2012年ツーリングシーズン開幕 ~1発目は…やっぱり犬吠埼!~

「犬吠埼灯台」

鹿嶋で旨い一杯を頂いた後は天気も良くなってきた。そんな訳で殆ど直線の爽快道路、国道124号を気分良く駆け抜けて千葉県東端に位置する犬吠埼灯台へ。ここ犬吠埼へはバイクでぶらっとやって来やすい事もあって事あるごとに結構来てますです。

ま、道中の高速道路もどきの直線道路はちょっとした「試運転」にぴったりだしねぇ(笑)

ちなみにこちらの犬吠埼、離島やら富士山山頂とかを除くと日本で最も早く初日の出が拝める地としても有名です。そう言えばインターネットのニュースで知ったんだが、この犬吠埼灯台に模したポストが出来たと言う事なので灯台の入り口に行ってみますと…

「犬吠埼灯台前の白いポスト」おぉ!これが噂の「白いポスト」ですか。台座?の部分には「郵便は世界を結ぶ」との言葉が。改めて言われてみると確かにそうかもしれないな。

 

~毎度お馴染み?ツーリング先で何故か「急性たそがれモード」へ突入~

我々人類のそれなりに長い歴史の中、直近の僅か百数十年で起きた電信から始まる情報通信革命の進化の仕方は凄まじいものがある。電信(モールス信号)による情報伝達手段が発明されて以降、電話(有線)・無線通信・海底ケーブルの発明によって…ついには大陸との通信手段までをも手に入れた。

通信技術の進歩により、良い意味で「小さくなった」はずのこの世界。この世界に生きる我々人類が選んだ道は…「第一次世界大戦」…そして「第二次世界大戦」。結局の所、光の速度に肩を並べる通信手段が存在しているだけでは駄目だった。符号化した情報自体に世界を動かす「質量」は無かったという事なのかもしれない。

戦後、通信技術はさらに進化を遂げ…通信衛星による通信網は「ケネディ暗殺」という衝撃的なニュースを映像と共に我が国日本へ伝える事でその幕を開けた。

冷戦という名の戦争はしかし、我々人類の情報通信技術を更に飛躍的に発展させてゆく。敵よりも強固なネットワークを構築する目的でスタートしたIP技術が産声を上げた。

…そして愛すべき我らが「アマチュア無線愛好家達」がギガヘルツ帯(GHz帯)が無線通信で使える事を証明(琵琶湖の対岸同士で1.2GHzの音声通信に成功したCQ誌の記事に俺は感動していたのだっ!)したあたりから更に加速度的に技術が進歩し始め…あれよあれよという間に「ポケベル」…「PHS」…そして今で言う所の携帯電話が一般的な存在になり…メールやら何やら…

「あははは!これって単にポストを白く塗っただけなんでしょ!」 (Powered by おばちゃん)

~「急性たそがれモード」…強制終了~

 

あっ…あのなぁ…。このポストは単に白いだけじゃ無いんだよ。このポストに投函した葉書の切手にはそれだけで風景印が押してもらえる素敵なポストなんだよ。潮の香りと一緒に届くといいね。

僅か数グラムとはいえ…実際の質量を伴った郵便が届けるもの…仮にそれがたった一枚の絵葉書であったとしても…ネットワーク越しに届けられる重さを持たない符号群と俺は全く違うものだと思う。だからこそ…

郵便は世界を結ぶ

(お前もしかして…CM出演とか狙ってる?)

「CB750(RC42) 走行距離19万キロ」そうそう、2012年のツーリングシーズン開幕にちょうどいい具合に君ヶ浜(犬吠埼の北側に広がる砂浜)付近にて、相棒のボロバイク「CB750(RC42)」の走行距離がめでたく19万キロに到達した。

あと1万キロ程走ると地球を5周した事になるボロバイク。ただ…さすがにお前とは今シーズンでお別れしようと思ってる。正直言って沖縄に連れて行く事だけは出来そうも無いが…

ま、今年も一緒に走ろうぜ!行き先は一緒に決めようや!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください