本来であればもっと早く起きて出掛けるつもりだったが、毎度の事ながら起きたら普段よりも遅い時間だった…(汗)今夜は泊まりとはいえ、エコホテルいわき湯本の「寝袋持参格安コース」に泊まるので、大した準備をする事もなく出発。今日の昼間の目的地は那須高原&白河の「とら食堂」。
10時ちょい前に家を出発。下道で日立市内を抜けるのは結構時間が掛かるのでいわき勿来ICまでは高速を使い、その後は国道289号で白河方面へ。紅葉のトップシーズンでも無い限り、週末でも交通量が少ない割に道路は立派で走りやすいこの一帯、もちろん今日も空いてて最高です。ま、天気がいいってのももちろんありますが。
当初、早起きして那須高原→とら食堂の順に行こうと思っていたが、白河に辿り着いたときはすでにお昼を過ぎていたので先にとら食堂へ。夏休み明けの平日という事もあって、ほとんど並ばずに入店です。この模様は別記事にて。
昼飯を食べた後は、最近行っていなかった気がする那須高原へ。甲子トンネルの手前で左折して、那須高原方面へ向かいます。今日は天気がいいのは確かだが、夏休みと紅葉シーズンに挟まれた谷間という事もあって交通量が少なくすこぶる快適。かつての有料道路「ボルケーノハイウェイ」区間も同様で、紅葉シーズンだったりすると辿り着く事自体が大変な「那須ロープウェイ」乗り場に到着。今日は天気がいいので上まで行きますか。それにしてもこのロープウェイに乗るのって何年ぶりだろうか。
眼下に素晴らしい光景を眺めながら、添乗員?のおじさんの「ゆるめ」な解説を聞きながら4分少々で山頂駅(那須岳9合目)に到着。解説によるとどうやら今年の夏の那須岳、まったくもって天候に恵まれなかったらしく…8月から今日までで晴れた日は今日を含めて僅か3日しか無かったそうな。それを聞いた我々は、もちろんテンションが上がります。
ラッキー(喜)
それから例年の紅葉のピークは10月10日頃との事。去年は社員旅行で沖縄に行っていた事もあり、紅葉のピークを過ぎた時期(しかも夕方…)に来てしまった事を思い出した。今年はここ那須高原一帯に中禅寺湖・会津磐梯山・志賀草津道路・蔵王エコーラインの紅葉は是非とも押さえたいところだが、大体どこも同じ時期に色づいてしまうのが悩ましい。
この前買ったPLフィルターの効き具合を確認しながら冒頭の写真を撮ったりなんかして、今日のところは早じまい。ここ那須高原は栃木県だが、今日の宿泊先はいわきだからねぇ…(汗)
那須岳を下りた後は、久々に「殺生石園地」へ。相変わらず灰色な風景が広がっている。
一番奥の殺生石を見学した後は、温泉神社にお参り。
国歌に歌われている「さざれ石」はこの石だとの解説だったが、この石そのものを歌っているのだろうか?それとも種類がこれだって事なのかな?
殺生石のすぐそばにある那須湯元温泉「鹿の湯」へ。ここの温泉はちょっと面白くて、41度~44度の一度刻みの湯船と46度・48度の湯船があります(男湯)。湯船の大きさは4人入るのが精一杯の正方形。写真を撮る訳にはいかないので、雰囲気は公式ホームページを参照してみて下さい。ここはお勧めです!
いいお湯を頂いた後は、いわきに向かって移動開始。国道118号・国道349号・国道49号を走りました。高速を使うほどでもないと思ったが…日が暮れるのが早くなったこともあり、気がつけば真っ暗に。おまけにいわき方面へ抜ける県道14号などが軒並み通行止めになってしまっていた関係で、思った以上に時間が掛かりまして…20時過ぎにようやく「エコホテルいわき湯本」に到着。
寝袋持参格安コースなので980円を支払いまして、かつて宴会場として使われていた34.5畳の大広間に案内される。今日は何人来るのかなぁ…と思っていたら、このプランの客は本日俺一人であることが判明。何だか今年の夏は、こういう展開が多いなぁ。しかもG1で写真を撮るのを忘れてるのも同じ(汗)
革パンを脱いで短パンに着替えた後は、ホテルの隣にあった飲み屋へ。カウンター席でサンマの刺身や焼き鳥を頂きつつ、隣の席の温泉旅館経営の女将さんと色々お話。ま、どうしたって震災関連の話になるんだが、茨城県といわき湯本の関係の深さやら旅館組合の合同浄化槽について話し合いました(笑)
ホテルに戻ってからは、セブンイレブンで買った酒を片手に革パンの手入れ。必要以上に広い部屋の中、家から持参したラナパーを革パンに塗ったりしながら夜を過ごしたのでありました。
今日のGPSログはこちら。県道14号を抜けられなかったのが痛かった。