今回鹿児島にやって来て最初に食べたのは「白熊」という名の巨大かき氷だった訳だが…落ち着いて考えるとお腹の中で溶けたらほとんどが水な訳でして、当然のごとく「鹿児島ラーメン」を頂きますか。事前調査によると、鹿児島ラーメンってのは一般的な九州ラーメンで抱くイメージとは異なる一杯らしいんだが果たしていかに。
事前にホテル周辺のラーメン店数店を印刷した地図上にマーキングして持ってきたりと、ここでも仕事では発揮したことのないマメさを見せる俺なのであった(笑)そんな「俺的盛り場マップ in 鹿児島」にメモっていた「豚とろ」というお店の前に偶然到着したので、こちらで一杯頂くことに。
さて、何にしますかねぇ…まぁよく分からない時は「左上」もしくは「店名」の一杯を頼むのがセオリーなので、メニューの左上を見ると「豚とろラーメン」なる鉄板な名前の一品がありますな。メニューの写真に「こちらの写真は半熟煮玉子付きの写真です」と書いてあったので玉子も注文。出来上がりを待ちながら、カウンター上に置かれている取り放題の大根の漬け物(かなり薄切り)をボリボリ食べててみた所…
これは旨いっ!(喜)
酸っぱさ控えめのちょっと甘めな大根の漬け物を食べながら最初に出されたお茶を頂くと、これだけで料理として完成型な気がするほど。軽くもう一掴みを小皿に取ってパクついていると注文の一杯が到着。ほぉ、これが鹿児島ラーメンって奴ですか。色合い的には豚骨スープっぽい色合いですな。それではスープから頂きま~す!
ん?スープの色は豚骨なんだが、やたらと白ゴマの風味がするぞ?(驚)
なんだか「白ゴマの風味>豚骨風味」ってな位、白ゴマの風味が強めでして鹿児島ラーメンてのはこういう物なんですかね。個人的には「ごまラーメン」てな名前で出されても納得出来る旨い味です。お次は麺へ行きますと、一般的な九州ラーメンでイメージされる細麺ではなく中細ストレートと確かにこちらも九州ラーメンの中では異端児ですが、麺の固さ的には結構軟らかめ。スープと一緒にすする感じで食べるのが旨いです。具の方はキクラゲに刻みネギに白ゴマにチャーシューとトッピングの半熟煮玉子と結構シンプル。お店自慢の豚とろチャーシューは確かに口の中でとろけて旨いっ!これはチャーシューメンにしておけば良かったかもしれないなぁ…
確かに九州ラーメンの一般的なイメージと異なる一杯でしたが、もちろん美味しく完食です!
鹿児島市の繁華街「天文館」に来る機会があったら食べてみて損は無いと思う一杯です。それに大根の漬け物も旨い。実は食後にまた食べました(笑)また機会があったらチャーシューメンを頂きたいと思います。ご馳走様でした!