずれにある道の駅「思川」でアイス休憩を。注文したのは「フレッシュミルク&はとむぎ」の二色盛り。この一帯は小麦や鳩麦の一大産地でして、はとむぎアイスが頂けるのはこのお店だけだそうです。

ま、暑い夏のツーリングでの風物詩といえば、やっぱりアイスとソフトクリームだ(喜)

クソ暑い最中を走っている関係で、バイク乗りはこの手のものが大好きです。だからSAとか道の駅ではいい歳をしたおっさん達がやたらとペロペロしてますが分かってやって下さいませ。しかも一度旨さを知ってしまうと、全国各地の御当地ものを見る度にペロペロしたくなるんだよね。そう言えば仕事で同僚と車で移動してた時も、SAとかに停まる度に俺がスーツ姿でペロペロやってたもんだから…あきれられた事があったなぁ…(笑)

この後は更に国道50号を西に向かいまして、佐野を過ぎ…太田を過ぎて足利へ。何となく足利学校のあたりを散歩したくなったので足利市内へ。

「鑁阿寺」日本最古の学校とされる「足利学校」は見学時間終了寸前だったので、鑁阿寺の境内を散歩。静かな時間の流れるいい場所だ。

「足利は藍染の店が多い」この界隈には藍染めのお店が沢山ありまして、お値段も手頃だったりする事に今回気が付いた。もちろんピンキリだとは思うんだが、このお店の入り口に掛かっているサイズでも2千円程。この夏、おしゃれな「すだれ」として使うと良さそうだ。

~足利散歩のあとはいよいよ群馬県入り~

赤城山の南側山麓を東西になぞる国道353号へ乗り換えて、途中「みはらしの湯」に入ろうと思ったんだが…先に晩飯の材料を買っておかないとスーパーが閉まりそうな時間帯になってしまったので渋川の近くのスーパーへまず移動。こりゃルート的に桐生近辺で買っておくべきだったなぁ(汗)

そんな訳で渋川市街のちと手前で小さなスーパーを発見したのでお買い物。小さいけれども程良い品揃えのお店でして、肉やら酒やらをお買い上げ。

一つだけのレジで前のお客さんの会計が終わるのを待っていると…俺の格好を何やら興味深げに眺めているおばちゃんに声を掛けられたのであった。

あなた…「ライダーマン」でしょっ!(爆)

若干感じた言葉の響きの違和感を俺はもちろん顔に出したりはせず、「確かに。私はいかにもライダーマンですが…何か?」的な受け答えをしていると、このおばちゃんが喋る喋る(笑)

どこから来たの?と言う問いに、毎度の事ながら「茨城県の水戸からです」と答えた所、どうやら昔、東京から「つくば」か「渋川」のどちらに終の棲家を構えるかで悩んだ方らしく、「つくばは凄い発展したでしょ。今でもあっちにしておけば良かったかなって思うのよ。それから水戸ってのは歴史のある場所でねぇ…その昔…(以下省略)」

買い物かごを提げたまんまで色々話をしまして(伺ったと言うべきか?(笑))、この近くの道はクネクネしていてバイクの事故が多いから気をつけてね(国道353号の事らしかった)と言われ、「いやぁ…どんな縁があるのか世の中分からないもんだねぇ…」なんて言われたのであった。俺もこんな所で「つくば」の話をするとは夢にも思わなかったよ。だって俺、来週つくばに泊まりがけで出掛ける予定だったりするしね(笑)

そんなこんなでスーパーで買い物をした後は再度赤城山の山麓を突っ走りまして…みはらしの湯で一っ風呂頂いた後に赤城山頂上へ。

完全に暗くなってしまっているのでキャンプ場の場所が今一良く分からなかったが…大沼を一周すると「ネイチャーストーブ」でたき火とかをしている場所は1ヶ所しか無かったので、今夜はここに投錨決定。穏やかな天候だったので1本もペグを打つ事無く手抜きな状態で晩餐開始。

「今夜の晩餐材料」それにしてもあの小さなスーパー、中々侮れない品揃えだったよな。地酒もあったしね。

それでは国定忠治の「赤城の山も今宵限り…」なんて名台詞を思い出したりなんかしながら…乾杯!

「岩塩プレート再び」「肉もやし炒めと日本酒 赤城の恵み」

久々の3連休という事で、岩塩プレートももちろん登場。冗談抜きにこれで肉焼くと何でも旨いよ。日本酒「赤城の恵」も旨かった。それにしても今日最大の収穫はあの一言だったよなぁ。俺、事ある毎に使わせて貰うよおばちゃん。

「ライダーマン」(爆)

ライダーマンって一体何なんだよ?(笑)と思いつつ、今日のGPSログはこちら。いやぁ家で寝てなくてホント良かったよ!

2012_07_14_ルート

【佐野市】 亀嘉 「チャーシューメン」

【佐野市】 亀嘉 「チャーシューメン」【佐野市】 亀嘉 店構え

久々に「佐野ラーメン」が食べたくなったので、全く帰り道でも何でもなかったが佐野へはるばるやって来た。夕方という事でお店はほとんどやっている訳だが、何故か通りがかる度に休憩時間やら定休日やらで振られ続けてきた亀嘉へ。

お蕎麦屋さんみたいに麺打ち場が外から見える場所にあるお店でして、恐らく全てのラーメンの麺が手打ちです。

久々なので何にしようかと思ったんだが…ま、ここはやっぱりチャーシューメンで決まりでしょうという事でカウンター越しに注文です。水を飲んで待っていると、あれよあれよという間に家族連れで満席に。皆さん野菜炒めとか注文してますが、メニューには無いみたいなので常連さんの裏メニューなんですかね。

そんなこんなで混み合う前の注文だった事も有り程なくチャーシューメンが到着です。それでは毎度の事ながらスープから頂きま~す。

待ってましたよ…これだよこれこれ!(喜)

鶏ガラベースの軽く濁った薄い醤油スープでして、佐野ラーメンの王道を行く直球スープです。コッテリしたラーメンよりも、最近はこういう方が素直に旨く感じるな。

ま、単に歳喰っただけなのかもしれないが…(汗)

麺はいかにも手打ちという風情の縮れ&不揃いさ。ただ、麺にコシを求める方にはちと軟らかすぎる麺かもしれませんが、そもそも佐野ラーメンて大体がこんな感じです。具はシンプルにメンマに刻みネギに当然チャーシュー(4枚)。チャーシューは薄いながらも程良く噛み応えのあるタイプでして、ペース配分を良く考えなくとも4枚もあるのでちゃんと最後の方まで残ります(笑)メンマのコリコリ感を楽しみながらズルズルとスープまで完食。

いやぁ…暖かくなってくると自然と行動範囲が広がって嬉しいですな。ご馳走様でした。また伺います!

軽井沢にライダーハウスが出来たと聞きつけて ~ライダーハウス道楽荘を訪問(大雨編)~

朝6時半過ぎに起きまして、バイクに荷物を積んでいたら降り始めてしまった。もしかしたら午前中は降らずに逃げ切れるかな?などと思っていたが、初っ端から合羽装着(涙)

昨日、温泉からライダーハウス道楽荘に戻ってきた時はすでに暗く、明日の朝にでも写真を撮ればいいやと思っていたら、雨の事が気になって写真を撮るのを完全に忘れてしまった…スミマセン。場所等の詳細はこちら「ライダーハウス道楽荘の公式ブログ」。一度辿り着ければそんなに難しい場所ではないんですが、個人的な印象としてはブログの説明写真のY路路の先一つ目の交差点を「左折しないで」軽くはまりました(汗)

当初、あわよくばビーナスラインを走ろうと思っていたんだが…佐久市で雨脚が強くなってきたので今回は断念。国道254号で東進するコースも頭に浮かんだが、あまりにも早く市街地に突入してしまうので、あえて国道299号の十石峠越えを選択。途中「藤屋」というおじいちゃんとおばあちゃんのお店の極太うどんが久々に食べたかったが、時間的にあまりにも早すぎるので今回は断念。

   

少しずつ雨の勢いが衰える中を秩父方面へさらに進みまして、確か去年満席&昼の部終了で食べ損なった小鹿野町にある安田屋前に10時に到着。開店は11時かららしいが今日は確実に食えそうな雰囲気なので、ちょっと南の方にある「両神温泉薬師の湯」(道の駅の中)でひとっ風呂頂きながら時間調整。そう言えばこちら小鹿野町はバイクで街おこしをしている珍しい場所でして、色んな場所に駐輪場完備なのがとっても嬉しい。ただまぁ…騒音と無理な追い越しに閉口している一面も確かにあるそうで、ちと複雑な気持ちでもある。そりゃそうと、はやぶさの帰還カプセルの展示したのっ!?

温泉で時間調整をした事もあり、バッチリ11時過ぎに安田屋に着いたが、平日&雨という事で先客は無し。テーブルの上でくつろいでいる飼い猫らしき猫ちゃんと一緒に出来上がりを待ちます(笑)

   

そして出来上がり。おおっ!確かにこれはジャンボトンカツが2枚。写真では分かりにくいかもしれませんが、ドンブリからはみ出すサイズのトンカツが2枚ドーンと載っています(喜)ソースカツ丼ではないのでこのまま食べるんですが、肉に着けられている味付けが絶妙で何にもつけなくっても冗談抜きに旨いです。肉自体も程良い噛み応えがあって、休日にお客さんで一杯になってしまう理由が良く分かりました。なるほど…これはいいっ!ご馳走様でした。また来ます!

安田屋で旨いドンブリを頂いた後は、文字通り土砂降りの天候に。かつての高校時代の「俺の学区(もう無いんだよね?)」を楽しむ事も出来ず…とにかく耐えながら走っていただけだったりするのが正直な所。

そんな中、「道の駅 はなぞの」では「海のジェラート」を頂きました。ずぶ濡れの俺を気遣ってくれた上、「写真撮るならもっと綺麗に盛りつけたかった~!」(どうやら融点が一般的なジェラートよりも低めらしく、2回程盛り付け直しをされていました)と言って下さったお店の方に感謝。この爽やかな塩味は、子供に食べさせるのは勿体ない気がする絶妙な味でしたよ。ま、俺みたいな「非グルメ野郎」よりも、グルメなガキンチョの方が色々分かっている可能性は否定出来ないが…(汗)

中学高校時代を過ごした熊谷市からは、お馴染みの熊谷警察署で国道407号へ乗り換えて太田からは国道50号で毎度の帰宅コースへ。実は夏場だから寒くないだろうと雨の中をメッシュのグローブ&シューズカバー無しで走った関係で、手と足がビシャビシャの1日。さすがにここまで涼しいと、寒さでスタミナを消耗するような状態になっていたので、佐野で久々に佐野ラーメンを。通し営業で便利な「おぐら屋」へやって来ました。(最初、昼の部15:00までの亀嘉へ行こうと思ったら、14:30時点で準備中になってました。残念。)

普通ならチャーシューメンで手をうつ場面ですが、体力を奪われている気がしたので「ラーメン&餃子」を。ラーメンの旨さは今回も安定しているので「旨い!」の一言で終わらせて頂きますが、宇都宮以南の地域の餃子ってのは1個1個が大きくて、宇都宮餃子とは全くの別物なんです。1個のボリュームが大きいから当然皮も厚めでして、何でここまで違うんだろう?と思わせる程。もし佐野近郊へいらした時には、ラーメンだけでなく是非餃子も食べてみて下さい。

こんな感じで18時半過ぎに無事日立の家まで辿り着きました。今回に限らず、ちょっと二日目の天候悪化が多い気がするので、何とかしたい今日この頃です(笑)

まぁ…また軽井沢に行く理由が沢山出来たんだから…良いではないかっ!(笑)