道の駅「桜島」でお目覚め。九州が出発地のお仲間の皆さんははなからテントを持たずにマットだけの完全野宿スタイル。
雨の心配が無ければ確かにテント要らないな。クソ暑いし…
今回は桜島の南側を走って大隅半島方面へ。まずは桜島の眺望スポットでもある湯之平展望台へ。南岳やら鹿児島市内が見渡せる場所なんだが…
何もかもが霞んでるよ…
昨夜九州在住の方に教わったんだが、どうやら中国大陸から飛んできているPM2.5の影響との事。あまりにも酷い状況なので写真も撮らずに大隅半島の西側をひたすら南下。申し分無く天気はいいのになぁ…
地元の車と一緒にガンガン走って10時になる前に最南端の佐多岬に到着。何故か端っこ好きなバイク野郎共が誰一人としていないという猛暑日の最南端…とにかく暑い。。。そりゃそうとみんなどこに行ってんだ?もしかして北海道とかかぁ!?
夏は男は黙って佐多岬だろっ!(実はこの人も宗谷岬に行きたかったらしい…)
久しぶりに三脚使って記念写真を撮ってみたりなんかして…駐車場ではアクエリアスを一気飲み。
もういい加減にしてくれっ!(暑さで若干おかしくなり始めている俺…)
この後のルートを全く考えていなかったので、ツーリングマップルを開いてちと検討。そうだなぁ…志布志の方に行ってみっか?そんな訳で途中錦江町からは国道448号を走って大隅半島の東側へ。
交通量の少ない快走路をひた走り、東側の海沿いに到着。内之浦方面を望む眺望スポットも霞が酷くて写真も残念な感じだなぁ…(汗)そう言えば内之浦といえば固体燃料ロケットの発射台があったよな確か。
内之浦ロケットセンター(内之浦宇宙空間観測所)にやって来た所、真っ先に目に飛び込んできたのは「打ち上げ準備中の為 関係者以外立ち入り禁止!」の札。そう言えば近々イプシロンロケットの打ち上げだったよな。こりゃ通りがかっただけでお終いか?などと思いつつ受付に行ってみた。
俺 「あの…見学出来る場所とかってありますか?」
守衛さん 「ありますあります!バイクですね?バイクで入って見学出来ますよ!イプシロンロケットの発射準備も見れますよ!もうすぐ打ち上げですからねぇ!写真撮影どこでもOK!発射台が一番良く見えるのはですねぇ…(以下省略)」
とにかくやたらとフレンドリーな守衛さんなのでありました(笑)
入場証と案内図にイプシロンロケットのパンフレット(打ち上げ予定日は手書きで修正してあった)を貰ったりなんかして打ち上げ準備完了。
こちらは施設の一番高台にある衛星ヶ丘からの内之浦ロケットセンター全景。左に写っているのが発射台。パラボラアンテナは送受信を行う関係もあって電波望遠鏡よりも造りがゴツいな。
発射台はこの辺が一番大きく見えたかな。すでにイプシロンロケットが格納されている発射台からは色々と最終調整作業をしている放送が聞こえてくる。
こちらは施設内にある日本のロケットの父「糸川英夫博士」の像と日本初の人工衛星「おおすみ」。おおすみって名前はもちろんここ大隅半島から名付けられたもの。
固体燃料ロケットの総本山という事で、付属の資料館には固体燃料ロケットに関する資料が盛りだくさん。ちなみに左の黄色っぽいのが推進剤。
液体燃料ロケット関連の展示は入り口の模型だけだったりするから見逃さないように(笑)
内之浦ロケットセンターを堪能した後は志布志湾をトレースして進んだんだが…とにかく暑い。あまりの暑さで完全にグロッキーモード突入の為、途中道の駅「大崎」で遅めの昼飯&温泉タイム。
風呂上がりに「黒豚かつ丼」を頂いて、何とか復活したのでありました。いや~助かったよ本当に…
志布志湾の南東に位置する都井岬では、今時東京でもこんなに空気汚くねぇよ…と言いたくもなる霞んだ夕暮れを眺めたりなんかして、最終的に小さなスーパーで晩飯の材料を買い込んで道の駅「南郷」で野営。
…だから毎日毎日暑すぎるんだよ九州~~~っ!(汗)