年明けの一杯目は、今までに何度も店の前を通っていたのに存在を知らなかった&混んでいたので入らなかった「らーめん食堂 日和り」へ。やっと来れたなぁ…という気分で引き戸を開けて店内へ入りますと、土間に置かれた4人掛けテーブルの椅子に腰掛けた女将さんがお出迎え。奥へどうぞと言われまして、冬場は結構面倒なライディングシューズを脱いで爪先ウインドストッパーやらを外したりして、一段高くなっている和室へお邪魔しま~す。
店の造りが完全に「民家」です(笑)
事前の情報で「たんめん」が旨いらしいので、隣の台所から顔を出しているような感じで注文を聞きに来た女将さんに「たんめん」と「餃子」をお願いすると、いかにもバイクに乗ってます的な服装の為か「どこか行ってきたの?」と聞かれたので「正月休みの最終日で鹿嶋から日立に戻る途中なんです。」とお返事を。
TVのニュースを見ながらしばらく待っていると、まずは餃子が到着。宇都宮餃子とコストパフォーマンス競争をしても負けない位の量ですなこりゃ。350円で何と8個も!期待感を胸にラー油やら何やらを小皿に用意して一口パクッ。。。
旨いっ!(喜)
皮がパリッとしている系統では無いんですが、いわゆる「自宅で市販の皮を使って作った餃子」的な食感で、個人的にイマイチ好きになれない栃木の小山で良く出てくる「厚めの皮」の餃子ではないです。良い意味で言わせて頂くと「自分の母親が家で作る餃子」と同じ系統で非常に家庭的な一品。
う~ん。こんな説明じゃ味が伝わらないよなぁ…(汗)
こうして餃子を美味しく頂いていると女将さんが顔を出しまして「日立のどこに住んでるの?」と聞かれたので満を持して一言。
「大みかですっ!」
「あらまぁ…何丁目?…(中略)…そうなの、私は3丁目に住んでたのよ。…大みかって小さい町だけど銀行多いでしょ?…(以下省略)」とまぁ、自分以外のお客さんが居なかったタイミングだった事もあり完全にローカルな会話で盛り上がります。話が落ち着いたところで「たんめん」到着。事前の情報で結構盛りがいいらしいとは聞いてたんですが、確かにこりゃぁ多いです。二郎系が垂直方向へのインパクトを与えるのに対して、この一杯は面積的なでかさが迫ってきます。それではまずスープを一口。これはいいっ!旨いです。長崎ちゃんぽんのDNAを持った塩スープとでも言いましょうか。。。
今回は珍しく表現的に「いけてる」気がするのは俺だけか?(爆)
上に乗っている野菜を食べるのにはもちろん問題は無いんですが、下に埋まっている麺を引き上げる行為はまさに二郎系と変わらず。味は結構さっぱりしているし足も伸ばせる和室だったりするので家族連れにも最適なお店だと思いますが、量に関しては他店の大盛り越えな一杯が普通に出てくるので、小食な方の場合は一言少なめにと伝えた方がいいかもしれません。
大満足な一杯を頂いて、面倒なライディングシューズを穿いたり何やらして土間へ出ますと、先程の女将さんと一緒に親父さんまでもが私と話をする体勢で待ちかまえてました(笑)
女将さんは椅子に座って、俺はお代の千円札を握りしめた状態で、親父さんに至っては延ばしたての自家製餃子の皮を…
数十枚右手に持った状態で会話スタート(爆)
大みかのローカルな話に始まり、最近の景気の話に政治の話、果ては日本という国が目指さなければならない方向の話にまで話題は脹らみまして(笑)新たにやってきたお客さんをトリガーにようやく
今日のところは散会(爆)
自分と違う年代の方と色々話を出来て、ラーメンも旨いし良く通る道沿いとなればリピート確定でしょっ!親父さん、女将さん、今後とも末永くよろしくお願いします!